【中小企業診断士試験】道場記事活用のすゝめ

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本日もアクセスありがとうございます。さいちゃんです。

いよいよ一次試験まで一か月を切りました。各社の模試も一段落し、一次試験を受けられる方は最後の追い込みに向けスパートをかけている時期と思います。
そしてようやく診断協会から、一次試験のスケジュールについて発表がありました。受験票の発送が遅れるそうですが、試験は予定通り行われるとのこと。いよいよ一次試験の現実性が高まってきました。混沌とした世界情勢ですが、目の前のマイルストーンに向けしっかりとギアチェンしていきたいですね。

こちらは、中国神話の「渾沌(混沌)」

 

今日の言いたいことこの時期はちょっとした隙間時間も勉強に費やしたいと思っている方もいるかもしれません。そんな方に向けた、隙間時間にできる道場記事を使った勉強法をご紹介します。

これまで多くの道場メンバーも述べていますが、一次試験の重要な勉強法は過去問の頻出問題を繰り返し解き、確実に点数にすることだと思います。

でも、模試などで過去問とは違った角度で問題が出されたときに、手も足も出なかったことはありませんか?

理由としては、多面的な知識を得られていないからだと思います。以前、多面性に関する記事を書きましたが、一次試験向けに多面的な知識を獲得するために何をしたら良いのか、そんな疑問にお答えする一つの勉強法を紹介します。

 

 

道場記事☆隙間時間活用勉強法

所要時間ごとにレベル分けしてしています。

レベル1(所要時間:5分くらい)

毎日の道場記事をみて、引っかかる部分があればチェックしておき、後でテキストを読んで復習する。解説を読んで知らなかった説明の仕方や、新しい切り口があれば、テキスト(試験本番に持っていくもの)にメモっておく。

レベル1の記事としては、渾身記事ではなく簡単に読めるそれほど重くない記事がよいと思います。記事の選び方としては、私が以前まとめた表(以下リンク記事の下の方)を活用いただければ、ジャンルごとに記事の選択ができます。

 

レベル2(所要時間:15分くらい)

比較的、文量・範囲が広めな記事を読んで、各ワードを頭の中でイメージして、解説記事の文章と比較する。イメージ化に際して引っかかる部分があったり、イメージと解説に齟齬があればチェックしておき、後でテキストを読んで復習する。

レベル2の記事としては渾身記事のような読み応えがある記事がよいと思います。ぜひ11代目が書いたフレッシュな渾身記事で試してみてください。

レベル3(所要時間:30分以上)

誰かのファイナルペーパー(試験直前に読むまとめ集)や、まとめノート、過去問などから、単語そのものの意味、関連用語等が想起されるか確認する。引っかかる部分があればチェックしておき、後でテキストを読んで復習する。

知識が定着してきていれば単語の意味から中身を理解することができますし、いつも勉強しているものとは違った切り口を見せてくれるので、新しい発見ができると思います。連想される知識が膨大になるため、隙間時間というよりしっかり時間を取る必要があるかもしれません。一次試験用のファイナルぺーパーは、二次試験のものに比べて少ないですが、参考となる記事があります。

学問のすゝめを著した福沢諭吉

勉強のポイント

この勉強法で重要なのは、イメージ化と関連知識の連想です。

ブランドのところで学んだ「ブランド連想」を試験勉強に当てはめて、一つの単語から想起されるイメージを膨らませ思考の幅を広げていき、知識の体系化を図ります。

ブランド連想:消費者がそのブランドに関して連想できるすべてのもの。(グロービス経営大学院より)

連想による思考の幅の広げ方の例を挙げましょう。

イメージ①

今回の記事タイトルにある「すゝめ」の「ゝ」は踊り字と呼ばれる字で、繰り返す文字を省略して書くために用いるんだよね。「等々」で使う「々」も踊り字の仲間で「のま、のまてん」と呼ぶのだったかな。診断士の試験で使っていいのか?いや、使ってよいかよくわからないし、そもそもメリットもないから使わないでおこう。縦書きで「く」の字みたいなやつとか、ギリシャ文字の「ξ」みたいなやつもあったなぁ。ギリシャ文字といえば・・・続く

 

イメージ②

「すゝめ」って福沢諭吉の「学問のすゝめ」に使われていたな。学問のすゝめには、実学の大切さが冒頭に書いてあった。実学って、読み書きそろばんが挙げられてた。経済学や地理学も実学だったはずで、日常に役に立つ学びが実学まさに診断士の資格の勉強は実学だ。そう言えば、実学といえば名著、「稲盛和夫の実学」があった。経営と会計の話だったな。「アメーバ経営」という単語があって、今は多くの会社で採用されている事業部ごとの自立経営や管理会計の重要性が説かれていた。。アメーバといえば単細胞生物で・・・・続く

こんな感じで、単語が単語を呼ぶまさに「芋づる式」(by 3ch)で単語の網(ネットワーク)を広げていき、ある程度煮詰まってきたら網を一気に引き上げて単語の意味の確認と、抜けていた関連知識の補充を行います。今回は「学問のすゝめ」を例にしましたが、試験に出てくる単語に適用すると関連知識を面でとらえることができ、少しひねった試験問題でも要旨を確実にキャッチできるはずです。時々、単語の意味だけでなく自分の感想とか感覚を織り込むことで、記憶に定着しやすくなります。二次試験では、単語の意味を理解し助言の中に活用する必要がありますが、一次試験では単語の意味を理解していれば十分なので、単語間の関係性を把握しておいて効率的に体系化しておくことが重要です。

3chの記事では、経営情報の過去問一つから得られる関連知識を芋づる式に展開してます。このような感じで過去問一つを深掘りして行ったり、道場の記事をベースに深掘りしていくことで、単語と知識のネットワーク形成が可能となります。ほかの科目でも隙間時間でぜひ試していただきたいと思います。

ラブマシーン獲得の図

最後にまとめにかえて

今回の知識の連想による勉強方法は、大学受験の世界史の勉強の時に使っていた手法です。結果としては、理系なのに世界史が得意科目(センター90点以上)でした。膨大な知識が必要となる科目には、この連想学習法が有効だと思います。

個人的には、一次試験についてはファイナルペーパーを作る必要はないと思います。ファイナルペーパーを作る時間は意外とかかりますし、作った後にも刻一刻と自分の知識が変化していくため、試験会場で直前に把握すべき知識がぼやけてしまうからです。私の場合は、試験直前の見直しの際に付箋をしたテキストを読んでいました。直前に付箋を貼り直して、直前で見直すべきページを更新していました。

もし、誰かのファイナルペーパーを手に入れた場合は、まずは勉強ツールとして活用してみてください。そして、道場を最後まで使い倒して試験当日まで新しい発見をし続けたうえで、各科目の多面的な理解を深めていただければ幸いです。

以上、さいちゃんでした。

 


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