2次試験。大手予備校での学習by元吉本芸人☆診断士(登録予定)なお

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ハイ、お疲れちゃん♪
元吉本芸人☆診断士(登録予定)のなおです。
さて。前回の1次試験編に続いて、今回は大手予備校における2次試験の学習についてお話しします。自分は「2019年の1月にTAC大宮校」に入学したのですが、改めて3年という時間に重みを感じる次第。
生活のすべてをかけて勉強していたので、TVはほとんど観ておらず芸能人なんかは全然わからなくなってしまった。誰かが言ってたな・・「めるる?」それは誰なんだろう?AKBか何かのグループなのか。めるるは知らないが、AKBの板野友美なら知ってるぞ。自分と同じ八重歯がチャームポイントだもの。どうやらご結婚されたみたいで。どうぞお幸せに。「そうだっ!ともちん♪診断士の勉強を始めるときはいつでも相談してね♥」
アイキャッチ画像:引用”AKB48 ともちん/板野友美さんの似顔絵” by mijoguchi is licensed underCC BY 2.0
前回記事は→こちらからどうぞ
勉強の再始動
2020年4月に埼玉県から福島県・郡山市に転勤した自分は、その7月(R2年度)の1次試験に突破するも、そこで「完全に燃え尽きて」しまった。8月の「公開模試」でコテンパンにされて2次試験を回避することに決めた。R3の勉強に向けて戦力を分析した。

2021年1月。「今年で決めるしかない!」と、仲間と共に伝説の池袋校の門を叩いた。予備校通学で勉強のリズムを作ってきたので、これしかないと思い腹をくくって新幹線で通学する道を選んだのだ。
TACの2次対策
2次試験に特化した「2次本科生」の年間スケジュールを添付します。

※TACのHPより引用
詳細はコチラ→2022_nittei_2ji_kyositu.pdf (tac-school.co.jp)
まずは1月後半から4月頃まで「2次対策講義」や「事例Ⅳ特訓」と呼ばれるインプット系の講義が進行する。
それが終わるといよいよ「事例問題の演習ループ」となります。下記のように模試も含めれば36事例!各事例9回転のヘビーローテーション。
①養成演習4回(1回転)
➁実力check模試 ※5月
③、④、⑤完成演習12回(3回転)
⑥、⑦直前演習8回(2回転)
⑧公開模試 ※9月
⑨最終演習4回(1回転)
予備校はこの辺の教材提供が1番のウリだろう。常に新作問題に触れられるのは、やっぱりありがたい。ポイントはこの演習への取り組み方だと考えているんだけどコレが難しい。(後述)
実力Check模試
先日(5/1)受験した方はいかがでしたか。おそらく結果発表は6月になってからだと思いますが、現時点で悪かったとしてもまだ時間が残されています。「何ができないのか!?をどれだけ明確にできるか!」が勝負のカギ。9月の公開模試に向けて課題を設定していきます。
→当時の自分はアウェイ感を重視して、普段と異なる東京・八重洲校で受験。初めての1日4科目にもうへとへと・・・。こんなに辛いとは思わなかった。

事例Ⅳの中盤から脳ミソが思考を拒絶し始めた。「考えろ!動け!」とコメカミの辺りを叩いていたが、電卓すらまともに打てない状態。テスト終了後も疲れ切って10分ほど立ち上がれなかった。
これはとても貴重な経験となり、6月以降は毎月他社模試を受けたり、本番と同じスケジュールで4科目をこなす「ひとり模試」を実施した(本試験までに計6回実施)。
次第に長丁場の2次試験のプログラムに慣れてきて「本試験での合格につながった」と考える。
公開模試

ここでの順位は本試験での合格率とかなり一致しますよ!多年度生は7月までに仕上げて公開模試は調整の場としてください。
こぼれ話。勉強会。
先生の勧めもあって有志で勉強会のチームを作りました。「やる気や勉強時間に応じて3グループ」に分かれた。トップチームには、①月に110時間以上の勉強、➁事例Ⅳは毎日必ず実践、③全ての土日には会場を借りて演習に取り組む等・・・。様々なルールがあったもよう。
そしてトップチームでは夏ごろになると成績順に応じて更なるチーム分けが実施された。もう「じゃんけん大会」どころの騒ぎではない。まさに「総選挙」を経て「チーム松」「チーム竹」「チーム梅」が誕生したとか(笑)。
自分は福島県からの通学だったため、それらスパルタチームには参加できなかったが、「神ファイブと呼ばれるチーム松」の2人と親交があったので、よく勉強を教えてもらっていました。
結果「チーム松」は2次試験全員合格。我々「研究生グループ」も3/6人合格というグレートな結果を残せたのだ。勉強会のお話はまたどこかの機会で😌
2次の初学者の方へ
予備校では絶対教えてくれない入門書。「2次試験に必要な準備全般」を浅く・広く・分かりやすく紹介してあるhotmanの4/28の記事を読んでみるといいでしょう。記事の中では教材は色々あって悩むんだけど・・・最初は「ふぞろい」だけ買えば良いんじゃね!?って思います。今の時期(GW)はこれで充分。2次試験対策の準備は→こちら
良かったら読んでみて。

