令和2年度 合格体験記まとめ~2次試験編~

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3月23日をもって受付を終了いたしました。
おかげさまでセミナーの部満員御礼です!!多数のお申込みありがとうございました。

4月10日(土) 15:00-17:40(1部2部)
・第1部  15:00-16:15<1次試験対策+相談会> 
・第2部  16:30-17:40<2次試験対策+相談会>
・第3部  17:50-18:50<懇親会>

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催!
一次試験・二次試験の学習ノウハウやzoomのブレイクアウトルームを活用した小グループ単位でのディスカッションで相互交流を図るセミナーです!
第3部では先代をゲストに迎えたオンライン懇親会を開催します。
道場メンバーや受験生同士で交流を深めて頂き、合格に向けモチベーションを高めて頂きたいです。

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どうも、のきです。(過去記事はこちら

3月も最終日ですね。

ついこの間3月になったばかりだと思っていたのですが、いつの間にか4月です。

この間桜の開花が宣言されたと思ったら、気づいたら葉桜になりつつあります。

春眠、暁を覚えている暇すら与えてくれない、時間とやらは、実に残酷ですね笑

 

昨日の朝、ここ最近の日課であったスエズ運河の座礁に関する情報収集をしていたのですが、会社について置いてある日刊工業新聞に目を向けると、何やら見慣れた文字が…

 

のき
のき
え、診断士が新聞の1面!? 制度見直し!?

 

中小企業診断士が日刊工業新聞の1面に取り上げられることに驚きを覚えつつ、少し嬉しさを覚えました。

1次試験合格者や科目合格者に対しての名称付与理論政策更新研修受講者への名称付与など、受験生だけでなく現役診断士にとっても見逃せない記事でした。

記事のリンクはこちら(記事を読むには会員登録が必要です。無料会員もあります。)

 

念のため中小企業庁や診断協会をのぞいてみましたが、正式に発表されてはいませんでした。(決して飛ばし記事だろなんて思ってませんよ)

新聞が一面で大々的に取り上げるからにはなんらかの確証を持って発表しているものと思われます。(たぶん、おそらく、きっと)

 

受験生の皆様にとっては気になるニュースではありますが、今は座して待ちましょう。

令和2年度の科目合格者の住所変更届出締切が4月12日になっていますので、きっとそのあたりの時期には詳細が発表されるものと思います。

記事を見た限り、試験の内容自体に変更があるという記述はありませんでした

なお、財務・会計と経済学は確実になくならない模様ですのでこれまで通り向き合っていきましょう!笑

 

時事ニュースに触れたところで本日の本題に行きますよ♪

 

さて、今日はMa.satoとのコラボ企画として昨日の1次試験の合格体験記の分析に引き続き、合格体験記まとめ〜2次試験編〜として、合格者の属性勉強時間等のデータまとめをお送りします。

まとめたデータに基づいた私の考察も添えますので、そちらも参考にしていただければと思います。

 

では、いきますよ〜。

 

合格体験記まとめ

11代目より昨年の12月から今年の1月にかけて募集し、今回53件の合格・未合格体験記をご提供いただきました。

遅くなってしまいましたが、ご協力ありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。

今回の記事ではいただいた体験記の中から合格者だけに絞ってデータまとめをしました。

というわけで、2次試験のターゲット分析の定石であるデモ・ジオ・サイコの視点で分析をしていきます!

レッツラゴー!(※ただし今回ジオの視点はありません)

年齢層

まずはかる〜く年齢層から行きましょう。

お一人だけどうしても年齢が合格体験記から読み解けなかった方がいらっしゃったのですが、ほとんどの方が年齢を記載していただいていました!

