なぜ”中小企業診断士”という資格を選んだのか?

こんにちは、7代目執筆担当のとりです。
寒暖の変化が大きく、インフルエンザも流行ってますよね。みなさまも体調管理には十分ご留意ください。

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メンバー紹介にもあったとおり、7代目は8名の少数精鋭(とりを除き)なので、早くも2回目の投稿、なかなか手応えある執筆だなぁ~ 、みんないい記事書くなぁ~、と戦々恐々としております。

学習方法や試験攻略といったノウハウもお伝えしたいtopicなのですが、もう少し、とりがどうして診断士にチャレンジしたかについて、お伝えしたいと思います。
前回は、とりが一念発起したいきさつを書きましたが、今回は”なぜ中小企業診断士という資格を選んだのか?”について書かせていただきます。


前回書いたような志から診断士を目指したわけですが、数ある資格のなかから、これもまた大いに悩んで診断士を選択しているのです。
ってたいそうなことを言いましたが、資格選択にあたってはけっこう現実的でした。
ちなみに、とりの合格体験記では資格選択にあたって、こう書きました。

①国家資格であり社会的ニーズが高く魅力ある資格であること
②受験資格のハードルがなく独学で取得できそうなこと
③自身の知識や経験を活用できる領域があること(得意科目がそれです)

これらを満たしたのが中小企業診断士だったわけです。①は言わずもがな、②と③についてはかなり試行錯誤してきましたので、そこを少し掘り下げてみますね。

ノートとボールペン

自身のコアコンピタンスを確立するっていっても、はて?今の自分に何ができるだろう?と、いろいろと自問自答してみました。診断士的には基本中の基本、、自分自身のSWOT分析なのかもしれませんが、これまでのとりの経験を振り返ると、

①20年近くずっと営業職、企画は営業の片手間にちょっとかじった程度。財務会計、人事、生産は、知識・経験ともにほぼ無し。
②前職では、流通業、製造業、卸売業、サービス業、外食産業との接点が多かった。中小企業ともそれなりに接していた。
③現職では、業種は多岐にわたって接するが、間接販売が主体で直接のコンタクトはIT関連企業が多い。IT知識は浅いけど、一定レベルで習得している。
法学部出身。大学での試験は、ほぼすべてが論述だった。
⑤難易度の高低とわず、資格試験の経験なし

といったところでした。
そこからつながる資格を模索すると、、

営業系資格… ストレートに考えるとマッチする資格はないことに気付く。
IT系資格… とりは文系出身、繰り返しますがIT知識は果てしなく浅く、IT業界に骨をうずめる考えも毛頭なかったので、この路線もなし。
法律系資格… 法学部出身とはいえ、大学卒業以来まともな勉強などしたことがな、目につくのは超難易度の資格ばかりで断念。
会計系資格… 予備知識も経験も皆無。選択の余地なし。

資格につながる経験してこなかったんだなぁと、また不甲斐なさを感じつつ、それでも何かないか、乏しい経験がどこかに繋がらないか、と思いめぐらせ、書店の資格関連書籍の売場を眺めていたところで、中小企業診断士のテキストに行き着きました。そういえば、誰かが「この資格は今後有望だぞ」と言っていた記憶も蘇って、テキストをちょっと立ち読みしてみました。あまりしっかり覚えていませんが、たぶん経済学のテキストを見たのか、「こんなのできない」と初めはすぐに諦めたような気がします。

とはいえ、やっぱり多少背伸びをしてでもチャレンジしないことには始まらない、と言い聞かせつつ、今の自分に本当にやり抜けるかどうか、いくつか調べてみました。

詳しくは別の機会にお伝えしますが、独学が前提でしたので、こんな合格率5%しかない難関試験、独学でできるものなのかを情報収集しました。やはり、受験校の通学、通信で対策する人が大半、ということが分かったものの、一方で、数少ない情報のなか独学で合格した人の個人ブログをみつけ、その方が様々な制約を乗り越えて合格を勝ち取ったエピソードを見て、「このやり方ならできそう」と感触を得ました。また、たとえ半ばで挫折したとしても、学習して得られるものは必ずビジネスに役立つ、自分も成長できる、といったことを読み取れたこともとりを後押ししたのだと思います。

あとは1次試験科目を見て考察し、

①経済学:時間を掛ければ…
②財務会計:時間を掛ければ…
③企業経営理論:おもしろそう
④運営管理:前職の知識を活かせそう
⑤経営法務:法学部だったし…
⑥経営情報システム:腐ってもIT業界にいるし…
⑦中小企業経営・中小企業政策:よくわからんけどなんとかなるか…
⑧2次試験…1次通らないと話にならない…

と、結局やり遂げられるかは皆目見当がつきませんでしたが、もうこれ以上悩む時間はない、と「企業経営理論」のテキストを購入、学習を開始しました。

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今回も、既に今年の試験を目指して学習している方には、あまりお役に立てない内容となってしまいました。ごめんなさいm(__)m
でも、やはり様々な人生、得手不得手も人それぞれ、とりよりも制約の多い境遇の方は少なくないと思いますし、診断士や診断士に限らず、何か大きなチャレンジ、自己変革をしようとする方にとって、ひとつの指針になれるとうれしいです。とり自身も人生のなかで、これまでにないくらいに悩み、試行錯誤して選んだ道であるからこそ、最後まで諦めず続けられましたし、合格後も向上心を絶やすことなく、様々なことにチャレンジし続けられると実感しております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。

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