【合格体験記】本番で同じミスをしない決意と徹底して自分と向き合う姿勢で合格!よがさん

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おはようございます。べりーです(過去投稿記事はこちら)。
いつも一発合格道場をご覧いただきありがとうございます。

本日1本目は、仕事で接する先輩診断士に勧められてビジネスマンとしての知識を体系的に学ぶために診断士受験を決められたよがさんです。

それでは、どうぞ!

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(0)受験生情報

よが・29歳・男性

(1)自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

仕事と育児の合間に自分に合った勉強方法を探し続けた受験スタイル

(2)診断士に挑戦した理由・きっかけ

仕事上、監査役の方とお話しする機会が多いのですが、ビジネスマンとしての知識が乏しく、話している内容を理解できない事が多かったため、体型的に学べる方法を探していました体型的に学べる方法を探していました。よくお話をする監査役の方に相談したところ、その方は中小企業診断士の資格をお持ちの方で受験を勧められ、挑戦することにしました。

(3)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

会社法を仕事の関係でよく使いますので、法務の会社法の部分だけ知識はありました。

得意科目: 法務( 会社法だけ)
不得意科目: 財務・経済・事例4

(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット

1年目はTAC通学、2年目はMMC通学、3〜4年目は独学

予備校通学のメリット :知識のない科目の内容を講師に質問出来る点 ・学習のペースを掴みやすい点
予備校通学のデメリット :特に二次試験は解答方法の視野が狭くなってしまう点

(5)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

1年目の学習時間: 一次試験対策1200時間、二次試験対策30時間(育児開始前)
1年目は1週間に30時間を目標にして学習していました(平日5時間、土日合わせて5時間)。
平日スケジュールとしては、行きの通勤電車で1時間半、会社の駅に着いたら始業前に喫茶店で1時間ちょっと、昼休みに30分、帰りの通勤電車で1時間半、帰って30分勉強し5時間を確保していました。
土日の5時間は予備校の講義の時間です。
一次試験合格までは継続的に勉強出来ていましたが、子供が産まれた事と一次試験合格の達成感で二次試験対策に身が入らず勉強できませんでした。

2年目の学習時間: 二次試験対策1200時間(育児開始後) 2年目は1週間に30時間を目標にして学習していました(平日5時間、土日合わせて5時間)。
平日スケジュールとしては行き帰りの通勤電車で合計3時間、昼休みに30分、帰って子供が寝た後に1時間半の学習でした。
土日の5時間は予備校の講義の時間です。

3年目の学習時間: 一次試験対策400時間、二次試験対策200時間

4年目の学習時間: 二次試験対策600時間 3年目以降は1週間に15時間を目標にして学習していました(平日2.5時間、土日合わせて2.5時間)。
平日スケジュールとしては行き帰りの通勤電車で合計1時間、昼休みに30分、帰って子供を寝かしつけた後に1時間の学習でした。
土日は子供を寝かしつけた後に机に向かって2.5時間学習しました。

(6)合格までの学習法

①1次:
1回目の受験勉強では、まず、財務会計・企業経営・運営管理・経済学はすべて予備校での講義内容をノートにまとめ、通勤時間でひたすらノートやテキストを読んで理解・暗記し、しっかりインプットした上で問題集・過去問を解く学習法でした。
2次に2度落ちた後の2回目はアウトプット中心に問題集・過去問をひたすら解いて、間違えた箇所はテキストを読み返し、周辺知識まで補強する形で学習しました。
今振り返ると、アウトプット中心の学習方法にすれば1年目の1次対策はかなり短縮できたかと思います。

