記憶をとどめる仕組み作り

今週末は、T○Cストレートコースでは情報システムの養成答練ですね
根っから文系である私にとって、情報システムは「ムムムっ!」の連続。
なにより、そのローマ字の多さに、言葉を失ったこともしばしば…。

しかし、道場で既に書かれているゴロ合わせや、串刺し暗記述道場マイベスト記事を参考に勉強した結果。
ふたを開けてみると、一次試験本試験を含め予備校の答練など、一度も70点を下回ることない「得点源の科目」となりました。

本日は、この科目を「得点源」とするための下地作り。
「記憶をとどめる仕組み作り」について書きたいと思います。

◆超短期型暗記法からの脱却◆

私の中学高校時代は、超短期集中型。
いわゆる一夜漬け人間でした。

中長期を通してコツコツと勉強をすることができなかったのです。
勉強よりも楽しいバンド活動があったので、つい楽な方へと…。

そして、超短期型になっていたもうひとつ理由に、
一生懸命勉強したものが、何もしなければ一週間後にはスッカラカン。
あの努力は何だったのか!
そんなセンチメンタルな気分になるのが嫌で、ギリギリまでやらない。
という結論に至りました。

このような記憶力低下に関する有名な理論が、エビングハウスの忘却曲線なるものですね。

しかし、診断士の試験はほぼ1年間という長丁場。
しかも、勉強する科目は増えていくばかり…。
さらには膨大な範囲の広さ。
これは効率よく勉強しなければ、合格は難しいと実感しました。

逆にいえば、「記憶をとどめる仕組み作り」が出来さえすれば、
合格は射程距離内!と思うようになりました。

◆睡眠時間を有効活用◆

先日ハーンのこの記事にあやかりまして、
「未開の領域について考える2」として、続きたいと思います。

この図の中で、仕事の次にまとまった時間を取っているのは?
そう「睡眠時間」ですね。

一般的に睡眠時間を6時間とした場合、一日の1/4を占めているわけです。
この時間を有効に使えたら、、、。
誰もが一度は考えることだと思います。

私もその中の一人でして、試行錯誤をしておりました。
そんな中、衝撃的な言葉と出会いました。

「寝る前の勉強は中途半端にやれ」

これは、『脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める』
(築山節著/生活人新書)の一節です。

脳科学者である著者の立場から、睡眠中に起きる脳内活動について様々な角度から書かれていました。
その中でも興味深い内容が2つありました。

①脳の疲労も筋肉と同様、休息することで回復すること。
→睡眠時間は絶対必要。大義名分を得た気分になりました
②寝ている時は外部からの情報が遮断されるため、脳内で情報が整理(必要・不要)されること。
→寝る前に情報を無理に整理しなくても、寝ている時に自動的に整理してくれる。「そういうもんか」と、なんだか心がとても軽くなりました

つまり、「睡眠中の整理力を活かすことで、暗記が定着する」のです。

逆にいえば、

夜更かしをして思考を整理しようとする → 睡眠時間が減少 → 脳内での整理時間も減少 → 長期的には効率低下。

となるわけです。

この忘却曲線と、睡眠時間における脳の活用を踏まえて、勉強方法を組み立てました。

◆記憶をとどめる勉強方法◆

①就寝前と起床後に必ず毎日行っていたこと

  • T○Cポケットテキストをざーっと毎日読み流す。
  • それも、一日朝晩15分程度ずつ。

じっくり読み込むわけではなく、あくまで流し読みです。

これを、一週間~10日で1回転できる配分で、曜日ごとにページ数を割り振りました。

ただし、毎日じっくり読み込むと時間通りいかない時があります。
そうすると一気に気持ちが萎えてきますので、軽くでイイんです。

就寝前は横になりながら。
起床後は、コーヒーを飲みながら、よく読んでました。
続けることが大事です

②そうは言っても読む際の強弱を意識
読み流して良い部分と、そうでない部分の2パターンにわけてました。

・苦手論点を集中攻略(
→ 苦手論点は毎日、就寝前と起床後に見ていった結果、1週間で効果はかなり出ました。

(個人差がありますのでその点何卒ご了承ください。

これは、別枠でさらに10~15分ほど追加して行いました。
そして、苦手論点を卒業すれば、晴れて1週間に一度組へ昇格

・得意論点の忘却防止戦略(
→ 先ほどの毎日15分ずつ。自分で続けられるペースで。
ただし、範囲を7日~10日に1回転しないと、、、忘れますのでご注意を。

③スピ問や答練などで間違えた個所をブラシュアップ

ポケットテキストでインプット → スピ問や答練などでアウトプット → 間違えたところをポケットテキストに書きこみ、さらにインプット → 毎日15分見返す → スピ問や答練など解く → 繰り返す…続く

ちなみに、この方法の応用として、一度解いた問題の解き直すタイミングもだいたい決めていました。

①【1回転目】初めて問題を解いた日。
②【2回転目】翌日に間違えたところを中心に解き直す。
③【3回転目】一週間後にもう一度解解き直す。

このサイクルをベースにして、強弱付けていった結果、比較的安定した成績を取れるようになりました。

他にも道場では忘れにく記憶法などたくさんの参考事例があります。

暗記方法を確立し、さらさらと覚えたことを自然に言える自分に

経営法務に入る前。
もし宜しければ、一度お試しあれ

今日の四字熟語:「平滑流暢(へいかつりゅうちょう)
意味 なめらかで、よどみがないさま。▽「平滑」は平らでなめらかなさま。「流暢」は水などが滞ることなく流れるように、言葉がすらすら出て、よどみのないさま。

では、今日も元気で
U2でした

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