友達を作ろう
Wackyさんの受験体験記、参考になるよねー。実際に受験したての方の生の声ってなかなか聞けないのでとっても重要な情報かと思います。
ということで、こんばんはJCです。
今日のテーマは「お友達を作る」です。
なんだよ、小学生じゃないんだから!という声も聞こえてきそうですね。
でも、僕にとってはグループ学習が合格の原動力だったように思っています。何が良かったかというと、同じ目標を背負った仲間の存在はとても大きかった。これから1年と長ーい旅路に出るわけですから、一緒に歩く人がいた方が心の支えにもなります。また、グループで勉強していると教わることもとても多いのも事実ですが、実は、ひとに教える経験の方が100倍重要なポイントではないかと思っています。
◆ちょうど一昨年の今頃◆
僕は当初渋谷の校舎に通ってたんですが、ひょんなことから八重洲平日夜のクラスで受講し始め、講師の先生がとても丁寧で熱心な方だったこともあり、以降ずっーと八重洲で講義を受けていました。たまたま、財務の養成答練の日に、懇親会をやります!という講師の先生の声に、なんとなく手を上げたのがきっかけです。授業が終わってからだらだらと居酒屋に向かい、たまたま隣に座ったのがふうじんでした。
◆ひょんなきっかけ◆
「企業経営理論の答練何点でした?」名刺を交換した後のふうじんの第一声です。そういうこと初対面で聞く?というのが第一印象でした。しかしながら、とってもにこにこ顔で何の屈託もなく聞いているので、「81点でした」とついつい正直に答えてしまった僕がいました。
後から納得しましたが、ふうじんはそういう人(←道場を読んでたらわかると思いますが)なんですね。
実はもう一人の重要人物、昨年の2次で惜しくも涙を飲んで今年再チャレンジしたT田さんがさらにその隣にいました。彼の豪快なユーモアと繊細な気遣いと、ふうじんの「どこまで進みましたぁ?」というごりごり押して来るプレッシャーが学習を始めた当初の僕のモチベーションだったかもしれません。
◆Give&TakeというかGiveが大事◆
この3人は答練毎に点数と間違った問題と迷った問題とそれに対する自分がどこでひっかかったかの詳細なメモを回覧するようになりました。3人とも勝ったり負けたりしてたので、おそらく常に上位数%位のところをうろうろしていたはずです。時々は「作戦会議」として飲みに行ったりもしていました。そのうち、ふうじんのチャートをもらったり、僕のミニテストを送ってあげたりしているうちに、どんどん自分の学習効率が高まって行ったんですよね。実はもらったことでは自分の中ではそれほどの影響はなく、あげることの方が大きな変化を及ぼしたように思います。喜んでもらえると嬉しかったりするので、ミニテストもなるべく早くまとめようとするんですよね。このようなやり取りをし始めてからは講義の後、帰宅してからその日のうちにまとめ終えて、翌朝みんなに配信ということが自然に習慣付けられちゃいました。サブノートは時間がかかるという声もありますが、しっかり予習をして、真剣に講義を聞いて、帰りの電車の中でサブノートの構想をたてて、帰宅後に一気にやっつけちゃうというスタイルだとあまり苦にならなかったですよ。
◆2次のグループ学習は4月頃から◆
当初3人でスタートしたグループ学習というほどでもない勉強仲間でしたが、やはり気になるのは全くやったことのない2次試験。八重洲のクラスでは毎月1回くらい懇親会が開かれていて、たまたま日曜クラスの方が参加していて、「午後の授業が終わった後に2次試験の勉強会をやってるんですよ」という話しを聞いて、僕らもやろうということになりました。すごく決断が早いというか、行動力があるというか、決めたらすぐに始まっちゃうんですよね。そういうメンバーだと手さぐりでやりながらも、前向きにカイゼンしながら進められるんですよね。1次の勉強もやりながらなので、2週間に1回くらいの頻度でした。前年の事例ⅠからⅣまでをそれぞれ自宅で80分で解答した後、メールで交換して他人の答案を採点・添削した上で、集まって議論するということを繰り返しました。その後、1次試験も迫ってきたため、4事例を1年分やった後は、6月くらいから、この勉強会はそのまま1次の勉強会に切り替わりました。
◆1次の勉強会っていったい?◆
1次って勉強会ですることあるの?当然の疑問です。僕も1次の勉強会って意味ないんじゃないの?と懐疑的でした。でもやってみると面白い。僕らがやったのはちょうど7人のメンバーがいたので、1人1科目ずつ担当を決めて、担当者は15分以内で大事と思われるポイントをまとめて発表するというものでした。まとめる作業は自分自身の勉強になるし、他人にそれを説明することって意外に難しい。わかりやすく説明するためには、自分自身がきちんと理解しなきゃいけないからです。
◆説明できる力◆
グループ学習の最大の利点はメンバーに対して説明しなきゃいけないことではないかと考えています。この記事でふうじんも言っていますが、理解していることと単に知ってることは全く別物です。例えば5択では選べるけど、説明するのは難しい。この状態はちょうど薔薇という漢字に対する僕らの状態に似ています。薔薇という漢字は読めるけど、書けない。グループ学習をすることにより、説明できる力をつけることができるのではないか。それはそのまま2次試験に直結する知識の深ぼりと説明するための論理的な能力を培えるのではないかと考えています。
◆友達を作ろう◆
というわけで、仲間を作ってみませんか?受験機関に通っている方だったら、すぐに実行できるだろうし、独学や通信で勉強している方でもちょっと、この記事の右側を見て下さい。こんなにたくさんの仲間候補がブログで発信してたりします。そもそも診断士って仲間を作ったり、初対面の経営者の方のふところにスルッと笑顔で入り込んだりしなけりゃいけない仕事だと思います。友達を作るのに躊躇する必要は全然ない。もちろん、グループ学習なんてしなくても合格する人もたくさんいることも事実です。これがなければ合格できないなんてことも言えません。
でも、やってみて下さい。楽しいよ。
おと様
過去の記事までお読み頂きまことにありがとうございます。勉強仲間ができるってほんとに素晴らしいですよ。僕等の仲間も一生ものです。ぜひ頑張って合格を勝ち取って下さいね。
この記事をみて、2013年合格目標の勉強会を開催してみました。
これまで経済と財務まで終了し、今月から企業経営に入ります。
まだまだ、先が長いですが、このブログをいつも参考にしながら勉強しています。
これからもよろしくお願いします。
おと