スマホ・マネジメント・テクニック ~勉強時間を最大化したい受験生へ~ by おのD

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おのD
おのD

勉強したいけど、無意識のうちにスマホ触っちゃったりしてませんか?

私は受験期のこの問題に悩まされていました。

勉強がひと段落し、ちょっと15分間くらい休憩のつもりが、、、

おのD
おのD

やばい。Youtube見て1時間くらいダラダラしちゃった

おのD~💕!もっと私と遊ばな~い?

スマ子
スマ子
おのD
おのD

仕方ないなー。じゃ、あと10分だけな。

(その後、彼は勉強に戻ることはなかった。。。)

せっかく勉強しようとしているのに、スマホに時間を奪われるのは勿体ないと思いませんか?

今日の記事では、ついついスマホを触ってしまう方に、スマホを触らなくなる方法を紹介したいと思います。

対象読者

  • 勉強したいのに、スマホを触ってしまう方
  • 試験勉強に集中したい方
  • スマ子(スマ男)と別れたいのに、別れを切り出せない方

この記事で学ぶこと

スマホを触ってしまう原因と対策について知る

1日どれくらい触ってる?

おのD
おのD

スマホって1日平均どれくらい触ってると思いますか?

スマホの1日の利用時間クイズ
おのD
おのD

正解はB3時間もスマホを触ってるんです。

少し前の調査になりますが、2019年にNTTドコモが、「スマートフォン利用実態調査」というタイトルで、日本のスマートフォンユーザーを対象に調査を行いました。この調査によると、平均で1日あたり3時間程使用しているとのことでした。

  • スマートフォン利用時間:平均で1日あたり3時間19分。若年層では4時間以上利用する人が4割以上に上る。
  • スマートフォンの利用シーン:一番多い利用シーンは「移動中」であり、その次に「家の中でくつろいでいるとき」が挙げられた。
  • アプリの利用頻度:一番多く使うアプリは「LINE」であり、その次に「YouTube」、「Twitter」と続く。
  • スマートフォンを利用する目的:一番多い目的は「SNSの閲覧・投稿」であり、その次に「情報収集・検索」、「音楽・動画の視聴」と続く。
  • スマートフォンを使用する時間帯:一番多い時間帯は「夜間」であり、その次に「昼間」が挙げられた。

なぜ、スマホを見てしまうのか

おのD
おのD

結論、長く触るように設計されているからです。

スマートフォンの利用について、SNSやYouTubeといったアプリが人間の特性を考慮して、長時間利用されるように設計されているという主張は、一部で議論されています。

なぜこのような主張があるかというと、ユーザーに快適な体験を提供することが目的に設計している一方で、快適な体験により利用時間が長期化してしまうからです。

そして、利用時間の長期化により、依存症やストレスなどの問題を引き起こす可能性があります

参考文献

  1. “The Binge Breaker” (Tristan Harris, The Atlantic, 2016)
  2. “How Technology Hijacks People’s Minds — from a Magician and Google’s Design Ethicist” (Tristan Harris, Medium, 2016)
  3. “Designing for Addictiveness” (Nir Eyal, TechCrunch, 2013)

これらの記事では、SNSやYouTubeなどのアプリが、利用時間の長期化を促す仕組みや心理的トリックについて詳しく説明されています。

ただし、必ずしもこの主張がすべて正しいというわけではないことはご認識ください。本当にユーザに快適に使ってもらうために、研究している方もいらっしゃいます。

おのD
おのD

利用者自身もスマホやアプリの利用について考える必要があるね!

[1]の論文の要約

SNSやスマートフォンの設計が人々の意思決定や行動に与える影響について批判的に取り上げた論文です。

論文では、スマートフォンの設計が利用者の「中毒性」を高めることで、長時間利用されるようになっていると主張しています。例えば、新着メッセージや通知が届くと、利用者はそれを確認するためにスマートフォンを手に取ってしまいがちであり、これが長時間の利用に繋がる可能性があるとしています。

また、論文では、SNSやスマートフォンの設計が人々の注意力や情報処理能力に影響を与えることで、意思決定や行動にも影響を及ぼすことを指摘しています。例えば、SNS上で表示される情報が、利用者の意見や行動を形成する上で重要な役割を果たしているとしています。

論文の中で、作者は、スマートフォンやSNSの設計者たちが、利用者のためにより良い利用体験を提供するために、より倫理的かつ責任ある方法で設計することが求められると主張しています。

“The Binge Breaker” (Tristan Harris, The Atlantic, 2016)

[2]の論文の要約

スマートフォンやアプリの設計が人々の行動に影響を与える方法について批判的に論じた論文です。

論文では、スマートフォンやアプリが人々の行動に与える影響を、マジックや心理学の原理を用いて説明しています。例えば、アプリが表示する通知やメッセージが人々の注意を引き付け、長時間の利用に繋がることを指摘しています。

また、論文では、スマートフォンやアプリが利用者の行動をコントロールすることで、人々が自己決定力を失う可能性があるとも主張しています。例えば、SNS上で表示される情報が、利用者の行動を形成する上で重要な役割を果たしているとしています。

