オリジナルの勉強方法を考える

はじめまして。
ハーン、と申します。
ご縁がありまして、こちらのサイトの5代目執筆者の一人に加えていただくことになりました。最初は特に拙い文書をアップすると思いますがご容赦ください。よろしくお願いします。

さて、私の合格体験記は、1月26日にアップされています。プロフィールもそこにあります。(ちなみに、「チンギスハーン」が本来のHNです。)

各科目の学習に関する具体的説明や合格のセオリーについては知見ある他メンバーにお任せし、私は違った切り口で記載をしていきたいと思っています。なので、参考にならない、もっと言うと参考にすると害になると判断されたら、軽くスルーしてください。

というか・・・体験記、参考にならな~い!って言われてしまいました。

各科目の勉強方法については、通常とかなり勉強のやり方が違って、大多数の方に適切なアドバイスができないのが正直なところ。ご指摘のとおり、このままやると不幸な方を増やす可能性があります。
とはいえ、サイトをご覧になっている受験生のみなさんもいろんな環境、いろんなタイプの方がみえると思います。

私の場合、会社での実務経験が一次試験に役立ったのは間違いないですが、それ以外の部分については、独学と通信が混ざったような感じで、手探りしながら進めていたのは事実です。なので、特に独学、通信といった情報が限られがちな方を中心に少数の方にでも参考になれば幸いです。

早速、独学について少し触れたいと思います。

 

◆独学のメリット、デメリットを考える◆

孫子曰く、彼を知り己を知れば百戦殆からず!!
企業の戦略本などで、よく見かける言葉ですね。試験でも企業でも勝負事には通ずる言葉でしょう。

コンサルティングを究極的に言えば、彼の状況と己の状況をクライアントに知らしめて、打開策を立案、提案することかと思います。
当事者は自分のことは見えないんですよねなかなか。

会社の日常業務として、最も簡便的にはメリット、デメリットの整理、少し戦略的に踏み込むとSWOT分析などを行うんでしょうけど。

まあ、今回は独学生のメリット、デメリットを整理すると
(デメリット)
・情報が少ない
・ペース配分が難しい
・同じ目標に向かう友人が少ない
・自由度が高いため、誘惑に負けやすい
など、試験に対する習熟度アップという点でのデメリットを挙げればキリがありません。そりゃ、お金かけてないんだもん、仕方ないですね。

(メリット)
・決まった時間に拘束されず自由度が高い
・授業料が必要ないなど安価である。
・うまくやれば短時間で合格可能。
といった、時間、コストといったメリットは大。試験という点で言えば独学は、うまく行けば、早い、うまい、安い。ただし確率は低くなるハイリスクハイリターン。

こちらの記事にもメリット、デメリットが 整理がされています。

私が試行錯誤しながら学習を進めた経験からすると「自分で考えないと前に進まない環境に強制的に置かれている」これが最大のメリットであり強みになるのではないかと思います。
裏を返すと、通学生がしっかり「考えながら」学習すれば、通学生の弱みとなることはなく、授業を受けてノートを取って分かった気になっていると弱みになるかと思います。
逆に、独学で進める場合、そこまで達する前に挫折するリスクがあること、その上でそうした環境を強みとして活かしつつ、デメリットを克服する必要があります。

 

◆考えることの重要性◆

いずれにせよ、勉強の仕方を「考える」というキーワードが上がりました。
私の仕事での経験をお話しします。異動や担当替えで全くやったことの無い仕事を与えられます。何とかしろ!って感じで。そうすると、その状況を打開すべく、一生懸命考えます。調べます。人に聞きます。試行錯誤の連続です。失敗すればまた考えます。
みなさんの中にもそうした経験をお持ちの方はみえると思います。

一方、教育システムが整っている会社や部門では、OJTを施した上で、定期的に基礎研修があり、応用研修があります。ぶっちゃけ、研修は何気に受け身だったりしますね。

やったことの無い仕事を無理やり?覚えた内容と、体系化された研修の内容。仕事での経験の方が、知識として残っているということはありませんか?
「たとえ体系化されてなくても自分なりに試行錯誤した経験が、体系的な教育に勝るケースが多々ある」ということです。
(決して受験校の授業を否定しているわけではありません。)

それはなぜか?
目標が明確で手段が「自分のモノ」になっており、それを「実行した」から
ではないでしょうか。
すわなち、「仕事を覚えなければいけない」という目標に向け、「自分が試行錯誤をへて考え」「それを実行した」ということではないかと思います。
これは、「自分で考えないと前に進まない環境に置かれている」場合、必ず通るプロセスだと思います。

 

◆スト合格者の共通点◆

受験生としての私も含め、多くの受験生のニーズは、いかにして早期に合格するかではないかと思います。
今までの話はスト合格者の共通点とも関連があると思います。スト合格者の共通点としてこの道場でよく言われているのが「自分の考え方をブレずに最後まで貫いた」とあります。
これって、究極的には、「診断士に受かる」という目標に対して、勉強方法も含めて「自分で考え」「実行した」ということではないでしょうか。
要は、試行錯誤しながら自分で考えて実行したものは、1次試験の内容の理解はもちろん、2次試験で問われているものに対しても通用する確率が高いということだと思います。

なお、考えるということについて、また記事にしたいと思います。

 

◆今日の要旨◆

独学者の強みは、考えざるを得ない環境に置かれていること。裏を返すと通学生が十分考えながら学習すれば通学生の弱みにはならない。

考える力は、体系的な学習を受動的に行うことでなく、能動的な試行錯誤から身についていくもの。

スト合格者の共通点である「目標に向かって」「自分で考え」「実行する」というプロセスは、考える力を実行に移したもの。1次試験の勉強で試行錯誤した経験は2次試験でも活きてくる。

最後までお読みいただきありがとうございました。ハーンでした。

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