短期合格者の共通点とは

はじめまして!U2と申します
本日より道場5代目メンバーとして、皆様のお役に立てる記事を寄稿できるよう頑張ります!
どうぞ宜しくお願い致します

今日は、主に1次試験短期合格を目指される方向けに書きたいと思います。

私はT○C通信生でしたので身近に相談できる相手が少なく、勉強方法等は道場の記事を大変参考にさせていただきました
しかしながら、最初から道場記事をとことん見ていたかといえば、、、答えは「NO」でした。
そんな私が、道場記事を目を皿のようにして読み込むようなきっかけがありました。

そう、それは一年前のちょうど今頃。。。

私の根拠のない自信は、当然のごとく音をたてて崩壊していました(なぜ当然のごとく崩壊したのかは、体験記をご参照下さい。)
そのおかげで、自分の甘さを認識し、この試験に対する姿勢を改めることができたのです。

その際、何よりも優先して「考えたこと」があります

「短期合格する人の共通点はどこにあるのだろうか?」

皆さんなら、この問いに対してどのように答えますか?

私が導き出した答えは、「素直になること」でした

 

 

この意図を、次の3つの観点から書きたいと思います。

 

◆「試験の傾向を知る!」◆

合格までの道のりは十人十色。
なのに、合格率は一定の範囲内で毎年推移。

なぜでしょうか??

その理由の一つに、国家資格である以上検定試験と異なり、一定数を担保するよう調整せざるを得ないことが考えられます。

昨年私が一次試験の自己採点をしていた時、強く感じたことがありました。

それは、問題難易度の絶妙なバランス具合です。(H25度の経済学は、別物ですが
過去の傾向を見ても、1次試験一定基準を満たす勉強ができれば、60点前後まで到達できるよう作りこまれているように思います。

逆を言えば、満点を取らせないよう超難問も含めることで、合格率を15%~25%に抑えているわけですね。

つまり、

がむしゃらに勉強するだけでもだめ(優先順位はなにか?)
必要以上に恐れることも不要(あきらめたらそこで試合終了)

悶々とされている方は、改めて素直な気持ちでこの試験の傾向を知り、検討されてはいかがでしょうか

 

◆「経験に頼りすぎるな。経験者から学べ!」◆

ある程度勉強が進み、自分なりに勉強はしているものの、安定した点数確保に結びつかない方へ。

米経営学者ジェームズ・C・コリンズ氏は、著書『ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階』(日経BP社刊)以下の5段階を経て企業が衰退することを述べています

1.成功から生まれる傲慢
2.規律なき拡大
3.リスクと問題の否認

4.一発逆転策の追求

5.屈服と凡庸な企業への転落か消滅

 これは企業の衰退段階についての基準ですが、診断士試験にも応用が効きそうです

特に、下記2点について心当たりがある方は、3~5への転落するスピードは速まるものと推測されますのでご注意を。

1 → 一度○を取った問題を、しばし放置してしまう。

2 → 解く目的も曖昧なまま、新しい問題集を購入し手をつける。

また、1の成功体験が危機管理能力を鈍らせ、徐々にゆでガエル状態になる恐れがあります。
その結果、本試験直前の模試で青ざめるという危険性をはらんでいることを、忘れないようにしたいものです。

これを回避するために、頼るは過去の経験だけでなく、経験者の声かもしれません。
特に、道場の「合格体験記・未合格体験記」の記事は、成功・失敗体験を惜しげもなく公開されていますので、是非ご参考いただきたいです。

 

「体験記?所詮、自分とは環境も経験も違うし、余り関係ないよね~。」

 

と思ってらっしゃる、そこのあなた

その気持ちこそ、短期合格への近道切符を自ら放棄していることに気づいていただきたいです。(まさに私がそうでしたので
合格するためには何でもやる!との気概をもつことで、成績は安定して伸びていくはず。

ただし、体験記をそのまま鵜呑みにするのは危険ですので ご注意を
あくまで、ご自身で改良を重ねる「PDCAサイクル」をお忘れなく。

 

◆「自分の得手・不得手を知る!」◆

最後に、自分の得手・不得手を知るための方法はあるのでしょうか?
自分が自分を一番わかっているようで、曖昧な場合も少なくありません

そんな時は、各科目or各論点を、
「定性的(興味高い、苦手)× 定量的(高得点、低得点)」
に分析することをお勧めします。


例えば、

興味はあるけど点数が伸びない科目(私にとっては企業経営理論)
苦手だけど点数は取れる科目(私にとっては情報経営システム)

このように、自分の感覚(定性的)と、客観的事実(数値)ビジュアル化することで、得手・不得手を頭で考えるよりも、より具体的に捉えることができます。

自分の傾向を知れば、対策は自ずと見えてきますよね(傾向と対策の具体例は、また後日書きたいと思います)。

この分析にも、もちろん「素直な気持ち」で取り組まなければ、何の意味もありません。

まずは、一度紙に書き出してみてはいかがでしょうか?
誰に見せるわけでもありません
きっと新たな気づきが得られるはずです

◆まとめ◆

敵(試験)を知り、競合(先輩受験生)を知り、自分の傾向を知る。
その根底に、「素直な気持ち」を忘れず、改善し続けること。

今日の四字熟語:「虚心坦懐(きょしんたんかい)」
意味:心になんのわだかまりもなく、気持ちがさっぱりしていること。心にわだかまりがなく、平静に事に望むこと。また、そうしたさま。▽「虚心」は心に先入観やわだかまりがなく、ありのままを素直に受け入れることのできる心の状態。「坦懐」はわだかまりがなく、さっぱりとした心。平静な心境。

では、今日も元気で
U2でした。

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