カテゴリ「 » スピード問題集」の記事



道場の半分は皆さんの愛で出来ています!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
クリック(愛を注入)お願いします。↑

 

おはようございます、8代目関西班のたっしーです。
ゆっこさんからのプレッシャーに怯えながら、2回目の投稿です。

ところで最近、診断士試験に合格したことで、周囲にも情報開示を行いました。その中で結構多いのが「実は勉強していた」「受験しようと思っていた」という話と、「その資格って何?」という疑問
仕事で異動があった、残業で忙しくなった、俺には無理、合格して何の役に立つのなど、様々な話をされます。私の合否とは関係ないので、この手の話に巻き込まれなくてよかったなと、思ってしまいます。

================

さて本題に。

皆さんはテキストを何に使っていますか?

枕にするには固いですよね。
冗談はさておき、思い返せば、この時期からスピードテキストで学習することをやめ、そしてそれから今まで開いていません。スピテキの良し悪しではなく、テキストからスタートする勉強方法に疑問を感じ、必然的にアウトプット中心に切り替えました。

1、テキストでの勉強

「資格試験に向けて勉強しよう」って思うと、まず最初に行うのは「テキスト」を読み、理解することで、テキスト~問題集~過去問の流れステップアップしていくイメージだと思います。

  • テキストを網羅的に覚えるか理解する
  • テキストで覚えたことを問題集で試す
  • 足りていない点をテキストに戻って補う
  • 過去問にチャレンジしテストに備える
  • 足らないところをテキストに戻って補う
    *あとは繰り返し

私にもこの順番が染み付いて、正直「そんなもんでしょ」程度の考え(思考停止)で、テキストを読み始めていました。この思考の原因は、学校の勉強がそうだった位しか思い当たる節はないですが、思い込みとは恐ろしいものです。

結果、勉強時間は積み重なりましたが、眠くなってしまったり、ただ読んでいるだけになっていたりと、まさに勉強して満足している状態。これは私の不合格分析から相当マズイ状態と判断し、一度、検証を試みる。

  • <検証結果>
  • これで何を得るかの目的をもって勉強していない
  • テキストは学習効果を客観的に判断し辛い
  • 既に長期記憶されている論点がわからない
  • 明確な理由がなければ不要

という結果になったので、テキストを容赦なく捨て、必要性を感じた際に戻ろうと決断しました。いずれ必要性を感じてポケテキを導入しましたが、それはまた別の機会に。

 

2、目的をもった勉強

検証結果から、目的をもって、効果を図りつつ、既に長期記憶されている箇所は飛ばして勉強にメリハリをつけることで、時間短縮が図れると仮説を立てました。

  • 目的をもつ:問題集で足りていないところを把握する
  • 効果を図る:間違えた箇所を記録して減らしていく
  • 飛ばす箇所:正誤の軌跡を確認して、連続正解なら卒業

具体的には、1週目/2週目は全問回答し、間違えた問題をチェックしていく。3週目/4週目は間違えた箇所のみ回答し、徐々に減らしていく方法を取りました。アウトプット学習法は道場でも数多く取り上げられ、とても参考になります。(ここここここ など、時間があるときにどうぞ)

これは今の主観ですが、短期/短時間合格をされている方は、勉強方法は違いがあっても「目的:この勉強法で何を得るのか:何のためにこの勉強法をしているのか」がハッキリしているように感じます。(だから飲み会で勉強法を語ると、長い・・・違う、熱い)

勉強方法の良し悪しや、人よりも楽に効率的に勉強する方法(ノウハウ?)を競うのが資格試験ではないので、どの勉強法であれ、得たものの積み重ねを競う意識が重要と考えていました。

小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。

日米通算安打で、MLB通算安打記録の4256本越えなど、数々の偉業を成し遂げてきた、イチローさんの言葉。目標に向かって確実に前に進むことだけが、夢や目標を達成するための唯一無二の方法であり、楽な道も小手先のテクニックもないという、考えさせられる言葉

ストレート合格という狭き門をこじ開けるカギは、遠回りのように見えても、目的をもって小さなことを積み重ねることかもしれません。
どうにも学習効果がでないと感じている人は、お試し下さい。

たっしー



皆さん、おはようございます。毎度毎度の細川です。本日を入れて1次試験まで残り24日、2次試験まで残り102日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日は1次試験直前対策として、私の経験や受験生時代の周りの人たちの勉強スタイルから、直前期にやると「合格しやすい行動パターン」と「不合格になりやすい行動パターン」を述べたいと思います。ここに書かれている行動パターンは必ずしも受験生全員にあてはまるわけではありませんが、残された時間を効率的に活用し合格するためのヒントとして頂ければ幸いです。

インプット学習の方法
×今からテキストや白書等を新たに購入する
○今持っているテキストや問題集等で学習する

この時期、ある程度学習が進んでくると、「自分の持っているテキストの情報は不足しているのではないか?」、「他社の問題集の方が良問が多いのではないか?」等という不安に駆られ、新たな教材を購入したくなる気持ちになることがあります。しかし残り時間の少ない中、より多くの情報を求め、万遍なく問題を解いておこうとするのには限界があります。今の時点で(よほど時間に余裕がある方を除いて)新たな教材を買い求めることは止め、自分の持っている教材の作成者を信じましょう。紙媒体で世の中に出ているものである限り、その中身は一定水準以上の品質は確保されていますから安心してください。今持っている教材を活用すれば、十分合格水準に達することはできますよ!

インプットとアウトプットの割合
×テキストの内容暗記ばかりに偏重する
○問題を解くことを中心とする

「でもまだテキストの内容は覚えられていないし…」、「問題を解く前にまず前提知識や情報が必要でしょ!」等という理由で、テキストの内容ばかりを必死に頭に入れようとしたくなる気持ちも分かります。でも考えてみてください。試験では、頭に入れた情報や知識をいかにうまく出力するかということが重要でしたよね。つまり、アウトプットの結果、「選択し得点できたものが全て」であって、必死にインプットに勤しんでもその過程は評価されません。今はあなたの頭の中にある知識や情報で十分ですよ!今日からは問題を解き、不足している情報や知識のみテキストから補っていく方法で、効率UPとアウトプットの円滑化を図りましょう。

アウトプット学習の方法
×演習問題ばかりを解く
○過去問にこだわる

確かに演習問題は平易な問題から難しい問題まで、良問がそろっていますね。でもそれらを最初から順番に平等にやる必要はありません。なぜなら自分にとって理解できている問題はもう解く必要はないからです。また、過去問で何度同じ論点が出題されているか分かりづらい場合もあります。演習問題よりは過去問を解くようにし、頻出論点や自分にとっての重要論点(得点できていないが、少し復習すれば次回は得点が期待できるもの)を見定めてください。それが合格への最短ルートです。

復習の方法
×丁寧なノートづくりにこだわる
○テキストへの書き込みで済ます

そして何と言っても時間がありません。ノートづくりは全否定しませんが、そうすることによって確実に得点できる論点なのか、時間をかけるだけの価値があることなのか、費用対効果を今一度考えてみてください。ノートづくりの手間暇を他の問題の復習に充てることによって得点を積み上げられそうならば、復習手段としてのノートづくりはする必要はありません。復習はテキストへの書き込み、付箋の貼り付け、場合によっては必要な部分の問題文と解説を切り取ったりコピーしたりして、そのまま「テキスト」「ノート」としてしまうなど、なるべく時間をかけない復習を心がけましょう。

この時期、焦っても仕方がありません。過ぎ去った時間は戻らないですし、やらなかったことを後悔しても得点は決して伸びません。それよりは残された時間で自分には何ができるのか、逆にやらないことは何か、1次試験までの戦略を組み立てていきましょう。そうすれば必ず合格できます。有意義な24日間を過ごしてくださいね。

細川でした。

==========================================================
いよいよ夏本番!一発合格道場夏セミナーに参加して2次試験に備えよう!

【2次試験ロケットスタートセミナー開催概要】

日時:8月11日(木) 14:00-16:30(予定) (開場・受付開始:13:30~  )
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(最寄駅:大崎駅)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:2016年 中小企業診断士試験 合格を目指す方
※セミナー終了後、会場近くで懇親会も行う予定です。 (実費負担、4,000円程度を予定)

セミナーの参加募集は、1次試験後を予定しています。今しばらくお待ちください。



たきもです。

本日5月12日はなんの日かというと・・・
7・8・9月の実務補習受付開始日です!!
実は私たきも、道場メンバー7代目の中で、
唯一実務補習をまだ受けていません…
(2月は、職場で休暇調整ができず断念…
受験生の皆様、中小企業診断士は合格して終わりではありません。
合格後3年以内に、実務補習を15日以上受けるか、実務に15日以上従事しないと
中小企業診断士としての登録の申請を行うことができません。

合格後の世界として、
Nicoの実務補習レポ 前半 後半 も要チェックです!!

————————
a1568d5fcecfb28bd35221c3e93276b8_s
さて、GWも終わり、怒涛の七週間真っ最中です。
今日は、「完成答練を120%活用する方法(受験前編)」と題して、
「完成答練を受験する前に、なにをすべきか?」を中心に書いていきます。

1.過去問を解いて、出題しそうな分野を予測する
皆様、過去問には着手されていますか?
私は、GWから着手しました。。。。。。。。(真似しないでください)
「まだ解いてない!」という皆様。大丈夫です。
この怒涛の7週間の間に、過去問を徹底的にしゃぶりつくせばよいのです。

ちなみに、過去問は「汚す派」と
「きれいにしておく派」に分かれるようです。
私は「徹底的に汚す派」でした。
過去問は「アウトプットでなくインプット」と捉えていたためです。

2.過去問タテ解きの方法
セミナーで「タテ解きはどうやってましたか?」とご質問を頂きましたので
私が去年やっていた方法をご紹介します。
使っていたのは、TACの過去問題集の一番後ろにある出題傾向分析表です。

①講義1回分を目安に範囲を決める
講義で1回分になっていた範囲で、線を引いて分割しましょう。

②1の範囲を更に5等分する
講義回数が多い科目は、5回以上になるはずです。
平日の5日間で過去問5年分を1回転させるために、5等分しましょう。
ここは大体で構いません。

③A~Cランクだけ解く(重要)
各年度の回答には、始めに正答率が載っています。
各問題の表題(出題傾向表のところでもよいです)にランクを書き、解く際の目安になるようにしましょう。
A~Eを全部解こうとしても、
5日間では到底終わりません(特に時間がない人!)

A~Cランクのみであれば、1回分が大体20問くらいになります。
これなら、細切れ時間を使いこなすことで、クリアできる量です。

ちなみに、私のこの時期の細切れ時間ですが
・電車の中(15分×2)
・昼休み30分(早食いする)
・運良く少しでも早く終わったら、職場近くのスタバで1時間
はい、これでなんとか2時間確保・・・
(でも、株主総会準備でそうもいかず、電車の中だけで終わった日も多々…そもそも、昼休みも30分取れれば良い方でした…)

④◯・☓・△を出題傾向表にメモ
問題を実際に問いて、
◯→確実に各選択肢を判別できた
☓→分からなかった
△→一部の選択肢を判別できなかった
を、出題傾向表にメモします。

3.鍋底のコゲ退治
④をやると・・・☓や△が並ぶ単元が出てくるはずです。
鍋底のコゲです!!!!!!!!!!!!
テキスト・スピ問にもどって、基礎から復習しましょう。
「わからない」理由は、
スピ問や養成答練に出題される基礎知識が曖昧だから
です。
今解けなければ、本番も解けません!!

私は、テキストを見てもどーーーしてもわからない単元については
webフォローをオプションでつけていたので、
講義をもう一度聞き直しました。
講義を聞くと、すんなり理解できるから不思議です。
ここでも注意は、全部だと時間の浪費になりますので、わからないところだけです。

4.鍋底のコゲをポケテキに書く
過去問を解いて見つけた鍋底のコゲは、ポケテキにマーカーを引くなり付箋をつけるなり
目立ちに目立たせましょう。
私の場合は、夜に過去問解き、翌日の朝にチェックしたポケテキのページを見ることで
基礎知識の習熟に努めました。

で、このマーカーなどで汚れたポケテキが
完成答練受験直前のファイナルペーパーになるという一石二鳥ぶり!!

続きは次回「完成答練を120%活用する方法(受験後編)」で!
たきもでした。



たきもです。

診断士試験とは離れますが、3月11日について、少し書かせてください。
先週3月11日の14時46分に合わせ、職場で黙祷がありました。
騒がしいオフィスが、この時間だけは電話も鳴らず、静まり返りました。
港に停泊している船から、追悼の汽笛が聞こえました。

私の両親は、福島県会津地方の生まれです。
私は横浜で育ちましたが、
人間としての土台には会津があると思っています。
診断士試験を受験しようと思ったきっかけの一つに、
「パラレルキャリアの実現」があるのですが、
福島、そして会津の力にいつかなりたい、と思ったことが、
「会社以外で自分の軸を持ちたい」と考えたきっかけでした。
自分になにができるかは、5年たった今でも、まだわかりません。
でも今、自分の人生の軸に「中小企業診断士」を置くことは決まりました。
その時がきたときのために、今は力をつけておきたいと思います。

————————————
この土日は経営情報システムの養成答練だった方も多いかもしれません。
ついに6科目、「経営法務」に突入です。
私の場合、この経営法務には最後の最後まで苦しめられました
一応、本業では株主総会の運営もやっているのにもかかわらず、答練は30〜40点代をウロウロ・・・
採点して呆然となり、解説を聞きながら泣きそうになったこともあります
でも、本番は68点まで上げることができ、他の科目の損失を8点分補填してくれました
経営法務には、独自の戦い方があります。
道場の読者の皆様は、諸先輩方の勉強法をパクリまくって、一発合格しましょう!!

■難しさ①:覚えても解けない
一番大きいのはこれでしょう。
同じ論点でも、毎回問われ方が異なるのが厄介です
例えば、頻出論点である「組織再編」では、方法の違いに対する着眼点がこれだけあります。

事前・事後の書類(書面)の備置
株主総会特別決議の要否
株式買取請求権の有無
新株予約権買取請求権
債権者保護手続きの有無
労働契約の承継
効力発生の時期
簡易組織再編
略式組織再編

もう、これだけで9問作れるのです。
しかも組織再編は、

事業譲渡
合併(吸収、新設)
株式交換
株式移転
会社分割(吸収、新設)

の7種類ありますから、9×7=63問作れます。
この多彩な組み合わせから、年度によって手を変え品を変え出題されるのです。

■難しさ②:改正論点がある
特に、昨年度は会社法改正が大きなトピックでした。
平成27年度は、早速第1問で改正論点(社外取締役の要件)がでました。

以下の者のうち、X株式会社において、社外取締役の要件を満たさない者はどれか。なお、経過規定については考慮しないものとする。
ア 15年前まで、X株式会社に勤務していた者
イ X株式会社の親会社の業務執行取締役
ウ X株式会社の業務執行取締役の甥
エ X株式会社の主要な取引先の業務執行取締役

改正論点はもちろん過去問にありませんから、
「どの論点が問題になるか」試験当日まで予想不可能です。
この「社外取締役」の条件は、本業で参加したセミナーでもよくテーマにあがっていましたので
影響が大きい改正論点の一つだったと思われます。

■難しさ③:1問5点!?
経営法務は、マーク数が25マークより少ない年があります。
直近では平成26年度で、23マークです。
この年は1マーク5点の問題が8問もあり、5点の問題を間違えることは、
1マーク2〜3点である運営管理の問題を、
約2マーク間違えたことと同じになってしまいます。

逆に、しっかり取ることができれば
問題数の多い企業経営理論、財務会計、運営管理の失点を
1問でカバーできるということですね!

では、一体どうすれば立ち向かえるのか・・・
私が実践していた方法をご紹介します。
■戦い方①:問題演習で「知識の引き出し方」をマスターする
ここでの出番は「スピード問題集」です。
この問題集のよい点は、
4つの選択肢に応え続けることで、その論点の問われ方を多方面からマスターできることです。
まずは、3回転トライしたうえで、養成答練で知識がうまく引き出せるか試しましょう。
過去問を解く時の思考回路は6代目岡崎先生
「あー・・わかるようでわからず、1マークとれない」のお悩みには
初代ふうじんの記事が大いに役立つでしょう。

■戦い方②:表で知識に串を指す
2代目wackyの【法務】会社法攻略に近道なしが示すように、
多種多様な視点がクロスして問われる法務は、丸暗記が通用しません。
先日、経営情報システムで「表やカードを作るのは苦手だけにしましょう」と言いましたが
経営法務は表作成必須です。
まず、ポケテキ先生には既に表があります。
しかし、これだけでは足りませんし、頭に入りません。
自分で手を動かしてつくりましょう
またまたここで大いに参考になる記事は
初代ふうじん「表を作って暗記術」
初代ハカセ「串刺し暗記術:経営法務編」

■戦い方③:なべ底のコゲを退治する
①と②を繰り返すと、やはりどーーしても覚えられない「なべ底のコゲ」が発掘されます。
問題練習をしながら、「どこの知識が曖昧だったから解けなかったのか」を徹底分析し
・テキストにもどる
・表の紙の裏に殴り書きでまとめる
・表に間違った所や論点をガシガシ書き込む

を高速回転で繰り返しましょう。
その結果、試験当日までに、表はこんなになりました
IMG_1484

■戦い方④:会社法と知財「しか」やらない
経営法務の範囲は、テキストが薄いのにもかかわらず膨大です。
が、会社法と知財は毎年必ずでます。問題数も一番多いです。
ここを抑えれば、少なくとも40点以下は回避できます。
経営法務が苦手な人は割りきって、会社法と知財だけに全力を注ぐのも手です。
細かいところは直前に詰め込みましょう。
実際、私は直前期まで会社法と知財しかやっていませんでした。
出題傾向は6代目ぽらーのが詳細な分析をしています!

いかがでしたでしょうか?
経営法務は、勉強すると「会社がどうやって成り立っているのか」がわかります。
自分自身が独立するときにも役立つ(むしろ必須)なことが満載です。
骨が折れる科目ですが、面白みを見つけながら取り組みましょう!
これもモチベーションです!

たきもでした。



皆様、おはようございます。オンラインならイケメン、細川です。
ここ関東は寒暖の差が大きな日が続いていますが、1次試験まで残り推定149日、2次試験まで残り推定227日となった今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。
さて、ここまではその1で合格答案を作成するために必要な、診断士(試験)に求められる姿(なぜ)を、
その2では学習計画での、残り時間(いつ)、勉強仲間や勉強会、セミナー(誰と、どこで)、目標勉強時間、1次と2次の勉強バランス(どのように)を考えてみました。
その3となる今回は、どのようなことをすべきか(何を)を、先輩方お話も参考にしながら考えたいと思います。

1.細切れ時間とたっぷり時間でやれること

前回、勉強時間の目標について触れましたが、勉強にあてられる時間を1日の中で考えてみると、細切れ時間たっぷり時間に分けられます。
細切れ時間とは、通勤電車の中、エレベータを待つ間、食事が出てくるまでなど、本一冊の展開で済むような状況で費やせる時間です。細切れ時間に向いている勉強は、教科書をラインを引きながら読む、スピード問題集のように択一問題と解答解説が1冊になっているものを解く、1度解答し復習したものをもう一度見直す(読み直す)ことなどです。
また、たっぷり時間は、自宅、自習室、授業など、机に本を広げるような状況で費やせる時間です。たっぷり時間に向いている勉強は、復習の成果を教科書に書き込む、2次のような記述問題を解き復習する、疑問点の調べものをすることなどです。
このように細切れ時間とたっぷり時間は、それらの時間を費やせる場面がある程度限定されます。ですので1日の中で捻り出せる時間はどちらか、それはいつなのか、そこでしかできないことは何かを予め想定して、予習・復習に計画的に充てましょう。

2.1次はノート作りにこだわらない

私は、1次試験については、結局ノートという類はほとんど作成しませんでした(一部、どうしても頭に入らなかった経済と運営の用語の暗記の為に、碧さんのような単語カードは作成しましたが)。なぜなら、ノートを作成する時間がもったいないと考えたのと、情報が複次元化するのが嫌だったからです。
そのため、私は復習の際は教科書に直接書き込みをしたり、大きめのポストイットに書き込みしたものを教科書に貼り付けたりして、とにかく情報を一元化することに努めました。そして、ひたすらテキストを開いて、書き込み、貼り付けを繰り返した結果、どのページに何が書かれているか概ね把握でき復習の効率が上がったのと同時に、内容の理解が加速度的に向上していきました。時間に余裕がある人がミスノートを作成することは否定しませんが、そのようなインプットよりも問題演習等のアウトプットに時間をかける方が、より学習効果が上がるかと思います。

3.浮気は禁止!

