今すぐセルフ模試の予定をいれよう~なゆたの80分間の使い方紹介~


お疲れ様です!なゆたです。寒くなってきましたが、体調お変わりありませんか?
体調に異変を感じたら、すぐに休んで回復させてしまいましょう! 急がば回れです。
私は先週末、9月の気温の変化にやられたのか顔面・目がひたすら痒く、くしゃみも止まらない病気(アレルギーですかね・・?)になってしまったのですが、家族に甘えてゆっくり寝かせてもらい、無事元気になりました!(休日中に体調を崩し、平日までに体調を回復させる・・・まさにサラリーマン体質ですね。苦笑)
皆さんもお体ご自愛のうえ、充実した勉強時間をお過ごしくださいね!
それでは、早速、本題に入らせていただきます^^
今回私がお伝えしたいのは、題名の通り、「今すぐセルフ模試の予定をいれよう!」です。まだ勉強方法から模索中なんです~という方も、自分の解法の確立に向けた仕上がりを確認するために、試験日本番から逆算してまだ軌道修正が利くタイミングでセルフ模試を行うことをお勧めします。
少なくとも1か月前の10月初旬には一度時間をはかり、通して問題を解いてみて、一度解法の体得状況を自己点検してみるといいと思います。(1か月前なら手法の路線変更も余裕です!)
今回は、解答プロセスの確立に向け大事だと思う視点と、右往左往しながら確立した私の80分の過ごし方をご紹介したいと思います!どなたかのご参考になれば幸いです^^
解答プロセス確立に向け、確認したい3つの視点
試験本番まであと2か月弱。まだまだ解答プロセス模索中の方も多いのでは、と思います。
ストレート受験生であれば、直前まで(約2週間前くらいまでは)ご自身にとっての最適なスタイルとは何か、模索されると思います。(自分はそうでした)
以下は、私が自分の解法スタイルを模索する際に、結果的に自問自答した3つの視点です。頭の片隅に置いていただくと、お役に立つ部分があるかもしれません!
自分の弱点にあったプロセスになっているか?
みなさん、1回は過去問を解いてみましたか?(まだの人はぜひ一度トライしてみましょう!)
ご自身の解答と、解答解説のGAPの原因はどのあたりにあったでしょうか?
なゆたの場合は、
・設問文の意図を読み違えている。
・そもそも与件文を読み飛ばしていて、キーワードを拾い漏れている
・一次知識の定着不足(与件文から、必要な情報を連想しきれていない)
が原因であることが大宗でした。
よって、上記を丁寧に行う時間を確保することが、自分の解答をレベルアップする近道だと考えました。
自分が考えるための無駄のないプロセスになってるか?
大前提として、ペンの使い方やメモの仕方など、様々なところで紹介されているノウハウから入るのも非常に大事ですし、気づきも多いです。ただ、ご自身で取り入れる際は、何のためにアンダーラインやメモをするのか?立ち返ってみるのもいいと思います。
なゆたの場合は、アンダーラインはマストではないプロセスでした。ラインを引くことは2次試験で定番のお作法だと認識しており、おそらく1か月以上体得しようと試みていたものの、ラインを引くのが目的になっていたようです。色分けしたキーワードは自分の思考を深めてはくれず、毎回アンダーライン前後の文章を読み直し、メモ書きしていることに気づきました。そこで、いっそ色分けする作業をやめてみたらどうなるか?実験。
いざやってみたら、全く問題なく。むしろ何度も与件文と設問を行き来するストレスが減りました!(ECRSの視点ですね!)
本番に近い形で日々勉強できているか?
解法パターンがある程度確立して以降は、できる限り、本番同様の思考パターン・時間の使い方で、勉強して、体に染み込ませていくのがおすすめです。とにかく解くべし!です。

母ちゃんは大体1か月前から、自分が苦手だと思っているプロセスを毎日3-4事例分繰り返していましたよ♪(以下の手順2~5の部分)
80分間の過ごし方~なゆたの場合~
最後に、あくまで参考ですが、わたしの80分をご紹介します。
手順1 準備(2分)
・受験番号の記入
・問題用紙の一番外側にある紙をそっと外す。(裏が一面、白紙になっているのでメモ書きに使います!)
・外した紙(以下メモ用紙と呼びます)を大きく6分割します。
・それぞれ1ブロックを1つの設問のメモ用紙として使っていました。
↓こんな感じ

手順2 与件文の第1段落と最終段落を読む。(2分)
・ざっくり、どんな会社なのか、また現状と理想のGAP(何が課題っぽいか)を把握します。
手順3 設問文を読み、解答のイメージを膨らませる。(10分)
・設問文を読み、制約条件をメモ用紙に記載する。(書くのが大事!)
①文字数を記載し丸で囲む
②制約条件を記載する。(理由を述べよ、対応策を述べよなのか。~を除いてといった条件も忘れず記載)
・設問文から想起されるフレームワーク、キーワードを書き出す。(ターゲット層ときたら、ジオデモサイコ、とか人事施策ときたら幸の日も毛深い猫など)
・与件文に入る前に自分もメモを読み返し、何を問われているか、理解したかチェック。次の手順へ!
手順4 設問文との兼ね合いを考えながら、与件文を読む(5分)
・与件を読み進め、キーワードになりそうなこと、また文脈的に違和感のある「補足情報」をマーク・またはメモ用紙に記載し、設問にダイレクトに関係しそうな段落があれば、与件文の余白に設問番号を書き込む。
・ただ1回目の精読は情報を抜けもれなく読む、というよりはさらっと読んでストーリーを理解する方を優先。
手順5 与件文精読・解答骨子作成(20分)
・ここが重要な工程。
・設問ごとに、織り込みたいキーワードを箇条書きで整理する。関係する与件文のあたりを丁寧に読み、情報の漏れがないようにチェック。
・ここでは文章を作りこまない。(設問を進めるうちに、方向転換することもある。あくまで、ふぞろいでいう得点キーワード候補を挙げていくようなイメージ。少ないよりは多い方が◎!解答記入の際に取捨選択すればいい!程度で。)
手順6 解答記入(40分)
・どんなに時間がなくても、40分は解答記入の時間に充てる。
・1問8分程度でガシガシ書き進める。

