【道場マイベスト記事】経営法務編
katsuです。
四代目が出した企画により箸休め的な記事、道場でいうところの「ゆるわだ」的な記事を書いていくという試みをはじめてます
”道場マイベスト記事”というシリーズの第1回目です
今回から一発合格道場の記事の中で、「この記事には恐れ入った!」「とても面白い記事だった」「この記事は自分が受験生の時に読んでおきたかった・・・」というようなマイベスト記事を執筆陣が選出してその理由とともに皆様にご紹介しようと思います。
手前味噌な話で恐縮なのですが、この【道場マイベスト記事】シリーズを行っていくことによって、過去の膨大な記事の中から皆様の参考となるような記事を執筆陣の様々な視点からもう一度発掘してみようということです。
第1回目は、先日道場に勉強法について質問があった「経営法務」を取り上げてみようかと思います
選考理由を読んで興味がわいた記事などがありましたら読んでみてくださいね
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【道場マイベスト記事】~せんせいの場合~
せんせいのマイベスト経営法務記事
チャート作りでラクラク暗記術 by ふうじん(2010.3.5)
<選考理由>
まず、この記事、「法務」のカテゴリーで検索しても登場しませんそれでいて、執筆者自作の一次試験7科目分「チャート」
がもれなくついてくる特典があります
はるか遠くを見てしまうと歩き続けるのがしんどくなるので、“基本は毎日コツコツと”なのですが、それでも全体像は把握しておかないと、いつまで、どのように歩き続けていったら良いのかわかりませんよね
確信を持って合格した執筆者の思考をちゃっかり利用して、一つずつ潰して行きましょう
こんな細かいこと、覚えられない!と圧倒されている方にオススメです
【道場マイベスト記事】~お薬ハックの場合~
お薬ハックのマイベスト経営法務記事
【法務】機関設計を効率よく覚える by ひめ(2012.6.8)
<選考理由>
経営法務を勉強する上で何が一番厄介かと言えば『覚えにくいこと』
例えば会社法の機関。取締役とか監査役とかいろいろな機関がありますが、大企業と中小企業、公開企業と非公開企業で設置しなければいけない機関もあれば、設置できない機関もあります。ごちゃごちゃで混同しやすいですし、出題者も引っかけを作りやすい です
基本的な内容ですが、ついうっかり間違えやすい
それを防ぐには知識の整頓が重要ですということで、僕のマイベスト記事は効率良く、間違えないように覚えられる覚え方を紹介しているひめの記事にしました
(ハカセの串刺し暗記術:経営法務編も参考になります)
【道場マイベスト記事】~イラサムの場合~
イラサムのマイベスト経営法務記事
【経営法務】まっきーの事件簿:file01 by まっきー(2013.3.15)
<選考理由>
我らが4代目からまっきーの記事をエントリーです。
まずなんといっても、面白かったことが1番の理由です
長文と戦わなきゃいけない経営法務にて、ちゃんと読むというのがいかに大事なことかをまっきーの経験をもとにおもしろおかしく綴ってくれてます
問題を解くためには、問題をちゃんと読むことって実は当たり前のことだからこそ得点が伸び悩んだ時には、まず最初に自分で検証しましょう
問題文をすっとばしていないかキーワードのみ拾おうとしていなかったか
得点に伸び悩んでいる人はまず見てみることがおススメです
【道場マイベスト記事】 ~はんたの場合~
はんたのマイベスト経営法務記事
【法務】ケース問題を打破する図解術 by aki(2011.4.3)
<選考理由>
経営法務の問題文は長くて、読むのも面倒くさいし、登場人物が複数出てくることも多いし、しかも、選択肢の文章もほとんど同じなのに一部だけ違っていて、まるで間違い探し
かと思うような問題もありますよね。
けれども、文章にすると面倒だけど、図にするとスッキリして、問われていることは実はシンプルなことが多いことに気づいたりします。
問題にぴったりした図が書けると、頭の中のもやもやが晴れる感覚がします。 法務のケース問題に苦手意識を持っている方に、一読をお勧めします
図で整理するのは、二次試験の読解にも使えるスキルですよ
【道場マイベスト記事】~katsuの場合~
katsuのマイベスト経営法務記事
【法務】現場対応力って何? by うちあーの(2012.6.5)
<選考理由>
本試験合格のための得点計画として、A・Bランクをしっかりとった上で「Cランクをどれだけ稼げるか」=「現場対応力」が重要というのが、具体的な本試験の点数データが明示されていることで強いインパクトがあります
また、そのCランク問題の解答プロセスが事細かく書かれていることで、言語化すると非常にわかりにくい「現場対応力」というものが本試験の臨場感とともに伝わってきます
最後のまとめで「今後何をやっていけばいいのか」も具体的に示されており、それがちょうどその後の答練期でできることであるため実行しやすいのが良いです
完成答練・模試前のタイミングで読んでおくのがオススメです
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以上が今回、それぞれのマイベストとして選ばれた記事です
どれも一見の価値アリではないかなと思います
時間があるときなどに目を通してみてはいかがでしょうか
そして、もう一つお知らせが
もう御存じの方もいらっしゃるかと思いますが、4月から一発合格道場の主要記事のまとめがハカセやうちあーのの手によって作成されています
こちらは、NAVERまとめを利用して【道場まとめ】として公開してます(ブログ右側にリンクバナーがついてます。)
昨日より【道場まとめ】中小企業診断士試験 経営法務も追加されてます
