【合格体験記】ルーティンを活用しながら、自分に合うやり方を試行錯誤 byたにっちょ

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さまざまな参考書やYOUTUBEの情報を駆使し、独学で見事に合格を掴んだたにっちょさん。日々のルーティーンの工夫や学習方法について詳細にまとめてくださいました!独学の方は必見です!

受験生情報

  • ハンドルネーム:たにっちょ
  • 年代:50代

受験回数

  • 1次試験:2回
  • 2次試験:1回

自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

戦略的なつもりの独学:ルーティンを活用しながら、自分に合うやり方を試行錯誤

診断士に挑戦した理由・きっかけ

・ITパスポートを受験した時に、スマホを使った「ながら時間」で過去問を解くことが習慣化したので、それを活かす対象として、診断士の一次試験に挑戦してみようと思ったこと

・50代のリスキリングとして

職務経験・保有資格

  • 職務経験:地方の金融機関勤務
  • 保有資格:FP2級、ITパスポート等

得意科目・不得意科目

どちらも、特になし(得意や不得意と思わず、どの科目も満遍なくやるということを意識していました)

合格までの学習法

  • 1次試験:独学
  • 2次試験:独学:令和6年8月~10月

1次対策

1回目の1次試験不合格とその後:令和5年3月~令和5年12月

購入した参考書等

 まとめシート、スピード問題集:経営法務と中小企業経営政策(法律改正、時事問題への対応)

・過去問:スマホにて「過去問.COM」のみ(平成28年~令和3年分)

・勉強時間:朝は30分~45分、夜は30分~60分程度で、途中でも眠くなったら寝る様にする

・平日ながら勉強:スマホにて過去問を1問1答で解いて、解説も読む。朝ごはん:3問、通勤電車:3問、昼ご飯:3問、全て最初に行い、3問終えたらそれ以上はやらない(3問やったら自由になる開放感と、ノルマ数を多く設定するとストレスで継続できなることの防止)

・休日:スマホでの過去問1問1答で不正解の問題をノートに自分が理解できる様に纏めて、自分専用のテキストを作る(時間かかり結構キツイ)

・7月の3連休に令和4年の過去問(スマホで1問1答をやっていない初見の問題)を使って、セルフ模試を実施

 60点以上は、経済学と経営情報システム。 企業経営理論、運営管理は90分で解き切れず、自宅でのセルフ模試、睡魔もありヨガマットに寝転がりながら120分以上かけても50点にも届かず、1回目の不合格を確信(※試験の復習はあえてせず)

・1次試験直前期として、まとめシートと不正解ノートを詰め込むだけに集中

・1次試験1回目は、財務会計と中小企業経営政策の2科目の合格のみ(仕事で接している分野であり、妥当な結果)、40点以下は経済学(※全ての科目の試験の復習はあえてせず)

・1次試験後、平日ながら:スマホ過去問1問1答を継続し、1問2分で解答することを意識

・平日朝・夜、休日の勉強は中止し、勉強法をYouTubeやスマホで検索し検討。12月半ばの今後の勉強法の方針として、過去問完全マスター5科目(経済学、企業経営理論、運営管理、経営法務、情報システム)、ITパスポートのテキスト、速習:マクロ経済学、ミクロ経済学を勉強することにした。 (1回目受験時のまとめシートや自作ノートは使わず)。過去問完全マスターは、2022年版(令和3年迄の過去問掲載)をヤフオク等で揃えたほか、速習:マクロ経済学、ミクロ経済学は最新版ではなく、一つ前の物を揃えることで、リーズナブルに対応。

2回目1次試験合格へ:令和6年1月~7月

平日ながら:スマホ過去問1問1答を継続

平日朝45分程度:過去問完全マスター、平日夜45分程度:速習:マクロ・ミクロ経済学をYouTube見ながら勉強の他、ITパスポートのテキスト見たり、過去問完全マスターをやったり

休日:過去問完全マスターを試験迄に2回転させることにしていたので、ペースが遅い分を補う。

・6月くらいから、スマホの過去問1問1答の正答率が、過去問完全マスターの勉強もあり上昇する

・7月:平日ながら:スマホ過去問1問1答を継続し、平日朝・夜:過去問を紙に打出して解き始める、対象は令和4年(1年前のセルフ模試)、令和5年(受験済)、令和5年(沖縄追試)の3回分。60分の試験なら、朝:回答と採点まで終わらせ、夜:復習とし、90分の試験なら、朝:45分、夜:45分で回答し、採点、翌朝に復習として、こなして行きました

2次対策

・自己採点で1次合格確信後から、勉強方法を検討。8月中は、情報収集とテキスト購入が中心で、気になった物は全て購入し中身を確認した。購入したテキストは下記の通り

ふぞろい10年データブック、ふぞろい答案分析5~7、ふぞろい再現答案5~7、ふそろい16、17

全知識、全ノウハウ、解き方の黄金手順、TBC2次テキスト

30日完成事例Ⅳ、TAC事例Ⅳの解き方

ほらっちの独学合格ナビ、中小企業診断士17人の合格術&キャリアプラン

・9月から2次試験に向けてインプット開始、上記テキストの他に

  • YouTube「ダンシン君のサブノート」を事例毎の1問1答を、朝と夜20分ずつ聞き流す
  • YouTube「とある製造メーカーの経理係長」にて、全知識の内容を単語カードに書き纏めて(1事例80枚、事例Ⅳを除く)、めくって覚えるという勉強法が紹介されていたので、そっくりそのまま取り入れる
  • 抽象化ブロックシートをA4に縮小コピーして持ち歩いて覚える
  • 「ザ・ゴール」の漫画版、1・2・3と「小が大を超えるマーケティングの法」を読んで、イメージを膨らます
  • 一発合格道場とふぞろいのブログにて毎朝情報収集

