Nicoの実務補習レポ(後半)

皆様、こんにちは!Nicoです

前回から引き続き、
診断士合格後の実務補習について書かせていただきます

実は直近まで15日間の実務補習を行っておりまして、
3月9日(月)に修了し、正式に中小企業診断士として登録することになりました
そして、4月以降のどこかのタイミングで官報に自分の名前が記載されることになります

さて、この15日間コース(実質40日間)の実務補習を終えた感想ですが、
徹夜での報告書作成作業などもあり、体力的にはとてもハードでしたが
めちゃくちゃ面白かったです
中小企業の現場を知ることができた

大企業(あくまで会社法上の区分)に勤務する私にとっては、
中小企業の現場は衝撃的なものでした

私自身の診断先は製造業、飲食業、小売業の3社でしたが、
どの企業も、売上低迷、金融難、販路・集客不足、事業承継、
人材不足、大手競合の台頭、等々の多くの問題を抱えていました

最初に、経営者へのヒアリングを実施するのですが、
経営者一人で山積した問題を抱えていて、整理できていないケースが多くありました

そのような問題の中でも今日まで事業を継続できているのには理由があり、
キラリと光る強みはどの企業にもありました

その強みをうまく引き出し、外部環境の機会に当てていくことが課題になります二次試験の解答ロジックと同じですね

上記のように、二次試験の事例でしか見たことのなかったことが、
まさしく実際の現場では起こっていました

 

診断士としての心構えを学ぶことができた

経営者へのヒアリングの後は、
基本的には指導員の先生とチームメンバーで提案内容の検討に入ります

これはとある先生に教えて頂いた金言で、

「私たちは経営の知識はあっても、その業界内では素人なのだから、
 まずはこれまで事業を存続させてきた背景をしっかり理解すること。
 相手を理解した上で提案しないと、相手の心には響かない提案になる。」

相手の土俵に立つ上で、まず最初に経営者の思いや考えを理解すること
(もしくは理解しようと努力すること)が重要とのこと

言葉では簡単ですが、実際にやってみると難しいです…
私にとっては、一番有難かったアドバイスでした

また、二次試験でも「経営者の思いは必ず回答に盛り込む」のは鉄板
であり、 現場と試験で通ずる部分はあるなと思いました

 

チームメンバーのノウハウを吸収できた

私の所属したチームのメンバーは
業種業界の違う、多様な価値観を持つメンバーでした

提案内容の検討段階で、メンバーと議論するのですが、
ロジックの展開の仕方など、大いに学ぶ箇所がありました
また、私自身が不慣れな、報告書の作成手法やプレゼン手法なども
メンバーに教えてもらい、ノウハウを吸収できたことは大きいです

ちなみに、15日間コースで同じ時間を共有したのもあって、
このメンバーとは非常に良い関係を維持できています
(実務補習は15日間コースをおススメします

まだまだ言いたいことはありますが、ここまでにします!

いかがでしたでしょうか?

私自身、受験生時代は「診断士試験に合格したい!」という思いが先行し、
合格後のことはあまり考えたことがありませんでした
合格後に思ったことは、自分の生活の一部に「診断士」の活動が加わる
ということです。
負荷はかかりますが、自分の意思次第で、様々なチャレンジができる資格
だと言えます

今、診断士試験合格を目指されている皆様に向けて、
少しでも合格後のイメージを持っていただき、
モチベーションのアップ
に繋がればと思います

今年こそ合格して、診断士ライフを楽しみましょう

以上、Nicoでした!

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