試験5分前の準備

みなさん、こんにちは。はんた です

今週末から、ゴールデンウィークに突入ですね
みなさんは、GWの学習計画を立てましたか?

おそらく,ほとんどの方にとって、1次試験本番までにまとまった時間が取れるのは最後であろうと思われるので、とても重要な期間ることは言うまでもありません。

土曜日にせんせいが、【ゆるわだ】GW、どう過ごした? という題で、一発合格道場メンバーのゴールデンウィークの過ごし方についてまとめた記事を掲載していますので、学習計画 を立てる際の参考に、ご覧ください。

私は、「前半帰省、後半は家族サービス。学習は17時間ほど」として、「特に変わったことはせず・・・派」に分類されましたが、もう少し詳しい学習内容を話すと、T○C2次実力チェック模試とL○C1次ステップアップ模試を自宅受験し、経営の完成講義ダウンロードを聞いたくらいで、GW期間中の学習時間の合計が17時間15分でした。GW中でも特に学習時間が増えていないので,特に変わったことはせず派に分類されたのだろうと思います。

今年も、4月27日から29日の間に、T○Cの2次実力チェック模試があり、5月4,5日に、L○Cの1次ステップアップ模試がありますね。皆さんの中には,これらを受ける方もいらっしゃるだろうと思います。そして、GWが明ければ、T○Cの実力完成答練など答練の嵐の時期がはじまり、6月終わりの1次公開模試を経て8月の本番まで、答練やら模試やら問題演習の機会が多くなります

そこで、本日は、私が、1.2次試験の答練・模試・本試験の各科目を通じて、試験5分前の準備として、席に着きながらやっていたことをお話ししたいと思います。この準備は、なるべく平常心を保って試験に集中するために、答練・模試のときから毎回行っていました。

私は、この準備をしていたことによって、しなかった場合と比べて、1次試験の本試験では、少なくとも各科目1問、7科目で20点くらいは結果が違ったのではないかと思っています。

なお、本試験に合わせて自分のコンディションを高めていくという、ピーキングについては、ひめこちらの記事を参考にしてください。
今回の私の記事は,試験直前の5分間に焦点を合わせたものです。

 

 

それでは、まず、準備の手順を挙げます。

1 眼の体操
2 体を緊張させてから、力を抜く
3 ブレインボタンを押す
4 深呼吸をする
5 アファメーションを唱える

以下,一つずつ説明します。

 

1 眼の体操

ペーパーテストにとって、最も重要な感覚器官は眼です。
適切なものを選べ」を「不適切なものを選べ」と見間違えたり、「○○である」を「○○でない」と見間違えたりすれば、本来ならば正解できる知識や理解力があったとしても、問題自体を誤解しているのですから正しい答えを出すことは不可能です。
ところが、40代半ばを過ぎたオヤジになると、だんだんと手元に焦点が合いにくくなってきます。認めたくはありませんが、老眼です
しかも、1次試験も2次試験も大量の文字を読まなければなりません。

そこで、なるべく眼が疲れないように、眼の疲れを取るように、眼のストレッチ体操をしていました。
やり方は、
顔を正面に向けたまま、眼だけを動かすようにして、3秒間ずつ上下左右を見る
右回り左回りで眼をぐるっと1周させる。
1秒間に1回ずつ10回まばたきをする。
視線を正面に向けたままで、左右の視野が切れる先まで見ようと意識して、視野を広げる。
ということをやっていました。
眼の体操としては、他にもいろいろあると思いますが、私のやり方は、「任天堂DS 眼力トレーニング」と「スポーツ速読 完全マスター BOOK」を参考にして、短時間でできて効き目があったと感じたものを試行錯誤していきました。

 

2 体を緊張させてから、力を抜く

試験になれば誰でも緊張します。適度な緊張は実力を引き出しますが、過度に緊張すれば本来の実力を発揮できなくなる恐れが高くなります。最も良い状態は、適度に緊張しつつ適度にリラックスしているというバランスの取れた状態だと思いますが、試験のときはどうしても緊張の方が強くなるはやむを得ません。緊張しているときは体も固くなっているので、リラックスするためには体の力を抜いて固さをとると良いのです。ところが、体の固さを取ると言っても簡単ではありません。
そこで、一旦、逆に、体に思いっきり力を入れて固くしてから、ぱっと力を抜くと、体の固さが取れてきます。具体的には、眼をぐっとつむり、歯をぎっと食いしばり、腕をぐっと組んで、両手のこぶしをがっと固め、両足を踏ん張って、呼吸も止めて、3秒間全身に力を入れます。3秒たったら、ぱっと全身の力を抜きます。そうすると体の力が抜けてきます

 