私も受験生時代、「今やっている教科書や問題集だけで本当に十分なのだろうか、ほかにもやらなければならないことがたくさんあるのではないか」と大いに悩みましたが、結論から言ってあれこれ手を出すことは有害無益でしかありません!
例えば、私は受験対策として中小企業白書や本試験の出題者の著作を読むことは否定しませんが、教科書を読み尽くし時間に相当余裕がある人以外は、費用対効果が低いので読む必要はないと考えます。なぜなら世の中教科書と言われるものは、曲がりなりにもその道や試験等に詳しい人が作成しており、読む人間があれこれ回り道せず、最も効率的に勉強できるよう、受験生が思いつきそうな要素は織り込んで構成されているからです。
また、問題集等も中途半端にせず、記載内容が全て完璧に解けると自信を持って言えるほどやり込まなければ、かえって理解が深まらず効率が落ちます。今手元にある教科書から離れず、過去問や問題演習、模試の復習をきっちりやるべきです。やらないことを決めて(覚悟して)ください。

4.オイラ的おすすめ教科書等

では、浮気せず信じるべきものは何でしょうか。
1次試験対策でおすすめの教科書と問題集は、スピードテキストスピード問題集です。やはり市販されているものの中で最も内容がまとまっており、かつテキストと問題集の構成が同じなので、復習がしやすい点が強みです。
これに合わせて丁寧な解説で分かりやすい過去問題集をやれば、最低限の対策となります。
もちろん予備校の授業や教材も活用すべきですが、独学の方やどうしても時間がない方、多年度生の方に最低限やってもらいたいのは、TACが6月下旬に行う1次公開模試と、7月から通学講義が始まる最終講義(通信講座もあり)です。これらの完成度は高く、中小企業経営・政策で出題された論点が本試験で問われたこともあります。実際私も3年目以降は模試と最終講義だけで効率的に勉強でき、1次突破に大いに役立ちました。私は別にTACの回し者ではありませんが、やはり大手の予備校が作るものはバカにできません。

2次試験対策では、「過去問題集」等、各予備校が出している過去問の解説を除いて、特におすすめの教科書というのはありません。予備校に入学した場合にもらえる2次試験対策の教科書は、知識の整頓や大まかな体系を掴むのには役立ちますが、私には常に必携すべきものとは思われず、代わりに既に使い慣れていたスピードテキストを持ち歩いていました。
また、問題集も事例Ⅳを除いて、特におすすめというのはありません。
私は2次試験対策で重要なのは、1次試験とは逆にノート作りであると考えています。その理由は、2次試験では、自分なりの解答プロセスを確立した上、自分が有している知識を1次試験とは違った形で引き出さなければならないからです。その意味では、ノート作りの参考として、「ふぞろい」シリーズは活用(特に独学者の方)できるかもしれません(結局私はほとんど読みませんでしたが)。私がやっていたノート作りはフェイマオさんに近いことでしたが、具体的な話は回を改めてお話しします。

5.事例Ⅳを意識した勉強を

1次試験を受験しない人、または財務会計を受験しない人は、計算問題集を毎日必ずやりましょう。なぜなら、事例Ⅳは努力が得点に反映されやすい科目で、かつライバルに差をつけやすい科目だからです。
ネタとしては、過去問はもちろん、予備校で配布されるスピード問題集等の問題集や演習の他、余裕があれば「集中特訓 財務・会計 計算問題集」、もっと余裕があれば「意思決定会計講義ノート(イケカコ)」です。
また、1次で財務会計を受験する人も、2次試験への地ならしのために財務会計を勉強する頻度を他の科目より高めにするとよいでしょう。

以上、ここまで学習計画を中心にお話してきましたが、次回からは具体的な勉強方法について触れていきます。

余談ですが、来週タキプロでは勉強会が開催されます。私もファシリテーターとして参加予定ですので、オフラインではブサメンな細川を冷やかしたい方は、是非奮ってご参加ください。但し「細川マジキモイ!」という理由での返金は致しかねますのであしからず。



こんにちは!myaです。
昨日の東京会場での道場セミナーにご参加いただいたみなさま、

本当にありがとうございました

たくさんのかたがたにお越しいただいたこと、厚く御礼申し上げます。

また残念ながら参加できなかったみなさま道場ブログでも様々な情報を発信していきますので、引き続き応援いただければ幸いです

 

金融機関職員の憂鬱
さて、私は金融機関で勤務していますが、若造なりにまがりなりにも金融機関職員として中小企業とその決算書には対応してきたつもりでした。

そのため財務は得意というイメージを自分でも持っていました!

 

…が、学習を始めた時期は本当に知らないことが多く、もう考え方が根底から覆されてしまうことも多々ありました

 

そんな私の財務・会計のスピード問題集を見返すと、最も多く間違えたのが「企業価値」の分野でした。

中でも、ある問題は9周回しており、その5周目まで間違えていました笑

今日は本当に基礎的な論点ではありますが、恥ずかしながら私が間違えまくったこの問題でつまづいていた前提についてご紹介させていただきます。

 

企業価値の計算方法

私が間違えまくったある問題というのは、あのすばらしき問題集、一次試験の強い味方であるスピード問題集 財務・会計2014年版の問題28
営業利益・負債利子額・法人税率・負債利子率・株主資本コスト・配当=税引後当期純利益額という前提が与えられており、企業価値、株主価値、負債価値を計算せよというものなのですが、これが全く理解できませんでした。

 

解説には

「株主価値は配当額を株主資本コストで割引くことで求める」
株主価値 = 配当(=税引後当期純利益)/株主資本コスト

「負債価値は負債利子を負債利子率で割引くことで求める」
負債価値 = 負債利子額 / 負債利子率

「企業価値はフリーキャッシュフローをWACCで割引くことで求める」
企業価値 = FCF / WACC
*FCF=営業利益×(1―法人税率)+減価償却費-運転資金増加-設備投資

と書いてあるのですが、意味は分かっても納得できない。問題を見ても解法が浮かばない、と5周同じ問題を解いても間違える始末でした

 

だって株主価値を求めるときは税引後当期利益で法人税を差し引かなあかんけど、負債価値を求めるときは負債利子に税金は掛けない、でもフリーキャッシュフローの営業利益からは法人税を差し引いて計算って、これどこで税金がでてくるんやーーーー?

 

と大混乱していました。

これは今思えば次の二つの「大前提」となる考え方を理解していなかったためでした。

① 負債利子・配当はお金を出した人の「取り分」である
企業価値=出資者全員の取り分の価値
株主価値=株主の取り分の価値
負債価値=お金を貸している人の取り分の価値

② その「取り分」にも取っていく順番がある

 

「取り分」という考え方
3つの価値の計算に共通する「割り引く」という考え方。ずーっと「なぜ割り算するのか」考えず、「ただ割り算するんだ」と認識していました

が、改めてテキストを読み直していくと、あるときこれが「配当割引モデル(ゼロ成長モデル)」と同じ計算をしていることに気づきました

配当割引モデル(ゼロ成長モデル)
Vn= Dn+1 / r
V:株式価値 D:配当 r:要求利益率

これを応用して、○○価値=CFの価値としているんだ!とひらめいたのです(レベルが低くてすみません

 

つまり株主価値ってのは株主からみたキャッシュフローの永続価値を求めています。だから、「株主の取り分(キャッシュフロー)」である配当が、永遠に続いた場合のキャッシュフローの価値=株式の理論価格(株主価値)となっています。

 

じゃあ負債価値は、お金を貸した人(銀行)からみたキャッシュフローの永続価値を求めているわけですので、「お金を貸した人の取り分(キャッシュフロー)」である負債利子が永遠にもらえる場合のキャッシュフローの価値=負債価値となるわけで。
企業価値は株主価値+負債価値なので、この二人の取り分(キャッシュフロー)の価値のこと。つまりこの二人が要求する取り分の原資であるフリーキャッシュフローが永遠に取り分に回される場合のキャッシュフローの価値=企業価値となる、ということ?

 

これで「取り分」という考え方を理解することができ、「それぞれのキャッシュフローを割り算する」ということは納得できました

 

取り分の順番
それでも私にはまだ「どこで法人税率が出てくるのか」という難問が立ちはだかっていました。この鍵を握っていたのが「取り分の順番」

株主、お金を貸している人に次ぐ、第三の刺客ともいえる国や地方公共団体は、企業に対して補助金や様々なビジネス支援策の実施、さらには公共サービスやインフラなどを提供することで間接的に貢献しています。

そしてその見返りに税金を取り分として要求しています。会社から取り分を取る人を、その取っていく順番について損益計算書を上から眺めていき、出てきた順番(先に取り分をとれる)で整理してみると

① お金を貸している人(銀行など) = 負債利子
② 税金を取る人(国など)     = 法人税
③ 会社に出資している人(株主)  = 配当

と出てくることが分かります。

ここから、株主の得るキャッシュフロー(取り分)は税金を取られた後の最後の残りなので、基準とするキャッシュフロー(取り分)は税金を差し引いたあとでないとダメなことがわかります。

 

また企業価値は株主とお金を貸している人の取り分を合計した価値のことですから、こちらのキャッシュフロー(取り分)についても同様に税引後じゃないと正確ではないと言えそうです。

 

ただし、負債利子は一番先に取り分をとれるので、税金を検討しなくてよさそうですね。

 

うーん、納得。

 

実に基礎的なことですが、

・企業価値は「取り分(=CF)」の価値
・会社から取り分を要求する奴らは3人。銀行(負債利子)、国(税金)、株主(配当)
・取り分をわたさんかい!と強く言える順に取っていく(銀行→国→株主)
・よって各段階の計算で使う「取り分の計算」が違う。

ということを知った、29歳の夏でした。

 

私はこの時「人生、日々勉だなぁ」と感じるとともに、財務・会計ってうまいことできているなぁと感じ、6週目にして違いの分かる男になれたわけでございます

こういった日々の新たな発見や、理解ができた時のよろこびが勉強の原動力になったりしますよね

一次試験まで100日を切った今、「学びを楽しむ」という姿勢を今一度確かめてみてはいかがでしょうか

 

myaでした。



3月も後半に入るとかなり暖かくなってきましたね。

そろそろ外で飲むビールが美味しい季節だなぁと妄想しているmyaです。

先日から診断士試験にとって衝撃的なニュースがありましたね

二次試験の前提が大きく変わる内容でビックリです

これらの記事は一次試験終了後にかならず読むべきだと思いますので、ブックマークして二次の勉強中に何度も読める体制にしておいて損はないです!

そしてこんな楽しい二次の議論に加わるためにも

暗記三兄弟をきっちりやっつけたい。

ということで、まだ法務の答練を残す中ですが、今日は中小企業経営・政策を倒すイメージトレーニングをしてみてはいかがでしょう?

 

一次にこの科目があるわけ

ご存知かと思いますがこの科目はその名の通り、「中小企業経営」「中小企業政策」の二つのセクションから出題されます。

「中小企業経営」では、例年、昨年の中小企業白書(平成27年一次試験なら2014年版ですね )の内容が中心となり、「中小企業政策」では現在政府が行う施策などが出題されます。

ここで中小企業診断士の役割を見てみると・・・

==================================

中小企業診断士は、企業の成長戦略策定やその実行のためのアドバイスが主

な業務ですが、中小企業と行政・金融機関を繋ぐパイプ役、また、専門的知

識を活用しての中小企業施策の適切な活用支援等幅広い活動が求められて

います。(中小企業診断協会HPより抜粋)

==================================

 

つまり、この科目では

==================================

・「中小企業経営」では「中小企業白書」を通じて「日本の中小企業の現

 状」を把握。課題を抽出し、学ぶ

・「中小企業政策」では、その課題を解決するために政府が行っている「政

 」を理解し、中小企業に利用を促す

==================================

ということが中小企業診断士として求められているということ

 

いやぁぁ、大事な科目ですね、これは!

 

そして平成26年度二次試験の事例Ⅰでも出題された通り、中小企業の資金調達方法の一つとして「補助金・助成金・各種施策の活用」は重要な役割を果たしております。

「助言したこと」におカネを付けられるんですから、これは診断士として活動する際も役立ちそうな予感!

 

トカクカキニナル
このように経営と政策はつながっていると考えられますが、そのつながりは深淵

この科目に注力する時間から逆算すると、とても「理解して暗記」なんてのは難しい

「トカクカ」気にしていたらまるで時間は足りません

どんな科目でもそうですが、

興味があったら、合格してから研究する!

こんな風に割り切ればあとは作業。

人の取れないところを取るのではなく、人の取るとこをとりこぼさない精神でガンガン覚えましょう。

 

手順①予習する
みなさま忙しい日常をぬって勉強をしていると、なかなか予習が出来ないときもあるかもしれません。特に4月は異動の多い時期ですしね。

特に中小企業経営では「自分のイメージとずれていたところ」を注目してください。イメージがずれているところが覚えにくいポイントです。実際私もスピ問の10周目ですら「卸売業の動向」については間違えていました

イメージとずれていたところは、授業などでそのギャップをしっかり解消しておくことをおすすめします。

 

手順②覚える仕組みを作る(串刺し・図にする・表にする)
暗記三兄弟にはやっぱりこれ。道場伝統の技が光るいぶし銀の名プレーヤー。 この「覚える仕組み」は「問題で問われたポイント」を意識して作ることが重要。
私は大好きなスピ問を網羅したフォーマットを作りました。内容の正しさは保証できませんが、参考までに私の作成した。はこんな感じです(未完成となっておりお恥ずかしい限りですが…)。このように自分の覚えやすい仕組みを作っておいて、暗記にはいりましょう!

 

手順③とにかく回転
私の場合は、覚える範囲はTACに絞ってらう(スピテキ・スピ問・模試)と割り切って、中小企業経営・政策のスピ問だけでも10周以上回していました。その甲斐もあって、スピ問にいたっては最後は一時間で全問回せるようになっていました。

ここまでするかは別として、やはり最後は丸暗記。重要なところからガッツリ覚えましょう。

 

ということで、今日は

・中小企業経営・政策は診断士として活動する際にとても重要になる科目
・ただ、そのつながりは置いといて、まず合格のために丸暗記
イメージとのギャップがあるところに注意!
覚える仕組みを作ってとにかく回転。

というご提案。

myaでした。



みなさんこんにちは。

実務補習15日間コースを無事修了することができ、一安心しているmyaです。

最近、めっきり春らしくなってきたとはいえ、東海地方では季節外れの雪が降り、まだまだ寒暖の差が激しい時期です。特に時間のないスト生のみなさんは風邪を引くと結構な遅れをとってしまいます。

さらに強敵は花粉症!鼻水ずるずるでは集中力は全く維持できないうえに、このアンケートによれば約6割の人が一日一時間以上花粉症関連事項に時間を費やしているとのこと。もし3月~4月末までの2か月間、1日1時間花粉症のことに時間を費やせば、実に61もの時間を無駄に過ごしてしまう計算になります。

こう考えると、体調管理も立派な一次試験対策です。無理をせず、外部環境の変化に適応して、ガシガシ勉強できる体制を作りましょう!

 

暗記三兄弟に立ちはだかる壁
今日のテーマは暗記三兄弟

私にとって暗記三兄弟は「二次にがっつり関連する科目ではない」という意識が大きく、かける時間はできる限り少なく、効率よく合格したいと考えていました。そして経営法務は細かい所にこだわりだすと、これがまた底なし沼で、どこまででも深堀りできてしまいます。

そんな中、一つの指針としたのは、次のような得点獲得のため努力の方向性でした。

獲得得点=カバー範囲(知らなきゃ解けない)×繰り返した回数(記憶の精度)

この記事ですでに指摘されているように、A・B・Cランクの範囲を正解できれば合格できると考えられます。ならば戦略は一つ!

A・B・Cランクを徹底的に覚えるのみ!

 

RFM分析

RFM分析とは、効率的に顧客に到達するために、「大事にしなきゃいけない顧客」をR・F・Mの3つの軸で層別し、優先順位を決めようという実に便利なツールです。

ここで重要なのは「何のために」RFM分析をするかということ。私たちは「得点を稼ぐため」ですよね。ってことは得点を稼ぐために重要な問題は何か?という軸でRFM分析をすべきですよね。ということで、当たり前ですがこんな軸で整理していました。

R:Recency(最近試験に出たもの)
F:Frequency(出題頻度が高いもの)
M:Machigaeta(間違えた問題・覚えにくい問題)

こりゃ当たり前という話ですが、出題頻度が高く、最近試験に出ている、自分が間違えた・覚えにくい問題から対処していくべきですよね

 

得点向上のためのアプローチ①  カバー範囲の決定

優先順位をつけるための「R」や「F」について、私はDVD通信(有効期限切れで指導なし)という独学に近い状態でしたので、

スピ問をABランク問題、過去問をCDEが登場する問題集と位置付けて取り組んでいました。

つまり優先順位はスピ問(ABランク中心)→過去問(CDEランク登場)として取り組んでいました。

今の時期は答練やスピ問で鶏ガラ学習法にも取り組み始められている方もいると思います。ただし過去問をインプット期に少なくとも一度見ておく必要があることもお忘れなく!彼を知りて己を知れば、百戦危からず。彼を知らずして己をしれば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず危し(孫子・謀攻)です。

そして取り組んでいくうちに2度、3度立て続けに間違えてしまう問題が必ず出てきます。これがM「間違えた問題」です。あとは自分でM(Machigaeta)をペンキ塗り(ほんと、道場で展開される勉強法は良くできているなぁ…)。直前期のみならず、できることなら今の段階でもスピ問(ABレベル)のペンキ塗りができればベストだと思います。

ただし、何度も繰り返し問題を解き、記憶に定着させるには膨大な時間が掛かってしまいます。そんな時、満を持してここで登場するのが、われらがポケテキ師匠です。

 

得点向上のためのアプローチ② 高速回転
私は間違えた問題やその理解の仕方をポケテキに書き込むことで情報を集約していました。ここで感動したのが、ポケテキのカバー範囲がスピ問と絶妙なハーモニー!

