【あと4日】応援メッセージ・・・になってるかな?
こんにちは。こぐまです。
まずは、再告知から。
8月6日(月)19~21時開催の「ストレート生向け2次スタートダッシュセミナー」、ご好評につき、定員を若干増やして募集継続中です。お早めにお申し込みください!
さて、初代、2代目も含め、各執筆陣の熱いメッセージが続いていますね。
1次試験まであと4日、昨年の自分はどうだったかなぁというと・・・
最後の最後まで、もがいて、あがき続けていました。カッコ悪いこと、この上なし。
到底、淡々にとか明鏡止水とかいった心境にはほど遠く、7枚のお皿を割りそうな不安の中で、試験前日も答練やスピ問を深夜までやり続け、完全な睡眠不足のまま2日間を終えました(真似しないでくださいね)。
本番前、焦らずに粛々と駒を進められるのは、ほんの一部の人だけではないでしょうか?
でも試験そのものは、1日目の最初の経済学が「チーン」という鐘の音とともに始まってからは、淡々粛々と進めることができ、2日目最後の中小を提出した時は、「今年はこれ以上は無理、これでだめだったらしゃあない」という清々とした気持ちになりました。
この「やり切った感」が、2次試験の高みに臨む際の自分の基準と拠り所になると思います。
◆ゲン担ぎ◆
この世に、合理性では説明できない不思議なことが起きるのは理解しているものの、そういうものにはこだわらないほうですが、診断士試験でひとつだけゲンを担いでいたものがありました。
赤飯のおむすび。
お昼を挟む答練や模試、そして本試験などでの昼食は、コンビニのおむすび2つと決めていて、そのうちのひとつは必ず「赤飯のおむすび」。
好物というわけではないのですが、2次の答練、模試、本試験、そして最後の口述試験(私は午後だった)まで、このゲン担ぎは続きました。
いつの頃からか、赤飯のおむすびが、いつもと同じことをやる、という自分なりの「おまじない」か「お守り」みたいなものになっていたようです。
焦って当然、不安に駆られて当然。藁をもつかみたくなる。
一生懸命、人知れず地道に圧倒的な努力をしてきた人ほど、それまでの行程を振り返り、何としても結果を出そうと思ってもがき苦しむものだと思います。
これまで長く苦しい坂を上って来られました。先が見えなくなり迷う日もあったと思います。その焦りや苦しさは私たちにもよくわかります。
でも、皆さんは周囲の協力とご自身の格闘の結果、ここまで来ることができました。
顔を上げて坂の上を見上げれば、それぞれご自分にとっての白い雲が見えているのではないでしょうか?
合格のスタイルは人それぞれ。
なぜ診断士の資格を取りたいと思って頑張っているのか、その想いも人それぞれ。
こうすれば自分の力が発揮できるというやり方をそれぞれお持ちだと思います。
私のように、(どうでもいいような)赤飯という精神安定剤的思い込みも「あり」でしょう。
自分なりの「強い想い」とともに、死力を尽くしつつも、淡々粛々と自然体で本番を乗り越えられることをお祈りしています。
何も現世的ご利益のないメッセージで、ゴメンナサイ。
◆2次試験へ向けて◆
おいおい、1次試験もまだなのに余計なこと言うなよボケこぐま、という声が聞こえてきそうですが・・・。
1次試験を終えたら、疲れ切っている方がほとんどだと思いますが、特にストレート生の方はすぐに2次試験に向けて頭の切り替えを図りましょう。
一例ですが、8月5日、試験が終わったその日の夕方に、TACでこのようなガイダンスが開かれます(この日は、札幌、仙台、新宿、八重洲、広島)。
たぶん、試験会場の出口でチラシを配っているはず。
どなたでも無料で参加可能ですから、力を振り絞って話を聴いてきてみてはいかがでしょうか?
