【渾身】運営管理知識を学習へ繋げる
乗り越え壁は自分を守る盾となる
おはようございます。こばです。最近、ニュースは見てますか?勉強でそれどころではないという方もいると思いますが、経営法務は時事ネタが好き。今年の経営法務で問われそうな時事ネタが最近ありましたので要チェックです。代表取締役の不信任案あたりが怪しい。
そして、今日は一次試験まではちょうど50日。
これからは毎日自分でカウントダウン
なぜカウントダウンを行うのか
自分に適度なプレッシャーをかけるため
するとどうなるのか
適度なプレッシャーは集中力を高め、勉強効率を向上させる。
さらに一次知識応用させると、より勉強の質を高めることが可能。運営管理の知識をもとにこれからやるべきことを明確にする。まず、生産管理の定義から確認。
■生産管理の定義■
・所定の品質・原価・納期で生産するため、またはQCDを最適化を図るため、人、物、金、情報を駆使して、重要予測、生産計画、生産実施、生産統制を行う手続きおよびその活動である。
生産管理に求められることは、QCDの最適化。
これから診断士試験一次試験までに求められるQCDを確認する。
□QCD□
Q(品質):求められる得点、知識レベル
7科目420点以上、40点未満なし
しかし実質的に申込者ベースで上位15%
D(納期):試験までの日数
残り50日、みな平等
C(コスト):学習コスト
例:50日 × 3時間 = 150時間
残り50日までに正しい品質に持って行くことが求められる。
納期は不変だが、実務と違いコストはカケホウダイ。
いくら勉強しても、上司には怒られない。
試験勉強においてはQDCの順番。
生産形態もチェック
□生産形態□
生産形態は大きく2つに分かれる。受注生産と見込生産。
■受注生産
・顧客が定めた使用の製品を生産者が生産する形態。
つまり、顧客の注文に応じて設計し、製造、出荷と進める生産形態である。
受注生産の経営課題
●生産リードタイムの短縮
●受注の平準化
■見込生産
・生産者が市場の需要を見越して企画・設計した製品を生産し、不特定な顧客を対象として市場に製品を出荷する形態。
つまり、受注の前に生産を行い、在庫を保有して顧客の注文に応じて販売する生産形態である。
見込生産の経営課題
●需要予測と生産計画に応じた柔軟な生産体制の確立
試験問題がわからない診断士試験は見込生産にあたる。全ての試験で基本的に試験問題はわかりませんが・・・
作問者の気持ちを忖度し出題予想を行い、作問者のニーズに応えるための知識のストックを蓄えることが課題となる。
見込生産である以上
一カ月先に行うことを今当たり前に200%やることができるかどうかで合格所要年数は変わる。
生産管理に言い訳はない。
今から本気出す! =遠吠え
ボクはやれば出来る! =言い訳
ラストスパート追い込み勝負! =負け惜しみ
こんな言い訳は論外、生産管理ができていない証拠。
生産活動全体で納期短縮が大きなテーマになっている。
納期を短縮するためには、生産性の向上が重要となる。
□生産性□
生産性とは投入量と産出量の比率。
投入量に対して産出量の割合が大きいほど生産性が高くなる。
残り日数が限られて来たからこそ、意識すべきことはこの勉強で得点が何点UPするか。
得点がUPするためには、暗記・体得できていない論点を学習し自分のものにすること。
生産性、効率を上げる方法は様々ではあるが、代表的なものとしてECRSがある。
■E:排除(なくせないか)
■C:結合(いっしょにできないか)
■R:交換(じゅんばんを変えれないか)
■S:簡素化(かんそかできないか)
これを今後の学習方法に当てはめ、生産性の向上を図る。
■E:稚拙論点の排除■
今年の試験に出ない論点の学習を排除。
試験に出るところだけを勉強する。毎年、問い方を変えて出題されている内容が重要論点。
今後、同じようなケース問題は基本出ない。問題の捻り方を確認したら、バッサリ切る。
■C:情報の一元化■
ポケテキ師匠に過去問、答練、模試で問われた重要論点のポイントを書き込む。
苦手、曖昧論点には付箋を貼るなどし、試験直前に高速で回転学習ができるツールを作成する。
■R:朝型の勉強に切替■
試験は朝10時から。さらに朝一科目はあえて難しくしている。
そのため、朝10時に脳のスイッチが入るための体制づくりが必須。
自分は夜型という人も、これからの土日は朝早く起きる練習をし、試験本番に備えること。
■S:一言メモ■
テキストに書かれている複雑化された文章を自分の理解しやすい言葉に簡素化する。
図で視覚的に簡素化しても理解は深まる。くだらないほど、イメージは残りやすい。
□品質管理□
模試を本番として受けて、品質チェック。
■設計品質(ねらいの品質)420点以上
・製造の目標として狙った品質
■製造品質(できばえの品質、適合の品質)
・設計品質を狙って製造した製品の実際の品質
運営テキストには掲載されていないが、個人的にはねらいの品質とできばえの品質の予実差異分析が大事であると考えている。この部分は財務会計の論点で学習。
□設備管理□
診断士試験における設備管理とは記憶管理。
■設備保全
・設備性能を維持するために、設備の劣化防止、劣化測定及び劣化回復の諸機能を担う、日常的又は定期的な計画、点検、検査、調整、整備、修理、取替えなどの諸活動
設備保全とはエビングハウスの忘却曲線との闘い。
(U2の記事参照)
今、覚えていても1か月後には約8割のことを忘れている。
費用対効果が高い保全活動を行い記憶の早期回復を図る。
覚えることを明確にしておいて、直前期までしっかり忘れる。
つまり、事後保全で対応で記憶を早期回復させる。
■事後保全
・設備に故障が発見された段階で、その故障を取り除く方式の保全
忘れたら覚えなおせば良いだけ。
故障を素早く取り除く仕組み作りが必須。
では、まとめ。
・診断士試験で求められるQCDは残り50日で上位15%に入ること。
・診断士試験は見込生産。需要予測である出題予想が合格への切り札。
・模試で420点以上を獲得し、適正な品質であることを確認する。
・忘れたら覚えなおせば良いだけ。
byこば
この時期、少々、焦り気味でしたが、大変参考になりました。また、非常に勇気づけられました。有難うございました。以上
オーマイ様
コメントありがとうございます。
この時期に焦る気持ちわかります。
焦らないようにする必要はなく、その焦りが必死に勉強する原動力になると思います。
焦るときこそ、勉強です。