【最新版】1次試験選択肢統計分析… by おーちゃん

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試験本番まで、いよいよ1ヵ月を切ってきましたね。

おーちゃん
おーちゃん

試験本番まであと13日!体調管理にも気を付けて、最後まで駆け抜けよう!
※本日含め、前日までの日数。

ここまで学習を続けてこられた受験生の皆さんならお分かりいただけるかと思いますが、診断士試験は「わからない問題が出る」試験です。逆に言えば、出題頻度AB+C問題をどうにか正答して、60点を確保すればよい試験であり、難しい論点を時間をかけて習得する必要はありません。

わからない問題が出たら、すぐに捨てましょう!

捨て方はこちらの記事で!

AZUKI
AZUKI

選択肢読めばわかる場合もあるよ。

せーでんき
せーでんき

以上、本日のブログ記事でした…。

おーちゃん、それはドン引き…。

Maki
Maki

Makiにドン引きされると困るので、もうちょっとネタを投下します!

ということで、今回は「わからない問題に出会った時」、割り切って「どの選択肢を選ぶべきか」について、過去5年分の科目別選択肢の統計を基に検討してみたいと思います!

おーちゃん’s 診断士ライフ

と、本題に入る前に、すでに独立診断士としても活動している私の活動状況をお届けする、恒例の「おーちゃん’s 診断士ライフ」のコーナーです。

認定済み
認定済み

令和6年6月26日付けで、「認定経営革新等支援機関」として認定されました!

…それ、なんだっけ?

と思われる方も多いと思います。認定経営革新等支援機関とは……

経営革新等支援機関認定制度の概要

中小企業を巡る経営課題が多様化・複雑化する中、中小企業支援を行う支援事業の担い手の多様化・活性化を図るため、平成24年8月30日に「中小企業経営力強化支援法」(現在の「中小企業等経営強化法」)が施行され、中小企業に対して専門性の高い支援事業を行う経営革新等支援機関を認定する制度が創設されました。
認定制度は、税務、金融及び企業財務に関する専門的知識や支援に係る実務経験が一定レベル以上の個人、法人、中小企業支援機関等を経営革新等支援機関として認定することにより、中小企業に対して専門性の高い支援を行うための体制を整備するものです。

<中小企業庁HP:認定経営革新等支援機関

ということで、ちゃんと中小企業を支援できるだけの知識や実績がありますよ!というのを、国からお墨付き貰える制度のことです。

なかなかややこしいところもある制度で、私も最近まで中小企業診断士の資格取得後に、中小企業大学校に行って研修を受けないと貰えない」と思っていました。ですが、実はそうとも限らないということを知り、今回申請し、無事に認められました!

簡単に言うと、認定には①知識と②実績の両方が認められることが必要なのですが、①の知識の部分は「中小企業診断士」は、その知識を持っている者として扱って貰えます要は研修とか免除してもらえるわけです。
一方、②の実績の方は、「これまで中小企業を支援してきた実績・実態があるか」で判断されます。これは、個人の活動実績や活動実態が見られます。ですので、個人事業主(あるいは法人の代表者)としての経営実績としてどのような活動をしてきたか、そしてその証拠として確定申告書や決算書の提出が求められます。
この実績がない場合、中小企業大学校で実践研修とテストを受けなければならないということだったわけです。

私は法人化してまだ3期目でしたが、それ以前にも個人事業主として事業を営んでいたこと、事業の内容が販促物デザイン制作だけでなく、販促物コンサルや新規事業コンサルなども含んでおり、それが実績として認められたことで、今回は電子申請による書類の提出だけで、認定してもらうことができました!

中小企業大学校は倍率が高くて申込できない可能性があったので、申請だけで登録出来たのは本当に良かったです!

認定経営革新等支援機関になると何ができる?

認定経営革新等支援機関になると、「経営革新計画」の認定を支援することが出来ます!経営革新計画の認定を取れると、「ものづくり補助金」などで加点されるだけでなく、信用保証協会や日本政策金融公庫で別枠の融資枠が貰える可能性が増えたり、経営者さんにとってメリットがたくさんあります。何より、経営者さんの理想像を、中小企業診断士として一緒に形作り事業計画に落とし込んでいくことができるのは、とてもやりがいのある仕事と思います。

他にも、補助金申請時に認定支援機関による確認書が必要となる場合があったり、事業承継においても経営革新が必要となるシーンがあったりで、個人的には診断士資格を取ったらまずは「認定経営革新等支援機関」を目指そう!と思っていましたので、思いの外はやく認定をいただけて、とても嬉しいです!

