他資格所有による免除科目との付き合い方
こんにちは。ZonEです。
中小企業診断士の合格者や受験生とお話させていただくと、
前職も含めSEの方が多い(体感的には15~20%くらい)気がします。
SEの方の中には、1次試験の経営情報システムが免除になる資格を
既にお持ちの方も多いかと思います。
私も入社1~2年目に取得した第一種情報処理が経営情報システムの
免除科目として認められていました。
そこで今回は免除科目の扱いについて述べさせていただきます。
免除科目は60点扱い
さっそくですが、結論から申し上げると、
・極端に疲れやすい(2日で7科目を受けるのは結構しんどいので…)
・他の6科目で十分合格点(平均6割)を取れる自信がある
・免除科目を受験しても、本試験で70点以上取れる自信がない
という方以外は、免除科目でも受験すべきだと私は思います。
理由は単純です。
免除科目は、60点扱いになってしまうから です。
たとえその科目で80点取れる実力があっても、科目免除にして
しまうと、得意科目で全く貯金できなくなってしまうのです。
これって、とっても「もったいない」気がしませんか?
1科目でも80点取っておくと、残り6科目が60点×4科目と
50点×2科目でも合格できてしまいます。
こう考えると、とっても気が楽になりませんか?
ストレート合格への近道
…と、一昨年前までなら、話はここで終わりなのですが、
昨年の経営情報システムで事件は起きました。
平均点が40点以下!? …だったのです。
はい。私も大きな被害を受け、計算が大きく狂いましたよ。
経営情報システムを得意としており、基礎答練 92点、
応用答練 89点、公開模試 92点だった私も、本試験では68点。
せっかく免除科目を受験したのに、8点分の貯金しかできませんでした。
そんな痛い目にあった今でも、
・1次試験に対して自信を持つことができ、結果として早期に
2次試験対策にシフトすることができる
・得意科目の中にも、自分と係わりの薄い分野はあるもので、
それを学習する良いきっかけになる(自己啓発)
という観点から、やはり受験することをオススメします。
(まぁ、逆調整で今年度の難易度は下がると思いますしねぇ。)
まとめ
せっかくの得意科目で60点しか加算されないのはもったいない
ので、不得意科目がある方はもちろん、早めに2次試験対策の
学習にシフトしたい方は、免除科目でも受験してみてください。
ただし、
・必要以上に時間をかけない
・油断して手を抜き過ぎない
ようにくれぐれも注意してくださいね。
by ZonE