【あと7日】応援メッセージ by 初代執筆陣
こんにちは!JCです
2012年度の中小企業診断士試験・一次試験が、とうとう今週末ですね。
3年前、2009年度の試験で合格した我々初代執筆陣。道場の記事の執筆からは(ふうじん を除いて・笑)ほぼ引退しておりますが、道場の運営のサポートなどを通して、引き続き受験生を陰ながら応援させていただいております。
ところで、初代執筆陣のほとんどが、合格後に海外赴任が決まっています。
- ふうじんはシアトル (2010年から)
- ハカセはシンガポール (2012年から)
- アックルは香港 (2012年から)
- 僕JCは北京 (2012年から)
・・・と、みんな海外で仕事をすることになってしまいました。
そんなわけで、初代メンバーのうち、ZonE 以外は試験翌日の2次セミナーには参加できません。本当にごめんなさい。
でも強力な2代目、3代目が超パワフルなセミナーを開催してくれますので、ぜひふるってご参加くださいね。
そして、セミナーに参加できない初代執筆陣が、(ふうじん以外は)久々に! 今度の週末に試験を控えた受験生の皆さんへの応援メッセージを送らせていただきます!
■ JC より ■
さて、僕が一次試験本番前に何を考えてたかというと・・・・。
結構余裕ぶっかましていました。「絶対一次で落ちるわけない」と。
でもそれも試験が始まるまでの話で、この記事にあるように2009年の2日目の一科目目でぼろぼろの状態になっていました。
2009年は1日目の科目が勘違いするほど簡単だった割に2日目の科目(当時僕らが貯金科目となめてた科目)が超難しいという年でした。
というわけで1日目の終わりに既に勝った気分の僕は二日目の終わりには完全に負けた気分になっていたんです。
でも、易しい難しいは単に自分の印象に過ぎません。上の記事で「やられた感」満載だった法務は自己採点してみたら、79点で逆に超貯金していました。
・・・ 何が言いたいかというと、
①ひとつひとつの科目の出来不出来で一喜一憂しないこと。
②自分ができていない科目は周囲のみんなもできていないということを認識して、次の科目に引きずらないこと。
③知らない問題が出たときには自分の常識を疑わないこと。
④あくまで4割を切らずに420点とれば通る試験だということを再確認すること。(100点は必要でないこと)
⑤自分がこれまで培った努力が報われないはずはないと信じること。
みんなが一生懸命頑張った努力は必ず報われる。
一次試験は通過点にしか過ぎない。
軽々と一次試験を突破して、当たり前だったように
2次の勉強をロケットスタートしよう!
そのために道場では一次試験の翌日に
スタートダッシュセミナーを開催します。
みんな頑張れ!!
■ふうじんより ■
1年間知力と死力を振り絞り、でもなお20%は全く知らない問題が出るのが1次試験。この試験を突破するには、当日自分のベストを尽くすこと が最低条件。
しかし。合格率5%未満の試験を突破する意気があるなら、人並みのベストで遠慮する必要なんてない。
1次2次を通じ、予定したことを予定通りに涼しい顔で片づけてくるのがスマートな勝ち方の一つ。では来たる土日の2日間、自分の学習能力のピーク感を、心行くまで楽しんできてください!
■ ハカセ より ■
まず、皆さんにお伝えしたいことがあります。それは、
「よくぞ、ここまで来ましたね!」
ということです。
診断士を志す受験生は、その多くが社会人。しかも30代から40代が中心。
ビジネスマンとしては油の乗った、企業活動の中核として活躍している(しなければならない)世代です。
そして、その世代は大切にしなければいけない家族(配偶者やお子さん)がいる方も多い。
こんな風に、診断士を志す人の多くは、「何かしらの制約」を抱えているものなのです。
だから、診断士資格取得を目指したものの、さまざまな理由で途中で断念せざるを得なくなった人を、とてもじゃないけど「落伍者」と呼ぶことはできません。
こんなに「障害」が多い「障害物競走」なんです、診断士試験は。
会社の先輩や同僚に仕事上で迷惑をかけ、奥さん(または旦那さん、あるいはパートナー)に苦労を強いて、お子さんの相手をする時間もなくなっている今日この頃。
そんな肩身の狭い思いをしている、
そこの、アナタ!
曲がりなりにも一次試験目前まで到達できた皆さんは、
「エラい!」
と思います。
はいはい。もちろん、試験が終わったわけでもなければ、合格したわけでもありません。
でも、結果はどうあれ、これまでの努力は認められて然るべきです。
それは、今この瞬間は、先輩・同僚・ご家族にはわかってくれないかもしれません。
でも、僕ら、経験者は分かります。共感します。あなたは、本当に頑張ったと思いますよ。
ここまで頑張ったんです。結果はどっちでもいいじゃないですか・・・
・・・なんてことは言いません
でも、これだけは言えます。
ここまで頑張ったんです。
これ以上どう頑張れって言うんですか。
制約の中で、可能な限り、時間をねん出したんですよね?
制約の中で、可能な限り、ねん出した時間を有効に使ったんですよね?
試行錯誤はあったけど、自分が可能な限り、効率よく勉強しようとしてきたんですよね?
勉強に飽きて身が入らない時期もあったけど、自分を叱咤激励して、何とか立て直してここまで来たんですよね?
人生で一番頑張ったと思うぐらい、これ以上頑張れないぐらい、頑張りましたよね?
じゃあ、いいじゃないですか。
もうここまで来たんです。胸を張って試験を受けてきてください。
なるべく多くの道場読者が合格することを、僕らはもちろん願っています。
でも、僕はむしろ、そんなことより、
なるべく多くの受験生が、
初日の最初の科目の試験の直前の静寂の時間を、
家族や周囲への感謝の気持ちをもちつつ、
これまで過ごしてきた充実した時間を思い返して、
清々しい気持ちで、
試験開始の合図を迎えることが出来るように。
そんなことを、願っています。そっちも合格と同じぐらい、大事なことだと思うから。
Good Luck !
by ハカセ
■ ZonE より ■
こんにちは。ZonEです。大変ご無沙汰しております。
さぁて、いよいよラスト1週間ですね。
ラスト1週間で最も大事なことは、何と言っても体調管理です。
このクソ暑い時期に2日連続で7科目を受験しなければならないわけですから、ぜひともベストな体調で臨んでいただきたいと思います。
熱帯夜が続きますが、くれぐれもクーラーをつけたまま寝るようなことが無いようにお気をつけください。うがい&手洗いも(きちんとうがい薬を使って)しっかりやってくださいね。
[試験当日の心構え]
今年も科目別の難易度格差は、少なからずあると思います。
また、ふうじんも書いているように、初見の問題もそれなりに出題されることでしょう。
きちんと対策をしてきた方ほど、解けなかった問題が気になって、焦ったり自信を失ったり…と、以降の科目に悪影響を与える心理状況に陥りがちです。
しかし、終わった科目の事を考えても仕方のない話です。
「難易度の高い科目があるかもしれない」「見た事のない論点の問題がかなりの確率で出題される」などの心構えができていれば、スパっと頭を切り替えて以降の科目に集中できます。
各科目40点以上/平均60点以上取ればOKであることや、これまで養ってきた正答選択肢に対する自分の嗅覚を信じて、異様に難しい科目/ 問題があったとしても、「想定の範囲内」と冷静に対処していただければ幸いです。
読者の皆様の中から、1人でも多くの方が、無難に一次試験をクリアして、診断士試験の本丸である二次試験に進まれることを願っております。
Good Luck !!
by ZonE