というわけで、認定経営革新等支援機関にもなった「おーちゃん」の活動を、今後もお知らせしていきますのでよろしくお願いいたします~!

1次試験マークシートの統計について

思い返すことおよそ2年前となる2022年の8月5日(金)、1次試験初挑戦(ほぼ記念受験)の年の、1次試験前日のこと。前泊で泊まった池袋のビジネスホテルのベッドの上で、たまたま目に付いたのがこちらの動画でした。

情報収集すらぜんぜんする余裕もなく、STUDYingを3倍速で観ることしかしていなかった私は、恥ずかしながらこのとき初めて「中小企業診断士試験関連のYouTube」があるということを知ったのでした。

ともあれ、この動画で、「困ったときは『ウ』にマークしよう!」と固く心に誓ったのでした」

こういう動画あるならもっと早く知りたかったよ~

残念ながら、お受験1年目は奇跡的に経営法務だけ科目合格したものの、他6科目は見事に撃沈。翌2年目も「困ったら『ウ』にマーク」を胸に秘め、なんとか(ギリギリでしたが)1次試験合格に至ったのでした。

また、先日お会いしたとある優秀な独立診断士の方がストレート合格した時の勉強法をお話しくださいまして

難しい問題は最初っからあきらめて、科目ごとの選択肢の統計に従ってマークしてたよ!

と自信満々におっしゃっていたので、こんな優秀な方もそうやって合格掴み取ったのか―と思ったのも今回の記事執筆のきっかけです。

ちなみに、過去の道場記事でも、10代目makinoさんが1次試験の選択肢の統計について書かれていたのでご紹介しておきますね!

ということで、比較的真面目に、選択肢の統計データについて見ていきます!
果たして今なお「ウ」「エ」の選択肢が多いのか!?

5年分の全体での統計値

まず、全体像を見てみましょう。科目ごとの統計の合計値を並べて、5年分の全体での統計を見てみました。

※A~Gは科目名。

5年間の全科目を合計したでは数値では、「ア」は少なくて、「イ」と「ウ」がちょっと多いですね。
ということで、全体的なトレンドが「ウ」「エ」から「イ」「ウ」に遷移してきているのかな?

科目ごとの統計データ

統計にあたり使用したのは、直近5年分(令和元年度~5年度)の1次試験結果。令和5年度については、沖縄再試験は除外して、8月の本試験のみの結果を反映しています。

各年度の左側の数字は正答だった回数、右側はその割合。表の一番右は、5年分全体での正答だった回数とその割合となっています。ちなみに、選択肢「オ」は、5択問題の量が少ないため、割合も少なくなっています。

勉強弱者
勉強弱者

統計データ意外にも、おーちゃんの勝手な予測と思い込みが入り混じってきますので、ご利用は自己判断お願いいたします❤

A.経済学・経済政策

5年分全体(表の一番右)では「ア」は少なくて、「イ」がちょっとだけ多いですね。
なお、R4年度までの統計では「イ」と「ウ」が断然多かったのですが、R5年度で「エ」が爆発。一気に「ウ」を逆転しました。R5の割合を見ていると、「ウ」がかなり少なかったので、今年度はもしかすると「ウ」に調整が入るかもしれませんね。

統計では「イ」。勝手な予想では「ウ」。

B.財務・会計

5年分全体では「ア」は少なくて、「イ」が多いですね。
R5年度の結果を見ると、なんと50%以上が「イ」…。R4年度までは、「ア」「イ」「ウ」が拮抗していたので、昨年度で一気に「イ」が図抜けたようです。割合が高い選択肢は、イ⇒エ⇒ウ⇒イ⇒イと来てるので、次は昨年低目だった「エ」が来るのかも!?