論文の中で、作者は、スマートフォンやアプリの設計者たちが、利用者のためにより良い利用体験を提供するために、より倫理的かつ責任ある方法で設計することが求められると主張しています。また、利用者自身も、自己決定力を保ちつつ、スマートフォンやアプリの利用についてよく考える必要があるとしています。

“How Technology Hijacks People’s Minds — from a Magician and Google’s Design Ethicist” (Tristan Harris, Medium, 2016)

[3]の論文の要約

SNSやスマートフォンの設計が利用者の「中毒性」を高めることに焦点を当てた論文です。

論文では、スマートフォンやアプリの設計者たちが、利用者の行動を促進するために、心理学や行動経済学の原理を用いて、アプリのデザインを行っていることを指摘しています。そして、このような設計が、利用者の「中毒性」を高めることに繋がる可能性があると主張しています。

具体的には、論文では、SNSやスマートフォンの設計が、利用者に報酬や満足感を与える仕組みを持っていることが挙げられています。例えば、新着メッセージや通知を表示することで、利用者に報酬や満足感を与え、利用者が長時間利用するように誘導しているとしています。

論文の中で、著者は、スマートフォンやアプリの設計者たちが、より倫理的な設計を行うことが求められると主張しています。また、利用者自身も、SNSやスマートフォンの利用についてよく考える必要があるとしています。

“Designing for Addictiveness” (Nir Eyal, TechCrunch, 2013)

試したけど効果がなかった方法

スマホを見ないようにするために、以下の方法を試しました。

方法①アプリに制限時間をかける

最初の頃は、アプリに制限時間をかけてました。ただ、実際のところ、設定した制限時間になっても、自身で解除できたため、意味がなかったです。

おのD~💕制限時間になったわ。延長する~?

スマ子
スマ子
おのD
おのD

ロックを解除すればこっちのもんだぜ!

うふふ💕今晩は、ベットで私とイチャイチャしよ💕

スマ子
スマ子

方法②Setting the English Language

スマホの設定自体を英語にしたこともありました。こちらも、言語設定を英語にしたからと言って、見ているコンテンツ自体は日本語だったため、意味がなかったです。

原因

スマホは長時間利用するように設計されているため、アプリの制限時間や言語設定を変えても、根本的な解決にはならない。

一番効果的な方法

おのD
おのD

あー、もうどうしたらいいんだ。

まったく。馬鹿な男ね。画面をグレースケールの設定にすれば良いのよ。

ちょい怖 妻
ちょい怖 妻

解決策

スマホの画面設定を白黒(グレースケール)にする。

設定方法(ソフトバンクのサイトに飛びます)

スマートフォンのグレースケールモードに切り替えることで、画面上の色彩が低減され、視覚刺激が減少するため、スマートフォンの利用時間が減少する可能性があります。

僕も受験期は、スマホの画面をグレースケールにしてました。グレースケールにすることで、楽しさが半減します。すると、自然とスマホを見なくなります。

ただし、このような効果についての明確な科学的な証拠は限定的なようで、個人差や状況によって異なる可能性はあります

だ、だめよ、おのD💔

スマ子
スマ子
おのD
おのD

ご、ごめんよ、スマ子。こうするしかなかったんだ。

参考文献

  1. True colors: Grayscale setting reduces screen time in college students. The Social Science Journal. Advance online publication. (Holte, A. J., & Ferraro, F. R. , 2020)

[4]の論文の要約

この研究は、大学生を対象に、スマートフォンの画面をグレースケールに変更することが画面時間を減少させるかどうかを調べたものです。研究では、参加者のスマートフォンの画面をグレースケールに切り替えて、2週間の間に画面時間の変化を測定しました。

結果として、スマートフォンの画面をグレースケールに変更した参加者は、画面時間が有意に減少したことが示されました。

また、グレースケール設定の利用は、スマートフォンの利用を減らすための効果的な方法であることが示唆されました。

この研究は、大学生を対象にしたスマートフォンの利用時間の減少についての新たな知見を提供しており、スマートフォンの利用を減らしたい場合には、グレースケール設定を試してみることが有益かもしれないことを示しています。

True colors: Grayscale setting reduces screen time in college students. The Social Science Journal. Advance online publication. (Holte, A. J., & Ferraro, F. R. , 2020)

最後に

かつて、受験戦争で勝利を納めた人物が、こんなことを言っていました。

「スマホを制するものが、受験を制す」

名もなき受験生支援者

「あなたが、この資格を取りたい理由はなんですか?」

「本当に、その”いいね”は必要ですか?」

「本当に、その動画を見る意味はありますか?」



試験までの時間は全員平等に与えられています。どのように過ごすかは自分次第。

過ぎた時間を取り戻すことはできません。

自分の時間を大事になさってください。

おのD
おのD

読んで頂きありがとうございます!

いやー、時間って大事だね。

Takeshi
Takeshi
おのD
おのD

本当そう。体を大事にしつつも、生産性高く過ごしたいね。
あ、そうそう。もうすぐ働き方なんとかの法律が施行らしいじゃん?え~と、ほら、あれあれ。

というわけで、明日は僕が施行間近となっている働き方改革関連法と絡めて、企業経営理論の労働関連の話をするよ!

Takeshi
Takeshi

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