【財務・会計】意味や目的にツッコミを入れてみよう

みなさん、こんにちはうちあーのです。

今年も師走が目前に迫り、年末の慌ただしさが間近に迫ってきましたね。
12月に入ると、忘年会だ~、クリスマスだ~、と世の中だんだんフワフワしてきます。

みなさんは週の何時間学習に充てるといった目標設定をしていますか?
因みに私は平日3時間、土日5時間(講義含む)で計25時間/週を目標にしていました。

学習成果 = 時間 x 質

であり、時間をかけたからと言ってが劣っていれば効果は半減するのは当然ですが、逆も真なりでいくらの高い学習をしても最低限の時間を投入しなければ成果が上がることはありません。
特に周囲の騒音が大きくなってくるこれからの時期は、目標学習時間を管理することで学習ペースを維持していくのも有効かと思います。

 

◆今が大事な時◆

さて、TACスト本科生のカリキュラムではもうすぐ財務・会計の養成答練ですね。
すでに企業経営理論で経験済みの通り、養成答練の目的は「テキストの理解度チェック」です。
テキストは過去問の出題領域での基本論点を纏めたものなので、道場流に言うと「橋げたの基礎がきちんと固まったか」をチェックするのが養成答練だといえます。

ここ、かなり大事。この時期に橋げたの基礎が固まっていれば、

・今後のアウトプット学習により応用力を積み上げ強固な橋げたを築き上げることができ、
かつ
・積み残しなく、運営管理以降の科目をスムーズに回していける。

反対にこの時期に橋げたの基礎が固まらないと、

・アウトプット学習が空回りする可能性が否めず、
かつ
・積み残しが運営管理以降の科目に影響を及ぼす恐れもあり。

このように考えると、財務・会計という一科目に留まらず、診断士試験全体へのインパクトが大きい。実は、が非常に大切な時期なのです。
どうでしょう?ちょっとドキドキしてきませんか?

◆基礎の固め方◆

TACの3回転方式にせよ、他の受験校にせよ、今は各科目大凡一か月程度かけて基本論点をマスターする時期です。
先週も触れましたが、怒涛の7週間になると1週間2科目になり、直前期は1日複数科目をこなしていくことになります。
この時期になると、一つ一つの論点をじっくり理解している暇はもはやなく「結論だけ暗記してしまいましょう」となってきます。
これは試験対策上、決して間違っているわけでなく、むしろ正しい戦術です。特に1次試験はマークシートなので理屈がわかっていなくても正解にマークが出来ればそれでよいからです。

でも今はじっくりと理解する時間があります。そして、じっくりと理解することこそが基礎固めとなります。
「理解する」とはそれぞれの論点の意味や目的を知ることです。

例えば、損益分岐点売上高って何?という問いに対して自分の言葉で説明してみてください。
・損益の分岐点となる売上高。。。そのまんまやないかぁ
・管理会計上の概念の一つ
・利益を上げるために最低限必要な売上高
・利益がゼロとなる売上高
・FC/(1-α)という式で表され、固定費を限界利益率で割ったもの
・目的は、収益性を評価すること

様々な表現ができますよね。紙に書き出してみるのもよいし、ブツブツと独り言をつぶやいてみてもよいです。
要は噛み砕いて自分の言葉で表現して、自分の腹にすとんと落とす、この作業を地道に繰り返していくのです。

 

◆まとめ◆

私が受験生時代、講師から「財務・会計だけは毎日続けてください」と何度も言われました。
財務・会計の養成答練が終わってからも、スピ問・過去問・トレーニングなどを使ってアウトプット学習を繰り返しました。

言い古されていますが、財務・会計をマスターするのに王道はなく、地味ながら一歩一歩の積み重ねが肝要。
その歩みを確かなものにするために、比較的時間に余裕がある今の時期だから出来ることとして、各論点の意味や目的について一つ一つツッコミを入れてみてください。
イメージ的には、自問自答のQCサークル活動でを改善していくって感じ。
分かったつもりになっているものが実は分かっていなかった、という罠が結構多いことに気付くかもしれませんよ。

 

では、今日はここまで。

 

 

Ciao!
By うちあーの

 

 

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