【法務】最終チェック&応援メッセージ

こんにちは。wackyです。

今週は超・直前期ということで科目ごとの特集WEEK。昨日の運営に引き続き、私が法務を担当することにしますのでよろしくお願いします。

今までの記事でも何度も繰り返してきましたが、私は法務には苦手意識typhoonがありました。とにかく「何を言っているかわからないwobbly」というのが理由だったのですが、このように日本語勝負の科目(経営や法務)に苦手意識があったのは私が理系出身だったからというのもあるかもしれません。

さて法務というと「ケース問題」ですね。ケース問題の難しいのはとにかく文章だけで語られること。だから重要なのは、
・時系列
・登場人物の関係(特に利害関係)
をベースに図やチャートを書きながら整理すること。だから時間かかります。整理に時間がかかるなぁと思ったら、いったん飛ばすのが良いかもしれません。このケース問題はどの領域でも出題される可能性があります。
ケース問題の整理については、こちらを参照してください。

それでは各領域について触れておきます。

1.民法
民法は全体的な概念が大事なんですが、試験出題という観点でいうとなんといっても「契約」です。
知識という観点では、典型契約の種類について。

・双務契約と片務契約
・有償契約と無償契約
・要物契約と諾成契約

典型契約のうち重要なのは、

・贈与
・売買
・消費貸借
・使用貸借
・賃貸借

でしょうか。特に消費貸借と使用貸借、賃貸借は似ているだけにひっかけてくる可能性高いです。

さらに契約でケース問題として取り上げられるのが、「契約の不履行」と「損害賠償」。
契約の不履行では、不履行となる条件とその時債権者が取れる行動をおさえておきましょう。さらに危険負担もケース問題として作りやすいので要注意。損害賠償では債務不履行と瑕疵担保責任。どういうケースがあてはまるのか押さえておきましょう。

他の論点は出る目が薄いので最後1週間でテキストを読む程度でもよいかもしれません。

2.会社法
次に会社法ですが、こちらは

・会社設立
・機関設計
・手続き関連(必要な決議は?)
・組織再編

この辺が超・重要。以前記事に掲載した表はもうすでに何も見なくても書けますよね?

会社設立や機関設計、組織再編はケース問題として出題されることも多いので、とにかく整理・整理・整理!!

3.知財
特許を基本に、実用新案、意匠、商標と違いをおさえていくというのは過去の記事にもあるとおり。そして知財はケース問題が出題されやすい。特に商標関連。商標にも他の産業財産権と同様に先使用権があるのですが、要件が少し異なっていますよね?さらには防護標章登録制度なんかもありましたね。この辺は非常にややこしくわかりにくいので問題が作りやすい。だからこそひっかけを予想することで対策可能ですよ。

他にも著作権、不正競争防止法なども出題可能性は高いのでキッチリおさえてください。

4.その他

いやぁもう何が出るか予想できませんねcoldsweats01。昨年は倒産法制ががっつりとでましたが。
まずは過去出題されているところだけは最低押さえておきたいですね。あとは手がつく限り広げてもよいのですが、重要論点を極めるほうがいいと思います。

5.応援メッセージ
私が次回登場するのは8月6日(土)。というわけで1次試験前最後ですので応援メッセージheart04を書きたいと思います。


・誰のために頑張ったのか?

みなさん今まで頑張ってきたと思うのですが、誰のために頑張ったのでしょうか?家族のためですか?会社の同僚のためですか?将来出会う悩める経営者のためですか?

違います。自分自身のためですよね。

試験は孤独な戦いpunchです。周りに多くの人がいますが頼れるのは自分自身だけです。色々と心の支えになることができる人はいると思いますが、それでも戦うのは自分自身だけです。だからまず

自分を絶対に信じること。

この気持ちは絶対に忘れないでください。


・周囲に感謝する

試験直前の今だからこそ「周りに感謝」してください。あなたを応援してくれた方はもちろんのこと、場合によっては周りに迷惑をかけている人がいるかもしれません。その人たちに

謝るのではなく「感謝」してください。

そんな周りの人たちに支えられていることを実感することで、その人たちのためにも自分の持てる力をすべて出し切ることが大事だとわかるはずです。


・平常心を保つ

これが最も難しいtyphoon。先日のKICしんのすけさんの記事にもあった通り、当日は本当に何が起きるかわかりません。かくいう私も昨年は心を乱された受験生の一人でしたcoldsweats01

私は1次試験は10回受ければ9回は受かる自信がありました。でもそんな自信は1科目目経済が始まった瞬間にすべて吹き飛びました。もう頭の中は「足切りかもしれない、落ちたかもしれない」それしか考えられない状況でした。何とか経済を終えましたが全然頭が切り替わりません。結局1日目はほとんど記憶がない状態で、絶望的な気分だったのです。

平常心を保つためにはやはり「心の準備」が必要。本試験は、

必ずとんでもないことが起きる

と思っておくことが大事です。

ちなみに1日目終了後私が平常心を取り戻したのは、夜経済の解答速報をみて60点だった事実を知ってからというのは、秘密ですbleah。(真似しないでくださいね)


・絶対に合格できるという「自信」と絶対に合格するという「意思」

先に書いた通り、最後の最後で私は自分自身を信じることができませんでした。努力は裏切りません。今までやってきたことは本番でもできるはずです。だから

自分のこと、自分の努力は絶対に信じてください。

そして「絶対に合格する」と強く思うことで不思議とそうなるような気がするのです。

・試験は試されるのではなく成果を発揮する場

試験というのはその字の通り、実力を試される場です。でも試されると思うと「できなかったら…」と不安になってしまいます。そこで試験とは「今までの勉強の成果を発揮する場」と考えてみてはいかがでしょうか?(実はこの考え方って面接の極意なんですが)

診断協会から2日かけて約220問近い「質問」をされるのですが、聞かれたことに答えるのではなく、

自分が知っていることをアピールする

と考えてみてください。「私は今まで勉強してこれだけ知っているんです」と精いっぱいアピールしてみてください。知らないことは答えなくていいのです。そう考えると少しは緊張や不安が和らぎませんか?8月6日と7日は試験ではなく、あなたの努力の集大成です。だから今までやってきたことを存分に発揮してください。


・決意表明する

1次試験の失敗を踏まえて、2次試験のときには平常心で試験に臨むために自分のブログに決意表明を掲載しました。実はティアラさんの記事に感銘を受けてやったことなんですけど。記事を書いているときはとにかく気持ちが熱かったheart04のですが、書き終わると同時にスーッと覚めていくのを覚えています。試験に向けて集中した状態になったというか。ほぼ完全に雑念がなくなってきたような感じでした。そして2次試験は平常心で無事受けることができました。不思議なくらい緊張することもなく焦ることもなかったです。決意表明したことで、完全に試験モードに入ったのではないかと思います。

ぜひ自分なりの決意表明をしてみてください。

えっ、ブログをやっていない人はどうするか?

ご心配には及びません。一発合格道場では「プレ道場OPENDAY」と題しまして、8月5日(金)にみなさんの熱い決意表明heart04を受け止めることにしました。本試験を明日に控えた本当の気持ちをぜひぶつけてください。

本試験頑張ってください。皆さんの健闘祈念しています。

by wacky

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