スピ問の論点が確実にすべて網羅されているわけでもなく、余白に書き込めないほどカバー範囲が狭いわけでもない。書き込んでいくとちょうど良い具合に収まります。

このようにスピ問で自分が間違えた問題を自分で書き込むことで、このポケテキが「ミニスピ問」となります。ただし、最初から全てポケテキに書き込むとさすがに余白に入りきりませんので、実際に書き込むのはスピ問3周目くらいがベストだと思います。

 

実際にmyaが書き込んだ様子(著作権の関係もありますので、一部です)

 

ここまでくればこっちのもの。スピ問を一周回すのには、慣れてきた勉強後期でも5~6時間はかかっていましたが、ポケテキ師匠は1~2時間程度。超高速回転が可能になります。

そのため橋げたを作りあげたあとの最低限の復習もポケテキ師匠であらかた対応できますし、何より小さい(スーツの内ポケットに入ります)ので移動中のスキマ時間にも利用できます。さらには一次試験直前のファイナルペーパーにもなるという無双っぷり。

これはもうポケテキ師匠に首ったけですね。

 

そして私の場合、ポケテキで高速化して何周も回すことができたので、最終的にはほとんどの論点を自分に合った形で覚えることができました 
ということで、 暗記三兄弟はスピ問から中心に、ポケテキ利用で高速回転!というご提案でした。

 

myaでした。



こんにちは。3215です。

最初、少しだけ業務連絡させてください。

*********************************************************

4/29開催のセミナー参加希望の方で確認メールを返送されてない方は13日(日)までにお願いします。(キャンセル扱いになります!)
え?届いてないよ?という方は一度スパムメールを確認いただき、それでも届いてないようでしたらコメントにてお知らせ願います。

*********************************************************

(第一回はこちらから)(第二回はこちらから)(第三回はこちらから)

自他ともに勝手に「合格間違いナシ!」(笑)と思っていた二次試験に失敗し、かなり落ち込みました。

(この時の失敗体験談は、また二次試験が近づいてきた頃にでも・・

何より気が重かったのは、もう一度一次試験 7教科の壁を乗り越えなければならなくなったこと。

昨年、あんなに苦労した時間をまたやらないといけないのか・・・。

特に実質36点だった経済学の苦手意識はかなり根深いものでした。

群馬生活2年目。さすがに東京まで通学するお金もモチベーションもなく、

「やらなきゃ、やらなきゃ」と焦りながら、この時期(3月~4月)はなかなか本腰を入れて一次の学習をすることができませんでした。

何がツラいって「一昨年は解けた問題が、解けなくなってる」事実に直面するのがツラかった・・。

あと、「一度クリアしてるんだから、合格して当たり前」という無言(?)のプレッシャー
誰もそんなこと言ってないのに、自分が勝手にしょい込んで、勝手に悶々としてました。 

それで勉強するのがだんだんツラくなり、本試験まであと4か月あるという「中途半端な」時期ということもあり、少しずつ机から遠ざかる・・。

そんな日が続いてました。

で、時間はあっという間に、ゴールデンウィークまで経過-・・・。(!)
(こういう時の時間の流れはホントに早いです・・

さすがに、焦りもピークになり、見つけたのが某受験校が発売している「スピード問題集」のタブレット版

iphone/ipad版 / Android版

このブログでも何度となく推奨しているこの「スピ問」には一年目の自分もずい分とお世話になりました。

そのタブレット版はその学習記録や正答率の推移まで示してくれるらしい。

「よし!このスピ問をなんでもいいから、一日100問やってく!」

ただの勢いでそう決めました。

気が向いた時に、
気が向いた科目を、
クイズ感覚でいいから、
何度間違えてもいいから、

とりあえず一日100問。

しんどかったら50問でもいい。
10問でもいい。
飲み会があったら休んじゃってもいい(けど次の日は休まない)

「完璧な1回より、いいかげんな5回」

そんなゆるい心構えから改めて一次試験の学習を再スタート

そのうちに前々年の知識や記憶が少しずつ思い出されてきて、ココロのモヤモヤもちょっとずつ晴れてくる

予備校の過去演習問題や本試験過去問も一応やりましたが、学習のペースメーカーとして継続していたのはずーっとスピ問でした。

そして一次試験当日までに

回答数 6,401回 正答数 5,050回 正答率 78.9%

まで積み上げることになります。

※正答率が高いのは同じ問題を何度もやっているので当然。(むしろ低いとも言える
※経済学の余剰分析なんて8回やって3回しか正答してない・・・。
※ちなみにゴールデンウィーク過ぎから一次試験までホントに毎日100問やれば8,900問やれる計算になります。達成率71.9% まぁ気にしない、気にしない。(一休さん)

で、何とか一次試験をクリア!

ホントに、ホントに、ホッとしました。

この勢いで2次試験へ!

 

3215

※※一発合格道場 春のセミナーを開催いたします!※※

【「一次試験まで、ほぼ100日 一発合格道場 春の入魂セミナー」 開催概要】

日時:4月29日(火/祝)
(開場・受付開始:12:30~ セミナー:13:00~16:30 )
場所:東京都 23区内 (参加者に別途ご連絡します)
定員:35名 (先着順) ※満員御礼
参加費:無料
セミナー終了後、会場近くで懇親会も行います!
(実費負担、4,000円程度を予定)

 



みなさん,こんにちは。 はんたです。

以前の記事(の後半)で,スピ-ド問題集過去問を回転させるときの解き方のヒントを書いたことがありました。

以前の記事のポイントをまとめると,次のとおりです。

1 問題を解いた後に,解説を直ぐに読んではいけない
2 正誤問題を間違えるということは,「適切な選択肢」を「不適切な選択肢」と判断し,「不適切な選択肢」を「適切な選択肢」と判断したという二重のミスを犯している。
3 間違えた問題は,直ぐに解説を読まずに,どのように考えれば,「適切な選択肢」を「適切な選択肢」であると判断し,「不適切な選択肢」を「不適切な選択肢」であると正しく判断できたのかを考える。
4 その後で,解説を読んで,3の考え方が正しい方向であるのかどうかを確認する。
5 解説を読む前に,4のようにいったん検討を加えることで,直ぐに解説を読む場合と比べて,理解は深くなる
6 この方法は,特に,独特の言い回しを読解できなくてミスする場合が多いと思われる企業経営理論の問題対策に有効

 

本日は,2014年合格目標の方向けに,平成25年度の企業経営理論の問題を題材にして,私が間違えた問題について実際例を示したいと思います。

実際の問題文は,お手元の過去問集か,あるいは,右側の過去問PDFダウンロードを参照して下さい。
なお,以下に示すのは,私独自の判断の仕方であって,その内容が正しいかどうかは確認していません。知識,判断の正確性は必ずしも信用できるものではないことにご注意下さい

第14問


問題は,専門化されて,複合組織となった企業が,環境変化に組織的に適応するために必要な行動として,最も不適切なものだな。
選択肢アは,専門部署をおくというものか。選択肢イは,既存の事業部に取り組ませるというものか。そうすると,選択肢アと選択肢イは全く逆方向を目指しているから,どちらかが不適切になる可能性が高いな。
選択肢ウは,通常業務と新しい業務の予算計画を分けるというものだから,どちらかというと専門化の方に近いかな。選択肢エは,専門化された組織間の調整を経営者が行うというのだから,専門化を前提にしているのだな。
そうすると,選択肢ウとエは,選択肢アの方に近いな。結局,選択肢イが仲間はずれだから,選択肢イが最も不適切ではないかな。をマークしよう。
答え合わせをすると,正解はア
どうしてが最も不適切なのかな。あっ,そうか。分析麻痺症候群に陥るのか。「変化の渦中」にあるのだから,情勢が刻一刻と変わっていっているという前提なのだな。そうすると,臨機応変,スピード重視だから,専門部署よりも現場に近い方が良いのか。そういう意味で,選択肢イの方が適切なのか。臨機応変,スピード重視という点では,選択肢ウとエも適切と言えるな。
(解説を読む)
まあまあ,考え直した方向性は間違ってなかったかな。分析麻痺症候群を思いつかなかったのが,敗因だな

第16問

(問題文本文を読みながら)
これは典型的な内発的動機付けの問題だな。
(設問1)
作業改善の改善が研究員の満足度の改善につながらなかった理由として適切なものだな。設問1は,必ずしも内発的動機付けの問題ではないのかな。
選択肢アからオを一通り見たが,直ぐに切れる選択肢はなくて,難しいな。
の「ホーソン効果」とは知らないな。知らない用語があるオでは勝負せずに,まずアからエまでを検討して,すべて不適切と判断したら,しょうがないからオをマークしよう。
モチベーション理論にはどんなものがあったかな。お薬ハックの記事に素晴らしいことが書いてあったな。「作業環境の改善」ということは,あっそうか,ハーズバーグの2要因論か。そうすると,作業環境は衛生要因だから,充足されるのが当たり前で,それが充足されても満足度は向上しないのだな。
そうすると,選択肢アとウは明らかに適切ではないな。
選択肢イとエで迷うな。は,作業環境は衛生要因で,新たな研究開発テーマの探索は動機付け要因で,その2つは別だというのだから,適切そうな感じがする。選択肢エは,衛生要因を改善しても満足にはつながらないというのだから,これまた,適切そうな感じがする。
しかし,満足度が改善されなかった理由を説明するものとしては,どちらかというと,より直接的なの方が良いかな。をマークしよう。
答え合わせをすると,正解はイ
2択まではしぼれたけど,最後の選択で間違えちゃったか。そうすると,のどこが不適切なのだろう。作業環境の改善は低次欲求ではないと言いたいのかな。でも,作業環境の改善は,マズローで言えば,安全の欲求で,低次欲求だよな。分からない。しょうがない,解説を読もう。
(解説を読む)
解説も,説明するのに苦しそうだな。マズローによれば,低次欲求と高次欲求は不可逆であり,もう既に研究員の低次欲求は充足されていたから,は適切ではないというのか。でも,マズローの他には,可逆だとする説もあったよな。まあ,年に数問は,こういう難問が出題されるから,この問題もそういうものとしてあまり深刻に考えないようにしよう。それよりも,「ホーソン効果」とは,作業環境を悪化させても生産性が向上することがあるという意味であることを覚えておこう

(設問2)
これは,完全に内発的動機付けの問題だな。内発的動機付けが失われた理由として,最も不適切な理由を選ぶのだな。
選択肢アとイは,まさしく内発的動機付けが失われた理由の典型だな。そうすると,選択肢ウとエのどちらかが不適切だな。
で,「金銭的報酬のため」と知覚されたというのだから,さらに,その金銭的な報酬が対価としてふさわしくないと感じられたとすれば,選択肢ウは適切と言えるな。でも,ここまで読み込んでもいいのだろうか。
でも,選択肢エの「経営者の説明」は外発的動機付けになるよな。よし,をマークしよう。
(答え合わせをすると,正解はウ)
やはり,は読み込みすぎだったか。もともと,のように,金銭的報酬のためであると知覚されただけで動機付けが失われるのだから,その報酬が対価としてふさわしいかどうかなんて問題にならないよな。しかし,はどうして適切と言えるのだろう。「説明」は外発的動機付けだよな。分からないな。しかたない。解説を読もう。
(解説を読む)
あっ,そうか。言語報酬は外発的だけど,内発的動機付けを強化するからだ。言語報酬が特別であることを忘れていたのが敗因だ。

第18問

製品革新と工程革新,生産性のジレンマの問題だな。最も適切なものを選ぶのだな。
選択肢アは,成長段階後期は,ゆるやかになっているかもしれないけれど,まだ市場は成長しているはずだから,「市場規模は縮小し始める」というのが不適切。
選択肢イは,「製品革新の頻度が少なくなってくると,しだいに工程革新へと関心がシフトしていき,」までは適切だが,工程革新に関心がシフトした結果,工程革新が進めば生産性は向上するはずだから,「生産性が次第に低下し,」が不適切。
選択肢ウは,前半は適切だが,後半の「再び流動化段階に脱成熟させるには,一定以上の垂直統合が必要となる。」というのは言い過ぎではないか。垂直統合してしまうと,既存の製品の改良に終始して,イノベーションを起こしにくくなるのではないのか
選択肢エは,「業界全体で新製品の開発を行うべきである」というのだけれど,イノベーションは,アップルのIPADとかIPHONEにしても,1社で新製品を開発したものが多いから,は不適切だろう。
選択肢オは,「ドミナントデザインの確立」→「製品アーキテクチャの確立」の因果関係は正しい。製品アーキテクチャが確立されたということは,部品の仕様変更などが行われなくなっていくから,部品メーカーを内部化するリスクが減る。むしろ,内部化して効率的な生産を進める方が有利になる。「組織を機能別に編成すべきである」というのが少し引っかかるが,事業部制やマトリックスよりも効率的だよな。特に内容が間違っているようには感じられないな。をマークしよう。
(答え合わせの結果,正解はウ)
正解はか。流動化するためには,ある程度の垂直統合が必要なのか。イノベーションを起こすためには,自社の技術のシーズと消費者のニーズを結びつけて,部品,加工,卸,小売りの上流から下流までの垂直統合がある程度必要になるというのかな。それでは,はどこが不適切だったのだろう。部品メーカーを内部化する必要はなく,外注で十分というのだろうか。
(解説をよむ)
あっ,垂直統合水平統合の意味を誤解していた。生産性のジレンマの問題であり,流通経路の問題ではないから,垂直とは,開発,製造,販売の流れをいうのだ。部品メーカーの分業は,製造の段階における分業だから「水平」分業であり,それを内部化するのは水平統合なんだ。垂直と水平の意味を誤解していたのが敗因だ。

 

 

どうでしょうか。もちろん,他にも間違えた問題はありましたが,参考になると思われる例を掲載しました。
本日の記事が,みなさんが問題集を解くときに,問題集の使い方のヒントになれば幸いです。

なお,上の例では,思考の経過を分かりやすくするため,問題・設問ごとに,解いた時の判断内容,答え合わせ後の思考内容という順番に書きましたが,実際に問題を解いたときは,自宅で,90分間で全問題を解いた後に答え合わせ,解説の確認をしました。

by はんた



katsuです。

過去記事を見ていくと割と偉そうに勉強法などを書いている私ですが、実は1次試験の点数が4代目メンバーの中で一番悪い・・・という事実!!

「自分はギリギリの点数を狙って取ったんだ!想定どおりで問題ないんだ!」ということで、2次試験対策~合格までは自分をムリヤリ納得させてました。

しかし、それは言い訳で、正直1次試験以降合格まで1次試験の問題なんて全く見たくもなくて、道場で執筆しながらようやく最近過去の自分と向き合っています。1次に合格はしたものの心のどこかで満足はしておらず、1次試験の問題には目を背けていました。

言い訳がましいですが、3~6月位の勉強時間が少なくなっていたのも事実です。ある意味では効率的にやったともいえるのでしょうが、もっとストイックにできなかったのか?という反省はすごくあります。

じゃあどれくらい点を取る気だったのか?ということになるのですが・・・

本試験の私の得点計画は

経済60点 財務80点 経営65点 運営70点

法務60点 情報72点 中小60点 計 467点

こんな感じで考えてました。

しかし、実際は33点も下回っていました。

そしてこの中で、計画を下回った科目は、「財務、運営、情報」の3科目です。

このうち「運営」「情報」渾身の徹底論点整理シリーズで担当となっています。この2つの科目でなぜ点数がとれなかったのか?という反省を敗因分析という形での記事にしようかと思っています。2つともどちらかというと得点源と考えていた科目でした。ある程度苦手意識がない科目で点数をどのように積み上げていくか?反省とともに考えたいと思います。

では、まず今回は運営管理です。

 

◆運営管理という科目◆

コチラの記事平成23年分までのデータがまとめられています。

平成24年の傾向もあまり変わりませんでした。

運営管理は平成17年を除けば、ABランクの問題約6割近くあります。

このABランク問題をしっかりとっていければ合格点には届きます。

そして、Cランクなどで+αを重ねていけば、70%以上(私の目標点)に届き、得点源の科目となります。

前回のお薬ハック記事のタイトルどおり貯金科目であると私も思います。

現に4代目の道場メンバーは70点越えがほとんどでちゃんと貯金科目としています。(ちなみに、やはり私が最低点・・・。)

では、なぜ私は得点源にできなかったのか?

まずは、得点分析をしました。

 

Bランクが取りきれず、それ以上にCランクがイマイチこれが原因でした。

BとCであと4問とれれば目標を達成できたはずです。

70点以上をとれている方はきっとCランクがかなりとれていると推測されます。

 

◆運営管理の学習の反省◆

主にスピード問題集回転、基本を大事に!

ABランクを着実にとれるように!という意識は強かったです。

しかし、苦手意識がなく、養成答練で70点、完成答練で77点とあまり問題のある点数でもなく、なんとなくできる気がしてしまっていました

そのせいで模試では59点であったのに、本番は大丈夫と高を括っていた部分もあったと思います。

それでも60点取れたのは、スピード問題集をある程度回していたおかげだったのではないかと思います。(この点は成功?)

しかし、模試や過去問の問題にはあまり手をつけなかったせいで、Cランクの問題への対応ができなかったのが得点源にできなかった理由だと思います。

また、3文字アルファベット生産管理の用語の理解や暗記が不十分だったのもなんとなく気づいていたのですが、点数とれてないわけじゃないと見ないフリをしていたのかもしれません。

直前になぜかまとめた『まちづくり三法』。 ⇒ 参考PDF

こういったまとめレジュメ的なものをもっと早くからやっておくべきでした。

過去問も最後のあがきで直前1年分はしっかり分析したのですが、1年では効果が薄かったと反省しています。

 

◆本試験で間違えた問題のパターン◆ ※D・Eランク除外

昨年度の本試験問題を見直して、「どういったことが理由で失点したのか?」失点パターンの分析をしてみました。

(パターン1) 用語をしっかり区別しきれず失点

第5問(C)、第10問(C)、第29問(B)、第43問(C)

⇒ 運営管理で苦労したのは紛らわしい言葉をしっかりと区別して覚えることです。しかも疲れているとミスがでます。

CAD/CAM/CAE

ダブルビン方式/定期発注方式/定量発注方式、

カットケース陳列/ショーケース陳列

CRP(プログラム、システム)/VMI(手法

(パターン2) 用語の意味が思い出せず失点

第7問(B)、第16問(C)、第19問(B)

⇒ すべて生産管理。オーダエントリー方式はほぼノーマーク、連合作業分析に流動数分析、知識も理解もかなりあやふやな部分でした。

(パターン3) 問題をしっかり読まずに失点

第11問(C)

⇒ もう一度解いてみたらあっさり正解。疲れていて適当に問題を読んでしまったのでしょう。

(パターン4) 選択肢をちゃんと理解できずに失点

第32問(C)

⇒ 選択肢 エの小売業者が卸売業者であることに気づかず不正解。

(パターン5) 知識がほとんどなくて失点

第20問(B、ノーマーク)、第24問(C、2択までいき失敗)

⇒ 省エネ法、ノーマークでした。しかし過去問の出題実績もあるし、なんでやらなかったのか?Bランクなのでみなさんはやっていたのでしょう。

⇒ 消防法、Cランク問題で2択まではいっているので間違ってもしょうがないですかね。

 

◆もしもやりなおせるなら?◆

          

まず本試験で、気合を入れた見なおしをしていると思います。

疲労度がかなり高い状態で見なおしをしっかりしなかった記憶があります。これが原因でもったいないイージーミスが発見でてきなくなっていたと思います。第11問、第29問、第32問、第43問あたりはしっかり見直しできれば正解できたかもしれません。特に(パターン3)のようなミスは必ず気づかなければいけないと思います。

そして、一番重要だと思うことは用語をもっと整理することです。紛らわしい用語、アルファベット用語が多いところなどはまとめレジュメなどをつくって、直前で思い出す作業をしときたかったですね。(パターン1・2)を確実に正解するためにやりたいと思います。

さらにいうと、得点源にするという意識をもっと高くもち、より広く網羅し省エネ法などのノーマークをなくすべきでした。深く細かい知識が必要なのではなく、広くやっておくことが重要かと思います。さきほどのまちづくり三法のレジュメのようなイメージです。(パターン5)対策としてやるでしょう。

全体を通してスピ問だけでなく、過去問などで本試験での問われ方をもっと研究しながら、インプットをやっておけばよかった思います。Cランクを積極的に取りにいくという意識が希薄だったように感じます。


◆ま と め◆

「運営管理」は、比較的攻略容易な科目と言われますが油断は禁物です。

① 平成17年のような波乱の可能性!