過去記事でもたくさん紹介されています!道場の検索窓「80分」で検索してみてね!!
おわりに
いかがでしたでしょうか。
二次試験は80分の過ごし方もあくまで「only for me」だと改めて思います。(初代ハカセさんの言葉を引用)
極論、とりあえず、やってみて、自分の感触を確かめていくしかありません。少なくとも本番1か月前の10月初旬には、1度セルフ模試を行い、自身の仕上がり状況を確認することをお勧めします。
道場メンバーや、そのほか書籍からたくさんの情報を収集して、やってみて、自分ならではの手法を確立していってくださいね!!!
なゆたの向こう見ずな話
ここまでお勧めしてなんですが・・・実は、私、セルフ模試を一度も行わなかったんです。
要は本番同様の時間配分を一度も試さずに、本番を迎えました。
・・・もちろん、合格者の80分間のドキュメントを読漁り、、イメトレはしていましたよ?
なんとなくいけるかな、と思ってたんですよ。HAHAHA
それよりも丁寧に解答プロセスをなぞったり・復習の方が大事だと思ってたんですよ。HAHAhaaaa
(恥ずかしくて、今回初めて公に言いました。)
上述の通り「手順5」までは、日々鍛錬を積んでいたので、ほぼいつも通りで行けましたが、解答を記入するのに40分間を使う、というのは初めてなわけです。(気づきましたか、私の後半の40分の解像度がかなり粗いことを・・・)
結果、事例Ⅰではわからない問題に時間をかけすぎ、見直し時間が全くなくなりました。修正したい箇所が出るも、残り時間と修正にかかる時間の感覚がわからず・・・ラスト5分で、消しゴムを使う勇気も出ず、文字通り手が震えて何もできず、そのまま終了時間を迎えました。(笑)
事例Ⅱ以降は、ペースが掴め、特に問題なかったように思いますので、1事例分だけでも事前に実践しておけば、もう少し事例Ⅰも落ち着いて解けたかも・・・なんて、後の祭りですね。(涙)
そこで!!
セルフ模試は4事例と言わずとも、1事例分は必ずやりましょう!!!!!
もし、まだの方は、しっかり予定を入れてくださいねー★

今日もここまでお読みくださりありがとうございました!明日はmasumiです!
✨ おしらせ ✨
雑誌『企業診断 10月号(9月27日発売)』に
当サイト「一発合格道場」 12代目メンバー一同による記事が掲載されることになりました!👏👏👏
同友館オンラインはこちら↓
https://www.doyukan.co.jp/store/search.php?c=1
発売時期にお勧めのコンテンツとして、事例Ⅰ~Ⅲでは道場メンバーが受験生時代に実際に書いた「ダメ答案から学ぶ事例ポイント」を、事例Ⅳでは直前対策としての「記述問題対策」、「部分点対策」、「チェックリスト」の3点を雑誌記事にて公開します。
本試験1カ月前という直前期に受験生のみなさんにご確認・ご理解して頂きたいポイントをまとめましたので、よろしければご活用ください!
手順5の取り組み方を読者は待っています。
明日来る人さま
コメントありがとうございます!
手順5については、参考書以上のことはかけない・・・と深堀出来ずにおりました。ご指摘ありがとうございます。ニーズ、しかと受け取りました!!
お役に立つ内容が書けるか、はありますが、自分の考えていたプロセスは言語化を試みます。
引き続き、道場ブログをよろしくお願いいたします!!!
なゆたさん、記事をありがとうございます。
回答のプロセスについては既に大分固まってきているので、少なくとも80分までに書き終われない、ということはなくなりました。
残り40分になったらとにかく書き始める、ということは意識しています!
あとは設問分析と、与件文からの抽出が正しく行えるか、上手く回答の文章を作れるか……きっと試験本番になっても、最後の最後までこの不安は拭えないですねw
今回の向こう見ずな話は、自分にとって非常に有益な情報でした。
というのも、ストレート合格された方の本番の手応えは具体的にどんな感じだったのかを知れると、合格までのちょっとした指標になるかな、と感じておりました(例えば回答の一つがあまりに文字欄が余っていた、大分方向性が違う回答をした、けれど合格してた、など)
ストレート合格された方は、私からしたら雲の上のような存在だと思うところがあったりしたので、少し親しみが持てたのと、失礼ながらちょっとした安心感を覚えましたw
1点脱字が。
おわりに、のところで「極論、とりあえず、やってみて、自分の感触を確かめていくありません。」とありましたが、確かめていくしかありません、かなと。
ロムさん、ありがとうございます!
向こう見ずな話は勇気がいりました。。こんな人も合格しているんだ~と安心材料になれば幸いです。
今回この記事は、書き終わっても核心に迫れていない感覚があったのですが、みなさんのコメントと道場メンバーからのFBで、自分がどうして前半の40分にかけたのか、気づきがありました!!次回以降の記事までに言語化を試みたいと思います。
誤字の指摘もありがとうございます!
引き続き、勉強頑張ってください!応援しております!