【合格体験記】育児・仕事・W受験、4年間の激闘を制して合格!まよさん
こんにちは!
いよいよ本日最後の体験記!
私も非常に感銘を受けました。
本日最後の体験記は、まよさんです。
まよさんは、将来の不安を払拭し、ご自身の可能性を広げるために診断士にチャレンジしました!
受験期間と出産・育児が重なると、勉強継続が難しく、途中であきらめるか迷う人も多いのではないでしょうか?
そのような方は、一度この体験記を読んでみてください。
きっと勇気をもらえます。
同時期に診断士を目指した旦那さんとの協力プレーも必見です!
それでは、どうぞ!
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contents
受験生情報
まよ、30 代、夫と子供(2歳)の3人暮らし
東京都
職務:工場エンジニアリング
自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
自分の勉強方法を日々模索しながらコツコツ取り組むスタイル
診断士に挑戦した理由・きっかけ
新卒入社した会社で8年目を迎えた時、漠然と
「本当にこれが自分のやりたいことなのだろうか」
「社会人として成長しているのだろうか」
「もし社外に出たとして、通用する人間になれているのだろうか」
と悩むことが多くなりました。
診断士試験はビジネス知識を体系的に学べるし、
難関資格といわれる診断士を取得できれば自分にも自信が持つこともでき、
さらには将来の選択肢を広げることもできると思ったので、受験することにしました。
また、尊敬する上司が診断士を取得していたことも、大きなきっかけの一つでした。
学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
保有資格
公害防止管理者、一級管工事施工管理技士etc…
得意科目
1次
運営管理(生産管理だけ)
2次
特になし
不得意科目
1次
財務会計、経営法務
2次
事例Ⅱ、事例Ⅳ
学習スタイルとそのメリット・デメリット
学習スタイル
1年目 1次:TAC通学
2年目 1次:独学(ほぼ無勉強)
3年目 1次:TAC通信 2次:TAC通信
4年目 1次:免除(保険受験なし) 2次:独学&ココスタ勉強会
予備校
メリット
・勉強仲間ができるので、モチベーションが維持しやすい。(通学の場合)
・学習計画が立てやすい。学習進捗度が把握しやすい。
・疑問点をその場で質問できる。(通学の場合)
デメリット
・半強制的に立てられた計画に沿って進むので、自分のペースで勉強できない。
・講師との相性(合う合わない)によっては、かえって混乱する。
・費用がかかる。
独学
メリット
・仕事の繁忙度等に合わせて、自分なりの学習スケジュールを立てられる。
・費用を抑えられる。
デメリット
・良くも悪くも自分に委ねられるので、自分を律することが出来なければ甘えが生じやすい。
・情報が入手しづらい。
合格までの受験回数、学習時間とその作り方
受験回数
合計の学習期間(4年)
受験回数:1次3回、2次2回
学習時間・時間の作り方
1次学習時間
1年目(2018):800時間
予備校の自習室で勉強することが多かったです。
家事はほぼ夫に任せ、土日も仕事がない限り勉強時間にあてました。
しかし、途中で仕事が忙しく全く予備校の講義に出られなくなり、
モチベーション急降下…途中から目標を科目合格に切り替え、結果3科目(運営、経済、中小)合格。
2年目(2019):50時間
妊娠をきっかけに体調が優れず入院。
退院後は超激務で全く勉強できず、またもや諦めモードに…。
産後も心身ズタボロ過ぎてまともに勉強できませんでした。
産後2カ月の頃、なんとか試験だけは受けに行くと、なんと財務だけマグレ合格しました。
3年目(2020):350時間
夫も診断士試験を受けることになり、家事育児を夫に丸投げできなくなりました。
育休中、子どもを一時保育に預けたり、ベビーシッターを利用しながら時間を捻出しました。
家事育児を夫と分担しつつ、食事も出来合いのもので済ませる等、
負担を極力減らすよう努めました。
結果、残りの3科目(経営、情報、法務)全て合格できました。
2次学習時間
1年目(2020):300 時間
2次試験は1次試験と異なりまとまった時間の確保が必要だと考え、
1次試験に敗退した夫に協力してもらい、
土日は終日1人で勉強させてもらいました。
8月に育休から復職し、慣れない育児と仕事の両立で平日はあまり勉強できていませんでした。
2年目(2021):400時間
平日は、通勤時間(片道1時間弱)、昼休み、夜中の2時~朝5時頃、
休日は、6時間/日程度を勉強時間にあててていました。
合格までの学習法
1次試験
1年目はTACテキストによるインプット重視の学習をしていました。
これが敗因だったと考え、2年目以降はひたすら問題集や過去問を反復するアウトプット型学習方法に切り替えました。
TACトレーニング問題集を各科目4~7回転、過去問では正答率C(40%以上)を中心に3~5回転行いました。
過去問は、同友館の過去問完全マスターとTACのものを併用しました。
2年目以降のインプットは、一発合格「まとめシート」のPDFをA4で印刷し、紙で常に持ち歩いていました。
重要な論点やよく間違えるところをシートに書き込みまくり、
自分なりにアレンジしたペーパーを隙間時間で眺めていました。
2次試験
1年目は予備校の通信を受講していましたので、
予備校から出される事例演習問題をただこなすのみとなり、過去問は二の次になっていました。
結果、AAADで不合格。事例Ⅰ~ⅢもA評価こそとっているものの60点ギリギリラインでした。
事例Ⅳは、1次試験で財務をマグレ合格していた上、
最後の科目で疲労困憊により集中力がもたなかったことも敗因の一つでした。
(本当にヘトヘトになりますよ!)
