【法務】ケース問題を打破する図解術

みなさん、こんにちはeye akiです。

TACも通常通りの講義がスタート、みなさん法務の真っ最中ですよね。
法律用語は特殊なので、馴染みのない方には苦手意識を持ちやすい科目なのではと思います。

理系の私も例に漏れず、法務にはとっても苦戦しましたsweat01weep

まずは、受験生時代の私の成績から。

論点を丁寧に積上げていった前半(基本講義~まとめ講義)ではそれなりに点数を取れていますが、実践的な出題になる公開模試ではガクンと成績が落ちていますdownwardright

過去問を解かれた方はイメージしやすいと思いますが、法務は実務に照らしたケース問題が多く、論点を理解しているだけではなかなか点数に結びつきません。

とにかく出題の文章が長く、そこから状況を把握して知識をどのように適用させていくのか、限られた時間内で多くの情報を処理する能力が求められますpunch

私は、日頃から膨大な情報量を処理するのが苦手で、合格レベルに達したのが本試験直前と、かなり時間がかかってしまいましたsweat02

情報の処理スピードを上げるために、問題と仲良くなること(=出題形式に慣れること)を目指して、直前期に過去問をひたすら解いていましたpencil

そこで本日は、出題文を整理する際に活用していた図解術について、そのエッセンスをお伝えしようと思いますflair

長い文章だけをただ眺めていても、内容は一向に頭に入ってきません。
情報を上手に整理して短い時間で状況を把握する能力は、法務だけでなく、2次試験にも大いに役立ちます。

みなさんの得点力UPのヒントになりましたら嬉しいですhappy02note
 

0. 論点理解術あれこれ

本題に入る前に、まずは基本となる論点を理解するためのノウハウから。

各論点の整理術や暗記術は、旧執筆陣の珠玉のエントリーが沢山ありますので、一部になりますがご紹介しますmotorsports

串刺し記憶術 (by.ハカセ)
民法:色々と知っておきたい民法 (by.ZonE)
会社法:機関設計は書いて覚える (by.アックル)
会社法:組織再編の攻略法 (by.ふうじん)
知的財産権:産業財産権から全体を俯瞰する (by.JC)
 

1. 図解術その1~登場人物を整理してみる

ここから本題です。

まずはその1として、冒頭にトラブルについての長い状況説明があり、「どのような権利を主張できるか」等の設問があるタイプの問題です。
主に民法関連の問題に多い形式です。

例として、H18年度の第9問-設問1を見てみましょうgood
不法行為と債務不履行の問題です。
# 過去問をお持ちでない方は、こちらのリンクより設問をご確認ください。

「X社が主張できるもの」を問われているので、X社をとりまく登場人物とその関係を図で整理してみますpen
例えば、こんな感じです。

 
作図する際に意識した点は、大きく以下3点です。

・登場人物を明確にする (X社/Y/Z社/B社)
・登場人物の属性を示す (X社はライセンス利用者/Yは保持者/等)
・登場人物の関係性を示す (ライセンス契約/等)

このように登場人物が多く事象が複雑な場合には、一目で全体を俯瞰できることが重要なポイントになると思いますkey

 
2. 図解術その2~時点を意識する

続いてその2として、知的財産権関連の問題に多い形式、過去のある時点で権利の出願を行うが、他社より「権利侵害である」と言われるようなタイプの問題です。

例として、H21年度の第9問を見てみましょうgood
商標権の問題です。

商標権登録を行うためにライバルであるD社への対処を問われているので、C社とD社の現在までの行動を時間の流れと共に整理してみます。
例えば、こんな感じです。

作図する際に意識した点は、大きく以下3点です。

・誰が (C社またはD社)
・いつの時点で
・何を始めたのか

多くの知的財産権は、基本的に”先願主義”を取っているため、誰の行動が一番先なのかを意識することが重要であると思っていますkey

 
みなさん、いかがでしたでしょうかsign02

作図スキルの向上には確実に慣れが必要なので、書いて・書いて・書きまくる!地道なトレーニングしかありません。

苦手な方には、非常に漠然としていて難しいなぁsweat02と思われるかも知れませんが、日常の業務の一部を図で整理してみるなど、まずは身近な所から始められると良いのではと思いますhappy01

では、また来週お会いしましょうfootfoot

by.aki

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