【ゆるわだ】私の愛した参考書 〜2次試験編〜

🌊🌊🌊 道場夏セミナーのお知らせ 🌊🌊🌊

一発合格道場読者のみなさま!!お待たせいたしました。大好評春セミナーに続く夏セミナー開催のご案内です。

日程:2021年7月17日(土) 14:30~18:00、その後懇親会
場所:オンライン(zoom開催)
・募集人数:80人
・応募期間:2021年6月24日(木)12:00~7月6日(火)23:59

・募集方法:応募期間内に以下の申し込みフォームよりお願いします
・内容:2次試験対策 
(事例Ⅰ~Ⅳまで、道場メンバーによる解答のコツ、個別相談など検討中)

今回の内容は、ある程度2次試験の問題を解いている方向けの2次試験対策セミナーです。
 1次試験後、9月上旬にこれから2次対策を始める方向けのセミナーを予定しています。
 (内容は今回の内容+2次試験学習の基礎知識)

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どうも、のきです。

今月、忙しすぎて死にそうです。
診断士あるある、『面白そうなことに手をあげまくった結果、パンクしかける』状態でした。

私自身としては、実務補習の時に指導員の先生から言われた「1年目はとにかく色々やって、口の中に入れられるだけ入れてみることが大切」という教えを忠実に守っているだけなのですが、ちょっと窒息しかけました笑

結論として、皆さんもくれぐれも無理だけはしないようにしてくださいね。

さてさて、本日は6月も最終日。
「6月が終わった!」と書くと、夏が近づいてくるということで少しワクワクする一方で、「1年の半分が終わった」と書くとなんだか絶望感がある日ですね!(爆)

1次試験まで2ヶ月も切り、受験生の皆さんはちょっとソワソワし始める時期なのではないでしょうか?
今日はちょっと気分転換。前回からの続きで受験生当時に買って良かったと思った参考書、2次試験編をお送りします!

本日のお品書きはこちら♪

のきが買った参考書たち(再掲)

私が買った参考書一覧です!(ジャジャーン!)(2週間ぶり2回目)

ここは繰り返しになってしまうので、さらっと流しますね!

のきのつぶやき

5月くらいに今ほどやることが山積みでなかった時期に久しぶりに完全に徹夜をしてしまいました。
しかも徹夜をしたのは仕事ではなく、「漫画を読んでいて」という、なんとも高校生みたいな理由で。

徹夜をしてまで読み切りたかった漫画というのが「左利きのエレン」と言う漫画です。(結構前にドラマ化もしているみたいです)
その中で、個人的に腹落ちした言葉が「才能とは集中力の質である」と言う話。
そして、集中力の質とは、「集中力の長さ」x「集中の深さ」x 「集中するまでの速さ」で決まると言うのです

私は「長さ」と「深さ」は人よりある自信はあるものの、集中するまでに結構時間がかかります。
そんなことを考えて一晩アドレナリンドバドバで過ごしたのです。(一晩かけて一気に漫画読めるくらいの集中力の長さがあると言うのはこれで証明できましたね笑)
そのうち記事に書きたいなと思っていますが、ご自身の集中のタイプを踏まえて、どうやって集中力を高めるか考えるだけでも勉強の効率が変わってくるかもしれませんよ!

そういや、この段落本文がほとんど中身がないので、ここがもはや本文ですね。これが、ゆるわだ!?

のきの愛した参考書 Best3 〜2次試験編〜

前回(前回はこちら)同様、Best3を「内容」「いい点」「私の使い方」の紹介していっきますよ〜♪

第3位 ちょっとここでは明言できない事例Ⅳの問題集

価格:3,000円(税込)

【内容】

事例Ⅳに特化した計算問題 28問

あえて名前をぼかした事例Ⅳの問題集を3位にランクインさせるという暴挙から始めたいと思います。
ぼかした理由は、一言で言うと「配慮」ですが、とあるサイトを使って入手しました。
もし、気になるようでしたら私の合格体験記で「応用計算問題集」と検索してみてください。3件ヒットする全てがこの問題集です。

©️尾田栄一郎「ONE PIECE」52巻506話/集英社

すみません、ふざけましたね。よがの漫画名言集の記事に触発されただけなんです。許してください。

のきの総学習時間:36時間

【いい点】

日商簿記2級の第3問のように複雑に条件を組み合わせた問題がてんこ盛りです。
28問の問題の制限時間は1問あたり15分だそうですが、どうやっても私には15分で処理しきれないような問題もいくつかありました。

実は実際の事例Ⅳでも、素人にはとてもではないけれど短時間では条件の整理ができないような問題が出題されるのです。
なので、そういった無理難題になんとか食らいつく力を養うことに有効だったと感じています。

また、財務の処理を手を動かして演習したため、実務補習で事業計画書を書いたりした際に財務諸表の数字を割と苦労せずにいじることができました。
ちょっと背伸びかもしれませんが、その先に繋がる参考書ないしは問題集だったなと思っています。

【のきの使い方】

どうしても事例問題を解きたくない、そんな時の気分転換によく使っていました。
私だけかもしれませんが、ひたすら文章を読んで、読み解いて、書くという所業がどうにも苦痛に感じてしまう瞬間が結構あります。
そんな時は文章の巧拙だとか、どうやって与件を読み解くかといった、事例Ⅰ〜Ⅲのことは一旦忘れて、

うおおおおおおおお!!!!! 計算! 計算!! 計さああああぁあぁぁぁぁんんんんん!!!

