【2011年合格目標】 TAC動画チャンネルフォローアップ その4 ~アウトプット学習~

こんばんは!アックルです。

TAC動画チャンネルフォローアップシリーズ4回目は「アウトプット学習」についてです。

8/30 月 全体概要 
8/31 火 勉強時間の確保
9/1 水  予習中心の能動学習
9/2 木  アウトプット学習  ← 今日はココ
9/3 金  合格への熱い思い
9/4 土  ストレート生の一次対策
9/5 日  ストレート生の二次対策 

■知識の定着レベル

表に基づいて説明しますと、知識には「吸収」「理解」「体得」の3段階があります。
診断士学習を例に取りますと、「吸収」はテキストを読んだり、講義を聞くことで知識を得ることです。
「理解」は文字どおり、講義内容やテキストを理解すること。このレベルまで問題を見て正解が分かったり、間違えている選択肢が分かるようになります。
よって、1次試験は理解までで何とか通用します。
一方、「体得」は完全に自分のモノにして、知識を瞬時に引き出すことが できるようになるレベルです。

2次試験に合格するには、この体得レベルが必要です。なぜなら二次試験では一次の知識が必要ですし、80分という短い時間で瞬時に1次知識を引き出せないと時間が足りなくなる
可能性があるからです。
この体得レベルまで辿り着くには、アウトプット学習が必要です。

■アウトプット学習

アウトプット学習とは、覚えた知識、理解した知識をドンドン引き出す訓練です。
代表的な方法としては、スピード問題集や過去問を次々に解いていくことです。
しかもただ単に解くだけではなく、例えば間違えている選択肢について、「なぜ間違っているのか?どうすればいいのか?」などとことん追求していくことです。
いわば問題集・過去問を「骨の髄までしゃぶり尽くす」ことです。

これが「鶏ガラ学習法」です。

また、答練を目標にして、答練での「高得点&全力投球戦略」も非常に重要です。
我々道場メンバー全員が1次試験で500点前後の点数が取れましたが、多くのストレート合格者は1次の養成答練・直前答練なども全力投球で高い得点を取ることを一つの目標にしています。
この時期に高得点を取るには、やはり早い時期からの「体得」が必要です。

さらに1次学習の頃から2次試験を見据えるには「知っているから説明できる」レベルにまで自分を高めることが非常に重要です。先ほども説明したとおり、二次試験では一次知識が武器になります。この武器が使えないと重要な切り口が抜けてしまったり、 答案に抜け・漏れが多くなってしまいます。
そこで、重要となるのがやはりアウトプット学習です。
問題集・過去問を骨の髄までしゃぶり尽くし、自分のモノにすること。また、文字どおり一次知識を説明できるレベルにまで引き上げること。私の場合は、「企業経営理論」については、
各章の「本章のポイント」の下に書いている「製品=市場マトリックスとは何か?」や「差別化の方法にはどのようなものがあるか?」などを何も見ずに説明できるように訓練しました。
それも1次学習を初めて間もないころからやってました。

とにかく早い時期からアウトプット学習は始めて下さい。テキストばかり読んで理解したつもりでも、実践問題はなかなか解けません。
覚えた知識をどんどんアウトプットし自分のモノにすることが合格への近道です。

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【2011年合格目標】 TAC動画チャンネルフォローアップ その4 ~アウトプット学習~”へ7件のコメント

  1. 8 より:

    >各章の「本章のポイント」の下に書いている(中略)何も見ずに説明できるように訓練しました。それも1次学習を初めて間もないころからやってました。

    具体的なアドバイスありがとうございます。私自信も取り組んでいる内容でして、方向性の確認が出来たこと、感謝いたします。

    1. ハカセ より:

      8さま。コメントありがとうございます。そこが正に、我々が道場を執筆し始めたきっかけです。学習開始初期は「これでいいんだろうか」と手探りなものです。「僕らはこうやったよ」と学習方法や到達度合いを紹介することで、これから受験する皆様の参考にしてほしいという思いから道場を書かせて頂いております。今後も参考になる情報をなるべく多く発信していきたいと思っています。

  2. 木藤 より:

    はい!ありがとうございました!
    これからも勉強頑張ってまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

  3. アックル より:

    木藤さん
    コメントありがとうございます。
    サブノートに関してですが、私は1次試験においてはサブノートは作成しませんでした。理由はテキストがしっかりしているのであえて作成する必要性を感じなかったことと、サブノート作成に時間ばかりがかかることです。
    代わりに作成したのが、1次試験直前に作成した「ミスノート」です。
    これは①何度解いても解けない問題、②何度も間違えた問題、③すぐ忘れてしまう論点などを箇条書きでまとめたものです。
    ですから木藤さんのおっしゃるとおり分からなかった論点をまとめる程度で十分だと思います。

    こんな説明でよろしかったでしょうか?

  4. 木藤 より:

    こんにちわ。木藤です。
    スト本が始まって間もなく1ヶ月が経ちますが、質問があります。

    講義においてサブノート化という言葉がよくでてくるのですが、具体的にサブノートはどのように作れば良いのでしょうか?
    今考えているのは、過去問でわからなかった論点をノートにまとめる方式を考えております。
    大変申し訳ございませんが、ご教示いただければ幸いです。

  5. アックル より:

    nhideさん

    コメントありがとうございます。

    1次のうちから2次を意識した学習を行っておくと、他の受験生に大きく差をつけることができ合格が近付くと思います。

    効率的かつ戦略的な学習を行ってください!

  6. nhide より:

    事例1のみならず事例3まで戦略重視となった昨今、アウトプット学習は不可欠ですね。
    演習が出来ない細切れの時間に最適な点も、2次対策に効果的だと思います。
    実践したいと思います。

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