実務補習を受講するまでのあれこれ

たきもです。
598016
10月1日付で中小企業診断士として登録できました。
何とか登録まで終わり、ほっとしております
官報は購入するしかできないと思っていたのですが、ここでインターネット版を見ることができます。
買う場合は、ここから販売所を確認できます。
官報に名前が載るなんて早々ないことですので、田舎の祖父に送ってみたところ、びっくりされました(笑)

今日は、ちょっと気が早いですが実務補習についてご紹介します。
口述試験を突破し二次試験に合格できても、「中小企業診断士」とは名乗れません。
合格後、3年以内に実務補習を15日以上受けるか、
診断実務に15日以上従事することにより、中小企業診断士としての登録を行うことができます。

私の場合は、
・実務従事を10日間
・9月の実務補習5日間コースを受講

で、合計15日間として申請し、登録できました。
このような、組み合わせ技もできます。
今日は、私の「実務補習を受けるまで」のあれこれを語ります。
「実務補習を受けるまで」も、思わぬ山があったのです。
実際の実務補習ってどうなん?という方は、以下先代の記事もご覧ください!
(本当は、私の体験記を書こうと思ったのですが、以下のとおり受けるまでのあれこれで一日分になってしまいました)

★実務補習を15日以上受ける
これが最もベーシックなパターンです。
が、実務補習は実際の企業へ訪問するので、平日が必ず含まれます
つまり、会社を休まなければならないのです
コースは、15日間と5日間があります。

●15日間コース
平成29年2月の日程はこちら
<メリット>
・2月〜3月に受講し、そのまま4月1日登録できる最短コース
→登録されれば、中小企業診断士と正式に名乗って仕事ができる
・班メンバーが基本は変わらないので、熱い絆ができる
7代目メンバーもこの15日コースで登録したメンバーが多いので、より深く語って頂けるでしょう。

<デメリット>
・2月実施分しかない
・2〜3月の平日、土日とくっつけて飛び飛びに休暇をとる必要がある
・2〜3月は会社の仕事もしつつ、実務補習にかなりのエネルギーを捧げる必要がある

私の場合、この「会社を休む」ことがかなりネックでした。
中小企業診断士という制度を知らない人から見ると、
「なんであの人、土日とくっつけて連休何度も取ってるの?」と思う人もいるのも事実です。
2〜3月は業務の繁忙期とも重なり、1か月に7日間も休みを飛び飛びでとるのは、無理でした。
ということで、15日コースは断念

●5日間コース
上記の理由があったので、5日間✕3回を検討しました。
2月の5日間コースは、同じ係の人と休暇日程がぶつかり、またまた断念
7〜9月に3回受講することを検討しました。

<メリット>
平日休みを分散できるので、仕事と調整がつきやすい
・1か月に1社なので、15日間コースに比べれば体力温存?できる

<デメリット>
メンバーが毎回変わる、受講が何回目かもバラバラなので、進め方について互いのコミュニケーションが重要。
(しかし、試験を突破した人たちなので、流れがつかむのにそこまで時間はかかりません
・試験は合格しているが、登録が終わるまでは「中小企業診断士」と名乗れない

で、7〜9月に3回受講することを検討し、4月に上司に相談しました。
上司は理解もあり、すんなりOKを頂けました。
が、その上の部長からこんな言葉が・・・
「3年のうちに受講すればいいんでしょう?
集中してその3か月に有給を使うと、平等性からみてよく思わない人もいるから、ちょっと考えなおしたほうが・・・

なんとなんと・・・
おっしゃるとおり、有給は時期をずらして、メンバーとも調整して取るものですから、
いくら診断士の登録のためといっても・・・と。
幸い上司やチームメンバーの理解があり、部長とも改めて相談、結果7〜9月の受講は許可頂け、
実務補習の申込日解禁日に、速攻申し込んだのでありました。

その後、知人から10日分の実務従事の案件を紹介され、
7・8月はその実務従事案件に集中するため補習はキャンセル。
(キャンセルする時期によりキャンセル料が取られますが、キャンセルもできます)
実務補習は9月だけ受講しました。
有給取得も9月だけですみましたから、職場や仕事との調整もつき、この形で一番よかったと思います。

実際、今回9月に受講した実務補習でも、昨年に合格された方も何人かいらっしゃたので
「3年以内」であればよいのです。
すでに登録し診断士として仕事をしている同期をみると、「早く登録したい」と気も焦りがちです。
しかし、登録がまだでも研究会によっては入会も可能ですし、各都道府県の協会に入会することもできます。
(入会するにあたっては、研究会や各都道府県の協会に確認しましょう)
よって、それぞれの職場や仕事の事情で、無理のない受講スケジュールを組む必要があると思います。

次回は、実務従事についてご紹介します。
たきもでした。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です