【2次】直前期だから意識しておきたい5つのこと
U2が去年の直前期に意識していたことを、5つの角度からまとめてみました。
共通キーワードは「ベストを尽くす!」です。
では、早速参りましょう!
~目次~
1.本試験の感覚を疑似体験しておく
2.自分の成長過程を見直す
3.強みと弱みを認識する
4.やらないことを決める
5.腹を決める
◆1.本試験の感覚を疑似体験しておく◆
本試験が近づき、ある程度実力がついてきたことを実感。
これまでの努力を100%本試験で発揮するためには、何が必要か?
U2は考えました。
それは、能力もさることながら、自分の精神状態や体力の問題などを認識しておくことだと。
勝負には、「気力×体力×知力」が重要です。
そこでオススメなのが、これまでも数多くの投稿にある「セルフ模試」。
セルフ模試の活用方法などは、ふうじんの前篇、後編や、まさやーんのこの記事をご参照あれ。
何故セルフ模試が重要かといえば、
2次試験は80分×4事例という長丁場。
しかも緊張のピークで、当日の疲労感は想像以上。
特に、1次試験と異なり1DAY勝負のしかも記述式なわけです。
そのような過酷な試験において、この時期に二次試験を疑似体験しておくことで、事前に潰せる不安を把握しておけるから。
例えば、こんな不安への対策はできてますか?
・失敗した科目から次科目への精神的なリカバリー方法は?
・各事例開始30分前に見ておく資料、論点は?
・食後の眠気対策は?
・万が一前後左右の受験生に嫌な人がいた場合の対処法は?
・疲れが溜まるところで受ける事例Ⅳに、どう向き合うか?
すごく地味な話ですが、一番リアルなところでもあります。
準備をしてダメなら納得できますが、準備しないで後悔したくはないですものね。
◆2.これまでの成長過程を見直す◆
これまで受けてきた模試や過去問などの答案を、食事中などの隙間時間を使い見返してみましょう。
U2は、1~2ヶ月前の自分の答案を見て、余りにも稚拙な文章で思わず吹いたことがありました。
でも、それでい~~んです
その成長過程を辿ることで、今がより高みへ登っていることを実感できるのです。
自信にも繋がります。
もちろん、その逆もありますが、、、
それもそれで、いぃ~~んです。
大切なのは、その差をこれから埋めていくために見直すわけですから。
これまで振り返る暇もなく突っ走ってこられた方も多いと思います。
蓄積されてきたノウハウの塊である成長過程を、ちょっとだけ時間をとって見直してみましょう。
きっと、新しい発見があるに違いありません。
◆3.強みと弱みを認識する◆
2次試験における自分の強み・弱みは何でしょうか?
シンプルですが、これも紙に一度書き出してみましょう。
事例ごとでもいいですし、解き方や癖、時間配分の割合などなど。
もしかすると2次試験の勉強を始めた当初よりも、現在は変わっているかもしれません。
当初の印象で苦手意識が刷り込まれていたけど、実は違っていた、なんてこともありえます。
例えば、もともと事例Ⅱが得意だったけど、最近は点数が伸び悩んでる(弱み)。でも、その分昔苦手だった事例Ⅳは解き方が確立できて、点数の補完できそうだ(強み)など。
全事例を60点以上取らなくてもいいのです。
これからの限られた時間の中で、強みを高めたほうがよいのか?
はたまた、弱みを強化した方がよいのか?
点数の伸び代が一番大きなところに注力して、対策を立てることが重要です。
つまり、優先順位を決めて取捨選択の判断材料にするためなのです。
◆4.やらないことを決める◆
時間は有限です。全部やろうと計画立てたら本試験が終わってた。なんていう笑い話はよくあるんです。
(本人はそんなことないつもりでも、計画を見直してみると無茶だったということが後で分かることがあります)
まずは、本試験までやるべきことをリストアップしましょう。
それが終わったら、逆にやらないことリストを作り、双方で比較していくのです。
そうすることで、今の自分に必要なものがきっと見つかります。
なぜこのようなことを言うかといえば、
この時期から次のような現象が起こりうるからです。
今年の試験はこんなのが出るかも?
この勉強方法が役に立った!
受験仲間の手元を見ると、見たことない問題集を解いてて焦った。などなど。
直前期。
誰でも浮き足立ちます。
大丈夫です。
みなさんだけでなく、他の受験生も皆同じ状況です。
一番怖いのが、本当にやるべきことがあるにも関わらず、他の人の意見を鵜呑みにして、中途半端に手を出してしまうことです。
道場の記事も例外ではなく、あくまで取捨選択をして、必要な情報のみを取り込み実践されますように。
直前期のある意味ナチュラルハイな状態で、判断が鈍ってる場合があるのでご注意を。
勝負の世界においては、一瞬の気の迷いが勝敗を分けることいいます。
これから過ごす日々は、いかに迷わず決断をできるかが焦点に。
- 新しいことはしない
- ラスト一週間は財務の問題を解きまくる。
- 現状を打破するため、これまでしてない方法に取り組む。
その答えは十人十色だと思います。
大事なことは、腹を決めることではないでしょうか。
腹を決めた選択に、後悔はないはず。
残り約3週間。
みなさんが合格に向け驀進されますよう、個人的に好きなこの詩を贈ります。
今日の四字熟語:破釜沈船( はふちんせん)
意味:決死の覚悟で出陣すること。生きて帰らない決意を示すこと。出陣のとき、飯を炊く釜かまを打ち壊し、船を沈めて退路を断つ意から。▽「釜かまを破やぶり船ふねを沈しずむ」と訓読する。
今日も元気で
U2でした。