統計では「イ」。勝手な予想では「エ」。

C.企業経営理論

差は小さいですが、5年分全体では「エ」が少なくて、「ウ」がちょっとだけ多いですね。
R5年度の結果を見ると、「ア」と「イ」が多くなっています。R4年度までは「ウ」が26%で図抜けていたので、調整が入ったのでしょうか…。昨年度低目だった分、今年度は「ウ」の割合を増やしてきそうな気がします。

統計では「ウ」。勝手な予想でも「ウ」。

D.運営管理(オペレーション・マネジメント)

5年分全体では「ア」は少なくて、「ウ」がちょっとだけ多いですね。
R5年度の結果を見ると、「ウ」と「エ」が多めでした。R4年度までの合計では「イ」25%・「ウ」26%と二つの選択肢が高めの割合となっていましたが、R5年度に「イ」がこの5年間で初めて10%台に減らされて屈辱を味わいました。今年は「イ」が増えるか!?

統計では「ウ」。勝手な予想では「イ」。

E.経営法務

5年分全体では「ウ」は少なくて、「イ」がちょっとだけ多いですね。
R3年までのデータを見ると、めずらしく「ア」の割合が多い科目だったことが分かります。R4年度から調整が入って2位となっていますが、R3年度までは「ア」が30%超えでした。統計的には高い安定感のある「イ」ですが、「ア」の復権も期待されるところですね。

統計では「イ」。勝手な予想では「ア」。

F.経営情報システム

企業経営理論同様で差は小さいものの、5年分全体では「ウ」は少なくて、「イ」がちょっとだけ多いですね。
R4年度の「イ」は迫害レベルで少なく、25問中わずかに1問…。そして詫びを入れるようにR5年度でまた「イ」を大幅に増やしています。R4年度を除いた統計では、「イ」が29%でダントツになります。ただ、各年度で30%超えの選択肢は均等にばらけている面もあるので、今年度は「ウ」か「エ」が増配される可能性もあります。5年全体でちょっと低くなっている「ウ」に調整を入れたくなる気がしますね。

統計では「イ」。勝手な予想では「ウ」。

G.中小企業経営・中小企業政策

5年分全体では「ア」は少なくて、「ウ」がダントツ多いですね。
R5年度単年では「ア」「イ」が多く「ウ」が少なかったですが、R4年度までの統計では「ウ」が30%超えでしたので伝統に裏付けされた強さを感じますね。昨年少なめにした分、今年度は「ウ」を増やしやすい心理が働きそうな気がします。

統計では「ウ」。勝手な予想でも「ウ」。

まとめ

ということで、統計データを示すと言っておきながら、勝手な予想も加え、非科学的なデータとなってしまったこと、心よりお詫び申し上げます。が、問題を作っている試験委員も人間ですからね。正解の選択肢を決めるには、心理的な作用も多分に含まれている気がいたします。

最後に、今年度の選択肢予想、一覧表にまとめておきますね。「統計」は過去5年分の統計データにより算出。予想は、おーちゃんの勝手な予想です。ご利用は自己責任で(笑)!

科目統計予想
A.経済
B.財務
C.経営
D.運営
E.法務
F.情報
G.中小
※全体合計イ・ウ(同率)

おまけ~同じ選択肢の連続について~

解答に同じ選択肢が並ぶと、なんだか不安な気持ちになりません?

個人的には3連続で同じ選択肢が出ると、ちょっと選択肢を見直したくなります。

そこで直近5年分×7科目の35試験の解答を調べてみたところ、

同じ選択肢の連続3問以上が発生した回数は、「32回」でした。

思ったより多いですね。

直近の令和5年度では「情報」以外の6科目で発生しており、「中小」は2回発生しています。

ちなみに、もっとも発生率が高いのは「中小」で、過去5年で10回発生。R3年度は1年で4回発生しています。

逆に最も発生率が低いのは「情報」で、過去5年で1回(令和2年)だけです。

情報の試験問題担当者の明確な意志を感じるね!

さらに、連続4回以上の発生は、32回のうち「6回」ありました。

そして連続最長記録は、令和3年度「運営」の「連続5回」でした。

5回連続は…塗るのに勇気が試される!

ご利用は計画的に

もっと詳しく自分で分析したくて気になっちゃって眠れない人のために、エクセルの元データも置いときますね。

いかがでしたでしょうか?
分からない問題に出会ったときの、お守りと思っていただけたら幸いです。
受験生の皆様の学習が実を結びますように!

明日はMakiの出番♪

みんな大好き?
ゲーム理論を解説~!

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