【ゆるわだ】地方×診断士で思ったこと
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[トライアル概要]
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3.備考:本トライアルは予告なく終了することがあります
中小企業診断士一発合格道場11代目一同
こんにちは! 等身大の独学ストレート生・元金型屋のかーなです!
前回までの記事はこちら。
まずは、二次筆記試験を受験された皆様、本当に本当にお疲れ様でした。
試験の疲れは癒えてきましたか?
試験後、合格発表までの過ごし方については、道場メンバーがいろいろと紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
2次筆記お疲れ様でした! 合否発表までの過ごし方(おべんと君)
そして先日の一発合格道場のオンライン打ち上げ「事例Ⅴ」にご参加頂いた皆様、お忙しい中ご参加ありがとうございました!
この試験を受ける者の宿命と言いますか、「絶対合格してると思います!」と自信満々の人はおそらくいなくて、それぞれ「事例Ⅱまでは良かったんだけどな……」とか「事例Ⅳでもう少し点数稼ぐはずだったんだけどな……」とか、気になる点があってモヤモヤしていることと思います。
こればっかりは「そのモヤモヤも含めて二次試験ですよね……」としか言えないのですが、結果が出るまでは本当に分からないので、少しだけ期待しながら、周囲に感謝を伝えながら、健康に気を付けて過ごして下さいね。
さて突然ですが、かつ私事ですが、このたび転職して「元」金型屋になりました。
詳細はプライベートな事情もあり割愛しますが、それと共に、住んでいた地方都市を離れて首都圏に戻ってまいりました。
地方と都会、それぞれの良さや診断士が活躍するフィールドについて、この1年弱いろいろと考えることもありました。
今回は、二次筆記試験後のまったりモードでお送りすべく、コロナ禍の地方都市で「診断士とは?」と考えたことを、つらつら書いてみたいと思います。
どうか気軽にお読みくださいませ。
- はじめに
「お気軽にお読みください」と言っておいてなんですが、ここから先は、基本的に私の「診断士試験に合格したはいいけど、その先のビジョンが曖昧でモヤモヤしていた話」が続きます。
コロナ禍で東京での実務補習を見送り、他にもいろいろあっていまだ診断士登録ができていないため、なおさらモヤモヤしたりしなかったり。
ただでさえ試験の結果待ちでモヤモヤしてるのに、これ以上モヤモヤを積み重ねたくないとか、気が進まない方は遠慮なくパスして頂ければと思います。
「まぁ、そういう話に付き合ってみてもいいよ」という方、合格後にどんなことがあるか聞いてみたい方は、あくまで一例ですがご参考になればと思います。
- 近所の商店街で感じたこと~診断士の知名度はまだまだ低い?
診断士試験に合格後、本業(金型屋)は本業として、事例Ⅱでみたような商店街や小売店のマーケティングなど、普段は接していない分野にも興味が出てきました。
それでなんとなく、もう少し商店街にも行ってみようという気になったのです。
通い続けるうちに、店主の方とおしゃべりする店も数軒できてきました。
もしかして、お店を経営している方なら診断士のことも知っているかも? と思い、さりげない風を装って「中小企業診断士って聞いたことありますか?」と聞いてみたのですが、結果は見事に全員が「知らない」という答えでした。
もちろんn数が少なすぎるので一概には言えませんが、まぁ、知らなくても不思議ではないですよね。
私自身、診断士の勉強を始めるまでは「聞いたことはある」程度でした。
ここで改めて思ったのは、試験に合格したら自動的に診断士の仕事を頼まれるわけではなく、場合によっては「診断士とは、こんな存在なんです」と説明するところから始まるということです。
このへんは税理士や司法書士など、独占業務のある士業と違うところかもしれません。
- 「診断士に何ができるのか」と考える日々
診断士の知名度が低い理由の一つに、「知らない人からすると、何ができる人なのか分かりにくい」ことがあると思います。
また、ある程度の規模の都市や商店街だと、地元の人のネットワークができていて、お店の経営上重要な情報は大体そこから入ってくるようです。
例えばコロナによる自粛が広がった時も、私が住んでいた市(仮にA市とします)では、市が独自の給付金を設けて、飲食店をサポートすることを決めていました。
実際に飲食店経営者の方から聞いた話では、この給付金はA市からの情報発信があり、商店街の飲食店同士のネットワークで自然と入ってきたので、申請もスムーズにでき、営業自粛やテイクアウトのみの再開といった判断もしやすかったそうです。
その話を聞いた時は、「あれ、皆さん全然困ってないのかも?」と思いました。