② 1日目の最後であり、その前には難しい文章をやたら読まされる企業経営理論、電卓なしで計算をしなければならない財務・会計、大波乱の可能性もあり苦手な人が多い経済学などやっかいな教科がそろっていて、疲労した状態で臨まねばらないということ!

③ 紛らわしい用語・アルファベットが多くでてくるということ!

こういった本試験での状況を想定しておくと良いと思います!

①に関しては実は詳しくは知らないのですが、難易度が上がった科目に対し、取れる問題を選んで取る冷静さは常に診断士試験に必要だと思います。これはどの科目にもいえることです。

②と③が組み合わさるのがかなりイヤです。疲れていると変に大胆になってしまってあまり読まずにコレダ!早とちりをすることがあります。

最後に、本試験までの時間は限られています。

今、まさに差しかかっている完成期の答練では、先延ばしせずに「答練」などのアウトプットには必ずしっかり向き合っていって欲しいです。モチベーション的にはツライかもしれませんが、きっと得点力UPにつながるはずです。

この時期「なぜ誤ったのか?」「何が足りていないのか?」客観的に考えることは重要です。これを逃すと私のように本試験のあとで反省することになってしまいます。今回紹介したように答練の失点パターンを分析していくのもよいかもしれません。

「運営管理を得点源にしたい!」とお考えの方は多いかと思われます。でも必ず苦手科目の克服も忘れずに、うまくバランスをとって得点源にしていって欲しいと思います。

私の場合は得点源の3科目でうまく点をとれなかったものの、苦手科目である「経済」と「中小」多少克服されていたことと問題の易化に助けられたおかげでギリギリで滑り込んだという感じでした。

理想的な合格者は「苦手科目をなくした上で得点源もキッチリつくって合格」しています。

みなさまもそうなることをお祈りいたしております!!

 

それでは、また。

by katsu



こんにちは,はんたです。

ゴールデンウィークも今日で終わり,これから怒涛の7週間の始まりですね。

T○Cで言えば,完成答練の1科目目は企業経営理論ですね。

企業経営理論は,分け方にもよりますが,戦略論組織論労働法規マーケティングの4分野に分かれます。
このうち,ここ数年,点数調整のためではないかと推測されますが,労働法規分野にはD,Eランクの難問が出題されることが多く,場合によっては捨てる勇気が必要であることが指摘されています。

しかし,まだ一次試験までは3か月ありますし,やはり基本的事項は押さえておくべきでしょう。
基本事項の穴埋めテストを作ってみましたので,記憶定着の確認に利用していただければ,幸いです。なお,括弧の中身をドラッグすると答えが分かります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

効力の優先順位 

労働契約,労働協約,就業規則,法令を,効力の強い順番に並べ替えると,(法令>労働協約>就業規則>労働契約)の順番になる。使用者と労働者が合意する(労働契約)よりも,使用者が作成する(就業規則)の方が強いのは,労働条件は一律的,公平に労働者に適用されるべきであるから。

労働基準法の効力

労働基準法が定めている労働条件は最低限)のものである。労働基準法の定める基準に達しない労働条件を定めた労働契約は(無効)となり,(無効)となった部分は,(労働基準法)の定める基準による。

労働契約の期間

労働契約は,期間を定めないことが(できる)。期間を定めるときは,3年)を超えることができないのが原則であるが,例外として,(厚生労働大臣)が定める基準に該当する専門的知識,技術,経験)を有する労働者と満60歳)以上の労働者については,(5年)を超えない労働契約を締結することができ,(一定の事業の完了)に必要な期間を定める場合は,その必要な期間とすることができる。

就業規則

常時10)人以上の労働者を使用する使用者は,就業規則を作成し,(労働基準監督署長)に届け出)なければならない。変更した場合(も同様とする)。許可を得る必要(はない)。
絶対的記載事項は,①始業及び終業の(時刻),(休憩時間),(休日),休暇)並びに労働者を二組以上に分けて交替に就業させる場合においては(就業時転換)に関する事項,②(賃金)(臨時の(賃金)等を除く)の決定,計算及び支払の方法,(賃金)の締切り及び支払の時期並びに(昇給)に関する事項,③(退職)に関する事項(解雇の事由を含む。)  の3つである。
相対的記載事項のうち,主なものは,(退職)手当の定め,(臨時の賃金等)及び(最低賃金額)の定め,当該事業場の労働者のすべて)に適用される定めがある。
使用者は,就業規則の(作成)又は(変更)について,当該事業場に,労働者の(過半数)で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の(過半数)で組織する労働組合がない場合においては労働者の(過半数)を代表する者の(意見を聴かなければならない)。使用者は届け出に,(意見を記した書面)を添付しなければならない。その者の同意や承諾を得る必はない)。

労働時間,休憩,休日

 使用者は,労働者に,(休憩時間を除き1日について()時間を超えて,労働させてはならない。

使用者は,労働者に,(休憩時間)を除き1週間について(40)時間を超えて、労働させてはならない。ただし,常時使用する労働者の数が(10人未満)の(商業,映画の製作の事業を除く映画演劇業,保健衛生業,接客娯楽業)については,1週間について(44)時間まで労働させることができる特例が定められている。

使用者は,労働時間が()時間を超える場合においては少くとも(45分),)時間を超える場合においては少くと)時間の休憩時間を労働時間の(途中に)与えなければならない。したがって,労働時間が8時間ちょうどの場合の休憩時間は,(45分)以上を与えなければならない。

 使用者は,労働者に対して,(毎週少くとも1回)の休日を与えなければならない。ただし,(4週間を通じ4日)以上の休日を与えることも認められる。
 時間外労働・休日労働を命じることができるのは,①(災害)その他避けることのできない事由によつて,臨時の必要がある場合,公務)のために臨時の必要がある場合,③当該事業場に,労働者の(過半数)で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の(過半数)で組織する労働組合がない場合においては労働者の(過半数)を代表する者との(書面)による協定をし,これを(労働基準監督署長)に届け出た場合である。③の協定を,(36協定)という。
年次有給休暇
 使用者は,(雇入れの日)から起算して(6か月)間継続勤務し全労働日の(8割)以上出勤した労働者に対して,継続し,又は分割し10)労働日の有給休暇を与えなければならない。
使用者は,有給休暇を労働者の請求する(時季)に与えなければならない(「時期」ではないに注意)。ただし,事業の正常な運営を妨げる場合においては,時季変更権が認められる。
有給休暇の権利は)年の消滅時効にかかる。
解雇
 使用者は,労働者業務上)負傷し,又は疾病にかかり療養のために休業する期間及びその後(30日)間並びに(産前産後)の女性が休業する期間及びその後(30日)間は,解雇してはならない。ただし,使用者が,(打切補償)を支払う場合又は天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となつた場合(労働基準監督署長の認定を受ける必要がある)においては,解雇することができる。
使用者は,労働者を解雇しようとする場合においては、少くとも(30日)前にその予告をしなければならない。(30日)前に予告をしない使用者は,(30日)分以上の平均賃金を支払わなければならない(例えば,15日前に解雇予告をするとともに,15日分の平均賃金を支払うという組み合わせも可能)。但し,(天災事変)その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となった場合又は(労働者の責に帰すべき事由)に基いて解雇する場合においては,解雇予告や平均賃金の支払いの必要はない。(労働基準監督署長の認定を受ける必要がある)。
賃金支払いの原則
 賃金は,(通貨)で,(直接)労働者に,その(全額)を支払わなければならない。ただし,法令若しくは労働協約に別段の定めがある場合などの例外がある。
賃金は,毎月(1回)以上,(一定の期日)を定めて支払わなければならない。ただし,(賞与,退職手当)などの例外がある。
割増賃金
 使用者が,法定労働時間を超えて(時間外労働),又は法定休日に労働させた場合(休日労働),割増賃金を支払わなければならない。例えば,就業規則において一日の労働時間を7時間と定めている事業場において,1時間の残業を行わせた場合,法定労働時間(8時間)を越え(ていないから)割増賃金を払う必要(はない。平均賃金を支払う必要はある。)。
使用者が,深夜労働(原則として,午後10時から午前5時までの間)させた場合も,割増賃金を支払わなければならない。
割増賃金率は,時間外労働が(2割5分)以上,休日労働が(3割5分)以上,深夜労働が(2割5分)以上であり,左の2つが重複する場合は加算される。3つが加算されることはない。
1か月に(60)時間を超える時間外労働(休日労働は含まない)については,超えた分の割増賃金率が(5割)となる。ただし,当分の間,中小企業(いわゆる3,3,1,1,5,5,5,1)については適用が猶予される。
不当労働行為
①労働者が,労働組合の(組合員であること,労働組合に(加入し,結成)しようとしたこと,労働組合の(正当な行為)をしたことなどを理由として,労働者に(不利益な取り扱いすること
②黄犬契約(労働組合に加入しないこと,脱退することを雇用の条件とすること)。逆に, 雇用後一定期間内に労働組合に加入すること(ユニオンショップ),雇用時に労働組合員であること(クローズドショップ)を雇用の条件とすることは,労働組合の結束を強めることになるから,不当労働行為には当たらない。
③(団体交渉)を正当な理由なく拒否すること
④労働組合に対し(支配,介入)したり,経費の支払いについて(経理上の援助)を与えること
労働保険の適用事業
 労働者を(1人)以上使用する事業は,労働者災害補償保険法及び雇用保険法の適用事業となる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上です。
細部を追求するとキリがないので,あくまでも,労働法規は基本事項の確認にとどめておくべきだと思います。
その確認に,上の穴埋め問題がお役に立てると幸いです。
最後に、スピ問や過去問を回転させるときの解き方のヒントを一つ。
問題集の解説は、直ぐに読んではいけない。
企業経営理論の過去問題は、「適切なものを選べ」あるいは、「不適切なものを選べ」というような、正誤問題がほとんどですよね。
問題集を解いていて、間違ってしまったときこそ、実力を伸ばすチャンスです。
正誤問題を間違えるということは、実は、二重のミスを犯しているのです。
例えば、「適切なものを選べ」という問題を間違えた場合には、「適切なもの」を「不適切なもの」と判断するミスと「不適切なもの」を「適切なもの」と判断するミスという二重のミスを犯しているのです。
ですから、このミスの原因を理解して、しっかり知識や理解を身につければ、1問で2つのミスの原因を消すことができます
一石二鳥です。
まず、問題を解いてみます。選択肢がアからオまでの5つのうち、「適切なものを選べ」という問題を例にします。
選択肢の一つずつ正誤判断をしていって、「適切なもの」は、だと判断したとします。
解説のページに飛んで、正解を確認します。なんと、正解はでした。
どうして間違えてしまったんだろうと思って、急いで解説を読む・・・・・・・前に、いったん問題のページに戻りましょう
本当は不適切な選択肢であるイを適切と判断するミスをしてしまったのですから、解説を読む前に、選択肢イのどこが不適切なのか考えてみましょう。
そして、本当は適切な選択肢であるエを不適切であると判断するミスをしてしまったのだから、どのような観点からすれば、選択肢エが適切であると判断できるのかを考えてみましょう。例えば、5フォースの観点から選択肢エは不適切であると判断してしまったが、コアコンピタンスの観点からすると、選択肢エは適切と判断できる・・・・・というように。
このような二つの検討をした上で、解説のページに戻りましょう
検討したことと同じようなことが解説に書いてありましたか?
検討したことと同じことが書いてあれば、その問題をミスした原因は、知識の使い方を誤ったことにあると考えられます。知識の使い方を、引き出しの中にストックしておきましょう。
検討したこととは全く違うことが書いてある場合は、その知識の理解、定着不足がミスの原因でしょう。対策として、解説を熟読したり、テキストに戻って確認したりすることが考えられます。
このように、解説を読む前にいったん検討を加えることで、直ぐに解説を読む場合と比べて、理解は深くなるはずです。
この方法は計算問題以外の他の科目でも有効だと思います。
特に、企業経営理論は、独特の言い回しを読解できなくてミスする場合が多いと思いますが、その言い回しに慣れるために、上の方法が有効だと思います。
ただし、この方法は、一通りインプットが終わっていることが前提です。
いきなり過去問アウトプット作戦をとる場合は、少なくとも1周目は直ぐに解説を読んだ方が効率的です。
なぜから、過去問をインプットに使っているからです。
2周目以降で上の方法を試してみてください。
by はんた


こんにちは、はんた です

本日は、1次試験の7科目目である中小企業経営・政策についての記事を書こうと思います。
昨日、久々にJCの投稿がありましたので、まだご覧になっていない方は、そちらもご覧ください。
以下では、中小企業経営・政策のことを、「中小」と呼びます。

 

苦手な理由

私は、中小が最も苦手でした。その理由は、

1 これまで全く学習したことのない分野であったから

2 細かい数字や似たような政策が多すぎて暗記する量が膨大であったから 

の2点です。特に、記憶力が年々弱くなってきているオヤジにとっては、暗記量に押しつぶされそうでした。

 

試験対策
私がとった試験対策としては、T○Cの基本講義期間中は、

1 トレーニングを次の講義までに3回まわす

2  基本講義の音声ダウンロードを早回しで聴く

だけでした。中小に関しては、スピード問題集も過去問もやりませんでした。
その理由は、 まっきーのこの記事のピンチその③、ピンチその④に書かれていることと同じです。T○Cの講義では、震災関係の問題はまず出題されないと明言されていたにもかかわらず、スピ問には震災関係の問題が掲載されていて、指導方針が矛盾していると感じたこともありました。

その結果、アウトプットが不足がちになり、養成答練では80点を確保しましたが、完成答練では56点、1次公開模試では66点でした。しかも、完成答練、公開模試では、全く正解がわからないのであてずっぽうにマークした答えがまぐれ当たりしたものがかなりあり、まぐれ当たりが裏目に出れば40点を切る可能性があり、実力よりもかなり点数が水増しされているという自覚がありました。

私は、1次試験に不合格になるとしたら、中小で40点を割って足切りになるパターンが最も高いと恐怖を感じていました。
そこで、本試験1か月間は、全学習時間の7,8割は、中小の学習に当てていました。直前期の学習方法は、次の3本立てでした。

3 こぐまの白書図表90連発に取り上げられた箇所だけ、白書を読み込む 

白書図表90連発は、数ある図表の中から取り上げるべきものを取り上げている選択眼のみならず、各図表に付されているコメントが秀逸で、どのような点が問題として狙われやすいかという、試合勘とでもいうべきものを養うのに役立ちました。

4 NANA様のブログを参考にして、重要な施策をチェックする

NANA様のブログで取り上げられていた施策は前年度のものでしたが、重要度の優先順位をつけるのに役立ちました。

5 答練、公開模試を繰り返し、解き直す

T○Cの養成答練、完成答練、公開模試のほかに、ひめの勧めに従って、L○Cのステップアップ模試と公開模試の問題も入手し、答練・模試と同じ問題が本試験で出題されたら絶対に正解しようと、繰り返し解きました。

 

 

 

本試験の結果とその分析

本試験の結果は、90点であり、7科目中、最も高得点を獲得することができました。
その原因ですが、上の3、4、5の対策のとおり、重要論点、頻出論点に絞って何度も繰り返したこと、本試験直前まで時間をかけたことで記憶が定着できたこと、そして、昨年の本試験の難易度が下がり、基本的な出題が多かったので、結果として得点を伸ばすことができたのだろうと考えられます。

ただ、やはり、私としては、中小の苦手意識は残っています。中小は最初から学習範囲を広げて高得点を狙いに行くべきではなく、重要論点に学習対象をしぼり、確実に60点、最低でも40点を確保する方針とし、結果として貯金ができれば御の字だと考えておいた方が安全ではないでしょうか。

難易度の関係で言えば、今年は中小の難易度が上がる年回りの番です。しかし、平平の記事のとおり、中小は、時間をかければかけるだけ、また、本試験直前まで、得点力がアップしていく科目であることは間違いありません。現在、受験生の皆様のなかには、これまで6科目の積み残しもあるのに、さらに7科目目の中小の膨大な量に圧倒されている方もいるかもしれません。しかし、ほとんどの合格者も同じような状況から、なんとかしがみつくようにして合格していったのです。まだまだこれからも実力は伸び続けます。

by はんた 

 



こんにちは、平平です。

4月になりましたね。異動や転勤があったり、職場に新入社員が入ってきたりと、新しい環境でこの4月を迎えられた方も多いのではないでしょうか。
環境変化があると、勉強への集中力も途切れがちになってしまうかもしれませんが、ここはなんとか踏ん張っていきましょう。

さて、今日の記事のタイトルはちょっとおふざけが入っていますが、独学ストレート合格の経験で得たモノを各科目ごとに読者の皆様にシェアしていけたらという趣旨となっております。
主な対象読者は独学で勉強されている方ですが、それ以外の方でも参考になる部分もあるかもしれません。

まっきーの事件簿(file1, file2)に触発されて、シリーズモノっぽくしましたが、その後続くかどうかは未定ですので悪しからず。

 

◆私にとっての中小企業経営・政策◆
さて、中小企業経営・政策。暗記が苦手な私にとってこの科目は鬼門でした。
勉強開始から本試験に至るまで、この科目だけは合格点を取る自信がありませんでした。
結果的には本試験で75点獲得出来ましたが、自己採点するまでヒヤヒヤしたものです。

まず、中小企業経営の方は、なんとなく常識で解けそうな問題も結構あるのですが、その常識(と自分で思っているもの)が間違っていることが多く、問題演習をしていても不正解の連続。
ある年度の過去問演習をやっていた時などは正解率10%ちょいという、全ての選択肢で(ウ)を選んだ方がマシという悲惨な結果でした。

そして、中小企業政策の方は、知らなきゃ解けない問題のオンパレード。
私は以前、自分で会社経営をやっていたこともあって、勉強前から「中小企業施策利用ガイドブック」は読んでいたし、経営革新についても自社を申請しようとして、色々調べていたことがあります。
それでも細かい数字が問われるとわからないことが多く、問題演習をやっていてもなかなか正解出来るようになりませんでした。

そんなわけで、なかなかこの科目に対する苦手意識は取れず、結局、本試験では「せめて50点は取ろう」と、守りの科目に位置付けて臨むことになったのです。

 

◆私の独学勉強法◆
さて、そんな微妙な成績の私が勉強法を紹介するというのも、なんだか読者の皆様に申し訳ない気もするのですが、事実として書いておこうと思います。

大きく分けると以下のことに取り組みました。
●中小企業白書、中小企業施策利用ガイドブックの読み込み
●過去問演習
●スピ問演習
●模試
●最後の詰め込み
では、それぞれについて書いていきます。

●中小企業白書、中小企業施策利用ガイドブックの読み込み
私が勉強開始前に得た情報では、この科目の勉強法として、「中小企業白書中小企業施策利用ガイドブックは読んでおくべし」とありましたので、それぞれwebからダウンロードし、隙間時間等を利用してほぼ最初から最後まで2回通読しました。

