おかんにインタビュー②〜養成課程編〜 byさたっち
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全速前進ヨーソロー!さたっちです。
最近、毎日息子から「ハゲろ!」と呪いをかけられています。絶対に許さない。
2次試験を受験された皆様、
お疲れ様でございました。
手応えがあった方、なかった方。精一杯実力を出し切れた方、不完全燃焼だった方。
いろいろな方がいらっしゃるかと思います。
特に手応えが薄かった方は「養成課程」の四文字も頭にチラついているのではないでしょうか?
そこで、本日は2次試験に3回落ちた後に養成課程で中小企業診断士を取得した私の母に「養成課程のあれこれ」を聴いてきました!
前回記事の反響
前回のおかんにインタビュー企画は5月にお届けしました。
↓記事はこちら。
個人的には単発ネタくらいの気持ちで書きましたが、道場メンバーの反応が凄まじく、
超充実のインタビューで読み応えがあった!
さたっちのお母さん感がビンビンに伝わってきた!
歴代道場記事で1番面白かった!
続編期待してまーす!
お母様と話が合いそう!ぜひ会いたい!!
なんでこんなに評判いいんだ、、、
って感じでした。
また、座談会・相談会でお会いする受験生の方から
養成課程について、知りたいです!
という声を頂くこともありましたので、もう1回出て貰うことにしました。
なかなか情報を探すのが大変な養成課程ですが、その雰囲気を少しでも知って頂けますと幸いです。
※そもそも養成課程って何?って人は、記事の下部に先代の記事を貼りましたのでそちらをご確認下さい。
養成課程についてインタビュー
ということで、再び母さんよろしく〜
はいはい。
※ブログのエンタメ上、道場メンバーも質問していますが、実際には私が代表して聞いています。
養成課程の入試対策
養成課程って、結構倍率高いって聞いたけど、入試対策ってどうしてたの?
私は1次と2次の間の入試だったから、そこまで倍率は高くなかったわ。2〜3倍くらいじゃないかしら?
志願理由書の提出と面接を受けるんだけれど、いわゆる「自己啓発」や「自身の市場価値アップ」という理由では落とされてしまうのよ。
私の知り合いもそれで落とされてしまったわ。
「地域社会への貢献」への意欲などが見られていたわ。
学校により特色が異なるから、受験する学校の「求める人物像」や「教育方針」に合わせて、志願理由を考えていくのが大事よ。
自己研鑽の1歩先が求められるわけだね。
養成課程のクラスメイト
どんなクラスメイトの方がいましたか?
私のコースは16人。女性は3人だったわ。これでも多い方って先生は言ってた。
年齢層は一番若い人で20代後半、一番上で65歳。
結構幅は広かったわよ。
30代の子たちはバリバリ作業するし、ITも詳しいから、かなり助けられていたわ。
一方、60代は管理職上がりの人が多くて、パソコン操作すらおぼつかない人もいた。
先生が「ここはパソコン教室じゃないんですよ!」って、言い放ってたわ。
養成課程の授業について
養成課程って、実際にどんなことをするんですか?
とにかく、現場実習よ。
2年間で10社くらいのコンサルティングをやったかしら。
1社当たり2ヶ月くらいかけてやっていくのよ。
質問項目洗い出し
→企業訪問
→各部署へのインタビュー・調査
→(製造業の場合)現場見学
→診断書作成
→プレゼンって流れね。
先生から「この2ヶ月のコンサルは価格にすれば200万円相当貰うことになる。そのつもりで、診断書を作成するように!」って、強く言われたわ。
実務補習(5日)の長いver.って感じだね。
実務補習は、企業訪問→チームで方針決め→個人作業→チームで整合→プレゼンで終わりでしょ?
こっちはこれを何サイクルも回すのよ。
製造業の時はストップウォッチを使った作業分析なんかもやったわ。
実務補習なんて5日終わるんだから、まだ楽な方だと思うわ。
確かにキツそうだ。それに実務補習は社長へのインタビューだけだもんね。
最近だと1年くらいで取れるのもあるみたいね。私の時にあれば、1年の方に行きたかったわ。
補足:全日制だと半年で取れるところもあります。
養成課程の講師陣
先生方って、どんな人たちなんですか?
