二次試験向け学習の進め方(from 春セミナー)

道場初(!?) 二次対策勉強会、開催決定!! 

4月27日 正午より申込みスタート!

5月11日(土)@大阪写真会館
受付開始:9:00 勉強会開始:9:30 懇親会:18:00

詳細はコチラ!!

 


はじめに

みなさん、こんにちは。10代目のぐっちです。過去の記事はこちら、合格体験記はこちら

 

遂に、平成最後の私のブログの番がやって参りました。感慨深いものは・・・まだ2ヶ月しか経っていないので特にありませんが、4月の春セミナー3本立て(東京週末、大阪、東京平日)が終わり、ほっと一息、という気持ちではあります。平日勤務の方は、明日から10連休という方も多いと思いますが、学習の追い込みや各教科の仕上げとして、G.W.をうまく活用していただければと思います。ちなみに私は、2年前の今頃はTACの速修コースに通っており、G.W.は約1週間で法務と中小を終わらせるという詰め込み講義で、若干気が狂いそうだった記憶があります。同様に大変な方も多いと思いますが、体調には気を付けて、取り組んでいただければと思います。

また、本日より一次試験の試験案内配布・申込受付が開始となっていますので、忘れずに手続きをしましょう。試験案内の入手方法は、郵送による請求か、各地区の指定窓口での配布、となります。中小企業診断協会でも窓口配布しておりますので、お時間がある方は、足を運んでみるのも一興かもしれません。詳細は中小企業診断協会のサイトでご確認ください。

 

本日の記事の内容について

さて、本日の記事の内容ですが、タイトルにもある通り、東京春セミナーにて私が講演させていただいた内容を集約したものとなります。是非、春セミナーに来れなかった方にもお伝えできればと思い、ブログの記事として取り上げさせていただきました。春セミナーに来ていただいた方は、復習的な記事としてお読みいただければと思います。なお、以下のリンクに資料(PDF)がありますので、こちらと合わせてご覧いただければと思います。

春セミナーの資料(抜粋)

 

二次試験対策を始める時期

一次試験後からでも間に合うが、今年の合格を目指すのであれば、今の時期に開始するのがお勧め

道場10代目メンバーの内、二次試験を1回だけ受けたメンバーは8名います。その内の半分は、二次試験の対策を一次試験後の8月から始めていますが、残りの半分は4月~6月に対策を開始しています(本格的な二次試験の情報収集、教材集め等)。一次試験終了後から二次試験までは2ヶ月半程度しかなく、短期間で対策が必要となりますので、正しい方向性でスタートダッシュが切れるよう、準備をしておくことが望ましいと考えらえます。

 

二次試験対策としてこの時期に取り組みたいこと

二次試験の正しい対策に向けた情報収集

二次試験対策の全体像について、大きく分けて、①二次試験の概要理解②二次試験の正しい対策に向けた情報収集③二次試験に必要な知識等の習得④二次試験の解答方法の習得⑤二次試験の演習、と分類しました。この内、①は当然理解しておくとして、②に関しても早めのこの時期に是非知っておいてほしいと思っています。逆に③~⑤は、ストレート生のように一次試験に注力が必要な方は、そこまで手が回らないと思いますので、一次試験終了後で問題ないと思います。

 

某Gさんの教訓

能動的な情報収集に基づいた、自分にとって納得感のある、正しい試験対策を講じる

過去問について、実際の合格答案の解答内容を参考にする

道場ブログを読んでいただいている方は、既に能動的に情報収集をされている方ですので、あまり心配ないかと思いますが、特に二次試験の対策については、色々と情報を集めた上で、自分にとって納得感のある試験対策を行うことが重要と考えられます。少し厳しい言い方になってしまいますが、単に予備校のカリキュラムをこなせば合格できるほど甘いものではありません(もちろん、それで受かる方もいます)。

また、特に予備校に通っている方は、教材として配布もされると思うので、過去問の解答として、予備校の解答を目にする機会が多いと思います。しかしながら、予備校の解答は十分に練られた内容であり、おおよそ受験生が初見で80分で書ける内容ではありませんということを知っていることが重要です)。ですので、実際の合格答案の解答を参考にすることをお勧めいたします。

 