多くの方々が言うように、正直言って読んでいて眠くなってしまうこともしばしばありましたが、「将来、診断士として活動していくならば、ここに書いてあることは必要な知識なのだ」と思って、真面目にほぼ全ページ読み込みました。

その上での感想ですが、これら白書や施策ガイドブックは、確かに中小企業経営において、役立つ情報が色々書いてあります。それは否定しません。
しかし、試験対策という意味では、通読は果たして必要だったのかと、正直、疑問視しています。
膨大な文章や多くの表やグラフを1度、2度目にしただけで記憶出来る人ならともかく、私のようにあまり記憶力に自信が無い方などは、長い時間かけて通読しても、試験の得点にはほとんど結び付いていない可能性が高いです。残念ながら。

 

●過去問演習
この科目については、毎年、出題元となる白書や施策ガイドブックが新しくなるので、過去問演習はあまり意味が無いと言われることが多いようですが、過去3年分を1回転はしておきました。

確かに白書や施策ガイドブックが毎年新しくなることで、細かい数字は変わる部分もありますが、問われる頻度が高い論点(中小企業や小規模企業の定義など)や、問題の問われ方を把握するためにも、過去問1回転はしておいてよかったなと思っております。

 

●スピ問演習
とはいえ、他科目と比べて過去問演習が少なかったこと、成績に不安があったことから、別途この科目のみスピ問を購入し、5, 6回転ほど問題演習しました。(3周目以降はこれは完璧に覚えたという問題については印を付けて飛ばしています)

まっきーの記事でもあるように、最初の数問は「こんな問題出ないでしょう・・・何考えているんだTAC」と思ったものですが、大部分は本試験に出題されても良さそうな問題ばかりだったので総合的な満足度は高めです。

 

●模試
TACの公開模試の他に、模試形式の問題が2回分入っている市販教材があったので、それを使いました。
いずれも初見では4割5割程度しか解けなかったのですが、これらを演習問題代わりとして3回転ほど回しました。
これらの模試も、本試験を想定して作られているものなので、なかなか質の高い問題が多かったように感じました。

 

●最後の詰め込み
中小企業、小規模企業の定義、中小企業新事業活動促進法関連などの頻出論点を中心にファイナルペーパーをA4用紙1枚で作成して、本試験前日や当日はこのファイナルペーパーを確認していました。

また、試験当日、試験会場に向かう途中で受け取ったLECのパンフレット内に入っていた直前チェック問題の内容を確認していました。
本試験中、他科目のでき具合は合格ラインぎりぎりだと思っていましたので、最後の科目である中小企業経営・政策で1点でも多く取れるように最後まで粘っていたつもりです。

 

◆反省点◆
大きな反省点としては、面倒くさがりの性格が災いして、効率よく暗記するための準備を怠ったことが挙げられます。

上でも書いた通り、中小企業白書や、中小企業施策利用ガイドブックをそれぞれ2回読んでいるのですが、時間をかけた割には、正直得点に結びついていなかった気がします。

今から思うと、中小企業白書、中小企業施策利用ガイドブックについては、1回サラッと目を通すだけにして、その分の時間を暗記しやすい資料の作成に充てた方が良かった気がします。

 

◆良いと思った勉強法◆
最後に、勉強して本試験を受けた上で、過去の道場記事から、「これは良い!」「自分もこれをやればよかった」などと思ったことが書いてある記事をいくつか紹介したいと思います。

【中小】NANAさんが贈る中小のポイント
23年度向けの記事ですが、個人的にはグラフを読み取るポイントが大変参考になりました。
また、中小政策の覚えるポイントもいいですね。この切り口で施策を整理して表にまとめると覚えやすそうです。

【中小】政策の攻略のヒント
中小企業政策を覚える上での整理の切り口や、表のまとめ方が細かく説明されています。表にまとめるのはちょっと大変そうにも思えますが、やはり表にした方が暗記しやすいのは確かです。

【中小】くだらないほど忘れない
超超直前ウィークスペシャル:中小最終ごろあわせ
語呂合わせで覚える方法にも種類があるのですね。
なかなか覚えられないことに対して語呂合わせはやはり強力。
自分なりに覚えやすい語呂合わせをいくつか持っておきたいものです。
以上、いかがでしたでしょうか。

中小企業経営・政策という科目は暗記暗記暗記で人によってはうんざりすると思いますが、これを克服しなければ1次試験の合格は無いのです。

また、やればやるほど得点が伸びる科目でもあり試験開始10分前に覚えた部分が本試験の問題に出たりすることもあるので、最後の最後まで諦めずに取り組んで頂けたらと思います。

今回の記事は(毎回?)私個人の主観によるものばかりで恐縮ですが、少しでも中小企業経営・政策で苦しんでいる皆さんの参考になれば幸いです。

それでは次回、またお目にかかりましょう。

 



はじめまして、まっきーと申します。
この度一発合格道場の4代目執筆メンバーに参加させて頂く事になりました。
ふつつか者ですが宜しくお願いします

先日、TACで同じクラスだった学習仲間達との新年会へ行ってきました。
久しぶりの再会でしたが相変わらず皆、気の良い人達ばかりで「あぁ、この人達と一緒に
勉強出来て良かったなぁ」としみじみ・・・。

とまぁ学習仲間自慢はさておき、新年会のメンバーはどうにか合格までたどり着いた人、
惜しくも今回は残念だったけれど再挑戦に向けて頑張っている人など様々でしたが話題は
やはり勉強方法についてが中心でした。

その中の一つに

「やっぱりさ、スピード問題集ってやった方がいいんだよね?」

というものがありました。

やるかやらないかで言えば、やはりそこは人それぞれ
「スピ問より過去問やった方が答練の点数良いんだよね~」って言ってる友人もいましたからね。
(実際、彼はいつも良い点数でした)

という訳で本日は、道場では語りつくされた感はありますが、「スピード問題集」について、
私はどの様な目的で使用していたのか?を書こうと思います。

 

【目的その① わかったつもりを発見】

まずは復習時。講義中は講師の解説もあり「なるほどなるほど」と聞いていて講義終了後・・

すっかりわかったつもりになりがち

調子に乗ったところを戒めるため、即スピ問にとりかかりました。
重要論点がどこか?自分が理解出来ていないところはどこか?を探す目的だから、

解けなくても気にしない、気にしない。
まずはやってみる。

 

【目的その② 復習で力をいれるところを決定】

自分が曖昧なところを見つけたら、じゃ、どうやって復習しよう?となります。
解説やテキストを読み返したりした後、過去問にチャレンジ
暗記が必要そうな所は通勤中のトレーニングに力いれようかな、ノート作ってみようかな、
力の入れどころがクリアになります。

 

【目的その③ 問題慣れする】

続きまして、時は基本講義終了後・答練前。

ここでもう一度スピ問様の登場です。

講義も終わり、とりあえず全体が見えてきたところで覚えてるかをチェックして覚えてないところは
もう一度テキストへ

しっくり来ない時は全部ではないけれど苦手なところだけもう一周する事もありました。

【目的その④ 直前期のおさらい用】

これはもう少し後の話ですが、7科目全てが終了しGWを迎える頃にはいわゆる
「怒涛の7週間」が始まります。

しっかり橋げたを作っておいたつもりでも、まぁ、ビックリするくらい忘れてます

ここでもしつこいですが、またスピ問様。
既に何度か解いているのでさくっと取り組む事が出来、とりあえず橋げた復旧に成功。

 

【なぜスピ問だったのか?】
私の場合は、先程も書きましたが理解してるつもりになってるだけって事にも気づかない状態
だった事が多かったので、いきなり張り切って過去問に挑み、よくよく返り討ちにあってました

理解しようと努めテキストを一生懸命読み込んでも自分の理解とは離反があったのです。
逆に理解しようと意気込み、調べなくていい事まで調べて気づけば早何時間・・という事も。

これは何度も過去記事で書かれていますが、
スピ問は基礎的な内容が多く論点毎にまとまっています。

だから私にとってスピ問とは力だめしのアウトプットというよりは、
過去問を解く為に必要な基礎知識をしっかり身に着けるインプット教材
といった位置づけでした。

不思議なもので、講義中にふと「では過去問をやってみましょう」とやってみてひっくり返りそうに
なっていたものがスピ問を繰り返しているうちすっと解ける様になっていたりするのです。

こぐまこの記事にもありますが、
「真面目な方ほど、とにかく基本を完全に理解して、それから問題集を解こうと思いがち」。
自分ではそんなつもりがなくても、中々問題集に手をのばすのは腰が重いものです。

もちろん問題を間違えるのは、それが自宅で誰も見ていなくても気持ちの良いものではない
ですからね

だけど、問題を解く事についてもう少しだけ敷居を下げても良いかな、と。

直近でいくと養成答練、そして本試験でしっかり正解を導ければ良い訳で、今のうちに
どんどん間違ってわからないところをちょっとずつ潰していった先に合格が見えてくるのだと思います

 

では冒頭に書いた飲み会での話に戻りましょう。

 

スピ問は絶対!何周は必要!じゃないと合格出来ません!という事は無いですが、状況に応じて
色々な使い方が出来ますし、橋げた構築にはかなり貢献してくれると思います

なのでスピ問信者の私としてはyesですが・・
ただ、何の為にこれを解くのかという意識は大切です。
もちろん過去問も同様ですが。
また、やるかやらないかというよりは、
やろうとは思うけどそれでも中々腰があがらない・・・

そんな部分もあるのかなと、ふと感じたので記事にしてみました。

以上、まっきーでした。



こんにちは。こぐまです。

TACストレート生の方は、もうすぐ「財務・会計」の養成答練ですね。
この3連休、予定通りの学習を思う存分できましたか?
私は、実務診断案件でほぼ休みがつぶれてしまいました 少しでも力をつけるには場数を踏むしかありませんね

さて、60分科目であり、「中核科目」とは位置づけられていないものの、試験合否のカギを握る「財務・会計」。勉強時間でも点数でも、何かと足を引っ張る科目の筆頭です。

そしてこれといった即効薬が存在せず、地道に論点や解法、公式をひとつずつ理解し、それらを有機的に結びつける応用力を養成しなければ突破できない、キツーイ科目でもあります。

「企業経営理論」は興味を持ってそれなりに楽しく勉強できたけど、2科目目にして壁にぶつかり、診断士資格を本当に取りたいのかどうか、覚悟を問われている方もいらっしゃるのでは?

 

 

◆アウトプット学習の効果◆

他科目にも共通しますが、基本講義をある程度終えたら、あとは「アウトプット学習」が有効です。
曖昧な論点があちこちあるのは今は当然、時間を取ってテキストを読み返すよりも、とにかく手を動かして問題を解いてみること。

真面目な方ほど、「とにかく基本を完全に理解して、それから問題集を解こう」と思いがちですが、少々、気持ち悪さが残っていても、さくっと問題を解くことに移行したほうが、トータルの効率は上がるはず。先は長いです。

問題を解いて間違えることによって、解説を読んだりテキストに戻ったりして、曖昧な部分を再インプットする効果が見込めます。

手戻りが煩わしいかもしれませんが、何度も間違えるところは結果として何度もインプットし直すことになり(「ペンキ塗り」と呼んでます)、その科目の基礎=「橋げたを補強することができ、得点の安定化につながります。

 

◆アウトプットのための問題集◆

では、何をアウトプットの手段に使うか?

受験校で学習されている方はその問題集が最優先でしょう。すべてを知るわけではありませんが、合格者を出している受験校の問題集であれば、必要十分な内容を含んでいるはずです。

ここの段階で、私はちょっと遠回りをしてしまったかな?と思っています。
私の通っていた受験校では、本試験の過去問を論点別に整理・分類した問題集を使っていました。

これは大変良くできていて本試験までに3~5回転くらいさせましたが、講義後、いきなり本試験問題を解き続けていたわけで、5月くらいの段階で基本知識にあちこち穴があることに気づきました。

完成期に入ってからポカミスを繰り返したことで、自分の「橋げた」がやや不十分かな?と思い返したわけです。

その穴を埋めるために使ったのが「スピード問題集」。道場で強く推薦されていたのが理由。

最終的に、私がスピ問を使ったのは、「財務・会計」、「法務」、「情報」、「中小」の4科目
1次模試でも本試験でも、「やっておいて良かった~」と何度も思いましたよ。特に苦手科目の補強には抜群の効果があるかと。

私の勝手なイメージとしては以下のような感じ。

 

◆いつやるんだよ~◆

この問題集のいいところは、必要十分な論点をコンパクトな問題にして網羅していること解説が十分すぎるほど充実していることです。

基本問題集とはいえ、難度の高い問題も含んでいます。これを完璧にやり込めば、本試験も合格点が取れるレベルになると思います。

受験校の教材だけでもこなし切れない量なのに、スピ問までいつどうやってやるんだよ、と思われるでしょうが、隙間時間に1~2問でも解くことによって、できるだけ早く1回転させてみるしかありません。

学習スタイルを確立するにあたっては、こちらのひめの記事もぜひ参考にしてみてください。

私のように、来年の完成期に初めて着手するというのは、かなりキツイ。

休みを1日つぶしてスピ問に集中的に取り組むのが、答練に向けていちばん効果がありそうです。
最初はどうしても手間と時間がかかりますからね。

道場が薦める「鶏ガラ学習法」というのがありますが、これはもう少し先でもOK。まずは1度通してみてはいかがでしょう?

「財務・会計」のスピ問は特にコンパクトですので、養成答練までに解き終えておくと、この後の5科目も有利に進めることができます。

スピ問の効果を実感できれば、他科目への展開も検討可能です!

 

◆まとめ◆

・「基礎=橋げた」にも数段階ある。
・受験校の教材は基礎の第一段階。
・本試験レベルへつながる第二段階が重要。応用力の養成。
・そこを埋めるのが「スピード問題集」。特に苦手科目の補強に有効。
・スピ問は一発合格のための重要ツール。迷うくらいならやってみるだけのリターンは十分あり。

 

by こぐま



こんにちは。こぐまです。

ちょっと気が早いようですが、来年8月の1次試験まで約9か月、恐らくあっという間に過ぎてしまいます。
多くの受験生の方が仕事をしながらの勉強ですので、時間のやりくりが大変。

 

 

今のうちに、1次試験までどのような時間が流れていくのか、ざっくりと知っておくのも損はないと思います。何月ごろにどのような状態になるのかのイメージを持っておき(覚悟しておき)、できれば先取りしていくのが「勝ち」につながるかと。

 

◆現在~4月 基本講義7科目◆

一部科目免除を受ける方もいらっしゃいますが、来年の4月ごろまでは7科目の基本講義が続きます。
各科目の最後に、前回も書いた通り、TACの場合では「養成答練」が実施されます。

まだ2科目目、財務・会計はなかなか難物ではありますが、1次試験の本当の重みを感じるのはもう少し先。

これからあれよあれよという間に科目が増えていき、既習科目の内容を忘れていってしまいます。
最後の中小にたどり着いた時には、もう頭の中は焦りと混乱でぐちゃぐちゃ。

脅かすつもりはなく、これだけ広大で膨大な範囲ですから、そのような状態になるのが普通です。
何だか偉そうに書いているわれわれ道場執筆陣も、ほとんどそういう状況でした。

重要なのは、各科目の講義に出て必ず答練を受けること
たとえ学習がうまくいってなくて点数取れないな、と思っても、答練は絶対に受けてください。
「できない」レベル感を知ることも、その後の学習にとって貴重な情報となります。

どんどん科目が積み重なっていって、忘れてしまった過去の科目はどうするの?という疑問はどうしても残ります。
こればかりは、個々の置かれた状況も異なり、処方箋はひとつではありませんが、基本講義が終わるまでは、その時々の科目に集中するのがたぶんベストでしょう。

道場理論のひとつである「橋げた理論」にある通り、しっかりした基礎ができていれば(養成答練で7~8割程度取れていれば)、経験上、忘れた部分のリカバリーはそんなに難しいことではないです。

逆に言えば、今の基本講義の時期にあいまいな部分をあまりに多く残してしまうと、次の完成答練期で「未完成」科目だらけとなり、合格は覚束なくなります。

あとは、大きな休み(正月休み、ゴールデンウィーク)の機会に、記憶が薄れていたり、苦手と感じる科目をつぶしていくこと。
これは「ストイック勉強論」のひとつのやり方ですね。

 

◆5~6月 完成答練期◆

ゴールデンウィークを挟み、そこから7週間程度、6月後半まで各科目の「完成答練」が実施されます(今回から各科目2回ずつ行われるようですね)。
ここが1次試験の胸突き八丁、合否を決する最大の山場ではないかと。

道場用語(?)では、「怒涛の7週間」と呼んでいます。
平均して毎週2科目、文字通り「完成」を目指して寝る間も惜しんで取り組む期間です。

この時までに「橋げた」ができていないと、合格は厳しいものになります。

なぜならば、わずか1週間で各科目を「ほぼ」合格レベルに持っていかなければ、次に来る模試を有効に生かすことができなくなるからです。

 

◆6月末 1次模試◆

完成講義終了後に待っているのが、1次模試。TACの場合はだいたい6月の終わりごろでしょうか。

この模試で本試験と同じ合格基準(総合6割以上、4割未満科目なし)を満たせば、合格は目の前です。

過去、多くの道場執筆陣が述べていますが、この模試を「本番」とみなして学習計画を立てるのが賢明です。
つまり、1か月前倒しで、合格レベルに達しているという目安ですね。

ここ、大事です。遠い未来のように思えるかもしれませんが、今のうちから6月末を本番と考えて、漠然とでも計画を立てていければストレート合格への切符を手にすることが可能になってきます。というより、スト合格の必要条件かもしれません。

 

◆2次対策はどうする?◆

「じゃあ2次対策はどうするんだよ?」という疑問は当然のように出てきます。
これについては、道場でも意見が分かれるかもしれませんが、スト生はカリキュラムに入っている2次スタートアップ講義(プラスGWのチェック模試)でいっぱいいっぱいかと。

2次試験対策にはある程度以上の時間をかけないと、とても事例問題を解けるものではなく、中途半端に対応しても学習効果は上がりません

一部の例外を除き、スト生で、1次対策と並行して2次対策をそれなり以上にできる人はまずいないと思います。

私について言えば、スタートが遅れたこともありますが、1次自己採点後、初めて2次対策のテキストを開いたような状況でした(これはこれで問題ですけど)。

2次試験にどのように取り組んでいくかは、今後、他の執筆陣が書いてくれると思いますので、今はとにかく目の前の財務・会計を、隙間時間も使いながら攻略することに全力を注いでください。

 

1次試験対策の教材としては、受験校オリジナル以外では、やはりTACの「スピード問題集」が最高だと個人的に思います。
これを過去問とともに繰り返していけば、1次一発合格はそう難しいことではない。

スピ問の活用については、次の機会に書いてみようと思います。

by こぐま



こんにちは。こぐまです。

来年に向けて学習を始めたストレート生の皆さん、診断士の勉強は楽しくなってきましたか?