来週からの道場記事は2次試験対策が中心になり、各執筆陣も書くと思いますが、スト生にとって最大の脅威は「時間が全然足りないこと」です。
また、この時点での上級生との力の差は圧倒的なものがあります。
SWOT分析で言えば、2次試験におけるほとんどのスト生は、WとTばかり。
Sは新鮮な1次知識といえなくもないですが大きな強みとまでは言えないし、少なくともOはなし。
クロスSWOTでは、弱みと脅威の組み合わせで「縮小・撤退戦略」を採用せざるを得ないとされるくらい、不利な立場にあるのです。
私は、1次試験終了後の1週間、受験校の2次対策講義が始まるまで何をすればよいのかわからず、無為な時間を過ごしてしまいました。
11週間のうち、1週間を無駄にしてしまったわけです。この遅れがどれだけ手痛い失策だったか、あとで思い知らされました。
消耗し尽くしたその日にガイダンス。
でもこれは受験校の「親心」ととるのが、スト生にとっての正しい判断です(私はTAC出身ではないので、回し者ではありませんよ)。
2次試験の何たるかを少しでも知り、少しでも早く自分にとって正しい方向に走り始めるために、できるだけ早い機会に専門受験校の話を聴いておくことは、2次合格が時の運に左右されやすいスト生にとって、合格可能性を少しでも高める出発点となるはず。
少しゆっくりしたい、飲みたい、遊びたい、という気持ちはよーくわかりますが、1次は通過点、本当の勝負はこれからです。
2次の壁の高さ、厚さは想像を絶します。
本番が近付くほど、1次以上に「1日の重さ」を実感していきます。
つまり、スト生にとり「スタートダッシュ」「ロケットスタート」が弱みを克服し脅威を減らす最大のキーポイントとなるはずです。
当道場が、8月6日にスト生向け2次セミナーを開催するのも、そのためです。
道場セミナーでは、受験校とはまた違った独自の視点から、受験生の皆さんに2次試験の考え方や、スト合格者の経験やノウハウをもとにしたお話しをさせていただく予定です。
応援メッセージのはずが、危機感を煽る檄文みたいになってしまいました。
皆さまの1次試験突破の嬉しいお知らせ、心よりお待ちしております。
セミナーに申し込んでいただいている方、お会いできることを楽しみにしています。
by こぐま
ばんちょうさま
コメント、誠にありがとうございます。
あともう少しですね。
素晴らしい環境に恵まれましたね。
最後の中小まで、圧倒的に粘りに粘って、8/6のセミナーでお会いできることを楽しみにしています。
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合格祈念!
ふうじんさま
ありがとうございます。
2次試験の難しさには手を焼いています。何か掴んだかな?と思ったら、するっと手をすり抜けていく感じですね。
うちあーのとひめ、2人のつわものを中心に2次理論に挑みます。
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太平洋の向こうから、引き続き記事投稿をお願いします。
こぐま様
記事拝見させていただき、改めて気合いが入りました!
実は今週一週間有給休暇が取れたので、家族とも離れ、独り勉強に集中する毎日を送っています。こんな事を許してもらえる上司・同僚、そして家族にただただ感謝しています。
この恩返しは、やはりストレート合格しかない!この」「強い想い」とともに、死力を尽くし、ラストスパートかけたいと思います。
こぐま様、皆様
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今年のスト合格率を確実に数ポイント押し上げる秀逸な記事、ありがとうございます。
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合格する方法より、不合格になる理由を知る方がよっぽど役立つこの試験。自慢話から苦心談・失敗体験への受験生の関心のシフトは、今後さらに加速。
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わずか一つのブログ記事が人の心に響き、そして試験の質そのものを変えてしまうのが、この試験の面白さ。今年の2次筆記がより面白くなるか、はたまた書き方競争の繰り返しどまりか。時差の彼方でちょっとワクワクしてます。
ふうじんさん、
太平洋を越えてコメント頂きありがとうございます!
仰る通り、合格の仕方は無限にあるのに対して不合格の仕方には限りがあるのが診断士試験、という確固たる仮説に基づき、今後も自分の苦心談・失敗体験をどんどん晒していこうと考えております。
2次試験については、世の中の不確実性が益々高まる中、それに対応し得る人材を診断士として認定するための試験のような気がします。ただ如何せん、選ばれる側のみならず選ぶ側も不確実性をコントロールできていないところにこの試験の本質があるのではないと思います。そのような試験をどのように記事にしていくか、これはまさに挑戦ですね。その意味で、ふうじんさんの鋭い切り口、堂々たる主張、辛辣な語り口、好奇心をくすぐる構成力に満ちた記事は、読者として、また執筆メンバーとしてこれまでとても楽しませて頂きました。
JCさん同様ぷち卒業だと期待しつつ、次回の記事を今から楽しみにしております!
こぐま様・うちあーの様
送別コメントありがとうございます。
不確実性への最有力対抗手段は「リスクヘッジ」であって、「ローリスク」ではない。その違いすら知らずに合格するのが今の2次筆記。だから面白くない。
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では1年間不確実性に対峙した上級生は、Sランク合格(不合格リスクの排除)に向け如何に考えたか。楽な挑戦ではない分、高いリターンが期待できるのが、ブログ執筆のメリットなのかもです。