【経営情報システム】超直前総まとめ ~だいじょうぶ、コワクナイ~

こんにちは、を~です。

今日はイキナリ本題。
最後の科目別総まとめ、経営情報システムです。

スキキライがハッキリと分かれる事で有名なこの科目。
診断士受験生に比較的多いSEさん達は得意科目にしていることでしょう。
が、もう一つの大勢力である“おっさん”受験生達の中にはこの科目を鬼門と感じている人たちも多いと思います。

道場執筆陣も1期生・2期生にはSEさんが居ましたが、3期生にはSEが居ません。
その中でも、この科目を「苦手」と公言してはばからないぼくがこの科目の総まとめをお送りするのも、また一興というものでしょうか。

ではざっくり復習!

 

■どんな試験?
【試験範囲】
読んで字の如く、情報システムに関する科目ですよね。
1次試験案内では、情報通信技術と経営情報管理という2分野に分かれています。
道場のデータ分析では、「IT(=情報通信技術)」、「経営」「開発」「統計」と4分類されていましたが、後者3つはいずれも「経営情報管理」分野に含まれています。

【難易度】
年度によってブレが大きいです。
うちあーののコレを見てみると、難易度順に科目を並べたときにいつも両端のどちらかに位置しています。
平成23年までは、見事なV字を描いて科目合格率が上昇中ですが、今年は果たしてどうなることやら。。。

分野別で見ると、統計問題はいつも難問ばかりなのでほぼ「捨て問」とする対応が何度も推奨されていました。
一方で、それほど難易度が高くない頻出論点として、SQLメールやインターネットの仕組み正規化開発モデルといったものがあります。

【形式】
過去数年を見てみるとだいたいいつも25問となっています。
配点は各4点で、傾斜がついていることはありませんでした。
問われ方としては、「適切なものを選べ」の問題が圧倒的に多いですね。
知識があれば瞬殺!という問題が多そうで、この傾向は変わらないでしょうね。

【知識問題】
この科目の最大の特徴だとぼくは思います。
専門用語の意味がわかれば各選択肢の半分以上が理解できる。
特にアルファベット3文字・4文字の略語攻略がカギでした。

見方を変えると、時間さえ掛ければ正解に辿りつくような問題は少ないわけで、見直しを含めても早く終わってしまうかもしれません。
得意な人も 苦手な人も。
人によっては、早めに退出して最後の科目の準備を前倒しするのもアリかも(ぼくはそうしました)。

早めに退出する人も、最後まで粘る人も、自信を持って試験に向き合ってくださいね。

 

■ レッツゴー暗記
過去記事ではハカセのコレやJCのコレはかな~り強烈でした。
でも、覚えたいモノはいっぱいあります。こぐまがズラズラ並べていましたが、あのうちどれくらいカバーできましたか?

情報が大の苦手なぼくですが、いくつか覚え方をご紹介します。
①差分バックアップと増分バックアップ
差分バックアップはDifferential Backup、増分バックアップはIncremental Backup。
差分は「Different=異なる→差異」、増分は「Increase=増える」を連想すればいいですよね。

英語の問題だけど。
で、こうする。

Iは細いからチマチマ足していかないといけないけど、Dは幅を広げられるのでバックリ行けます。

 

② デュアルシステムとデュプレックスシステム
デュアルは、デュエットとかデュオ(あ行です)を連想。2人並んでいっしょに歌ってるってことは、両方とも動いてます。
デュプレックスは紙コピーのDuplicateを連想。とったコピーを並べて見ることはせずに配っちゃう。なので片方は待機。

この話に付き物のコールドスタンバイとホットスタンバイは、ウォーミングアップが要るか要らないか。ウォームスタンバイもあるらしく、これはエンジンかけて暖気中。
デュアルは動いてるから絶対に暖気が要らないのでホット。
デュプレックスのスタンバイは、ホットもコールドもありそう。まぁコールドの方がコストかからなさそうですよね。時間かかるけど。

ついでにタンデムはバイクの2ケツで、直列なのでスタンバイとか関係なし。

 

③メールサーバーのSMTPとPOP3
POP3のPOはPost Officeです。
郵便屋さんは手紙を配達してくれるけど回収はしてくれないので、受信サーバー。

SMTPと似た名前でSNTPってのがあります。
SはどちらもSimple。
NTはネットワークタイムで、時刻同期プロトコル。
送信メールは、MailなのでMを探しましょう。

 

④RAID0とRAID1
RAIDのRはRedundantです。
データの保存場所に冗長性を持たせる、つまり並列で複数台並べるってことですね。
RAID0ってどんな風にしているかというと、こんなん↓だそうです。


データがシマシマなのでストライピング

コレ見て思いました。

一つのパーツが片方のドライブにしか保存されてない。
冗長性ないじゃん。

だからゼロなんです。(ホントの話)

 

⑤CSMA/CAとCSMA/CD
Collision AvoidanceとCollision Detectionです。AがAvoidで回避なんですが、思い切って「A(あ)ぶない → 回避」、「D(だ)めだ → 衝突」。
CAは回避しまくるので待ち時間が長い。

 

■ 最後に
22年、23年(易しい2年ですが)を見ると、前半に易しめの問題が並んでいました。
最初の10問で勝負は半分以上決まる感じですかね。

今年がどうなるかは神のみぞ知るですが、地獄の21年度でも前半は戦える問題が並んでいたように思います。
ITの分野で、自信を持てる論点をいくつか用意しておきましょうね。
ソレが出たら「勝った!」と思えるようなヤツを。

本番で雰囲気に呑まれず、おびえないように。
だいじょうぶ、コワクナイ。

 

以上、を~でした。

 

 

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