今後も少しづつ追加していく予定ですのでコチラの方もぜひご覧ください
それでは、また。
by katsu
うちあーの様・はんた様
アドバイスありがとうございます。
来年に向けて、初日科目4科と法務があるので、360日じっくりかける訳にはいきませんが、
いただいたアドバイスをじっくり読み返し、
今、覚えている内容について、理屈を考えてみる時間を設けようと思います。
また、知らない項目についてどこまで視野を広げるか、どう考える事が正解に近づけるのか?を考えながら勉強したいと思います。
今後も引き続き、色々教えて頂けると幸いです。
すた~様
ご質問ありがとうございます。
上のうちあーのの返答に,さらに蛇足かつ我田引水となりますが,私の以下の2つの記事もご参考にしていただけるとお役に立てるかもしれないと思います。
【法務】法務をホームにしよう
https://rmc-oden.com/blog/archives/50095
【法務】ケース問題のヒント
https://rmc-oden.com/blog/archives/50765
いずれの記事も即効性はありませんが,来年の試験まで,じっくりと理解することに重点を置く時間的余裕はあります。応援しています。
またコメント,ご質問をいただけるのをお待ちしています。
うちあーの様
詳しくありがとうございます。
1.2.4は自分なりにやったつもりで居たのですが、まだまだ詰めが甘かったようです。
今年は作問者が変わったということで、難易度的にはどうだったのか、来年はまた難しくなるのか?と思うと、悔しさの反面、諦めの感情が出てきますが、来年は免除科目も出来たので総合点目指して頑張りたいと思います。
引き続き、アドバイス頂ければ幸いです。
すた~様
ご返信ありがとうございます。
蛇足ながら、上記に列挙させて頂いたのは試験前60日時点での「現場対応力の身に付け方」であり、平成26年度の1次試験まで360日ほどある現時点においては法律を理屈で考えてみるのも効果的かと思います。
例えばある条文に関して、
・「それはなんのためにあるのか」
・「誰を守るためのものか」
・「それがなければどうなるのか」
といったことを思いめぐらせていくと理解しやすくなるかと思います。「経営法務は暗記科目」という考え方は直前期に譲って、今は理解の根をはる時期と考えるのがよいでしょう。
理解がしっかりできていれば、作問者が変わろうが、難化しようが、何とか現場で対応できるようになると信じております。
免除科目を得たアドバンテージも最大限に活かしながら、来年の合格目指してがんばってください!
法務を得意とする諸先輩方
(来年に向けて)是非とも教えてください!
現場対応能力って、どうやったら身に付きますか?
2013年度の試験、自己採点で法務54点。
あと2マークでした。
(模試含め事前答練からの壁)
基本的な問題を1問、知らない問題を1問でクリアでした。
知らない問題も2択までは行けてたんですが、
結果、間違いの選択肢を選んでいました。
知らない問題を解けるようにするには、何をどう勉強していったら良いか、どうか、ご教示ください!!
すた~様
コメントありがとうございます。
来年に向けて既に動き出したすた~様の行動力に敬意を表します。
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お問い合わせの「現場対応能力の身に付け方」について回答させて頂きます。
私の受験経験上、効果があった学習方法はこちらの記事↓
https://rmc-oden.com/blog/archives/35899
で書いたことと重複しますが次の通りです。
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1.完成答練や模試の場を利用して出来る限りガチ本番モードで臨む。
2.他社模試を会場受験で数多く受ける。
3.複数年受験生は、過去に受験した本試験問題を引っ張り出して当時の現場対応がどうであったかを分析・追究する。
4.過去問での頻出論点、法改正等があり旬な論点をオリジナルの串刺しマトリクス等を使って纏める。
5.答練や模試で間違った問題、自分が弱点だと思う論点・知識を纏める。
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「基本的な問題」は理想的には100%正解が望ましいのですが、勘違いや本試験の魔物などが原因で落すこともあります。1問くらいなら致し方なし、想定内とした方が良いでしょう。
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「知らない問題」を解くのは至難の業ですよね。^^
1つの対策としては「知らない問題を減らす」=「知識を増やす」。診断士試験は法律の試験ではないので際限なく知識を増やそうとする試みはおススメしません。ただ、来年の試験まで時間がたっぷりあるこの時期であれば、頻出論点の周辺知識を広げることで引き出しを増やすことは有効な対策と言えると思います。
もう1つの対策は「2択から正答をもぎ取る確率を上げる」。これこそ現場対応力ですね。上記5にもあるように、間違った問題に対して「なぜ誤った選択肢を選んだか」「どのような考え方をすれば正答にたどり着けたのか」を考えながら継続的に改善していくのが良いかと思います。
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またタイムマネジメントも大事ですね。基本的には「簡単な問題を先に解き、難問は後回し(最悪鉛筆ころがしでもOK)」。このためには難易度を見抜く目利きができると強いです。
アウトプットとインプットを効果的に繰り返して、一歩一歩前進して行ってください。
応援しています!