~捲土重来 その2~ 壁の向こうに見えたもの

時が経つのは早いもので、今年も既に“6分の1”が終わろうとしてますね
こんにちは、フェイマオ@7代目です

前回の記事では、ようやく2次試験リベンジに向けて、やる気が高まってきたところで“悩み”が出てきたお話をさせて頂きました。

今回2回目は、『2次リベンジに燃える私に立ちはだかった悩み(壁)』の続きからお話させて頂きます。
特に、昨年初めて2次試験を受けられ、今年再挑戦される方の中には、昨年の私と同じような悩みを抱えていらっしゃる方も方もいらっしゃるかと思いますので、宜しければ最後までお付き合いくださいませ


■リベンジに燃える2次再チャレンジ時に立ちはだかった壁とは?
2月半ば以降、気持ちも立て直し 『2次試験合格』に向けて奮い立った矢先に、ふと疑問が湧いてきました。
『今から過去問を解いていたら、2次本番までに答えも覚えちゃうし、直前でやる事なくなっちゃうんじゃないか??』
実は、お恥ずかしい話ですが最初の2次試験の時は、通っていた予備校の模試や答練の復習に追われてしまい、過去問を2年分を各事例1回しか解けずに本試験に臨んでしまったため、過去問分析たるものを殆どできていませんでした

よって、面と向かって過去問の事例に取り組もうした2年目に、こうした疑問が出てきたのです。
事例Ⅳに関しては、1日1題解くことを日課にしていましたので特に困る事は無かったのですが、事例Ⅰ~Ⅲに関しては、『過去問を回転させると、事例企業の特徴も設問も解答も覚えてしまい、本番である初見の事例問題の対策にならないのではないか?』と考えてしまい、結果的に何をしたらいいのか分からなくなってしまったのです
そのため当初は、通学していた予備校の事例問題の復習(再答案作成)以外は事例Ⅰ~Ⅲの対策は全くしてませんでした。

とはいえ、過去問分析も何もやらずしてこのまま過ごすのもいかがなものかと思い、悶々と過ごしていました。
そこで、受験生時代にお世話になっていた当道場ブログから過去記事を探し出し、ひろいんのこちらの記事を見つけました。


■過去記事を参考に取り組んだ事とは?
過去記事から、過去問分析たるもの『設問要求解釈』を最優先すべし との記事を参考に、平成13年度~平成26年度の事例Ⅰ~Ⅲまでの過去問から、設問のみをExcelに打ち込む作業を続けました。
ただ黙々と、過去問の設問文を打ち続けているのは、正直骨が折れる作業でしたが、過去問分析として事例Ⅰ~Ⅲの対策をしなければならない焦燥感に駆られていた私にとっては少しは気休めとなる作業でした。
左側に設問を、右側に解答欄を設けて記載したのが、こちらです。
スクリーンショット 2016-02-25 20.07.43

右側の欄については、通学していた予備校の模範解答を、これまた平成13年度~平成26年度の解答をひたすら打ち込んでいきました
※これは、“ふぞろい~”などからご自身の気に入った再現答案を打ち込んでも良いと思います。

この作業は土日を2日丸々かけても終わらず、平日も作業を続けましたが・・・
そして、表に設問、裏に解答となるよう1事例が年度ごとに収まるようにプリントアウトをして、提携できるようにしました。

※2次試験に専念される方で、今の時期のように、ある程度時間にゆとりのある時にやっておかれた方が良いかと思います私は平成13年分から遡って作りましたが、直近の5年間でも十分だと思います。ストレート合格を目指される方で、1次試験の勉強にゆとりのある方は、気晴らしにやってみるのもありかと思います。


■どのように使ったのか?
事例の設問と解答のみをファイルしたものを、通勤時間や移動時間等のスキマ時間に活用する事にしました。
自分が行ったやり方としては、
①まずは、設問のみを読んで問われている内容(方向性=分析or診断)を考える
※この時期は制約条件など細かい事を気にせず、環境分析?助言?程度で軽く流してました。
②ページをめくり、解答を眺める
③再度、設問のページに戻り、設問を読む。
④次の設問に行き、①~③を行う。

※実際に事例文を読んだり、設問の細かい要求解釈を行うようになったのは、7月以降からですが、こうしたスキマ時間を使った『設問&解答のナナメ読み』を行う事で、昨年には気付けなかった事が分かってきました。


■スキマ時間の『設問&解答のナナメ読み』の効果とは?
こうした中で、自分の中で分かってきた事として、
文字数に応じた解答の構成要素
例)80字の場合には、【原因】+【対策】。120字の場合には、【原因】+【対策】+【効果】で文章を構成

キーワードや語句の使い方(特に文章の帰結の部分)
例)“問題点は、〇〇などによる収益力の低下である。対策として~を行い、収益力の向上を図る
※赤字のところが帰結の部分です。

そして、これが昨年の自分が最も不足していた部分だったと思いますが、“目指すべき答案とは事例文を読まなくても、解答だけで事例企業の特徴がなんとなく分かる”という事です。

今思うと、解答を先に眺める事で、目指すべきゴールが見えてきた事が、2次試験合格に大きく近づく事になった要因だと考えてます。

2次試験は、1次試験以上に勉強の仕方が多種多様だと思います。
特に、私のように普段から文章を書く機会がない者にとっては、『読みやすい文章』を自分の中で体感できた大きな一歩だったと考えてます。

正直私も2次試験の勉強方法は、試行錯誤の連続でしたが、今の時期にやってよかったと思える方法をご紹介させて頂きました。
他にもいろいろな失敗談や事例毎の細かいノウハウもお伝えしたいのですが、それはまたの機会に

To be continued・・・

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