【2013年合格目標】スピード問題集で橋げた構築

こんにちは。こぐまです。

TACストレート生の方は、もうすぐ「財務・会計」の養成答練ですね。
この3連休、予定通りの学習を思う存分できましたか?
私は、実務診断案件でほぼ休みがつぶれてしまいました 少しでも力をつけるには場数を踏むしかありませんね

さて、60分科目であり、「中核科目」とは位置づけられていないものの、試験合否のカギを握る「財務・会計」。勉強時間でも点数でも、何かと足を引っ張る科目の筆頭です。

そしてこれといった即効薬が存在せず、地道に論点や解法、公式をひとつずつ理解し、それらを有機的に結びつける応用力を養成しなければ突破できない、キツーイ科目でもあります。

「企業経営理論」は興味を持ってそれなりに楽しく勉強できたけど、2科目目にして壁にぶつかり、診断士資格を本当に取りたいのかどうか、覚悟を問われている方もいらっしゃるのでは?

 

 

◆アウトプット学習の効果◆

他科目にも共通しますが、基本講義をある程度終えたら、あとは「アウトプット学習」が有効です。
曖昧な論点があちこちあるのは今は当然、時間を取ってテキストを読み返すよりも、とにかく手を動かして問題を解いてみること。

真面目な方ほど、「とにかく基本を完全に理解して、それから問題集を解こう」と思いがちですが、少々、気持ち悪さが残っていても、さくっと問題を解くことに移行したほうが、トータルの効率は上がるはず。先は長いです。

問題を解いて間違えることによって、解説を読んだりテキストに戻ったりして、曖昧な部分を再インプットする効果が見込めます。

手戻りが煩わしいかもしれませんが、何度も間違えるところは結果として何度もインプットし直すことになり(「ペンキ塗り」と呼んでます)、その科目の基礎=「橋げたを補強することができ、得点の安定化につながります。

 

◆アウトプットのための問題集◆

では、何をアウトプットの手段に使うか?

受験校で学習されている方はその問題集が最優先でしょう。すべてを知るわけではありませんが、合格者を出している受験校の問題集であれば、必要十分な内容を含んでいるはずです。

ここの段階で、私はちょっと遠回りをしてしまったかな?と思っています。
私の通っていた受験校では、本試験の過去問を論点別に整理・分類した問題集を使っていました。

これは大変良くできていて本試験までに3~5回転くらいさせましたが、講義後、いきなり本試験問題を解き続けていたわけで、5月くらいの段階で基本知識にあちこち穴があることに気づきました。

完成期に入ってからポカミスを繰り返したことで、自分の「橋げた」がやや不十分かな?と思い返したわけです。

その穴を埋めるために使ったのが「スピード問題集」。道場で強く推薦されていたのが理由。

最終的に、私がスピ問を使ったのは、「財務・会計」、「法務」、「情報」、「中小」の4科目
1次模試でも本試験でも、「やっておいて良かった~」と何度も思いましたよ。特に苦手科目の補強には抜群の効果があるかと。

私の勝手なイメージとしては以下のような感じ。

 

◆いつやるんだよ~◆

この問題集のいいところは、必要十分な論点をコンパクトな問題にして網羅していること解説が十分すぎるほど充実していることです。

基本問題集とはいえ、難度の高い問題も含んでいます。これを完璧にやり込めば、本試験も合格点が取れるレベルになると思います。

受験校の教材だけでもこなし切れない量なのに、スピ問までいつどうやってやるんだよ、と思われるでしょうが、隙間時間に1~2問でも解くことによって、できるだけ早く1回転させてみるしかありません。

学習スタイルを確立するにあたっては、こちらのひめの記事もぜひ参考にしてみてください。

私のように、来年の完成期に初めて着手するというのは、かなりキツイ。

休みを1日つぶしてスピ問に集中的に取り組むのが、答練に向けていちばん効果がありそうです。
最初はどうしても手間と時間がかかりますからね。

道場が薦める「鶏ガラ学習法」というのがありますが、これはもう少し先でもOK。まずは1度通してみてはいかがでしょう?

「財務・会計」のスピ問は特にコンパクトですので、養成答練までに解き終えておくと、この後の5科目も有利に進めることができます。

スピ問の効果を実感できれば、他科目への展開も検討可能です!

 

◆まとめ◆

・「基礎=橋げた」にも数段階ある。
・受験校の教材は基礎の第一段階。
・本試験レベルへつながる第二段階が重要。応用力の養成。
・そこを埋めるのが「スピード問題集」。特に苦手科目の補強に有効。
・スピ問は一発合格のための重要ツール。迷うくらいならやってみるだけのリターンは十分あり。

 

by こぐま

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