サクッと覚える財務指標♪
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★もくじ★
1. 1次でも2次でも使う財務指標
2. 図解で覚える安全性指標
3.その他の指標の覚え方
文字数:約1200字(本文だけなら2分で読めます)
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こんにちは!頑張るあなたの応援団☆かわともです。
6月ですね。今の時期は、二十四節気では「芒種」、稲など穀物の種をまく時期。七十二候では「蟷螂生」(かまきりしょうず)、カマキリが卵からかえる頃だとか。
私は百貨店の食品部門出身なのですが、旬を大切にする食品部門ではMDカレンダーというものがあり、二十四節気のほか季節のイベントや旬の食材に沿って、商品計画・販売計画を立てていきます。
今の季節なら、やっぱり梅! 梅雨をさわやかに過ごす食材~ねばねば食材や薬味類、麺類~もいいですね 季節感を考えながらおいしい計画を立てるのは楽しいものでした。食いしん坊万歳!!
今は財務部門にいるため、この時期の季節イベントといえば株主総会ですね。。。
* * * * *
さて本題です。
1か月ほど続いた「渾身!論点シリーズ」もひと段落。1次試験本番まであと2か月のあいだ、去年の私が自分なりに覚え方を工夫した論点について、できるだけ漏れなく書いていきたいと思います。少しでもご参考になれば幸いです。
今回は「財務・会計」のなかで、1次でも2次でも使う財務指標について書きたいと思います。
なお、この記事では理論解説すっとばしていますので、より詳しく知りたい方は6月2日のどいこうの記事を参考にしてくださいませ~。
1. 1次でも2次でも使う財務指標
診断士試験では、B/SとP/Lを手掛かりに経営分析を行います。2次試験の事例Ⅳで使う代表的な12種類の指標は・・・
効率性分析:売上債権回転率、棚卸資産回転率、有形固定資産回転率
安全性分析:流動比率、当座比率、固定比率、固定長期適合率、自己資本比率、負債比率
このうち、収益性と効率性の指標はすんなり覚えられると思います。
やっかいなのは安全性の指標。意外と分子分母がごっちゃになるんですよね。。
そこでおススメなのが、図解で覚える方法です!
2. 図解で覚える安全性指標
分数のハナシですが、「2分の1」って「1/2」と書きますよね。分子と分母を分ける線を「/」で表していますね。
そして、B/Sの基本構造は下の図のようになっています。
(以下、図はクリックすると拡大します)
この図を使って、分子と分母を分ける線「/」を入れることで、安全性指標を覚えることができます。
流動比率・・・流動資産/流動負債
当座比率・・・当座資産/流動負債
※当座資産=流動資産から棚卸資産を除いたもの。
固定比率・・・固定資産/自己資本
固定長期適合率・・・固定資産/(自己資本+固定負債)
※この2つの指標は、一般的に低い値のほうが良い◎と言われています!
自己資本比率・・・自己資本/総資本
負債比率・・・負債/自己資本
3. その他の指標の覚え方
そのほかにも、分子と分母を分ける線「/」を使って、サクッと覚えることができる場合があります。
配当性向=配当金総額/当期純利益
株価収益率=株価/1株当たり当期純利益
株価純資産倍率=株価/1株当たり純資産額
財務・会計のいろいろな指標って、どうしても覚えにくいことがあると思います(ド文系の私がまさにそれです)。自分なりに工夫して覚えやすい方法が見つかると嬉しいですよね(^^)
以上、かわともでした!
今日も明日も、皆さんにとって良い一日となりますように。