80分で合格答案を書くために何をすべきか?~その1~

おはようございます。フェイマオです

9月に入り、いよいよ来週6日の火曜日は1次試験合格発表日ですね
自己採点を終えて1次試験突破を確信した方がいる一方で、ご自身で記入したマークミスを心配し、心が落ち着かない方もいらっしゃるかと思います。

でも、過ぎた事を悩んだり、心配したところで、火曜日に出てくる結果は変わりません
特に今年始めて2次試験を受けられる方にとっては、来月23日の2次試験本番まで残された日数も少ないですので、1次試験の結果を心配する労力を使うのであれば、『合格しているはず!』と気持ちを切り替えて、ぜひ2次試験対策に集中してください

さて、既に2次試験対策を進められてる皆さんの今の進捗状況はいかがでしょうか?

『時間内に解き終わらない・・・』
『解答用紙に何を書いていいのかわからない・・・』
『解答プロセスって何だろう・・・』

実は、初めて2次試験対策を進めた私は、当時こんな状況でした。
仕事を終え疲れた身体で帰宅し自宅近くのマックに行き、そこから80分で過去問に取り組むものの、解答用紙も埋められず・・・。
さらにその頃には疲労もピークとなり、解説をそこそこ読んで“分かった気になって”帰宅の途に着く。
そして復習もあまりせず、次の日には別の過去問に手を付ける・・・。

1年目の私は、こうした状況が続いており勉強時間を費やしても手ごたえを感じられず焦りだけが増長してくる…という日々を過ごしていました

それまで勉強を続けて手ごたえを感じていた1次試験とは大きく異なり、掴みどころのない2次試験に対してどのように勉強を進めていったらいいか悩んでいました

色々なブログを読んで、合格者のやり方を真似てはみたものの、情報を集め過ぎたが故にそれが禍し、結果的に「どの方法を取り入れるのか?」悩みのタネが増えてしまい、むしろ逆効果に・・・

 

どうでしょうか?
今、ブログを読んでいる読者の方の中にも、当時の私と同じような思いの方もいらっしゃるかと思います。

今日は、こうした2次試験対策に翻弄されている方々に向けて、参考になればと思い記事を書かせて頂きます


では、いきなりですが皆さんに1つ質問です。

事例は何分で解かなければならないでしょうか?

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もし、上記のような悩みを抱えていらっしゃる方で、「80分」と答えた方は、事例の取り組み方を変えて頂いても良いかもしれません

ご存知の通り、事例問題では解答に要求される文字の総数は500字~700字前後です。
よほど書くのが早い方でない限り、恐らく「書く時間」として30分~40分はかかると思います。
しかも、この書く時間は“考えずに”書く時間です。
考えながら500字~700字の文字数を書くとなると、とても30~40分では難しでしょう。

つまり、事例を解く時間は「書く時間」を除いた40分~50分しかありません。
その時間内で、『考えずに答案を仕上げられるだけの下地』を作る必要があります。

私フェイマオは個人的には、この『下地』(=所謂 “解答骨子” と呼ばれるもの)をしっかりと作れることが、2次試験合格のために一番重要なのではないかと思っています。

私自身、2回目の2次試験対策ではこの『下地』(=解答骨子)をつくる勉強だけを続け、予備校の答練や模試を除いては答案用紙に解答を書く事は一切していませんでした

つまり、『下地』がきちんと作れれば、あとは考えずに解答用紙を埋めることができるため、わざわざ時間をかけて答案を作る必要はありませんでしたので、平日の仕事後の限られた時間でも過去問1事例を45分で解き(和宅の場合は解答を書く時間が35分だったため)その後30~35分程度で下地(=解答骨子)を作る過程の見直しを行いましたので、80分程度で1つの事例を解いて復習まで行うことができました。
※特に既に2次試験を受けた事のある方は、この方法の方が良いのではないでしょうか?と個人的には思っています


では、『下地』(=解答骨子)とはどのようなものか?
ちょっと、お恥ずかしいですが私が受験生時代に使っていたノート・過去問を掲載します。

こちらは、模試を受けた後に復習のために、下地(=解答骨子)を作る練習のノートです。

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こちらは実際に過去問を使って、下地(=解答骨子)を作る練習をしていた画像になります。
※下地のため、字が汚いのはご勘弁を・・・

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下地(=解答骨子)のイメージを掴んで頂ければと思います。
下地(=解答骨子)の作り方について、また次回

To be continued・・・

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80分で合格答案を書くために何をすべきか?~その1~”へ1件のコメント

  1. たこ より:

    いつも参考にさせていただいています。

    一次試験後始めた二次試験の勉強。
    このひと月は、時間の制限を設けず、
    とにかくしっかり問題を読み、考え、書くことで、
    試験の形式に慣れることを重視していましたが、
    先日の模試でタイムマネジメントの重要さを痛感しました。

    解答作成プロセスの再考に際して、とても参考になります。
    解答骨子の作り方の記事も楽しみにしております!
    よろしくお願いします。

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