【合格体験記】基本に忠実にスピ問出涸らし法と「きゃっしい流」二次対策で見事合格! くまざさん

みなさん、こんにちは。10代目のぐっちです。過去の記事はこちら、合格体験記はこちら

 

本日二人目のご紹介はくまざさんとなります。

くまざさんは、数年先を見据えてゆったりと取り組みながら完全独学で学習され、基本に忠実にスピ問出涸らし法と「きゃっしぃ流」二次対策で見事合格されました。それではご覧ください。

 

========ここから寄稿========

(0)受験生情報

くまざ 28歳

(1)自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

特殊なことはせず基本に忠実に勉強

(2)診断士に挑戦した理由・きっかけ

社会人2年目(2015年)にカフェで勉強のため、ビジネス書を読んでいた時、「ビジネス書を読み漁るよりも、まず初めに広く経営に関する知識を身に着けた方が効率が良いのではないか」と感じました。
父が中小企業の経営をしており、将来継ぐ可能性があることから、経営者として必要となる基礎知識を身に着けるため、また経営者かつ診断士であれば、経営の経験を診断士の仕事に活かせ、逆も然りだと考えたことをきっかけに中小企業診断士の勉強し始めました。ただし当時は試験の開催地とならない県におりましたので、試験をすぐに受ける気持ちはなく、ゆったりと勉強しておりました。
社会人5年目での異動が決まっていたので、異動後には診断士の資格を取るべく、2018年1月から本格的に勉強を開始しました。

(3)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

・ビジネス法務実務検定2級
・建設業経理士2級
・簿記2級
得意科目:財務会計、事例Ⅳ
苦手科目:経営情報システム、事例Ⅲ

(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット

・独学
① メリット
・学習にかかる費用が少ないこと
・自分のペースで学習できること
② デメリット
・学習計画を自分で立て、実行しなければいけないこと

(5)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期と受験回数
学習開始時期:2018年1月
受験回数:1次2018年1回、2次2019年1回(2018年2次は受験せず)
②一次学習時間:250時間
③ニ次学習時間:200時間

(6)合格までの学習法

①1次
最初にスピテキを流し読み、後はスピ問をひたすら回し、知識不足の点はスピテキで再度補強してました。スピ問は選択肢ごとに○×を判定できるように学習し、最大限活用しておりました。過去問は経済学、経営法務、経営情報システムのみ5月頃からTACのものを使用し5年分解きました。中小に限り、PDFのスピテキを購入し、仕事の暇な時間中に見ておりました(中小のインプットはそれだけ)。学習効率を上げるため、以下の工夫をしていました
・エビングハウスの忘却曲線を参考に、解いた問題は翌日(無理であれば出来るだけ早く)には再度解く
・スピ問を解く際、身に付いた問題は飛ばし、理解できていない/覚えていない問題を重点的に解く
・暗記する際には、「人に説明できるレベル」を目指して暗記する。腹落ちしないと人には説明できないため。
また学習計画ですが、無理な計画は立てず、余裕を持って実行することとしてました。ゆとりのない計画を立てると計画通りに進めることが目的となり、暗記や理解の質が低下します。

②2次筆記
1次突破時(2018年)に「企業経営理論」、「財務会計」、「運営管理」についてほとんど勉強していなかったので、まず5月までは「企業経営理論」と「運営管理」について、スピ問と過去問を使用し1次知識の補強をしました。なお、会社のプログラムでGlobisのファイナンスの講座に1~3月通っておりましたので、財務会計については特段知識の補充は不要でした。ただし、CF計算書作成の練習だけ必要と感じたので、「TAC財務会計計算問題集」を用いて訓練しております。
5月以降は「ふぞろいデータブック(10年)」を活用し、過去問を解いていきました。その際知識の補充は「まとめシート」及び「TBC2次テキスト」内「抽象化ブロックシート」にて随時行っております。
ふぞろい流採点を採用していましたが、どうも点数が伸びているように感じず、9月頃には行き詰まりを感じたので、「まとめシート流ゼロから始める2次対策」を購入し、10月には「まとめシート流解法実況」を数年分購入、本格的に「きゃっしいさん流」を取り入れて解くこととしました

③再現答案
事例Ⅳについては作成しておりません。また再現答案は字数を気にしていないため、多少字数オーバーなどあるかもしれません。

(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

・1次に関しては、それぞれの現有知識や試験慣れの有無などにより学習時間こそ変わると思いますが、しっかり学習すれば突破可能かと思います

・2次は1次と比較して、学習時間に比例して単調に効果が上がるとは限らないと思います。その一番の原因が「正解が公式に発表されていない」ことで、何度挑戦しても失敗してしまう方がいる原因となっています。一発合格道場には解答のためのヒントとなる記事がたくさん掲載されていたので、高得点解答を分析し、どういう答案が良いのか考えることが出来ました。過去問を解いて対策を行うのが一般的かと思いますが、スクール解答が正しいのか、ふぞろいのような配点が正しいのか、はたまた全く違う基準があるのか誰にも分かりません。だからこそ、「診断士としてA~D社に経営診断を行う」という本来の趣旨に立ち返り、自分の答案が相応しいものなのか考えてみる必要がありそうです。

========ここまで========

 

いかがでしたでしょうか。

「特殊なことはせず基本に忠実に勉強」とのことですが、試験対策の方向性を正しく押さえられており、効率的に学習されていると感じます。一次対策については、スピ問をひたすら回していたとのことですが、これはまさに9代目へんりーのスピ問出涸らし法であり、アウトプット重視でしっかり取り組まれていたことがわかります。また二次対策については、ふぞろいで学習を進める中で行き詰った際に、「きゃっしい流」を取り入れてうまく軌道修正されています。二次対策には様々な解法や取り組み方がある中で、自分に合ったものを見つけ出し、それを自分のものにしていく、ということが非常に重要かと思います。

くまざさん、合格おめでとうございます!ご寄稿ありがとうございました。

 

以上、ぐっちでした!

 

 

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