診断協会が公表している試験の統計情報と概ね似たような傾向が見受けられますが、目立って異なる点は以下の2点かと思います。

① 30代の割合が目立って高い

② 50代以上の割合が目立って低い

年齢は合格要因と直接的な影響はほとんどないと思いますが、この統計では一発合格道場の読者層のボリュームゾーンが20〜40代の方だということを表しているのではないかと思いました。

 

ちなみに道場メンバーの平均年齢は概ね34〜35歳

合格者のボリュームゾーンに所属しているため、今後も等身大の体験の中で参考になる情報を、世代を問わず一人でも多くの受験生の皆様に発信していければと思います^^

受験回数

続いて受験回数です。

約7割が受験回数1回になっています。

12代目の記事に読者の方からいただいたコメントのなかに、「合格者の半分近くがストレート」という説があったと記憶があります。

そちらと比べると若干ストレート生が多いような印象を受けますが、一発合格道場というブログ名であるというのも少なからず影響しているのではないかと考えます。

 

さて、次からは幾分学習に参考になる資料ではないかと思います。

学習スタイル

続いて、学習スタイルについてです。

診断士の2次試験の学習において、「独学と予備校利用のどちらを選択したらよいのか?」ということは例年多くの受験生を悩ませるポイントだと思います。

まず、令和2年度の合格者のうち、一発合格道場に体験記を寄せていただいた方は7割弱が独学で合格されていました。

裏を返せば3割強が予備校を使用して学習されていました。

 

また、上記のグラフには表示されませんが、1次試験と2次試験の間で学習スタイルを変更された方も若干名いらっしゃいました。

1次試験と2次試験の間で学習スタイルを切り替えた方の声は以下の通りです。

【1次独学 → 2次予備校利用】

  • 独学では得られないノウハウが手に入る
  • 学習のペースメーカになった

【1次予備校利用 → 2次独学】

  • コロナウイルスの感染拡大によって通学ができなくなってしまったため自然消滅
  • 予備校の解答は綺麗すぎて等身大に感じられず、独学に移行

加えて、予備校利用でも独学でも一定数いらっしゃったのが、勉強会に参加されていた方です。

地域の受験生が集まって開催する勉強会、受験生支援団体主催の勉強会(タキプロココスタ等)などなど。

中小企業診断士界隈では様々な勉強会が開催されているので、是非とも活用されるのをお勧めします。(私も昨年はタキプロとココスタの勉強会に大変お世話になりました)

勉強会の活用方法やメリット・デメリットについてはそのうち記事にしたいと思います。

 

1点、ご留意いただきたいのは、今回の統計では予備校・独学・勉強会のどれが優れているかという結論を出すことはできないということです。

予備校・独学・勉強会それぞれにメリット・デメリットがあります。

それぞれの特性を踏まえて取捨選択をして、ご自身にとって「これだ!」と思える最適解を見つけていただければと思います。

その時に道場の記事が皆さんの判断材料として活用いただけるよう12代目一同頑張ります。

学習時間

次は多くの人が気になるであろう学習時間です。

上記のグラフでは合格者を①全合格者②1次試験複数回・2次試験初受験者(以下、2次初)③1次2次ストレート(以下、スト生)、に分類しています。

平均時間では、

スト生 284時間 < 2次初 315時間 < 全合格者 481時間

中央値では、

スト生 250時間 < 2次初 300時間 < 全合格者 350時間

となっています。

スト生の学習時間が短く、多年度生の学習時間が長くなるのは当然ではありますが、平均ベースで200時間程度しか勉強時間が変わらないというのは少し意外でした。

(集計方法を明確に統一しているわけではないので、もしかしたら2年目以降の学習時間のみ計上されている可能性がありますが……)

とはいえ、傾向から概ね、200〜400時間程度の学習が必要になってくると考えられます。

 

昨日のMa.satoの記事で記載していますが、1次試験突破に必要な学習時間の傾向として500〜800時間が挙げられていました。

そのため、ストレート合格までの総学習時間の目安として700時間は学習時間が必要になると考えられると思います。(あくまで最低限です)

 

なお、道場メンバーに限った話をすると、2次試験の平均学習時間は、

ストレート生: 300時間(最少:150時間、最多:450時間)

多 年 度生:1,200時間(最少:500時間、最多:2,030時間)

となっています。

 

昨日のMa.satoの記事でもありましたが、学習時間の短い・長いに優劣はありません。

重要なことはある目標に対して努力し、費やした時間。

積み上げた勉強時間は消えません。減らすことはできません。

でも、その費やした時間で得た知識・経験は一生ものです。

※MastercardのCMではありません。

使用教材

こちらは、先日のこんちゃんの記事にてまとめられていますので、そちらを参照ください!