と、ひたすら数字だけを作り込む作業に没頭して気分転換していました。

事例Ⅳが親の仇ぐらい憎いという方には鬼畜の所業に映るかもしれませんが、勉強しすぎて勉強そのものが娯楽になるという、ある意味極限の境地に達していたのかもしれません笑

第2位 ふぞろいな再現答案5

価格:2,640円(税込)

【内容】

平成29年の『ふぞろいな合格答案11』と平成30年の『ふぞろいな合格答案12』の2年分のふぞろいが1冊になったものです。
2年分のふぞろいを1冊にまとめたものは、キーワード分析を収録した『ふぞろいな答案分析』と「合格者による、ふぞろいな再現答案」を収録した『ふぞろいな再現答案』の2種類があります。(ふぞろいは似たような名前の書籍が複数あってわかりやすいので、混乱すると思います。何買えばいいかわからず悩んでいる方はこちらの記事を読まれると参考になると思います。)

今回紹介するのは『ふぞろいな再現答案』の方です。
本書は毎年出版されるふぞろいの執筆メンバーのうち属性がバラバラな6人が当日までの過ごし方や、当日の思考のプロセス等を赤裸々に記述する「80分間のドキュメント」をまとめた書籍になります。

のきの総学習時間:5時間くらい

【いい点】

12名の受験生の試験当日や苦悩、工夫といったものを紙面の都合はあるものの、比較的生々しく記述してくれているのがいい点だと思っています。

合格者が出てくる本は比較的合格者を神格化しがちな傾向がある一方で、本書は「あ、合格者も同じ人間なんだ」と思えるので、特に2次の勉強に取り組み始めて、立ちはだかる壁の高さに打ちひしがれている時期の精神安定剤にもなると思います。

あとは、読み物としても、勉強の気晴らしに軽〜く読める書籍かなと。いい気晴らしにもなると思います。

【のきの使い方】

学習時間を見ていただければわかるとおり、学習用の参考書と言うよりかは読み物や試験に臨むときのヒントが埋まっている本だと考えるのがしっくりくる気がします。
「がっつりノウハウ教えます!」と言うギラギラした感じではなく、ちょっと緩い感じで「自分はこんな感じでした〜」とスタンスの本なので、100%真似せずとも、自分が吸収したいところだけをつまみ食いしやすかったのかな、と思っています

第1位 映えある第1位は・・・

映えある第1位はそう、過去問ですね!

価格:0円(税込)(中小企業診断協会でダウンロード可

【内容】

説明不要です。過去問です。実際に出題された問題です。

上のリストで挙げていなかったじゃないか!と言うツッコミはあるかと思いますが、これ購入してないですからねぇ♪~(o゚ε゚o)ゝ

タダで貰える、至上の教材です。

のきの総学習時間:240時間くらい

【いい点】

何よりも「実際の試験で問われていること、求められていることを実体験できる点」に尽きると思います。

2次試験は回答が公表されていないので、どう学習をしたら良いのか、自分の解答が良いのか、絶対的な尺度を持って判断することができません。
だからこそ、何がキーワードかだけでなく、作問者は何を答えて欲しかったのかを問題から読み解いていくことが重要です!

さまざまな予備校や参考書で模範解答を作成して一定の指針を受験生に提供することで付加価値をつけているのが、診断士受験市場。
加えて、予想問題や想定問題を作成して、模擬試験として提供するサービスも行われています。

しかしながら、2次試験に関しては「模試は、あくまで模試」であり、本試験の作問者が問題を作っているわけではありません。
(「紛い物」とまでは言いませんが、「似て非なるもの」と考えるのが正しいと思います。)
よがの合格体験記でも、「模試はあくまでも“模擬”試験であり、本番ではありません」「繰り返し解くべきは『過去問』」と言う至言が書かれており、私個人としても完全に同意です。

当然、私は今年の試験は受験しませんが、自分の知識の確認もかねて今年も問題が公表されたら一度は解いておこうかなと思っています。(記事にするかもしれません)

【のきの使い方】

私は直近5年分を3回、6〜9年前の過去問を1回だけ解きました。
最初の1回はとにかく腰を据えて「なんでできなかったのか」、「自分に何が足りないのか」、「どうすればできるようになるのか」と言う自問自答をひたすら行って、次解いた時はどうするかというアクションにまで落とし込みました。
2回目以降は立てた対策やアクションが実行できていたかの反省が中心でした。