・10月から過去問も開始、過去問は平成28年から順に、令和4年迄の7年分×4科目を1回こなす。(令和5年の過去問は、今回不合格も想定し、2次2回目の受験する際の初見問題の保険として取っておく戦略)

・ふぞろいを使って採点し、概ね50点~60点位で、足切りはないけど、確実に点数取れている感じもしない状況。

・直前期には、令和1年~4年のふぞろい流ベスト答案をだけを見る様にして、抽出するキーワードと組立詰め込みました(答案から、与件文と設問文の内容もイメージ)

何故その学習方法を選んだのか?

リーズナブルなのと、自分のペースで勉強したかったから

学習開始時期

令和5年3月

学習時間(目安)

  • 1次試験:800時間
  • 2次試験:150時間

学習時・受験時のエピソード

「あきらめたらそごで試合終了です」と「あこがれるのをやめましょう」という2つの言葉を意識し、1次試験2回目からは、メンタル対策として「合格する迄やれば失敗のプロセスも成功になる」という気持ちを持って、不安と向き合う様にしていました。

自分に合いそうなモノを取捨選択して、継続できる方法で積み上げて行けば成長を実感できたし、長期間の勉強は意思やモチベーションの力に頼るよりも、習慣化して勉強した方が楽だと感じました。

以下、セルフ模試、自己採点等の情報です

・1次試験2回目の各過去問のセルフ模試の結果

経済学企業経営運営管理経営法務情シス合計
令和4年5270605262296
令和5年4854586844269
沖縄追試5683696476348

本番の試験前日には平均点の低い経済学の過去問完全マスターの2回連続不正解の問題の解き直しを行いました

この直近3回分の過去問と復習をちゃんと行ったことの効果は

・本番で同じ論点で問い方を変えてくる問題への対応、出題者の意図が読み取れる問題が増えた

・問題の解く順番等の攻略法を決められたこと

  • 最初に後ろのページからめくり、正誤の組合せ問題だけ黄色の蛍光ペンで印をつけて、何題あるのかカウントして番号を振り、総処理時間の目安(1問×2分+α)を決めて後に回す。正誤の組合せ問題を纏めて解くことで、処理し易い効果が自分にはあると感じました
  • 解いていて、選択肢の絞りこみ含め問題が難しく感じたら、黄色マーカーで印をつけて後に回して、次に行く
  • 問題を1周した所で、一旦解答用紙にマークを行ってから、上記①→②を行う様にする

・令和6年1次試験の自己採点

経済学企業経営運営管理経営法務情シス合計
令和6年6471626468329

(合格、没問5点加算)

以上になりましたが、2日目受験の経営法務と情報システムは、正直手応えは良くなく、来年も1次受験するのか?と思っていましたが、合格点が取れていました

・2次試験の過去問取り組みによる解き方の定着

  • 事例毎に使う組立等を最初に問題用紙の余白に書く

幸の日も毛深いネコ、ダナドコ、DRINK、生産管理:QCDの最適化・生産計画と生産統制(進捗、現品、余力管理)、顧客満足度向上、関係性強化、地域活性化、差別化

  • 設問文を先に読むこと、設問文の文章・言葉使って解答文を締めること
  • 与件文を読む際には4色のフリクションファインライナーで、緑:事例会社の概況的要素、時系列の整理、オレンジ:ポジティブ要素(強み、S、O)、紫:ネガティブ要素(弱み、W、T)、ピンク:代表者の思い、時間軸が未来に線を引き、あえて加飾的に表現している気になる言葉には黄色(蛍光ペン)で目立たせて、解答を組立する様にしました。過去問取組の最初の頃は、解答要素を抽出して組立を下書きしてから、解答用紙に記入していましたが、時間的に非効率に感じたので、解答要素を見ながら、頭の中のイメージを直に解答用紙に書いてアウトプットし、内容が纏まらないor文字数に収まり切らなければ、書いて消すを繰り返すパターンにして本番でも行いました。実際の本番でも、書いて消すを繰り返し、事例Ⅳ以外は残り1分迄、何とか制限文字数内に入れることに焦っていたし(試験後に答案を再現するに苦労)、2時間弱の帰りの電車の中では、2次試験を80分で解き切るには、どうやるのが正解なんだ?という思いが頭の中をグルグル回っていました。

祝合格!!

合格だるま
合格だるま

ばん
ばん

日々のルーティンを味方につけて独学で見事合格!おめでとうございます!冷静な自己分析と改善力、なによりもポジティブマインドが素晴らしいと感じました。ご寄稿ありがとうございました!

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