1年目の私と同じ、「タナボタ合格者」なあなたへ。
こんにちは、今日も元気にKKD、手相観診断士のかおりんです。
H28 1次試験の結果、公式発表がでましたね。
改めて、1次突破した方、おめでとうございます。その勢いで2次まで突破しきってください。
残念ながら、今年涙をのんだ方。「負けたことがあるというのがいつか大きな財産になる」はず。財産にするために、来年こそは合格の扉を開いてください。あらためて、全力で応援します。
余談ですが、今年は1次合格者が少ない分、2次の合格率があがるのでしょうか・・・。今回の合格基準の柔軟化で、診断士試験は絶対評価ではなく相対評価の競争試験だということが明確になりましたよね。
自己採点でおおよその合否は見えていたものの、正式な発表や、実際に自分に合格通知が届くまではおちつかなかったのでは。今年合格通知を手にした方の中には、合格基準の柔軟化があったことで、いわゆる「タナボタ合格」された方もいらっしゃるはず。今日は、そんな方向けの記事です。
振り返れば、私も1年目の1次試験では、財務の没問のおかげで「タナボタ合格」でした。(イラストはあんころもち・笑)
いいのです、タナボタ上等。
何点だろうと、運営機関が提示した合格基準を上回っていれば合格。
それ以上でもそれ以下でもありません。
しかし、このタイプで合格された方は、自己採点で合格が見えた方よりスタートが遅れがちなのが問題。相対評価の、競争試験なのに。私は完全に不合格のつもりで燃え尽きていた(=何もしていなかった)ため、結果を見てあわてて2次対策を始めたのを覚えています。結果、1年目の二次論述は不合格。
一方、その数年前にも合格基準の弾力化があった時に1次で「タナボタ合格」し、無事その年に2次まで突破された先輩もいらっしゃいます。
同じタナボタ合格でも、2次(論述)の合否を分けたものは何でしょうか?
二次をすんなり突破できた人は、業務知識が豊富だった?
いえいえ、持っている専門知識は、その方と私は同じSE職だったので大差ありません。
あくまで類推ですが、違いが2つあります。
1)財務の得手・不得手
私は圧倒的に財務が苦手ですが、二次試験を突破した方は財務が得意な方でした。
1次試験の学習で財務に時間をきちんと割いて、確実に得点できるように鍛錬することは、2次にも役立つ好例ですね。(自分は棚上げ)
2)学習方法に関する迷いの有無
当時の私は、「2次の勉強方法迷子」でした。勉強会にいらっしゃる先輩方のやり方をそのまま鵜呑みにする→イマイチ自分にフィットしない方法をやり続けて得点できず、自分の能力不足だけが原因と考える→ドツボにハマる、という負のスパイラルにいました。みなさんのように一発道場を熟読できていませんでしたので、2次試験の本質がつかめないままじたばたしていたように思います。その頃は、予備校の先生がおっしゃる「合格までの道のりは人それぞれ」が全く実感できていませんでした。
一方、合格された方は自分のスタイルをある程度持たれていたそうです。
タナボタ合格のあなた。
今からでも遅くはありません。
自分なりの「2次の解き方」スタイルを確立し、無事今年合格してくださいね!
自分なりのスタイルを確立するのに参考になる過去記事はこちら
【全事例】解答プロセスを確立することの重要性 by とり
【二次試験】ファイナルペーパーってやっぱり大事かもbyぽらーの
※この時期からのスタートなら、ファイナルペーパー作りながら知識を整理するのもおススメ
などなど、紹介しきれないほど良記事がありますのでチェックしてみてください。タイトルを見て、ピンときたものがきっと今あなたに必要な情報です(^ ^)
今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ☆
ほな!
かおりん