 

TACのストレートコースは、いま「財務・会計」の真っただ中

中核科目である「企業経営理論」に続き、大物科目の学習、大変な試験であることが少しずつわかってきた時期ではないかと思います。

この次は「運営管理」という、これまた大部な科目が控えています。面白い学習内容ですが、なにぶん覚えることが多く、とっつきにくく感じる方も多いでしょう。

しかし、仕事の内容によって個人差はあるものの、自分の業務に関する経験や知識を有機的に統合できそうな感覚がありませんか?
だんだん面白くなってくると思いますよ

これらの最初の3科目は、2次試験にも直結する重要科目ばかりです。
2科目目の大きな山場にいるわけで、何とかここで自分の勝ちパターンを見出しておきたいところ。

その勝ちパターンを作るために利用できる有効なマイルストーンのひとつが「答練」です。
道場では「答練重視論」を柱の一つに掲げていますが、私も受験生時代、答練を最重視した学習計画を作っていました。

TACでいえば、基本講義後の「養成答練」は80点獲得を目標にして学習することが、1次試験を一発で突破するための要件です(最低でも70点)。

すでに道場記事をいろいろお読みになられている方には耳たこかもしれませんが、極めて重要なポイントですので、あえて繰り返しておきます。

7回ある養成答練で80点を取れるような勉強をするスケジュールを立てる出題されそうなところを予想する、等々の学習上の「戦略的な」創意工夫が、1次試験を余裕(?)で通過し、難物の2次試験に臨む際の大きな武器になるはずです。

 

◆財務・会計が苦手な方へ◆

当道場ブログ、財務・会計に関する記事は非常に豊富です。
苦手と感じる方にまずお勧めしておきたいのは、次の二つの記事です。

財務はどっぷり、こつこつ、そしてさくさく
【財務・会計】全体像を掴んでみよう

この科目を自分のものにするための基本的な考え方、取り組み方として参考になると思います。
まず、この1か月は受験校のカリキュラムに従って、財務・会計にどっぷり浸かって、がっつりガツンとやり込むのが、この科目を苦手にしないコツです。

この科目は、とにかく手を動かして自分で計算してみること

テキストや解説を読んだだけで、わかった気持ちにならないこと

 

だから時間がかかります
苦手にしたままだと、この時間のかかる作業を他の科目と並行して、来年のGWごろに泣きながらやる羽目になっちまう。

何とか1次試験に合格したとしても、2次試験の事例Ⅳは生半可な状態では解けない。

まずは、受験校のカリキュラムに沿ってがっつり問題を解いて、基本的な論点や解法を理解していきましょう。

会計をほとんど知らない方は、簿記3級の参考書を一読するのも有効です。
複式簿記の知識とスキルは絶対的に必須。苦手な方は、まず仕訳を徹底的に練習すること。

それなしには、財務諸表3表(損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書)を体系的に理解できず、2次試験突破はまず無理。

時間があれば当ブログの過去記事を検索して、該当する論点を読んでみるのもひとつの手です。

テキストとはまた違う視点から説明されていることもあって、目から鱗が落ちることもあるかも?

 

◆苦手ではない~得意な方へ◆

いいですね、財務・会計が苦手でないというだけで有利なポジションにいます。
でも油断は禁物。この科目、意地悪な魔物がよく出る試験でもあります。

簿記や証券アナリストなど関連資格をお持ちの方でも、試験直前期に触れないでいると足切りに遭うことがあるのが、この試験の恐ろしさ。

この科目の全分野を万遍なく得意としている方はそうそうおられないはずなので、やはりこの1か月はあまり焦らずに財務・会計にどっぷり浸かり、不明確な分野をガンガンつぶすのが得策かと。

余裕があれば、「スピード問題集」に手をつけてみるのもよいでしょう。
この問題集を完全に理解していれば、1次試験は軽く70点は取れるはず。特に「財務・会計」は厳選された良問揃いです。

私は、直前期はもちろん2次試験対策にも使いました。得意にしている人ほど、使いでのある問題集です。

このタイプの方は、下記の記事で懐深くまでこの科目を囲い込んでみてください。
【財務・会計】過去記事使って論点整理

合格者がどういう点に気を配り、何に注目して学習していたのか何をやらなかったのか、この記事でヒントを得られるのではないかと思います。

 

◆まとめ+α◆

「財務・会計」を克服することが、合格への第一歩。

この科目を勉強し習熟することにより、財務3表から会社の実態を把握し、課題と解決策を引き出すスキルがだんだん身に付いてきます。

実地の訓練が前提ですが、最終的には、事業の特性を理解して数値をもとに、会社の将来の姿を予測できるようになるのが理想。

診断士には、過去を分析しつつ、根拠を持って将来を描く能力が求められます。

・最初の山場がこの科目。ここで脱落してしまう人もいる。
・簿記の基本は必須。診断士1次レベルの財務・会計は薄く広い。早めにある程度までやっつけておく。
・苦手ならば、この1か月は夢に見るまでどっぷり浸かる。
・得意でも、この1か月は苦手探しと苦手つぶしにどっぷり浸かる。
・12月以降は、コツコツやることで実力維持。そのためにも今はがっつりガツンと。
・今やっておけば、「怒涛の7週間」も少しは緩やかになる(はず)。
・数値で会社を理解できれば、文句なく楽しい(はず)。

by こぐま



こんにちは。wackyです。

いよいよ怒涛の7週間ですね。この7週間を乗り切ればゴールは目の前。頭によぎる不安を振り払うべく必死に勉強頑張ってください。

さて怒涛の7週間ですが、自分が受験生時代だった2年前を振り返ると、「こんなに勉強したのは人生で初めて」と思うほど本当によく勉強したと思います。当時は、とにかくやることが多くて…といった部分もありましたが、「ここを乗り切ればゴールが見える」と自分を奮い立たせながら頑張ったものです。

頑張ったとは言ったものの、「何か自分が特別なことをやっている」という意識はありませんでした。特別も何も、「これをやるのが当たり前だ」と思っていました。おそらくみなさんも同じなのではないでしょうか? 努力することを「当たり前」と思う気持ちが非常に大事だと思います。

 

それでは本題に入ります。TACのカリキュラムでは、財務・会計の答練が終わり今週は運営管理の答練がある頃ですね。そろそろ息切れしていたりしませんか?

今回は怒涛の7週間の乗り切り方などを、私の経験や過去の記事の引用を基に説明したいと思います。

 

1.答練期間中のスケジュール

この「怒涛の7週間」では毎週答練があるので、準備期間は正味1週間しかないわけです。この1週間をどのように過ごすかは本当に大事。みなさんはちゃんとスケジュール立てて行動していますよね?

 

私の場合はこうでした。(※答練は日曜に受ける前提)

日曜:答練受講~結果の分析
月曜~水曜:基礎知識の復活(スピ問等)
木曜:薄れている領域をテキストで確認
金曜~土曜:過去問5年分
日曜:答練受講~結果の分析

 

とにかく1週間しかないので、その間に基礎知識の復活と過去問を使った応用力の養成をやらなければならない。そうすると1日単位でやることを明確にしておかないととてもじゃないけどやるべきことを終えられないまま答練当日を迎えてしまうことになります。だから1日単位そして、できれば時間単位でやるべきことを明確にしてどんどんこなしていきましょう。

 

2.答練期間にやることやらないこと

まずやること。当たり前ですが基礎知識の復活。ここがしっかりしていないと後が大変です。私の場合はスピード問題集をさっと流して知識を思い出すようにしていました。基本講義の時に、しゃぶりつくすほどスピード問題集をやっていたので、さっと流すだけであの時の苦労が昨日のことのようによみがえるわけです。スピード問題集の活用方法についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

 

そして基礎知識が復活したら今度は過去問にチャレンジ。過去問はスピ問と違いひねった問題も多いです。この問題にとにかく慣れる事。どのように正解を導くのか、どの知識を使うのかこの訓練を積むことで過去問レベルの問題も解けるようになっていきます。そして基礎知識が不安な領域はテキストを辞書代わりに改めて整理すること。

 

次にやってはいけないこと。それは終わった答練の復習。意外かもしれませんがこれは結構大事だと思います。答練の結果が思わしくなかった時ほど、じっくりと復習したい気持ちがうまれるかもしれませんが、残念ながらそんな時間はないです。先にも書いた通り次の科目の対策でも時間が足りないのに復習に時間を使ってしまったらなおさらです。

復習は不要ですが答練の結果の分析は絶対に必要。答練が終わった日くらいゆっくりしたいかもしれません。疲れがピークかもしれません。でも敢えて当日中に分析しておくことで復習に匹敵する効果があります。

私は、結果の分析としてミスノートを作成しておきました。以前も掲載しましたが再度掲載します。

 

 

自分が間違えた問題の領域、誤答した理由、自分がわかる/わからないと判断した結果など。これらの情報を整理して残しておきます。この情報が役に立つのは完成答練後模試の前、そして本番直前です。自分が自信を持って解答し正解した問題はおそらく大丈夫です。でも自分が自信がなかったり、間違った問題はどこかで修正しないと次回も同じ結果となってしまいます。模試を含めた超・直前期はこういった自分の弱点つぶしが主な作業になるので、答練結果の分析が必ず役に立ちます。弱点つぶしを行う中で改めて復習すればよいのです。だから答練期間中は復習は不要。終わったらさっとまとめて、次の科目に目を向けましょう。

 

3.目標設定

以前こちらの記事にも書きましたが、本番の目標設定はどの科目も70点とおいてほしいものです。ということは、答練の目標設定も70点を目指してください。あともう一つ。自分の得意科目と苦手科目ははっきりと意識してみて下さい。得意科目は好成績を収めることができるか、苦手科目は確実に40点、できるだけ60点に近い点を取れるか。このあたりの自己分析ができていないと、本番の得点シミュレーションの精度が下がってしまいます。是非自分の実力を正確に測れるように意識してみてください。

 

4.最後に

冒頭に努力することを「当たり前」に思うと書きました。メジャーリーガーとして安定的に活躍するかのイチローのすごいところは、努力することを当たり前のように実行しそしてそれを継続することだと思います。努力は目標とする成果をあげるために必要なことだから当たり前のようにやる。言うは易しですが…というのは皆さんもわかるはず。

イチローのように…とはいいませんが、せめてあと2か月ちょっとは努力をしてみませんか?そうすればきっと成果が出るはずです。

 

by wacky



こんにちは。こぐまです。

まず、念のために。

1次試験の申込受付は6月4日(月)までです。
絶対にお忘れなく!
特に郵送で試験案内を請求される方請求は5月28日(月)必着です。遠隔地の方はご注意ください
詳しくはこちらをお読みください。

 

さて今週は経済ウィーク。
経済は、財務・会計と似ているところがあって、しばらく離れてしまうと途端に解けなくなってしまう科目です。
理解したつもりなのに・・・という現象が起こりやすいですね。

しかしここまで来ると、この完成答練期の1週間以外に集中して取り組める時期はもうありません。

目安としては、この時期に平成19年度23年度の本試験問題を60点以上完成答練で70点以上を取れる実力をつけておけば、完成答練終了~模試までの1週間、模試~本試験の1ヶ月間の学習方法を工夫すること(←これはいずれまた)で、模試や本試験をクリアできるだけの力を保持することができると思います。

過去の多くの記事にもあるように、各理論の結果を覚えつつも、そこに至るプロセスを理屈で理解することなしには得点獲得力の確実性を高めることはできません。

上記に示した2つの過去問は、そのことを示す問題が揃っていますので、比較的難易度の低かった、平成20年度と21年度の問題を消化した上で取り組んでみるとよいと思います。

 

◆消費者行動の基本論点◆

ミクロ経済の入り口である「消費者行動」で登場する理論や論点は、結構、知ってるつもり、わかっているつもりでいても、ちょっと応用されると対応が難しい問題が出ることがあります。
改めて、それぞれの意味を理屈で理解しておきましょう。

大前提として「個人は予算の制約のもとで効用を最大化する存在」であると仮定し、経済学の性質上、2つの財・サービスを消費する消費者(家計)をモデル化することで原理を単純化しています。

「効用」を一般的な言葉にすると、「満足度」といったところでしょうか。

 

予算線と無差別曲線

(出典: Wikipedia)

◆予算線◆

上記のとおり、消費する財・サービスは2種類のみ、財の価格は所与であること(プライステーカー)を仮定しています。

財をX1とX2(りんごとみかんでもいいです)、家計所得(=予算)は一定とすると、横軸X1の消費量、縦軸X2の消費量のグラフは右下がりの直線となります。
これが予算線(上図の赤線グラフ)で、傾きは「-ΔX1/ΔX2」(2財の価格比)です。

この理屈は簡単ですよね。
当然のことですが、この予算線より上は購入不可能な領域です。

 

◆無差別曲線◆

基本中の基本ですが、これが何を表しているものなのか、ご自分で説明できるでしょうか?
いかにも経済学的用語で日本語としてどうかと思いますが、学問でそう決まっているのでしょうがない。
ミクロ経済の中で非常に重要な基本論点です。

無差別曲線とは、家計が同じ効用(満足度)を得られるX1財とX2財の消費量の組み合わせ(消費点)をプロットしたものですね。
同じことを繰り返しますが、同じ無差別曲線上にあるどの点においても家計にとって同じ効用水準を得られる消費点の集合、要は「どこでもいい」ということです。

効用水準(満足度)は何で決まるのか?
経済学では、財の消費量が多いほど、また2財の消費バランスがとれているほど、効用が高いと仮定しています。

同一線上にある限り、効用水準は同じなので、効用「無差別」ということなのでしょうかね。

無差別曲線の性質は次の4つです。重要です。

①右下がりの曲線
②原点に対して凸型
③原点から遠い無差別曲線ほど効用水準が高い
④個々の無差別曲線は交わらない

これらの性質・特徴については、感覚的な理解でも十分だと思いますので、ややこしい計算式で考えるより、なぜそのような形を描くのかを理解しておきたいです。

それが本番での現場対応力をアップさせる力になります。

X2財の消費を減らしたら、効用水準を維持するためにX1財の消費を増やす必要があるので、自然に右下がりとなります。
消費者行動としてこれは当然かと。

②上記①から、X1財(たとえばりんご)の消費が増えるほど、もう一方のX2財(みかん)の消費が減りますね。
感覚的に考えても、同じものに偏って消費するのは飽きがきます

ですから、りんごの消費が増えて行くにつれ、代替財であるみかんの消費の減り方が緩やかになり、効用水準を同じに保とうとするわけです。

要は、りんごばかり食べるより、少しはみかんも食べたいよね、ということを表しているのですね。

その結果、無差別曲線は右下がりの性質に加え、形状として原点に向かって凸の形をとることとなります。

これは「限界代替率逓減の法則」という、これまたわかりにくい日本語の法則が関わっています(後述)。

③これは前提としている、「財の消費量が多いほど効用が高い」ということそのままで、無差別曲線は無数に存在します。

そして、原点から遠い無差別曲線ほど2財の消費量は多くなります。
つまり、無差別曲線がグラフの右上にあるほど効用が高いということです。

④仮に効用水準が10と20の2つの無差別曲線を考えてみます(ここでいう10、20は数学的な数値ではないです)。

もしこれらが交わったとしたら、交点においては同じ数のりんごとみかんの消費の組み合わせであるにもかかわらず、異なる効用を与えるということになり、矛盾を起こしてしまいます。

 

◆限界代替率◆

どこかでも出てきた「限界」。直観的にわかりにくい言葉ですね。
英語ではmarginalで、りんごを1個(単位)減らした時に、代替財であるみかんを何個(単位)増やせば同じ効用が維持できるのか、を表す比率です。

グラフでいえば、無差別曲線のある一点における接線の傾きです(数学的には無差別曲線を微分したもの)。

上記②のとおり、無差別曲線は限界代替率が逓減することにより、原点に対して凸型の形状を示すこととなります。

 

◆最適消費点◆

消費者の効用(満足度)が最大になる2財の組み合わせの一点を「最適消費点」といいます。

・右上にある無差別曲線ほど効用が高い。
・消費者は、所得(予算)の範囲でしか消費できない。

という条件を考えれば、最適消費点はどこか、自ずと答えは出てきます。

上図の、予算線と無差別曲線の接点であるX*です。

 

◆代替効果と所得効果◆

これは多くを語る必要もない、定番中の定番論点。
この記事も参考にしてください。

ただ、この応用論点として、「労働供給曲線(バックワード・ベンディング)」と「異時点間の消費」があります。
過去問は、前者が平成18年第12問20年第18問、後者が平成19年第16問22年第2問(設問2)です。

いずれも難問の部類に入り、後回しにすべき問題だろうと考えます

そもそもこのモデルは、2つの財の消費を前提としたものです。

上記の2論点も、財ではないにしろ、所得と労働時間消費と余暇(時間)現在の消費と将来の消費など、2つの要素を財に見立てて関連付けたものであり、診断士試験の範囲における消費者行動の最深論点ともいえます。

逆に言えば、上記に述べた基本論点を丸ごとすべて積み上げたような応用論点であり、一度は解いておいてはいかがでしょうか?

最深の論点をときほぐし分解することで、逆に基本論点が身に染みるように理解できるのではないかと思います。

無責任なことを言ってしまいますが、過去の出題傾向から見ても、今年はどちらかの論点が出題されそうな気がしています。
でも、キリがないのでこの応用論点を完璧に解けるようにしておく必要はないです(もっと基本的な論点を優先すること)。

ただ、上記に挙げた過去問を、消費者行動の基本論点を身に付ける 「材料」としてみてはどうでしょうか、ということですので、誤解なきよう。

 

◆最後に◆

経済もやはりスピ問が良問揃いで、これを完璧にやっておけば本試験も十分な点数が取れるのではないかと思います。

私は、受験校の経済学の講義と教材が非常に良かったため、(また時間もなく)この科目についてはスピ問はやりませんでしたが、立ち読みした感じでは、やはり優れモノですね。

by こぐま



こんにちは。すっかりお久しぶりのwackyです。

さて気が付けば4月も終盤。TACのスケジュールだと中小の講義が終わったところですよね。
これで1次7科目の基本講義が全て終了したのですが、今までの出来栄えはいかがだったでしょうか?結果は結果ですのであまりこだわる必要はありませんが、大事なのはその結果に至る「プロセス」であることは、賢明な道場の読者はご存知のことかと思います。
「プロセス」というのはつまり「学習方法」「進捗管理」に分かれます。「学習方法」については今までも何度か記事にしていますし、他にもいろいろな記事があるのでそちらを参照してください。

本日は進捗管理を少し掘り下げて「到達点の設定」について記事にしてみたいと思います。

1.到達点をどこに設定するか?
ここでいう「到達点」とは、さしあたって診断士試験の1次試験に合格するために、自分が目指す「あるべき姿」ということになります。では1次試験に合格するためにはどうなっていればよいのでしょうか?答えは「1次試験7科目をトータルで6割以上かつ4割未満の科目がない」状態になることです。すごく大雑把に言えば「どの科目も60点前後取れればよい」ということになります。

実はこの「どの科目も6割」というのがくせものなのですがそれは後で。

では別の質問。1次試験に「確実に」合格するためにはどうなっていればよいのでしょうか?
この質問に対する答えは一つではないと思いますが、私は「どの科目も7割取れる実力を身につける」ことだと思います。

「確実に」という言葉には「ある程度リスク回避する」ことを意味すると私は考えます。資格試験ではしばしば難易度というものが話題になります。もちろん診断士試験も例外ではありません。そして厄介なことに試験の難易度は自分ではコントロールできませんし、予想もできません。(昨年簡単だったから今年は難化と予想することはできますが、その予想に意味はありませんよね
そこで冒頭のリスク回避ですが、試験の難易度が変化することを見越すなら、ある程度自分の実力を高めて多少の難易度変化でも合格点を取れる実力をつけるというのが、私が考える「確実に」を実現するための方策です。
想定される通常のレベルの試験で7割を取る実力を備えていれば、多少難易度が高くなっても少なくとも4割を切って足切りになることはないと考えられますし、6割を切っても他の科目で十分カバーできそうです。またそれだけの実力を持っていると思えば、当日多少のアクシデントがあっても心理的余裕を持つことができるのではないかと思います。

というわけで1次試験のゴールは「全科目7割」を目標として直前期思いっきり頑張ってみてください。
なんで今頃到達点の話をしたかというと、基本講義終了後のいわゆる「直前期」に何をすべきかはこの到達点の設定により変わってくると考えているからです。

じゃあ到達点にたどり着くためにはどうすればよいのか?それは次に続きます。

2.到達点にたどり着くためには
さて到達点の設定については先ほど述べたとおりですが、ではその到達点にはどうやれば到達できるか?