2次では通用しない学習方法
重要な論点なんかを書き出したペーパーでも見ながら→頭の中で答えて→解答をみて→何となく覚えてた通りだから安心して次に進む→コレではダメなのです。
1次はコレでイイ。だって答えが4択の中に書いてあるんだから。色んな問題をこなして、〇・×の選択肢のパターンを蓄積していけば良い。曖昧に覚えてたって選択肢に並んでるものを見てから思い出せば良いから。
2次では〇・×の選択肢を作り出せる状態になること。それには声に出して解答を説明してみることがポイントです。詳しくは下記の拙稿をご参照されたい。
予備校生や多年度生の皆様へ
1⃣残念ながら予備校では「予備校が設定した解答のみを正答として」それを導く手順に終始しがちとなります。(えっ、そんなことない?)
本来演習とは「あるべき姿に対する各個人の現状を打破する」個々人のトレーニング機会となるのですが、ホントにコレが難しい。1次試験から至れり尽くせりの環境で2次に進むので、考え方が試される2次においては、なかなか能動的な学習に転換できずに苦労するんだと思います。自分も授業に食らいついてるだけで全然能動的にできてなかったなあ。
練習がてら、リットが4/27に書いた記事を参考に「自分の勉強における問題点と課題」を設定してみたらイイと思うよ。
ここから読んでみてー

⑴合格スキルがイメージできるか?
あるべき姿の設定
⑵現状は?問題点は?
「何ができないのか!?をどれだけ明確にできるか!」が勝負のカギだと考えています。「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」と3回繰り返して具体化レベルを高めていくのです。
⑶課題の設定
現状の問題点→あるべき姿に向かう具体的なアクションが課題。
⑷これを演習で試す
・・・。うん。難しいわな。コレができたら合格してるよ。ってハナシ。
2⃣また、予備校には立場と責任があるので「テキストに載ってないこと」や「受験生に語り継がれるネットレベルのノウハウ?」を教えてくれないのです。サービス財としての均一性を担保するためには、「いくら美味しくても特定講師だけがラーメン次郎を出すわけにはいかないだろう。」自分は完全に予備校に依存してて、それ以外の情報を遮断していたので遠回りもしてきました。
→4/23に「まん」が書いてた「語呂合わせ」なんかひとつも知らなったぞ!こんなのを知らないよりも知ってた方が全然イイじゃないか(+o+)

→また4/13の「あらきち」2次の得点安定方法。2年連続「事例Ⅰ」で85点以上取ったノウハウだ!オレならばとっくに販売を検討しているぞ!ちょっとレベルが高いけど「多年度生なら試す価値大あり」だ☆彡

ともあれ。。
結果として「予備校」と「独学」とどちらが良いということではない。例えば予備校生でも毎朝「道場」をチラ見してみるとか、互いの利点をミックスして効率的に勉強したら良いじゃないかということです。「赤組がんばれ!」「白組がんばれ!」
勉強の成果は?
ひとつのモデルケースとして参考になれば幸いです。本試験でも「大コケの科目・0点設問」さえ作らなければ、勝手に周りが脱落して上位に残れると考えています。

おわりに
「本気で頑張りすぎて辛くなったら、一旦中断したって良いじゃないか。」冒頭の2020年9月のこと。当時44歳。「絶対!一発合格!」を掲げて徹底的に追い込み続けていた自分は、いよいよ心身共に限界に陥った。初の単身赴任で生活環境が大きく変わり、勉強時間が思うように確保できなくなっていた焦り。2次試験の日程は迫ってくるのに、事例Ⅳを中心に全く力が付かない現状。それとは対照的にグイグイ得点を伸ばす仲間たち。自分は眠れなくなって飯も食えなくなっていった。仕事中に高速道路を運転中、「これで終わるなら」とガードレールに突っ込もうかと考えるようになり、涙ながらに2次試験の回避を決めた。
それでも見捨てないでくれたのは仲間たち。「受験しない」と言った自分をそのまま勉強会に残らせてくれたのだ。その日から勉強はお休みとしたが、毎週日曜日は上京して授業と勉強会には参加した。この時の経験があったからこそ諦めずに合格できたと思っています。皆ありがとう。今度また帰るから酒でも飲みましょう!
40過ぎたら身体もキツイって。仕事やら家事やら育児やら皆大変じゃん。・・・それなのに自ら勉強してるんだから。一旦冷静になって勉強を中断したって良いじゃないか。「諦めない気持ちがあれば必ず先に進んでいけます。」私は同じように苦労している皆さんの力になりたい。
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