【資格】ITストラテジスト試験について考える by ARE

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はじめに

2024年もあとわずか!
さて、AREのブログの番となりました。
今日は有馬記念、そしてM-1グランプリですね!
そんなソワソワする日にブログをご覧いただきありがとうございます。
近頃の阪神はと言うと、新外国人選手の獲得のニュースがちらほら出てきています。が、こればっかりはシーズン始まってみないと分からん!なところもあるので、静観したいと思います…!
キャンプで「柵越え連発!」な外国人でも安心はできないニャ

ITストラテジスト試験について

ここから本編!
他メンバーの記事でもちらほらと他資格の話が出ているので、
AREも乗っかってITストラテジスト試験についてをテーマにしたいと思います。
そもそも、ITストラテジストという人の役割が何かと言うと、経営戦略に基づいてIT戦略を策定し、ITを高度に活用した事業革新、業務改革、競争優位を獲得する製品・サービスの創出を企画・推進して、ビジネスを成功させることです。例えば、CIO、CTOやITコンサルタント等です。
そして、ITストラテジスト試験は、IPA(情報処理推進機構)が実施する試験の中で、以下のようにマッピングされていて、高度な知識・技術を求める試験となっています。

試験の合格率はだいたい14~15%で推移しているので、中小企業診断士試験の合格率よりはやや高いです。そもそもの受験者が多くないので、毎年の合格者が1,000人に満たないというのはだいぶレアな感じがしますね。。

試験内容
試験内容は以下4科目となっています。
- 午前Ⅰ
- テクノロジやセキュリティ等のITについての知識系問題・多岐選択式
- 午前Ⅱ
- ストラテジを中心とした高難度の知識系問題・多岐選択式
- 午後Ⅰ
- 架空の企業に関する説明文を読んで設問に回答・各10~50字程度の記述式
- 午後Ⅱ
- 特定のテーマに関する文章を読んで設問に解答・各600~1,200字程度の論述式
特徴的なのは、何と言っても午後Ⅱです。設問はだいたい3問なので、120分の試験時間で合計約3,000字以上を論述することになります。これはかなり時間との戦いです。
また、独特なお作法があって、3つの設問を章立てで分けて、1つの論述としてまとめるのが一般的?です。(下記の設問アを第1章、設問イを第2章…とするイメージ)
なので、中小企業診断士試験ではあまりメモを取らなかったAREですが、ITストラテジスト試験では論述構成を考えるためにガッツリメモを取っています。


正直なところ、中小企業診断士試験以上に、この論述試験の評価基準は分からないです。。
が、合格していたので良しとしましょう。(試験直後の感触は「絶対に落ちた!」というものでした)
使った参考書など
午前試験は、多岐選択式なので、過去問サイトでスキマ時間にひたすらスマホ学習をしていました。(ネットで「ITストラテジスト 独学」や「ITストラテジスト 過去問サイト」等で検索するといろいろと出てきます)
午後試験は、非常に独特なので、『情報処理教科書 ITストラテジスト』を使用していました。kindle版が出ているので、思い参考書を持ち歩く必要もなく非常に便利です。
そして、午後Ⅱ試験は、ひたすら過去問演習ですね。1回の演習で3~4時間は必要なので、時間の確保ももちろんですが、演習をし終えた後の疲労感がとんでもなかったことを覚えています…。
最後に
さて、今回の記事はいかがでしたでしょうか。
実際にITストラテジスト試験に合格して、何か明確な良い影響があったとは言い切れないですが…、コンサルで働く職業柄IT戦略の知識も必要になるので、その点で持っていて損は無い資格かな、と感じています。他企業においても、経営やIT系の職種の方は持っておくと強みになるかと思います。
また、中小企業診断士としても、ITストラテジスト自体がやや大企業向けの考え方になるので、直接的なメリットは少ないかなとも思いますが、ITを強みとしていく方は持っておいてもよい資格かな、という印象です。
それでは今回はここまで!

ここまで読んでくださった読者の皆さん、ありがとうございます。
次回は『ぴらりん』です!
いくで~♪

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to AREさま
ITストラテジスト(7回目)で合格後、中小企業診断士受験準備中(1次: 3回敗退)です。
わたしの場合午後が鬼門でしたが、6回目のアトに学習方法を変えて、
解答例⇒設問文⇒本文を過去問で分析することで、設問文で問われていることと
本文の手がかりの関連性を徹底的に分析することで、午後Ⅰを突破することが出来ました。
午後Ⅱは社内システムを担当していた関係から、売上や顧客増加の観点はなかなか書けず、
結果として、Webで公開されている拡販資料を基に「ITストラテジストに求められる人財像」と問題文で問われる「例えば」の着眼点で書き突破した次第です(題材の業界は風俗です。)
現在、基本講義で2次問題授業を受け(TAC: ストレート生)、年末年始に問題を読んでいましたが、ITストラテジスト以上に問題文の「小骨」が2次試験には多く、より精読が求められるなと思った次第です。ITストラテジストの午後Ⅰは、設問文⇒本文(⇒記述回答)がより直線的で、
2次試験は網の目に感じます。
1次: 残科目の学習と、4月の情報処理試験(恐らく応用)で、情報システムと問題読解のツボを
忘れないようにと思っています。
それではまた
(年末にコメントしましたがうまくアップできていないようなので再投稿します)
整井覚憂無さん
コメントありがとうございます。
ITストラテジスト試験の午後Ⅰは、おっしゃる通り中小企業診断士試験の2次試験と比較して本文→回答が直線的であると感じます。
その理由として、あくまでIPAの試験なので、ストラテジとはいえ主にシステムとその周辺の戦略に限定されるためかと個人的には思っています。
一方で、中小企業診断士試験は、事例ごとに領域が絞られているものの経営全般が論点なので、要求されている回答が何であるのかつかみにくいと感じるかと思います。
とは言え、回答の型やパターンはある程度存在するので、過去の道場記事なども参考に対策を進めていただければと思います。
ARE