よく言われる話ですが、おおよそ診断士1次試験の問題の構成は以下の様になっています。
①基本的な問題(テキスト記載レベル)→約50%出題
②応用的な問題(テキスト記載レベルの応用)→約30%出題
③それ以外(テキスト記載外のレベル、初出題の領域・問題)→約20%の出題

大事なのは、
①基本的な問題を取りこぼさない
②応用問題の正答率を上げる
難問は無視する
だと思います。

こういうと、いかにも「応用問題の正答率を上げる」ことが大事かと思うのですが、むしろ大事なのは「基本的な問題を取りこぼさない」だと考えています。基本的な問題は「確実に正答する」ことが求められています。そして応用問題は基本的な問題が土台になっています。だから基本的な問題をおろそかにしてしまうと6割すらおぼつかない状態になってしまいます。

さてなんでこんな当たり前の話をしたかというと、これから直前期に入ってくると、②の「応用問題の正答率を上げる」ことが主眼となってきて、こんな当たり前のことが見えにくくなるからです。

私の場合、直前期は過去問を中心に応用力を付ける演習をしていたのですが、それと並行してスピード問題集もやってました。常に基本論点をチェックすることが目的だったからです。

さて戻りますがそれぞれの領域をどの程度正答できればよいかということですが、参考までに私の場合は以下の様に設定していました。
基本的な問題→正答率9割
応用的な問題→正答率6割
それ以外→正答率2割

基本的な問題は「ペンキの塗り直し」で対応する。応用的な問題は「基本的な論点の応用」、つまり論点の組み合わせや別な角度からの問いかけなので、まず大事なのは基本的な論点を押さえること、そして問題の解き方のコツを体得する事。そのためには応用問題を数多く解くのが一番だと思います。最適なのは過去問。過去問はスピード問題集と違って一見何を問うているのか(どの知識を当てはめればよいのか)わからない問題があります。(特に企業経営理論)でも解説を見ると意外と簡単な知識で回答できるケースがあります。こういう言い回しを難しくした問題などに慣れること、そしてどの知識を使うかがわかる嗅覚を磨くのが「応用力」だと思います。

3.到達点に届かない場合
現時点で「本番で7割取れる」という自信がある人は少数かと思います。それはあたりまえの話で、現時点では基本講義が終わった段階だから先に挙げたところでいえば、①基本的な問題が解ける状態だと思います。

しかしながら、最初の頃の科目は離れて久しいので①の基本的な問題も怪しくなっているのではないでしょうか?
そこで、今までに蓄えた知識を復活させる時期G.Wなのです。まずは7科目改めて知識を復活させて、あとは苦手科目の補修にあてるのが一般的でしょうか。

知識の復活のさせ方は、再度テキストを読むでもよし、スピード問題集を解くでもよいと思います。基本講義の時期に基礎をみっちり(長期記憶に定着させる)やっていた場合、結構な割合で記憶がよみがえってくると思います。

基礎知識が復活したら、あとは知識の使い方を過去問を使って学ぶ。完成答練、模試とドンドン嗅覚(スキル)を高めてください。

また「正直6割もおぼつかない」という方、それでも本番で7割取ることを目指してください。まだあきらめる時期ではありません。今回の記事では、「7割を目指す」と書きましたが、「難しい問題ができるようになる」とは書いていません。どれだけ基本的な論点を押さえるかで勝負が決まります。だから今から基礎力を高めるのは戦略として間違っていません。もう一度言います。

「まだあきらめる時期ではありません」

4.まとめ
今日は1次試験に合格するイメージを意識することと、それに向けた到達点を設定することについて記事にしてみました。
目標を設定すると、その目標をクリアしようと努力する要因にはなるのですが、設定した目標以上をクリアしようとは思わないようです。また設定した目標が(一見)クリアできそうだと思った瞬間にどうしても無意識のうちに力を少し抜いてしまうようでもあります。だから達成したい目標よりもやや上の目標をあえて設定することで、確実に目標をクリアすることができるわけです。それに診断士試験を目指す方は優秀な方も多いかと思います。おそらく学校の試験では6割なんて軽々という方ばかりでしょう。でも診断士試験の6割はかなり難しいレベルです。だって6割を取って合格できるのはたった20%弱ですから。6割という響きに騙されないでください。

そしていよいよ今週末からはG.Wです。これが本当に最後のまとまった時間です。それぞれの進度状況にあわせて最も「効果的な」ことをやればよいのです。

ちなみに私は、運営管理のやり直し、企業経営の過去問、事例Ⅳの計算対策をやってました。

5.最後に
今週月曜日は道場セミナーでした。参加してくれた皆様本当にありがとうございました。
いつもそうなのですが、真剣なまなざしを向けて下さる皆さんを見ていると、こちらがたくさんのパワーをもらっているようで、明日から頑張ろう!!という気持ちになります。

本当にありがとうございました!!

 

by wacky



こんにちは。こぐまです。

TACストレート本科生の方は、間もなく経営法務の養成答練ですね。
法務Week最後の今日は、答練直前用のチェック問題特集としました。

これは、昨年の一次模試や本試験の際、最終見直し用としてノートに書き留めておいたメモから抜き出して加工したものです。

覚えては忘れ、覚えてはまた忘れの連続で、間違えやすい論点をつぎはぎながらノートにどんどん書き込んで、これらを何度も見返し、忘れていた場合はテキストやスピ問に戻り理解し直すようにしていました。

特に法務のスピ問は、汲んでも尽きぬ泉のように解説が深く、どれだけ読み込んだかわかりません。
また、組織再編などは絵を描きながら頭に焼き付けていった感じです。

その結果、徐々にですが、各論点が頭の中で体系化され始め、模試の頃には安定して得点できるようになり、本試験では1マークミスの96点を取ることができました。

カッコ内の言葉がすぐに出てくるかどうか試してみて、もし曖昧な点があった場合は、大急ぎで答練前に周辺知識も含め再確認してください。
カッコをドラッグすると解答が出てきます(ふうじんスタイル)


◆民法◆

1.債務不履行の態様は、履行(遅滞  )、履行(不能  )、(不完全  )履行の3つに分けられる。
2.金銭消費貸借契約は、当事者一方のみが債務を負担する(片務 )契約であり、金銭の受け取りで成立する(要物 )契約であるとともに、利息が発生する(有償 )契約でもある。
→典型契約の中で特殊な位置づけ
3.双務契約の危険負担には(①債権者 )主義と(②債務者 )主義があり、民法では特定物売買の場合は(①債権者 )主義が採られているが、特約により(②債務者 )主義を適用することが可能である。
→売買の場合、債権者は売主か買主か?
4.物権の代表的な権利は(所有権 )である。
→担保物権も重要論点
5.民法では相続人の生活安定や平等を確保するために、被相続人の遺言にかかわらず相続財産の一定部分を、兄弟姉妹を除く法定相続人に留保する制度を(①遺留分 )という。例えば配偶者や子の(①遺留分)は相続財産の(2分の1  )である。
→民法の特例「中小企業経営承継円滑化法」に留意(中小企業政策)

講義ではあまり時間をかけない分野ですが、債権と物権の比較、瑕疵担保責任、保証と連帯保証、不法行為、各種契約の種類なども重要な論点ですし、生活にも密着しているので、どこかで時間を取って集中的に学習しておくとよいと思います。


◆会社法◆

1.会社法上の大会社とは、(資本金    )5億円以上または(負債        )200億円以上の株式会社である。
2.大会社は、(会計監査人)の設置が必須である。
→「債権者」の視点
3.公開会社は、(取締役会 )の設置が必須である。
→「株主」の視点
4.大会社かつ公開会社は、取締役会とともに(監査役会     )または(委員会       )の設置が必須である。
→社会的存在が大きいため、機関重装備
5.取締役会設置会社(委員会非設置)は、(①監査役      )の設置が必須である。ただし、非大会社かつ株式譲渡制限会社の場合は、①に代えて(会計参与      )を置くことができる。
→後半は例外規定
6.会計監査人設置会社(委員会非設置)は、(監査役      )の設置が必須である。
7.監査役会設置会社は、(取締役会     )の設置が必須である。
8.監査役の任期は原則(4     )年であり、解任するには株主総会の(特別    )決議が必要である。
→監査役の独立性重視
9.取締役の利益相反取引には(①直接取引 )と(②間接取引 )があり、自己のための(①直接取引 )の場合は(無過失 )責任である。
10.会社法上の計算書類とは、貸借対照表、損益計算書、(株主資本等変動計算書)、(個別注記表 )のことである。
→計算書類「等」の場合は、あと二つあり
11.取締役会設置会社は、計算書類を株主総会の日の(2週間 )前から本店に備え置く必要がある。

JCこの記事のように、「経営者」、「株主」、「債権者」それぞれの視点から会社機関のあるべき姿をイメージして、覚えるようにしていました。

委員会設置会社は別物として考え、会計監査人、監査役の設置を中心に機関設計を覚えると案外、理解しやすいです。

過去問では、H18-2、H19-4等を繰り返し解いて読むことで、機関設計の大枠を捉えられるようになると思います。

 

◆組織再編◆

1.対価の柔軟化により、親会社の株式を消滅会社の株主に交付することで当該会社を吸収合併する手法を(三角合併 )という。
→H19-5を使って理解を深めてください
2.純粋持株会社など、完全親子会社の関係を作るための組織再編の手法としては、(①株式交換 )と(②株式移転 )がある。(②株式移転 )の場合、完全親会社自体を新たに設立することになり、新設会社は(③株式 )会社に限られる。また(①株式交換 )では、(③株式  )会社だけでなく(合同  )会社も完全親会社になることができる。
→H19-16の事例問題が基本論点です

下記の表をご参照。
過去問では、上記以外にも、H20-4、H21-1・2などの良問があります。
株式交換や株式移転は図を書きながらスキームを理解してください。


◆内部統制◆

1.金融商品取引法により、上場会社は有価証券報告書、半期報告書、四半期報告書等と併せて(確認書           )を(内閣総理大臣   )に提出することが義務付けられている。
2.内部統制の4つの目的とは、業務の(有効 )性・効率性向上、(財務報告  )の信頼性確保、事業活動に関わる法令等の遵守、(資産の保全 )である。
→「6つの基本的要素」もお忘れなく

今後、資本市場関連は出題が増えそうな分野ではないかと思います。
東証マザーズや大証・新JASDAQ(スタンダード、グロース)の上場審査基準の比較、ディスクロージャー関連法制、公開買付(TOB)なども押さえておく必要がありそうです。


◆持分会社等◆

1.合資会社の社員の数は(2        )人以上であり、(直接無限 )責任を負う社員と(①直接有限 )責任を負う社員がいる。出資形態には合名会社と同様、(②財産 )出資、(労務 )出資、(信用 )出資があるが、(①直接有限 )責任社員は(②財産 )出資のみが認められている。
2.有限責任事業組合(LLP     )の設立に必要な出資者の数は(2       )人以上であり、最低出資金は(2         )円である。法人格は(ない       )。
→合同会社(LLC)は頻出、対比して覚えること(H21-16等)

組合制度は、中小企業経営・政策で最重要の論点のひとつです。


◆倒産法制◆

1.民事再生法における会社の資産評価の方法は当該企業の(清算   )価値、会社更生法では(継続企業 )価値による。
→この違いが何に由来するのか、破産法とも比較して理解してください
2.会社更生法では、抵当権付き債権と質権付き債権は(更生担保 )権になり、担保実行が制約され減免対象にもなるが、民事再生法では(別除     )権として扱われ、担保権者は自由に権利を行使できる。
→会社更生法のほうが強力な手続きだが、費用面と迅速さにおいて民事再生法が中小企業向き

近年、倒産法制は頻出論点になっています。かなり特殊な問われ方もしますが、「再建型」「清算型」に大別し、3つの特別法(民事再生法、会社更生法、破産法)と会社法上の特別清算のそれぞれの特徴を比較して表にまとめてみると頭に入りやすいと思います。


◆知的財産権◆

1.特許の要件は、(産業  )上の利用可能性、(新規   )性、(進歩   )性である。
2.特許権者が特許を保持し続けながら、他人にその実施権を与えるライセンス契約には、(専用実施  )権と(通常実施 )権とがある。
3.特許権の法定通常実施権には、(職務  )発明のケースと、(先使用  )による通常実施権などがある。
4.会社の業務範囲に属するが従業員の職務に属さない発明を(業務  )発明という。
5.秘密意匠制度とは、登録日から最長(3    )年を限度として意匠を秘密とすることができる制度である。なお、秘密にする期間は意匠権の存続期間である(20    )年に含まれ(る      )。
6.商標の先使用権が認められるためには、他人の商標(①登録出願  )以前から、不正競争の目的ではなく、当該商標の(①登録出願  )の際にその商標が自己の商品や役務を表示するものとして(需要者 )の間に広く認識されていることなどが必要である。
7.地域ブランドの保護のために導入された(地域団体    )商標の登録要件のひとつとして、複数都道府県で知られている程度の(周知性 )の要件がある。
8.産業財産権のうち、実体審査を行わない無審査主義を採っているのは(実用新案権   )である。
9.不正競争防止法に基づく営業秘密の要件として、(秘密管理性  )、(有用性        )、(非公知性     )の3つがある。
10.著作権には、(①著作財産 )権と(②著作者人格 )権があり、(②著作者人格 )権には(公表        )権、(氏名表示     )権、(同一性保持 )権の3つの権利がある。
11.コンピュータープログラムは、知的財産権として、(特許       )法、(著作権         )法、(不正競争防止 )法の保護の対象となる。


◆その他◆

1.国際取引において、海上輸送の場合の船舶手配、海上運賃、保険料を買主が負担する場合、インコタームズでは(FOB  )条件という。

 

いかがでしたでしょうか?
簡単過ぎて役に立たねーな、くらいに思っていただければいいのですが。

串刺しタテヨコ・マトリクスでまとめて記憶した方がよい論点が多いですが、出題内容によっては、その中のパーツだけを取り出して正誤を判断しなければならないような問題もあり、知識の正確な出し入れが要求される科目だと思います。

とにかく、忘れても繰り返し覚え直すことにより、会社機関設計や知財等は長期記憶化が可能になるはずです。
47歳のおっさんでも何とかなったんですから、大丈夫

私の場合は、組織再編がどうしても混同し易かったため、受験生時代、wackyこの記事に載っていた表を拝借し、下記のように自分でアレンジして、上述のノートに貼り付けて本試験10分前まで見返していました(表はクリックで拡大します)。

また産業財産権についても、下記のような比較表を作って頻出論点を目に入れるようにしていました。

 

【組織再編】

 【産業財産権】

 

おおもとは手書きでぐちゃぐちゃになっていたので、エクセルで打ち直しました。 →  組織再編・産業財産権
自分にわかるように作っていたので見にくいとは思いますが、役に立ちそうであればこれに加筆修正しながらお使いください。

それでは、養成答練、自分の目標を定めて、頑張ってください!

by こぐま



こんにちは。こぐまです。

先々週に引き続き、財務編(下)です。
橋げたの早期構築を目指して、今回も基本論点に絞りたいと思います。また、少し古いものもありますが、当該論点に関係する過去問を参考として示すようにします。

財務編(上)は、会計と財務の間に位置する重要論点でしたが、今回はMBAのファイナンス理論をベースにした論点が多くなります。
一次、二次とも重視されている分野ですので、二次試験も少し念頭に置いて理屈中心の説明をしたいと思います。

◆資本コスト(資金調達)◆(H19-14、H20-14・16、H22-17)

前回、財務・会計はカネという観点で経営者の意思決定を助けるためにあると申し上げました。
営業活動や投資を行うために必要な資金をどのように調達すべきか、という意思決定に重要な考え方が「資本コスト」です。

資金調達の方法には、
①借入金や社債等の有利子負債
②株式発行による株主資本
の2通りの調達源泉があります。

企業側から見た調達コストは、それぞれ
①支払利息の負債コスト
②配当等の株主資本コスト
に分けられ、資本コストはこの組み合わせで構成されます。

一方、このコストを資金提供側から見ると、
債権者が求めるリターン
株主が求めるリターン
ということができます。

 

 

これらの資本コストの計算方法が、出題される基本的な論点です。

負債コスト
これはわかりやすいですね。有利子負債の利子率です。あらかじめ利子率は定められ、債権者に対してその支払いが約束されているものです。

株主資本コスト
上記で「配当」と書きました。目に見えるコストは、獲得した利益から株主に分配される配当金ですが、実はそれ以外のコストに株式価値の変動があります。つまり、株価の上昇による差益ですね。株主側から見た場合、前者をインカム・ゲイン、後者をキャピタル・ゲインといいます。
ここで、株価が上がってもコストとして会社から資金が流出するわけではないんじゃ?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

逆に株価が下がった場合のことを考えてみましょう。株主が期待していたリターンを得られないと判断した場合、より高いリターン(期待収益率)を求めて、その会社の株式を売り、他の会社の株式へ乗り換えるという行動を取ります。そうすると株価は下落し、既存株主の資産価値を落としてしまいます

また、企業側から見ても、株価の下落により、株式での資金調達が難しくなるほか、調達コストも上がることとなります(株価が半分になったら、同額を調達するためには2倍の株数を発行しなければなりません→将来の配当金負担が増えることになります)。

つまり、株主は投資する見返りとして、配当金以外に株価の上昇によるキャピタル・ゲインを求めており企業側から見ると、株価を上昇させるための不断の努力が必要ということであり、本質的にはコストに他ならないということができます。

このあたりが、経常利益や税引後当期利益で会社数値を判断する「会計」と大きく異なる点であり、なかなか腑に落ちにくい点ですが、ファイナンス理論の起点となる論点です。

では、どうやってこのように曖昧な株主資本コストを数値として算出するのか?
診断士試験で出題される手法は、次の2つです。計算式はテキストで確認してください。

  • 「資本資産評価モデル(CAPM)」
  • 「配当割引モデル(DDM)」「ゼロ成長モデル」「定率成長モデル」があります。

(*)CAPMのベータ値は、上場会社であればブルームバーグのサイトで調べられますので、自社のベータ値がいくらかを調べてみるのも一興です。

 

前置きが長くなりましたが・・・
「資本コスト」とは、負債と株主資本、それぞれの調達源泉によるコストを加重平均して算出したものです。
これがWACC(Weighted Average Cost of Capital)ですね。

負債コストと株主資本コスト、どちらが高くつくか、もうお分かりですね。
資金提供者として、受け取れる将来の収益の不確実性(リスク)は株主のほうが高いですよね。配当は約束されていませんし増減もします。何より将来の株価がどれくらい変動するか、まったくわかりません。
株主としては、一定の利息支払いを約束されている債権者より高いリターンを要求するのは当然のことです。

負債コストである支払利息には法人税の節税効果(タックス・シールド)もあります。
つまり企業側から見れば、本質的には株主資本コストのほうが高いということになります。会計の考え方ではなかなか馴染めない結論ですが、これがファイナンスの考え方の根本です。