得点開示結果と学習時間割合からの考察

全体的に安定して6割確保を目指す

事例Ⅳは重点的に対策

点数自体は結果論ですが(そもそも試験が終わった瞬間は絶望感MAXでした)、事例Ⅰ~Ⅲは平均的に得点を獲得することができ、前年と比較してバランスよく点数upすることができました。ポイントとしては、無理に高得点を狙うのではなく、全体的に安定して6割以上を確保すること目指して取り組んだことが、実を結んだのかなと思っています。

また、事例Ⅳは対策した分だけ点数に繋がりやすいので、重点的に対策することをお勧めします。人によって異なると思いますが、私の場合は、各事例対策の倍程度の時間を事例Ⅳ対策に費やしました。

 

正しい試験対策に向けた指針①

みんなが書ける解答を書けるようになる

もの凄く当たり前のことを書いていますが、これがなかなか難しいです。与件文に書かれていることが全てであり、勝手な想像や思い込みは排除する必要があります。設問の題意は何か、制約条件はないか、ということを十二分に意識して、忠実かつ簡潔に解答を作成する必要があります。また、アイデア勝負ではありませんので、特に自分の仕事に関連する業界が出てきた時は注意が必要です(神アイデアが降臨して、そのまま召される可能性があります)。

また、高得点獲得を狙うよりも6割確保を優先すべきと考えます。そもそも満点が取れるような試験ではありませんので、正解を想定して狙いに行くような解答方法は危険です。無理せずリスク分散を図り、得点を安定させる方が良策です。特に事例Ⅳにおいては、誰もが解ける問題でケアレスミスをして失点すると致命傷になりますので、難問を諦めてでも検算や見直しに時間を割く方が良いと思います。

 

正しい試験対策に向けた指針②

初見で80分で解けるスキルを身に着ける

二次試験の過去問は、時間をかけて解いたり、何度も同じ問題を解けば、実際のところそれなりの解答は書けると思います。しかしながら、初めて見る問題について、80分という限られた時間の中で(しかも極度の緊張感の中で)、解かなければならないことが、二次試験の難しさとも言えます。

ということで、実際に解いたことがある方はわかると思いますが、基本的に時間は足りなくなるので、各設問についてはじっくり考えている時間はありません。そのため、少しでも早く解答に辿り着くために、頻出論点についてパターン化を図ったり、知識の引き出しを増やしたり、フレームワークを活用することが重要となります。

また、事例の解き方について、自分なりの解法を確立させ、実際に試しながら体で覚え、PDCAを回して改善していくことが大切です。そのために、先ほどもあった通り、合格者の解答を参考に過去問の学習を行い、特に復習に力を入れることをお勧めします。

 

二次試験対策の学習方法と使用教材

基本は過去問の演習~ふぞろいの利用者が圧倒的多数

事例Ⅳは、過去問以外にも対策しているメンバーが大半

二次試験の学習方法ですが、予備校経験者は予備校教材も使っていますが、基本は過去問の演習となります。ふぞろいを活用しながら、しっかりと復習することが重要です。なお、過去問は、あまり過去に遡りすぎると試験の傾向も変わってしまうので、ご注意ください。

また、事例Ⅳについては、過去問以外にも何かしら対策をしていたメンバーが多かったです。ご自身にあった教材を選択し、ある程度の演習問題はこなした方が良いと思います。

 

二次試験に専念されている方や、ある程度科目合格済みの方以外は、正直、今は一次試験対策で手一杯だと思います。ですが、中小企業診断士試験の最終関門は二次試験ですので、是非、一次試験終了後のスタートダッシュに向け、本内容をご参考にしていただければと思います。

 

以上、ぐっちでした!

 

 

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二次試験向け学習の進め方(from 春セミナー)”へ2件のコメント

  1. 山本 より:

    管理者殿

    山本と申します。
    本セミナーの申し込み手順がわかりません。
    ご教示いただけますようお願いいたします。

    1. kskn より:

      山本さん

      コメントありがとうございます!
      10代目ksknと申します。
      本セミナー=二次対策勉強会という解釈で回答をさせていただきますが、4月27日(そーや)の記事より記事上部に参加申込みのリンクを追加しております。
      が、残念ながらすでに満席となっておりまして、5月8日ごろに再度キャンセル分の追加告知を行う予定をしております。ですので、その際に改めてお申込みいただけますと幸いです。
      よろしくお願いいたします。

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