【経済学・経済政策】ラスパイレス指数とパーシェ指数を完璧に覚える方法 by masumi

みなさんこんにちは!masumiです。

さて今日の私ですが、なんでハートがついているかって?
実務補習やセミナーが終わって浮かれてるからでは無く、そんな機能がつけられる事に気付いたので使いたかったからです!(*´з`)

(そんなピンクのハートを頭につけてもかわいいと思える歳じゃないと思うよ・・・)←口にはしていない

アシスタントりん
アシスタントりん

では、さっそくブログにいきましょう!しばらく2次試験の記事が続いていたので、もうすぐ1次試験を迎えるみなさんの助けになるため、遠い昔の記憶になりつつある1次試験の記憶を辿り、これは良かった!という経済学のイメージ記憶をお伝えします!ニッチ論点で2点を取りに行く記事です(笑)
(イメージ記憶とはなんぞや?という方はこちらをどうぞ「また忘れた!を防ぐイメージ記憶のすすめ」)

これできっと覚えられるはず。。では早速いってみましょう!

ラスパイレス指数とパーシェ指数とは

マクロ経済で登場するラスパイレス指数とパーシェ指数ですが、これは物価の変化を表す指数です。指数とは、基準に対してどれくらい変化したかを比率として表す数値のことです。(景気動向指数の種類、先行、一致、遅行指数の覚え方についてはこちらをどうぞ「<景気動向指数>まるっと解説サクッと暗記

※私の過去記事の紹介ばかりになってしまってすみません(;´∀`)

ラスパイレス指数は消費者物価指数や企業物価指数、パーシェ指数はGDPデフレータに使われます。

物価指数を計算するにあたり、単純に変化した分を平均とするのではなく、消費額全体における各品目の割合を考慮して指数を計算する加重平均で行います。その消費量を基準年時点にしているのがラスパイレス指数比較年時点にしているのがパーシェ指数です。

計算式は以下の通りです。

これ、どっちが何に使われてたっけ?計算式もどっちがどっちだっけ??となりませんか?

そこでできるだけ忘れないイメージ記憶をお伝えします。

masumi
masumi

この計算式、わざと分かりにくく書いているわけじゃないですよ

使われる指標の覚え方

まず、それぞれどんな時に使われるか、ですが、上記の通りラスパイレス指数は消費者物価指数や企業物価指数、パーシェ指数はGDPデフレータです。  

これを覚えるには、文字の見た目で覚えましょう!!!

シェとデフレタ、横棒が入っているのが共通している

はい、もう覚えましたね(笑) ラスパイレスは「ー」が入っていませんので、文字の詰まった消費者物価指数、企業物価指数です。

masumi
masumi

おしゃれなインテリア写真からは想像もつかない小学生なみの覚え方ですね。

比較年と基準年、どっちを基準にしているか

基準年と比較年とは、基準年は過去の年、比較年は現在、ということから、

過去=去年=lastyear(ラストイヤー)=ラスパイレス

連想ゲーム方式で覚えましょう。

また、パーシェ方式は比較年が基準なので、

パーシェの「」と比較の「」どちらも「」行です。

こんなイメージでどうでしょうか。

だいぶクセが強い覚え方だね。(これも小学生なみ・・)。完全にmasumiオリジナルだね。

アシスタントりん
アシスタントりん

計算式の覚え方

計算式は、言葉をあまり見なくてもブロックで考えると分かりやすくなります。

この図を見てわかる通り、左側は同じです。比較時と基準時、どっちが上でどっちが下かは、漢字の重さでイメージしましょう。「比」と「基」です。「基」の方が画数が多くて詰まっているので重い=下 になります。

また、さらに簡素化するとこうです。

基準時がになっているのがラスパイレス、比較時が¬の形になっているのがパーシェです。(逆に分かりにくくなりましたかね、、(笑)

あとは、ラスパイレスなら基準時の数量、パーシェなら比較時の数量を掛ければ良いのですが、商品がいくつもあったり、問題文の書き方によって価格と数量がごちゃごちゃしたりします。

ということで、ラスパイレス指数とパーシェ指数の問題が出たら、機械的に以下の図を書いてみましょう。コツは単位をちゃんと書くことです。問題によっては金額なのか個数なのかわかりにくいものがありますので間違いを防ぐためです。

masumi
masumi

私は色や形で覚えやすいのと、共通点を見つけるのが得意なので、こんなイメージで覚えています。
上記の小学生暗記法も同じ原理です。同じタイプの人にはおススメですよ。

過去問を解いてみよう

あとはもう問題文から拾った数字を(  )に当てはめていけば答えがでます。実際にやってみましょう!!

平成27年度1次試験問題 経済・経済学 

中小企業診断協会|中小企業診断士試験問題より

先ほどの式に当てはめるだけでよいのでこうなります。比較年、基準年は簡素化して「ひ」「き」と書いています。

正解はです。

問題文の基準年、比較年、価格、個数の表は縦横逆になっている場合もあるので、そこは間違えないよう慎重にいきましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか。ラスパイレス指標とパーシェ指標、こうやって見るととっても簡単なサービス問題なんじゃないかという気がします。

<まとめ>
・パーシェ指数はGDPデフレータ→「」が両方入っている。比較年の数量を掛ける→比較の「」とパーシェの「」は「」行同じ。分数にすると”¬”の形。
・ラスパイレス指数は「ー」無しで文字が詰まっている消費者物価指数、企業物価指数。基準年の数量を掛ける→過去≒去年=「ラストイヤー」でラスパイレスの「ラス」。分数にすると””の形
・分数の左側は共通(比較年の価格/基準年の価格)
・計算する時は、先に分数のフレームを書き、単位をしっかりつけること

それほど苦労せずに、使われている指標や計算式を覚えられる人もいると思いますが、試験当日になって混乱する場合もあります。こうしてイメージと組み合わせることでより確実に覚えられると思いますので、ぜひパクってカスタマイズしてみてください!(^^)/

明日はなゆたです!お楽しみに~~!

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【経済学・経済政策】ラスパイレス指数とパーシェ指数を完璧に覚える方法 by masumi”へ2件のコメント

  1. ロム より:

    昨日はセミナーお疲れさまでした、うわのそらだったロムです!
    各事例ごとに参考になる部分や、さっそく使える言い回しなど、非常に有意義な時間でした。
    懇親会が終わって最後まで居座ってしまってすみません……ですが皆さんのお話を聞いていて、何としても一次試験を合格して二次試験の挑戦権を獲得したいと思います!

    ブログへのコメントについてもぶっちゃけトークをしてしまった後なので、ちょっとコメントがしづらいのですが……びっくりすることに本日の経済学の記事、苦手だった科目だったせいか一年前に合格した直後に知識を試験会場に落としてきたらしく、「こんな論点、あったっけ……」と一切記憶に残っておりませんでしたw

    いや、二度と一次試験の経済学を勉強しなくてもいいように今年二次試験も合格します!
    頑張ります!

    1. masumi より:

      ロムさん

      いつもコメントありがとうございます。セミナー参加もありがとうございます!
      すでに経済学は合格済とのことでなによりです(笑)
      だいぶニッチ市場を狙った記事なので、覚えていなくても仕方ないです(笑)
      残り科目と二次試験、ぜひとも今年頑張ってくださいね!応援しています。

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