べ、別に、手を抜いたわけじゃないですよ… ((((´・ω・;`))))

得意科目

今回約半数が「なし」または「不明」の回答でした。

解答いただいた中では、事例Ⅰと事例Ⅳを得意科目としてされていた方が多いという結果になりました。

事例Ⅳは2次試験で唯一数値の解答があり、得点の見積りがしやすく戦略が立てやすかったかもしれませんね。

一方、2020年の道場夏セミナーにおいて苦手事例のアンケートを取った際に、事例Ⅰを苦手科目として挙げられていた方が多かったので、得意とする人が多いというのは少し驚きです。

可能性として考えられるのは、令和2年度の事例の中でも比較的オーソドックスな出題と言われた事例Ⅰが得意だった人が、そこで得点を稼いで合格点に達することができたということでしょうか。

 

もう一つ、強烈に私見を入れて、少し穿った見方の仮説をあえて挙げます。

合格体験記は2次試験の点数開示前の感覚を記入しているもの。

ということは、オーソドックスな事例Ⅰを問いた後でそれなりの手応えを感じた結果、事例Ⅰが得意だという「後知恵バイアス」が働いている可能性はないでしょうか?(あくまで、超私見です)

さてここで質問です。「後知恵バイアス」がどういったものか説明できますか?

怪しいなと思った人は企業経営理論のテキストをもう一度復習してみましょう。

1次試験頻出論点ですよ!

ええ、「後知恵バイアス」を引き合いに出したいがために穿った見方をしました。

決して私の見方がひねくれているわけではないので、悪しからず。ホントダヨ。

苦手科目

苦手科目も半数弱が「なし」・「不明」でした。

事例Ⅲが頭一つ抜けている感じはありますが、概ね4事例の苦手意識はばらついているように見受けられます。

苦手事例は人によって感覚が異なることを表しているものと考えます。

一つくらい苦手事例があっても大丈夫! 全体で6割取れば良いのです!

足だけは引っ張らないように対策だけしておきましょうね♪

これも若干、後知恵バイアスっぽい??今年事例Ⅱと事例Ⅲやや難しかったそうですし。

再現答案作成

7名ほど作成されたかどうか判断できない体験記がありましたが、7割強の合格者が再現答案を作成していました。

再現答案の作成時期については当日作成が多かったものの、2〜3日後や1週間後等、試験後少し時間を空けてから作成した方もいらっしゃいました。

時間を空けて作成した方も、2次筆記試験後の口述試験を意識して理解の整理のために再現答案を作成したという意見が見受けられました。

 

個人的には結果的な合格・不合格を問わず、ご自身が当日どのようなことを考えて、答案に落とし込んだかを振り返ることができる材料になるため、試験後、できるだけ早い段階で作成することを推奨したいです。

そのため、日頃の2次試験の学習で事例問題に取り組まれる際はどうやって再現答案を作成するかを解答プロセスの中に入れ込んだ演習をされると良いと思います。

まとめを終えて

さて、いかがだったでしょうか?

令和2年度の合格者の傾向を伺うことができたでしょうか?

寄せられた合格体験記には独学ストレート合格の方が多かったですが、診断士受験生には様々な属性がいます。

最終的にはご自身にあった、無理のないスタイルで学習を進めていただければと思います。

その中で、道場に蓄積された合格体験記が皆様のスタイル確立のヒントになれば幸いです。

 

実は今日の記事はグラフが中心だから短いと思っていました。

書き上げてみて、思ったより長くなってしまったのは完全に想定外です。

ここまで長々とお付き合いありがとうございました。

 

明日は、おかえり、にのみです!

 


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令和2年度 合格体験記まとめ~2次試験編~”へ2件のコメント

  1. 今年こそ より:

    あまり参考にならなかったように思います。合格者の特徴ではなく、合格者と不合格者で何が差異なのか、そこが知りたいだけです。60歳を越しましたが分析を踏まえた上で頑張ります。

    1. のき より:

      今年こそさん

      コメントありがとうございます。
      今回の記事は道場に寄せられた合格体験記を集計したものになりますので、不合格者だった方の特性に着目できていないのはご指摘の通りです。
      今年は未合格体験記を6名の方からいただきましたが、今回は合格者の属性に焦点を当てた記事でしたのでご容赦いただけますと幸いです。

      今後の記事でご期待されているような内容を提供できるように記事を考えていきたいと思います。
      引き続き一発合格道場をよろしくお願いいたします!

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