②2次筆記:
1回目は殆ど勉強しませんでしたので割愛し、2回目はMMCで出された答練を何度も解いてMMCで示された推奨のワードを使って解答するパターンをひたすら刷り込ませました。
それと並行して過去問もMMCで示されたワードの使用や解答パターンに沿って解いていきました。
3回目以降はMMCの解答と共にふぞろいの解答も参考にし、出題のパターンで解答するではなく、どの様に考えて解答するかを意識して学習しました。
ふぞろいの解答を参考にすることによって、今まで解答のパターンにワードを入れていくことばかりに気を取られていましたが、因果関係で書く意識や聞かれている問いに対して素直に書く意識の大切さに気づきました。
具体的な学習方法としては、1事例分の80分を通した時間確保が難しかった為、40分を2回に分けて答練や過去問を解き、電車内で答え合わせをし、気づきや反省点を解答用紙の余白に書き込みました。
自身の解答用紙は会社のバックに常に入れておいて、時間のある際に読み返し反省点を踏まえて回答作成するイメージトレーニングを何度も繰り返しました
また、事例4ではどうしても本番で計算ミスをしてしまう問題を抱えておりましたので、勉強中にミスをした点をひたすらミスノートに書き込んで、ミスへの対策を自ら考え、対策を実践して対策の効果を確認する、ミスに対するPDCAを何度も繰り返しました

(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

①学習時・受験時のエピソード:
私は予備校通学時には答練や模試の度に全体の順位を意識しておりました。模試などで全体の順位を意識することで励みになるメリットもありますが、自身の成長を過信してしまうデメリットもあります。
私は2年目の2次試験模試では全体で2位となり、これで本番も絶対に合格できると過信してしまいました。
模試はあくまでも“模擬”試験であり、本番ではありません
私の受験期間が長期化した1つの要因は、成長の方向性を本番に見据えていなかった点にあると感じています。

②これから合格を目指す方へのアドバイス:
「(6)合格までの学習法」で少しMMCでの学習方法が良くないような書きぶりになってしまいましたが、決してMMCのノウハウが悪いわけではなく、私の2次試験対策にあたっての予備校活用方法が間違っていました。
2年目まで2次試験対策として繰り返し答練を解いてMMCの出題や解答の傾向を頭に刷り込ませていましたが、MMCでは答練を通して本番の問題の解き方を示し、過去問の回答方法を研究する材料を与えてもらっていました。
つまり、繰り返し解くべきは「過去問」であり、予備校活用方法は答練を通して過去問研究や本番対策への材料を見つけることを意識しなければなりませんでした。
この当たり前のことを一発合格道場の記事を拝見して、やっと気付けました。 一次試験は我武者羅に勉強時間を重ねればある程度合格レベルに達することができると思いますが、二次試験は学習の方向性が間違っているといくらたっても合格レベルに達しない試験かと思います(勿論、一次試験も学習の方向性が正しくないと効率的には進みません)。
二次試験の本番で思うような結果が出ない方は一発合格道場の記事から自らの学習方法を見直して、修正していくことをお勧めします。

③育児・家事などで苦労しながら勉強されている方へ:
育児などをされながら受験対策をされている方は大変苦労をされていることかと思います。
しかし、コツコツと勉強を習慣化させていけば、いつかは合格できます。私は家のことを少し疎かにしてしまった時期もありましたが、家庭への後ろめたさがあると勉強に身が入りません。
そして何より、試験はいつになっても受けられますが、育児などの家族の時間は過ぎてしまえばもう経験できません
子供を寝かしつけた後にどうにかこうにか机に向かったり、育児をしながらの学習はとても辛いですが、今しかない家族の時間を大切にしつつ、コツコツ勉強して合格に向かって頑張ってください。

========ここまで========

いかがでしたでしょうか。 

気づきや反省点を解答用紙の余白に書き込み、時間のある際に読み返す。反省点を踏まえて回答作成するイメージトレーニングを何度も繰り返す。
事例4では勉強中にミスをした点をひたすらミスノートに書き込んで、ミスへの対策を自ら考え、対策を実践して対策の効果を確認することでミスに対するPDCAを何度も繰り返す。
本番で同じミスをしないという決意と徹底してご自身と向き合う姿勢を読み取れました。
「2次試験は学習の方向性が大事」という記述も共感しました。

個人的には、よがさんが最後に書かれた「育児などの家族の時間は過ぎてしまえばもう経験できない」にすごく共感しました。 

よがさん、合格おめでとうございます。ご寄稿どうもありがとうございました。

以上、べりーでした。


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