なので、個人的なオススメはまず直近5年分を1回ずつ解いてみることです。
その上で、時間が許すのであれば、再度同じ事例を解いてみて、初めて解いた時との違いを振り返ってみるといいのではないかと思います。
なんとなくですが最近の過去問と、7年以上前の過去問とでは少し傾向に違いがあるような感覚があったので、まずは5年分優先でいいと思います。

過去問を繰り返しましょうというと、「過去問を何度も解いていると答えを覚えてしまうのでどう勉強したらいいのか」と言う声が聞こえてきます。
私自身3回”しか”解いていないので、何十回も解いている方とは比べられないのですが、過去問は解き直すたびに新しい発見や、気づき、疑問がありました。
なので、何回も解いて、その度に成長しましょう。
そもそも、覚えた答えは公式な見解でもなんでもありません。もしかしたら覚えるほどのものではない可能性もあります。
だからこそ、何を書くかではなく、解いたときに1回前の自分よりも「一つでも多くのことに気づいた」、「少しでもより深い考察ができてた」、と言う成長の実感を得られたかどうかを確認・検証していくことが過去問に取り組まれる際のポイントであると私は考えます。

繰り返しでくどいなぁと自分でも思いますが、過去問は診断士試験における最良の教材です。絶対に疎かにしないでください。
B5の用紙2〜3ページの与件分の中に、中小企業の実態や課題、問題点が散りばめられています。
そして明確な答えは与えてくれないものの、診断士としてどうすべきかについてある程度深い考察が求められています。
改めて、非常によく練られた事例だと考えます。

2次試験は「過去問に始まり、過去問に終わる」です。

のきのつぶやき

「自己肯定感」と「反省」について

非常に私感が入りますが、私は学習を行う上では適度な「自己肯定感」が必要だと思っています。

一方で、合格ラインに達していない状況(As is)を合格レベル(To be)に持っていくには現状と合格ラインとのギャップをきちんと認識してギャップを埋めるアクションを取ることが重要になってきます。
その行為を私は「反省」と呼んでいます。

一見、「反省」と言う行為は「自己肯定感」を下げる行為のように見えます。(自分の現状の至らなさを受け入れることですし)
ですが、実際は「反省」と言う行為が結果的に「自己肯定感」を上げていることになっていると思うのです。
なぜなら、「反省」と言う行為ができている時点で、まず自分の現状が認識できています。それだけで、将来の成長に向けた一歩は踏み出しているはずです。
あとはその「反省」の精度を上げていくことが今後は重要になるだけなんです。

むしろ、「反省」ができなくなった時こそ要注意です。自己肯定感を高めるチャンスを自ら放棄しているのです。
「この進め方でいいはずだけどうまくいかなかったのは、今回たまたまだろう」
そんな考えが頭をよぎったら「反省」ができなくなってきているサインではないですか?

最後に

1次試験まで残り2ヶ月を切りました。
今年1次試験を突破されて2次試験に臨むことを考えていらっしゃる方で、1次の勉強にちょっとだけ飽きて、すこーしだけ2次試験の参考書などを調べた方もいらっしゃるかもしれません。
一方で、「まだ1次も突破していないのに…参考書買うのは早いよね」と思われるかもしれません。

昨年の私もそうでしたが、1次試験後は2次試験向けの参考書が品薄になるので、試験後に買おうとしている方も自己採点終了後速やかに購入するのをおススメします。

今年は1次と2次の間が77日。1次終了後にスタートダッシュをかまして合格をもぎ取りましょう!

明日は、にのみです。
明日からは道場12代目リレー企画 第2弾! 2次試験に関する質問に十二人十二色で回答していきますよ!
お楽しみに!

では、また〜ノシ

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【ゆるわだ】私の愛した参考書 〜2次試験編〜”へ2件のコメント

  1. ロム より:

    簿記二級の勉強をした時も、とにかく問題をたくさん解きまくれば実力は後からついてくる! ということで問題集を解きまくっていました。
    事例Ⅳについては昨日全知識全ノウハウが届きましたので、ひたすら問題集を解く方向で勉強しようと思います。

    事例Ⅰ~Ⅲについては、私ものきさんを参考にして直近5年分くらいの周回をメインに、それより前の問題は広く薄く取り組みたいと思っています!

    明日からのリレー企画、楽しみにしております!

    1. のき より:

      ロムさん

      コメントありがとうございます。
      最初から自分のやり方が固まっている方はほとんどいないと思いますので、まずはある程度やってみて、その中で自分のやり方を確立していく方針大賛成です!

      1次試験と2次試験の間は限られた期間なので、ストレート合格のためにはどこを重点的に学習するのかといった「選択と集中」が重要だと思います。
      是非とも今年1次試験を突破して2次試験に進んじゃってください!

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