大学だったからアカデミックの人半分、現場バリバリの診断士半分ってところかしら。両面から学べたのは良かったと思っているわ。
授業で使った「生産マネジメント入門Ⅰ」や「生産マネジメント入門Ⅱ」(著:藤本隆宏)はあんた(さたっち)にあげたわね。
当時製造業1~2年目くらいだったけど、内容が難しかったな。。。
(今でも家にあります。)
養成課程の課題の量
課題の量ってどれくらいあるんですか?
課題というより、もう実習が大変なのよ。
土曜の朝から集まって、終電まで作業して、「本日の0時までに提出」とかざらにあったわ。
8人チームでの作業だから、チームで整合→個人作業→チームで整合→個人作業→・・・の繰り返しで、なんぼでも時間使うのよ。年だからホンマしんどかったわ。
ちなみに、集まるのは土日だけなの?
基本土日だけれど、平日に呼び集められることもあったわよ。
2次試験と養成課程の比較
2次試験合格と養成課程を比べた時、養成課程のメリットって何ですか?
メリットねぇ、、、
私はむしろ養成課程に行ったことで自信を失ったわ。
はっ?どうして?
仕事で経営相談の窓口もやっていて会員さんの評価も高かったけれど、養成課程に集まった人たちが優秀すぎて、自分なんて全然何も出来ないことに気付かされたわ。
学校だから成績も付けられるけど、いつも評価は低かったわ。
しっかり勉強して自信を付けたい!って思って養成課程に進んだけれど、むしろ逆効果だったわ。「自信を付けたい」って動機の人は要注意ね。
というか、メリット聞かれてるんだから、そっちで答えてよ。
そうねぇ。powerpointの操作は格段にうまくなったかしら。
これも若い人に基本を教えて貰って、実習で一生懸命作っていたわ。その子に「本当うまくなりましたねぇ」って、褒めて貰ったわ。今でもこのスキルは活用してるわよ。
養成課程で得た強み
養成課程だからこその強みってありますか?
養成課程で一緒だった人とは今でも仲良くしてるわよ。
真面目にやってくれる人って印象を持たれているから、仕事も振って貰えたりするし。
同じ釜の飯を食った仲って感じかしら。
あとは、人事系では頼られるってことがわかったことかしら?
社労士を持ってることが効いたわね。
おまけ
将来的に息子(さたっち)への事業承継はお考えですか?
考えてないわ(笑)
社労士の顧問先が十数件くらいだし、私でないと出来ない仕事でもないから。あと10年くらいしたら畳もうと思ってるわ。
今度ウェブ飲み会やりましょうよ!
は?結構です。
最後に
本日はゆるわだとして、養成課程の体験談をお届けしました。
養成課程に通っていることは知っていたものの、詳しく聞いたのは初めてでした。
中小企業診断士取得のために養成課程に通っていると聞いた当初は
金で資格を買ってるのか。
くらいに考えていましたが、実務補習(5日)を体験した今では「養成」という名前がピッタリなほどに鍛え上げられる場所なんだということに気づかされました。
ぎょーさんお金も使こうて、こんなにしんどいなんて大変やわぁ。
80分×4の筆記に全力を注ぐ「2次試験」
年単位の覚悟と忍耐が求められる「養成課程」
あなたはどちらを選びますか?
先代の方の養成課程関連の記事のリンクも持ってきましたので、こちらも合わせて読んでみて下さい。
明日ははっしーです!
夏セミナー動画は堂々の再生数1位を獲得!
人脈についてあるある言いたい~♪
お楽しみに!
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養成課程の記事はなかなか見つからないので、大変参考になりました。
ありがとうございます。
養成課程に進まれたということは、さたっちさんのお母様も「地域社会へ貢献したい」といった気持ちがあったということでしょうか?
じょにー様
コメントありがとうございます。
私の母は元々中小企業の経営支援の仕事をしていました。
その経験もあり、「中小企業が地域社会を支えている」ことは実感として持っていたと思われます。