もちろん、それはそれで良いことです。
ただ、診断士試験に合格したばかりの自分としては、「診断士って、何をしたら経営者の方のお役に立てるんだろう?」とモヤモヤする面もありました。
- これからやっていきたいこと
今考えると、前述のモヤモヤは、「試験と実際の違い」による部分が大きかったと思います。
二次筆記試験の事例企業は、あくまで試験用に課題を抽出され、編集されています。
試験勉強ばかりしていると、それに慣れすぎて「自社の変遷とSWOTとありたい姿を滔々と語る経営者」がデフォルトに思えてきますが、実際はそんなことありません。
よっぽど話好きでない限り、自分から来歴を語ったりしませんし、課題があっても顕在化していないことも多いです。
それに気付いてからは、「今すぐお役に立ちたいんです!」というばかりではなく、「なんかあったら思い出して下さいね~」くらいのスタンスでも良いのかもと思うようになりました。
また、地方では地元のネットワークが強い一方、国の施策に関しては浸透度が低いのかも? と思うこともありました。
例えば、前述のA市による給付金とほぼ同時期に、「持続化給付金」が国の施策として成立していました。
前述の飲食店経営者の方は、持続化給付金については同業者ネットワークではなく、たまたまインターネット経由で知って、税理士さんに相談して申請したそうです。
その後商工会議所にも相談窓口ができたりしていましたが、市の給付金と比べると情報の広がり方はゆっくりだったと言っていました。
この話を聞いたとき、特に自分のような(元々その土地出身ではない)診断士が、地方で会社や店を経営する方のためにできることは、国や他地域の情報を速く正確に伝えることなのかも、と思うようになりました。
たとえばtwitterやfacebookであったり、Tomatsuのようにブログを開設したり、方法はいろいろあると思います。
とはいえ、最初は何を発信すれば良いか、正直よく分かりません。
そんな時、A市でおしゃべりした個人店主の方々を思い浮かべると、「〇〇さんみたいな経営者なら、この情報欲しいかな」という感じでモチベーションになるので、まずは自分が応援したいお店にただ通ってみるのも良いかもしれません。
なんだか全然キラキラしてなくて恐縮ですが、今後はそんな観点を持ちながら、精進していきたいと思います。
ではでは、二次筆記試験を終えた皆様は、できる限りゆっくり休んで下さいね。
来年以降受験するという皆様は、引き続き一緒に勉強がんばりましょう~^^
☆☆☆☆☆☆☆
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かーなさん
興味深い記事ありがとうございました。診断士の認知度が低いというのは同感です。私は診断士受験をする事を会社や知人には基本的に言わず、例外として一部の知人と恩師にだけ伝えましたが、名前はきいたことあるけどー…といったようなリアクションでした(-.-;友人の1人は国家公務員で官公庁に勤めてますが、その方は存在すら知らなかったですね…苦笑
ただ認知度はまだまだだとしても、診断士をしらないだけで診断士のサポートが必要な企業は沢山あるだろうし、今後認知度は上昇していくだろうし、診断士の需要はあると個人的には思っています。
モヤモヤした日々が続きますが、はやく「診断士」と名乗れる資格を得れるよう本日も頑張ります。
御礼が遅くなりましたが、当日は励ましの言葉ありがとうございました。自分の中ではこれで落ちたら仕方ないと言えるくらいにやれたので、気長に結果を待ちたいと思います!ありがとうございました。
TKさん、コメントありがとうございます!
>ただ認知度はまだまだだとしても、診断士をしらないだけで診断士のサポートが必要な企業は沢山あるだろうし、今後認知度は上昇していくだろうし、診断士の需要はあると個人的には思っています。
→本当にその通りだと思います。そういう意味では、伸びしろの多い世界かもしれません。ぜひ一緒に認知度から上げていきましょう^^
試験の方はやり切った感触があるようで、何よりですね!
我々道場メンバーの記事が少しでも支援になっていたら嬉しいです。
かーなさん
こちらからで申し訳ございません。
落ちた方のことを考えると他人事な気がせず、公に二次試験通過したと言うのに抵抗を感じてしまった為、こちらから連絡しました。(OPENでの報告をけなしたりしているのではありません)
無事に二次試験通過しました。
当日は応援メッセージありがとうございました。
そのおかげで踏ん張れました。
引き続き口述試験も頑張ってきます。
よろしくお願いいたします。
TKさん、コメントありがとうございます!
わかります、というと白々しいかもしれませんが、でもわかります。
TKさん、筆記試験通過、おめでとうございます!!
口述も、そして体調管理も、気を抜かず頑張っていきましょう。
道場一同応援しております!