 
3 ブレインボタンを押す

ブレインボタンとは、鎖骨の下にある2つのくぼみのことで、ここを押すと、脳に新鮮な酸素を運ぶ頸動脈を刺激して、読み・書きの能力を助けると言われています。その際には水を一口飲みながらやるとさらに良いそうです
ありがたいことに,診断士試験ではペットボトルの持ち込みが許されていました(今年も持ち込み可かどうかは,5月7日から配布される1次試験の案内をご確認下さい。)
ブレインボタンの位置については、こちらのサイトに画像があります。「ビジネスマンのための脳の筋トレ プレインジム」という書籍には,ブレインボタン以外にも手軽に能率向上を図ることができる簡単な手技が紹介されています。

 

 
4 深呼吸をする

緊張しているときはどうしても呼吸が浅くなりがちで、呼吸が浅くなると酸素吸入量が減りますから、脳も疲れて能力が落ちていきます

そこで、意図的に深呼吸をして酸素吸入量を増やすようにします。それとともに、吸う、吐くという深呼吸の1点に意識を向けることで、他のことに散らばりがちな意識を一つに集中させ,気持ちを落ち着かせます

 

 

5 アファメーションを唱える

アファメーションとは、説明するのが難しいのですが、プラス思考の肯定的な断言をすることで、単なる願望にとどまらずそれが実現するように、潜在意識に働きかけて自己暗示にかけるような言葉とでも言えるでしょうか
私の場合は、心の中で、「私は試験の間、完全に集中している。私がこれまで学習して潜在意識に蓄積してきた知識・理解を私は引き出して利用することができる。私はこの試験に合格する。」と唱えていました。なお、これは、フォトリーディングの「はじめのアファメーション」を変形したものですが、アファメーション自体はフォトリーディングが開発されるよりも先にあったものなので,フォトリーディングを知らない方でも、アファメーションは効果があるはずです。

 

 

 

以上のとおり、試験5分前の準備について話しました。

みなさまそれぞれの事情が異なるので、私と同じことをそのまま真似することはお勧めしません。しかし、みなさまの事情に合わせて、試験を受ける際の決まった手順、儀式のようなものを決めて、いつもそれを実践することで、本試験でも集中力と平常心を保つ効果があると思います。

ひめの記事でも指摘されていますが、イチローがバッターボックスに入るときにいつも決まった動作をしているように。

by はんた

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試験5分前の準備”へ4件のコメント

  1. はんた より:

     たろぴ様、ご質問ありがとうございます。
     適切と不適切を取り違えてしまうのは、できたはずなのに点数を取れなくて、くやしいですよね。
     私の場合は、「適切なもの」「正しいもの」というような肯定的なものを選べという問題の場合は、問題文の左横に「正」と書き、「適切でないもの」「誤っているもの」というような否定的なものを選べという問題の場合は、問題分の左横に「不」と、それぞれ漢字を書いていました。
     そして、選択肢ごとに、その選択肢の内容自体が適切、正しいと判断したときは、選択肢の記号の左横に「正」と書き、その選択肢の内容自体が適切でない、誤っていると判断したときは、選択肢の記号の左横に「不」と漢字を書いていました。
     ひろいんとお薬ハックからも、それぞれのやり方の説明がありますが、要は、問題文の要求と選択肢に対する正誤判断を「見える化」するように、自分自身のやり方のルールを決めて、日ごろの問題を解くときからそれを守って、身につけることが、遠回りのようで近道ではないかと思います。
     本試験まで試す機会はまだあります。このコメントがたろぴ様の参考になれば幸いです。

  2. お薬ハック より:

    たろぴ様
    適切ではないものを選べ、は注意が必要なひっかけですよね。

    僕は
    1.不適切なものを選ぶ問題が出たら、問題文の「適切ではないもの」と書かれた部分に丸を何重にぐるぐる書いて強調
    2.選択肢を絞る時は○/×ではなく、正/誤と書いて混乱しないようにする

    こういう方法で対処していました。答えになっていないかもしれませんが、ヒューマンエラーが起きにくい自分ルールを作って、焦ってる時でもルールを無意識に守れるように練習するのが大切かなと感じています。

  3. ひろいん より:

    たろぴ様

    コメントありがとうございます!
    そうなんですよね、これって僕もちょこちょこやらかしていました。
    単純な対策としては、問題番号の前に大きめに、適切なものを選ぶ場合は○を、不適切なものを選ぶ場合は×を書いておきます。
    次に、アからオの選択肢の前に、適切だと判断したら○、不適切だと思えば×を記します。
    問題につけた○/×と、選択肢の○/×をあわせれば、間違えることはなくなると思います。
    他にも方法はあると思いますので、いくつか試してみて、自分に合うものを見つけてください。
    まだ時間はあります。頑張ってください!

  4. たろぴ より:

    適切なものを選ばなきゃいけないのに、不適切なものをえらんでしまう。。。う〜ん、これ本当に頻繁にやってしまっていてすごく悩みます。これを防ぐ対策ってないでしょうか?

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