2年目はとにかく事例Ⅳ強化と、事例Ⅰ~Ⅲの得点安定化を考え、過去問ファーストに切り替えました。
1~5月頃までは、事例Ⅳの問題集に集中して取り組みました。
TAC事例Ⅳ特訓(オプション講座)、事例Ⅳ全知識・全ノウハウ、30日完成 事例Ⅳを全て2回転しました。
事例1~Ⅲの対策は6月以降に開始しました。
昼休みは同僚とのランチを断り、カロリーメイトやおにぎり片手にひたすら事例Ⅳ問題集を解きまくりました。
通勤時間は、道場のブログを確認し、特に参考になる記事をスクショしてまとめる作業をしたり、
それを読み返したりしていました。
ちょっとした隙間時間には、100字トレーニングや設問解釈の訓練を行っていました。
夜は子供を寝かしつけて、うっかりそのまま自分も寝てしまうことも多かったですが、
夫が寝る夜中2時頃にバトンタッチするかのように目覚め、朝方まで事例を解く&復習していました。
土日も可能な限り、事例を解く時間にあてました。8月以降はココスタの早朝勉強会も活用しました。
本番1カ月前から、休日は、試験本番のスケジュールで事例Ⅰ~Ⅳを通しで解き、
最後まで頭働かせられるように持久力を強化しました。
学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス
学習時・受験時のエピソード
3年目以降は特に、夫と二人で受験をするという過酷状況な上、子どもも生まれたばかりで、
時間の捻出方法を常に考えていました。
睡眠時間を削ったり、すきま時間を活用したりはもちろん、時にはベビーシッターを利用しました。
ベビーシッターは結構お金がかかったのですが、それが逆に勉強への使命感upに繋がり、
とても勉強に集中できていました。
時間をお金で買うという考え方も必要だなと改めて思いました。
また、1次試験の勉強開始から4年という長い受験生活で一番大変だったのが、
モチベーションの維持でした。一発合格道場の記事を読むこと、
スタディプラスやココスタ勉強会でたくさんのモチベーション高い受験生と刺激し合うことで、
本当に救われてきました。仲間探しもとても重要だと感じています。
これから合格を目指す方へのアドバイス
これから合格を目指す方々も、勉強の仕方がわからなかったり、
時間の捻出に苦労したり、モチベーション維持に苦しんだりすることもあると思います。
大切なのは、悔いの残らないように取り組むことかと思います。
一発合格道場の記事には、先輩方のたくさんの知恵や経験、苦労話があります。
参考になる部分もたくさんありますし、とても刺激をもらえると思います。
ぜひ活用しながら、自分の悔いの残らない勉強スタイルを作って、合格を目指してください!
========ここまで========
いかがでしたでしょうか。
まよさんとは、早朝勉強会でご一緒することが多く、毎週熱心に参加されていました。
しかし、ここまで大変な中勉強をしていたとは想像しておらず、体験記を読んだときには心を打たれました。
夫婦での受験や出産・育児と仕事の両立といった過酷な状況で、
勉強時間の確保を工夫して、仲間とともに最後まで取り組んできた姿は多くの方の励みになるかと思います!
まよさん、合格おめでとうございます。
これからも夫婦で協力してご活躍されることを応援しています!
ご寄稿どうもありがとうございました。
以上、こんちゃんでした。
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