【診断士試験対策】外部資源を活用する時の心構え

twitterもよろしくお願いします。

本日もアクセスいただきありがとうございます。さいちゃんです。

 

本日の科学ネタ。地球に最も近い惑星が発見され話題になっています。(外部リンクのニュース記事)。地球に最も近いという意味は、①サイズが近い(半径が地球の1.06倍)ということと、②太陽のような恒星から受け取る光の量が近く(地球の75%)、表面温度が近い、ということのようです。

名前は、「ケプラー1649c」といい、地球から約300光年の距離にあります。(光年は光が一年かかって到達する距離, 1光年=約9.5兆km、ちなみにもっと長い単位としては、1パーセク=3.26光年というものがあります)

NASAの記事より引用

これまで様々な話題がありましたが、今回の発見により、地球外生命体の存在がより現実的なものになりました。昨今、これまで考えられなかったような事態がリアルになっている中で、SFの世界がすぐそこに迫ってきているのかもしれませんね。

宇宙つながりで私の最近のお気に入りは、国際宇宙ステーションの探索です。勉強の息抜きにぜひアクセスしてみてください。(以下JAXAのTweetのリンク)

https://twitter.com/JAXA_JFLIGHT/status/1235763281199017985?s=20

 

さて、本題に移ります。今日のテーマは試験に対するメンタル面の話になります。

「外部資源を活用する時の心構え」、新たな挑戦をする際に必ず出くわす、指導者や先達の意見やツールに対する心構えを考えていきます。

誰かの意見に従うこと

中小企業診断士試験にかかわらず、誰かから指導を受ける機会や、誰かの意見やツールを活用して自己の向上を図る機会は多々あると思います。(これを私は外部資源の活用の機会と呼んでいます。)

例えば誰かから指導を受ける際、これまで学んできたこととコンフリクトするような指導を受けたり、数多くの指導内容を取捨選択する必要がでてきます。その指導者の言うことに(盲目的に)ついていく、という場合はまた別の葛藤を生じます。本当にこの指導者について行っていいのか、別の選択肢があるんじゃないか、決断に伴う後悔は、結果とともに表出していく場合が多いです。

診断士試験、特に二次試験の場合は明確な合格指標が示されていないため、自分で考える要素が多いです。これまで何度か書いてきておりますが、戦略を自分で組んで、合格のためのあるべき姿を掲げて、そこに向かっていくことが重要です(さいちゃんの過去記事)。その先には、中小企業の経営者たちが抱える多種多様な問題の解決に寄り添い、会社のあるべき姿に向けて伴走する診断士活動が待っています。

私の失敗事例

自分語りで恐縮ですが、外部資源を上手く活用できなかった私の失敗事例をお話しします。ちょっと昔の話です。

私は、高校では弓道部に所属し、朝練もほぼ毎日こなしていてかなり熱心に部活に打ち込んでいましたが、あまり目立った成果はあげられませんでした。毎日の練習も、ただこなすことが目的になっていた気がします。大会にも上位入賞をめざして意気込むも、予選敗退する日々。とはいえ、結果は出ていなくても仲間でわいわい楽しくやって個人的には充実した日々を送っていました。

結果が出なかった理由は、「才能がなかった」、と一言で納めてしまってもいいのですが、技術の積み上げ方がわかっていなかったことが、最大の理由だったと振り返っています。

練習の時間だけは人一倍取っていたので、顧問の先生から指導してもらう機会が多かったのですが、新しいことを教わると今まで身につけた技術を一旦リセットして0から自分のフォームを立ち上げていたので、技術の積み上げができませんでした。これは、自分の基本の型に全く自信がなかったことに起因しています。

指導を受けるときに、自分の基本の型をベースに、内容を咀嚼して自分に足りないところを自分で肉付けしていく、ということが大切なんだと気づいたのは、大学院に入って研究活動をするようになって、ある意味社会の厳しさを勉強してからでした。気づくのが遅かったですが、遅すぎることはなかったと思っています。

診断士試験に対する心構え

診断士試験の合格のために、特に二次試験の学習の初期に確立すべきことは、解答における自分の型を作ることです。私の場合は、まとめシート流を読んで取捨選択を図りました。読む時間、ラインの引き方などはとても自分にはできなかったので、40分以内に解答骨子を作ることを目標にして取捨選択した形が前回の記事のルーティンになります。

試験ルーティンの確立のプロセスにおいては、通信教育の教材と道場記事(だいまつ:事例1事例2その1事例2その2事例3その1事例3その2 きゃっしぃ:事例1事例2事例3事例4)のエッセンスを取り入れ、自分の型をブラッシュアップし、二次試験本番は各事例の社長に寄り添う自分の型の演武会といった気持ちになっていきました。

ブラッシュアップするための外部資源の活用においては、試験合格のために必要なツールやノウハウはすでに巷に溢れているという前提に立ち、必要なものを必要なだけ、用法用量を守って取り入れることが大切です。

また、勉強会などの場面において誰かから解釈の余地がある意見をもらった時には、「その意見はこういう意味ですか?」と、意見の中身を都度確認していました。せっかくの外部資源を正しく捉えないと効果が薄くなってしまいます。効果的なコミュニケーションについては、ぴ。の記事を参照ください。

まとめ

弓道には残心という言葉があります。矢を放った後に手を広げた静止状態を一つの動作として定義されています。一本の矢を放つ動作の集大成として、ただ形ばかりの所作ではなく、振り返る時間を取り自分の弓道の次につなげます。

高校生の時は気づきませんでしたが、今はわかります。走りながら考えていると、振り返る時間が取れないかもしれませんが、わずかな時間でも残心の時間をとることで一呼吸おいて今の自分を振り返り、次につながる反省ができます。

診断士試験に立ち向かうにあたり、気持ちの面でうまくツールを使いこなせていない方、誰かの意見を活かせていない方がいらっしゃったら、一呼吸おいて、自身の基本の型を振り返る時間をとってみてはいかがでしょうか。

最後に一言。子育てが落ち着いたら、また弓道を始めてみたいと思っています。今流行りのお笑い芸人「ぺこぱ」のように、高校時代に「時を戻そう」とはできませんが、心構えを身につけた今ならもっと有意義にやれそうかなと思っています。昔のことは後悔せず、今と未来を見据えて歩んで行きます。

以上さいちゃんでした。何か気づきがあれば幸いです。


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