◆資本構成◆(H19-17、H20-18、H21-15)
資本構成とは、負債と株主資本の割合のことを指します。二次試験で必ず出題される経営指標分析の問題において、安全性を説明する際に「資本構成が脆弱」とか「資本構成が不安定」というように使います。端的には自己資本比率で表されます。
資金調達における負債の利用のことを「財務レバレッジ」と呼び、負債比率で表されます。
株主資本が小さくても負債を利用することにより、新たな事業ができるというような意味合いでレバレッジ(てこ)と呼んでいます。

財務レバレッジが大きいほど(負債の利用度が高いほど)、損益のバラつき(リスク)が大きくなります。
財務レバレッジの計算式を見ればわかるとおり、財務レバレッジが大きいほど、ROAの変化がROEの振幅幅に与える影響が大きくなり、これを「財務リスク」と呼んでいます。

経営者への助言という観点で考えた場合、「最適な資本構成はどういう比率か」ということになります。
伝統的な考え方では「最適資本構成は存在する」です。負債の利用が財務リスクに影響するため、平均資本コストを最低にする負債の比率があるはず、という考え方です。しかしながら、現実には様々な外的・内的要因が複雑に絡み、「これ」というひとつの解を示すことは困難です。

一方、診断士試験でよく出題されるのが、経済学者のモジリアーニとミラーによる「MM理論」、ある一定条件のもと、負債の利用は平均資本コストには影響せず、平均資本コストは常に一定であり、「最適資本構成は存在しない」というものです。
株式の完全取引市場が前提で、法人税を無視していますので、現実的に適用できる理論といえるかどうか? また、負債を極端に増やせば、倒産するリスクも高くなると考えるのが普通です。

一次試験ではH23-17で配当政策による株式価値への影響が問われ、MM理論は出尽くし感もありますが、診断士試験では好まれているようですので、過去問を使って命題と論点を理解しておいてください。

◆投資評価(資金運用)◆(H18-13・15、H19-16、H20-23、H21-16)
一次試験でも二次試験でも頻出の、ファイナンスとしては最重要の論点です。次の企業価値の論点にも繋がっていきます。
設備投資、企業買収など、投資を行うことは企業の事業拡大と成長のために不可欠な手段です。その意思決定をどういう手法で行い、何を実行可否の判断基準とするか、が重要なポイントです。

投資評価の方法には次のようなものがあります。テキストには必ず載っていますよね。

  • ・回収期間法
  • ・会計的投資利益率法
  • 正味現在価値法(NPV法)
  • 内部収益率法(IRR法)
  • ・収益性指数

それぞれに長所、短所があり、時間価値を考慮しているという点で、試験ではNPV法とIRR法が重要です。収益性指数はNPV法の変形で、出題されたことがありますので、算出式は覚えておいたほうがよいと思います。

一番優れていると言われるのはNPV法ですが、現実の世界では、将来のキャッシュフローを現在価値(PV)に割り引くための割引率を決めることが難しいという欠点があります。
ここで、上述の資本コストを思い出してください。
資金提供者である債権者と株主が企業に求める収益率は何だったでしょうか?
WACCですね。

あくまでWACCは、資金提供者側から見れば、このハードルは超えて欲しいと考える収益率です。
ということは、新しい投資を行う際、企業としてはこの収益率以上のリターンが必要となりますね。
よって、投資評価の際、将来CFをPVに割り引くための割引率は、WACC以上であるべきです。将来CFのPVから投資額のPVを引いた正味現在価値(NPV)がプラスであれば、その投資は実行という判断をします。

実際の試験問題では割引率は設定されていますが、本質的な考え方を理解しておくと二次試験にも役立つと思います。

IRR法は、NPV=0となる割引率(内部収益率)が高い方の投資を選択するというものですが、投資規模を考慮しない、複数の相互排他的投資案において優先順位が付けられない場合がある(「価値加法性」の問題)、将来CFに正と負の数値が含まれる場合にIRRが複数存在することがある、実数にならない場合がある、等の問題点を含んでいます。
上記のNPV法と同様、IRRがWACCより大きいか小さいかが投資の判断基準です。

IRRを算出させる問題が出た場合、毎年のCFが同額であれば、そのPV合計額を毎年のCFで割って年金現価係数を算出し、補間法でIRRを求めることができます。上記グラフでは、IRRは6%と9%との間のどこかにあることがわかります。

一方、毎年のCFが同額ではない場合は、試行錯誤してIRRを算出せざるを得ませんが、手計算では面倒なので出題はされないと思います。
古い過去問ですが、H15-16が典型的なIRR法の問題です。ご参考までに。

将来CFを年度ごとに算出しなければならないような問題の場合、与えられた条件で簡便的なCF計算書をさっと作ったほうがベターと思います。
この計算は二次試験でも超重要ですが、これまた案外、間違えます。
将来CFの計算さえ正しく行えば、ほぼできたも同然
特に、取替投資では、旧設備の売却損による法人税の節税効果がプラスCFとなるので、織り込むことをお忘れなく。

T○Cでは、CIF、COFという言葉を使って、CFの図を使う解法が用いられていますね。面倒でも図に書いてみる、これはわかりやすく間違いにくい方法だと思います。

◆企業価値◆(H17-12、H19-17、H22-12・14)
企業が生み出すキャッシュフローの現在価値の合計が企業価値であり、債権者にとっての価値である「負債価値」と株主にとっての価値である「株主資本価値」の合計です。

「企業価値=負債価値+株主資本価値」

企業価値の算出方法で出題頻度が高いものには、DCF(ディスカウント・キャッシュフロー)法を使った次の2つの方法があります。

負債価値と株主資本価値を別々に算出し合計する
債権者の収益は利息、株主の収益は配当金です。上述の配当割引モデルを使ってそれぞれの価値を算出します。

負債価値=支払利息÷負債コスト(利子率)
・株主資本価値=配当金÷株主資本コスト

FCF(フリー・キャッシュフロー)を資本コスト(WACC)で割り引く
フリー・キャッシュフローの概念は理解しておられますか? いろいろな説明の仕方が存在しますが、ここでは、資金提供者にとっての企業価値という観点から、「債権者と株主が自由に使えるキャッシュである」と定義しておきます。「債権者と株主に自由に配分できるキャッシュである」と言い換えることもできますね。利息支払いや借入返済、配当金支払の原資となるものです。
また、FCFは調達方法には左右されません。
FCFは下記計算式で導き出されますね。重要な式です。一方、この記事のようにP/Lから導き出すことも可能です。

「FCF=税引後営業利益(NOPAT)×(1-法人税率)+減価償却費-設備投資額-運転資金増加額」

そして企業価値を算出する式は、
「企業価値=FCF÷WACC」
ですね。

なぜWACCで割り引くのか?
それは、上記の資金調達と運用で書いたように、債権者と株主が企業に要求する最低限の収益率(ハードルレート)だからです。

経営者は、企業価値を上げるために、FCFをできるだけ大きくすること、または/かつ、WACCをできるだけ小さくすることが求められることになります。

 

さて、FCFの計算式でNOPATという会計にはない利益概念が出てきました。なぜ経常利益ではないのでしょうか?
それは、経常利益だと、債権者に支払う支払利息が差し引かれてしまっているからです。しかし、支払利息は債権者の収益となるキャッシュフローでしたね。

企業価値の計算式をご覧ください。分母のWACCは、負債コストと株主資本コストの加重平均です。つまり、分母には利子率が含まれているということです。
従い、分子であるFCFにも債権者の収益である利息が含まれていないと、分母と分子が対応しません
そのため、FCF計算には営業利益を使い、それに法人税がかかるとみなしているわけです。

 

上記どちらの方法で算出された企業価値も「時価」です。企業買収を検討する場合に、被買収企業の値段がいくらか、提示された買収価格は高いのか安いのか、などの意思決定を行うために必要な考え方であることを付け加えておきます。

◆ポートフォリオ理論(投資リスク)◆(H20-19・20、H21-17・18、H22-16)
ハイリスク・ハイリターンという言葉があるように、リターンにはリスクが必ず付きまといます。
投資対象によって、リスクとリターンの関係は異なります。診断士試験では株式等の証券投資に関する問題として出題されることが多いようです。

リターン
投資の予想収益率は、将来起きる事象によって変化し、問題ではその確率が示されています(確率の合計は当然100%)。
提示されている予想収益率と確率をかけたものの加重平均値が、その投資に関する「期待収益率」と呼ばれるもので、二次試験でも問われる重要な考え方です。
数学の期待値の考え方と同じですね。

リスク
自分の予想からどれだけぶれるか、の変動がリスクです。
つまり、期待収益率からのバラツキの度合いでリスクの大小を測るものです。
このバラツキを数値としてあらわすのが、「分散」「標準偏差」です。

一次試験で出題されることが多いのは、異なる2つの証券を組み合わせて投資し、個別証券の価格変動が異なることを利用してリスクを低減する効果を狙うポートフォリオの考え方です。
標準偏差(x軸)と期待収益率(y軸)のグラフで、2つの証券の組み合わせによるリスクとリターンの遷移が表されています。

複雑な計算も含まれるため、上記に示した過去問以外では、スピード問題集」の第27問(これは非常に良い問題)の解説をよく読み込んでみてください。共分散や相関係数まで一連のポートフォリオ理論に関する基本を学ぶことができます。

 

3回に渡り、「財務・会計」の基本論点をまとめてみました。どちらかというと基本的な考え方を中心に説明したつもりです。これは、二次試験にも通じる考え方だからです。ただ、今回は長すぎましたね・・・

道場メンバーも昔から口を酸っぱくして繰り返していますが、この科目の重要度と難しさは年々増しています。ガツン!とやって一通り基本論点を理解できたら、あとは練習あるのみです。私は得意にしていたほうですが、それでも2週間も離れると、がくっと目に見えて力が落ちていました。わかってるつもりなのに、「手が動かない」のです。

二次試験に向けての勉強では、隙間時間には財務・会計のスピ問を読み直していました。
実務補習中も、一次テキストを参照していました。そして、今まで書いてきたような内容がいかに現場で重要か、改めて痛感しています。そういう論点を中心に書かせていただきました。

現時点で、すでに過去問をコンスタントに6~70点以上、取れる方は、余裕があれば事例Ⅳだけは少しずつ手をつけ始めてみてもいいかもしれません。
つまり財務・会計が得意な人は、この段階からライバルに差をつけやすい、というのが結論です。

By こぐま



こんにちは。こぐまです。

雛祭りの日に無粋ですが、前回の会計編に引き続き、今回は財務編(上)です。

今のところ当道場では禁断の二次試験対策ですが、気にされている方も多いですよね。先日のセミナーでもいろんなご質問をいただきました。

H20、21、22年度の事例Ⅳは難易度が高く、一次の財務・会計のレベルから相当ジャンプアップした出題が多かったです。簿記1級保持者であれば、それほど難しくはない内容だと思いますが、診断士試験の平均レベルから見ればハードルの高い問題が多々含まれていました。特にH21年度は無茶もいいところ。

その3年間はファイナンス論点が中心でしたが、試験委員の交代が影響したのか、一転、H23年度の事例Ⅳは会計的な論点が増え、実務に近い出題がされたように思います。
一次試験とのギャップがそれほど大きくなく、簡単だったという人が多かったです。一方でやっぱりできなかったという人もそれなりにいて、そういう人は知る限り合格していません。

ということは、やはり財務・会計も一次試験を徹底して攻略しておくこと、そしてできるだけなぜそうなるのか?という各論点の理屈を理解しておくことが、現時点でできる最大の二次試験対策ではないかと思います。企業経営理論と通じるところがありますね。

診断士は、中小企業の経営者に対して、いろんな観点(切り口)から会社を分析・診断し、助言することが求められます。つまり、経営者がより正しい「意思決定」を行うために、専門家としてあらゆる観点から根拠を示しながら助言することが任務であると言っても過言ではありません。

財務・会計(事例Ⅳ)は、会社の資源のうち、「カネ」の観点・切り口から、経営者の意思決定を助けるための道具
であり、公的機関や金融機関から資金調達するために説明を求められる将来の数値計画等の根拠を理論的に明らかにし、説得力のあるものに仕上げる道具でもあります。

何度も申し上げますが、それだけ重要な科目であり、また追い込みが利かない内容であるからこそ、現時点で基本論点をガッツリつぶしておきましょうという提案をさせていただいているわけです。一次本試験では、基本論点を理解していないと悩み込んでしまう変化球が飛んでくることも多いので、そういう時にぶれずに冷静に対応できるよう、各論点を理解しておきましょう。

今回はどの論点もひとつの記事になるほどの内容がありますので、二次試験の事例Ⅳも意識しつつも、現時点で最低限、押さえておきたい点に集中します。

また、現時点での弱みを発見できる一助になればと思い、各論点に関係する過去問を記載しておきますので、解いてみてください。

◆キャッシュフロー計算書◆(H18-6、H19-13、H22-6)
実務の現場ではB/SやP/Lほど利用する機会は少ないように思いますが、中小企業診断士試験では超重要視されています。
P/Lはお化粧しようと思えばできないことはないので、会社の問題点や本当の実力を分析する上ではCF計算書が優れており、診断士にとって必須のテーマです。

H23年度の事例Ⅳでは、計算過程まで書かせる問題が出題されました。実務補習でも、必ず報告書への添付が求められる書類です。
二次試験では、計算書全体を自分で作成できるようになっておくことが必要ですが、現段階では次のような点を確実に押さえるようにしておいてください。

①直接法と間接法の違い
営業CF小計欄の上が異なりますね。どう違うかおおよそでも思い出せるでしょうか? できない場合はテキストへ。
H20年度の第6問(1)では、間接法で秒殺できる問題が出てました。+か-かを間違いなくパッと思い浮かべられるようにしましょう。

②間接法での小計欄上の営業資産・負債増減
資産が増えたら、負債が増えたら・・・キャッシュ増減はどうなるか、すぐわかるかどうかがポイント。会計編で、勘定科目の本籍地が曖昧になったら、現金が増えるか減るかを考えるとわかりやすいと書きましたが、この部分でも応用できます。

③直接法での営業収入・仕入による支出の計算方法
営業収入は、P/Lの売上高にB/Sの売上債権増減を調整して算出すること、当期貸倒があれば減算することなど、計算式を覚えてますでしょうか?

④小計欄下の営業CF
ここで何をどのように調整するか、正確に計算できるでしょうか? 未払利息や未収利息がある場合、小計欄の上で加減したP/Lベースの利息をキャッシュベースに直して調整する部分です。

案外、忘れやすいのは、ここに法人税等支払額が含まれることで、未払法人税等がある場合は同様にキャッシュベースでの支払額を算出しなければなりません。老婆心ながら、配当金の「支払」は財務CFであることにご注意!

⑤投資CFの有形固定資産取得・売却
H22年度の第6問で問われました。期中取得、期中売却、除却、減価償却累計額を考慮した、やや複雑な計算をマスターしておいてください。

◆直接原価計算◆
全部原価計算と対になる計算方法で、二次試験でもこの考え方は重要です。H23年度の事例Ⅳ第2問が典型例。
財務諸表作成で使われる全部原価計算で十分じゃないか? なぜ財務諸表には使えない直接原価計算が大切なのか? 全部じゃないということは部分だけを計算するということ? それはどの部分?
このような疑問を持たれた方は、鋭いです。

製造原価の分類法で、直接費と間接費に分ける方法の他に、「変動費」と「固定費」に分ける方法がありますが、その変動費のみで原価計算するのが直接原価計算です。固定費は製造原価に含めません。
では、なぜ変動製造原価のみで計算するのでしょうか?

これは、制度会計である全部原価計算に不備があるためです(不備は言い過ぎ? 場合によっては問題があるという意味です)。
製造業の売上原価の算出方法を覚えておられますでしょうか?

「売上原価=期首製品棚卸額(在庫)+当期製品製造原価-期末製品棚卸額(在庫)」

この期首と期末、当期の完成品製造原価には、全部の原価(変動費と固定費)が含まれていますね。
つまり、生産量の多寡に関係なく一定に発生する固定製造原価が、製造間接費として製品在庫に配賦されているということです。

ということは、期末の製品在庫にも当期に発生した固定製造原価が含まれ、上記算出式をみればわかるように、その分だけ費用が少なくなって、結果として総費用を引いた後の営業利益がかさ上げされることになります。作れば作るほどその金額は大きくなります。
当期だけを見れば、「在庫が利益を生む」という皮肉な結果になるわけです。

当期に山ほど製品を作っておけば、売上原価に配賦される固定費が薄まるため、販売できずに過大な製品在庫が残っても、とりあえず当期の営業利益を大きく見せかけることができてしまうという問題点が全部原価計算には本質的に含まれているのですね。
私も過去、取引先の現場がそのような手段で利益水増しをしているのに何度か遭遇したことがあります。

このことは言い換えると、全部原価計算では売上高の変化と営業利益の変化が連動しないということです。
会社の利益構造を把握し、利益計画を立てる上において、全部原価計算のみでは間違った意思決定をしかねず、その欠点を補うために直接原価計算という手法が存在するわけです。

会社として経営計画を立てるためには、モノをいくつ作って販売すればいくらの原価が発生し、利益がいくらになるのか、という利益構造を知っておく必要がありますね。

変動製造原価だけで原価計算を行い、固定製造原価は全て当期の費用として計上すれば(製品に配賦しなければ)、製造による原価(Cost)の発生、販売量(Volume)、利益額(Profit)が比例的に動くことになり、利益構造を捉えやすくなるという効果が出てきます。
その結果、どういう施策を打てばよいかの経営の意思決定が可能になるわけです。

この直接原価計算は、次に述べる「損益分岐点分析(CVP分析)」に繋がっていく重要論点です。二次試験でよく問われる「意思決定会計」の最も基本となる考え方ですので、是非とも今のうちに本質を理解して問題を解いてみてください。
変動費、限界利益、固定費、営業利益の関係を押さえておくことがポイントです。

◆損益分岐点分析◆(H19-10、H20-12、H22-9)
一次でも二次でも頻出の最重要論点のひとつです。
診断実務でも必須のテーマです。

損益分岐点(BEP:Break Even Point)とは何か?ということについては説明不要と思います。
BEP売上高の計算方法もすぐ出てきますよね? 一次試験では固変分解された上で出題されることが多いのですが、余裕があれば高低点法でも解けるようにしておいてください。高低点法は特に二次試験で出題されます。
安全余裕率も説明可能な状態でしょうか? BEP比率との関係なども、図を書いてパッと計算式が思い浮かぶ状態になるよう、何度も練習を繰り返してください。

ポイントは、変動費率が変化したら、または固定費額が変化したら、BEPはどう動くかを図表で理解し、計算できるようにしておくことです。
それから、目標利益を達成するための目標売上高がいくらか算出できるようにしておくことも必要です。
通常は営業利益ベースでのBEPが問われますが、経常利益ベースでのBEP分析が出た場合の営業外損益の取扱い(固定費)には要注意です。

また、二次試験では、BEPを改善するための方法について問われることがあります。

◆セグメント別の損益計算◆(H18-10、H21-10)
直接原価計算に関連する論点として、近年、特に頻出論点ではないかと思います。
二次試験では、H23年度の事例Ⅳ第3問で出題されました。

製品別、事業部別の利益分析で使われますが、限界利益と貢献利益の概念を把握して計算できることが必要です。
なお、この二つは、一般的に会計で用いられる概念と診断士試験とでは相違がありますので、ご注意ください。

また、固定費が、特定セグメント特有か複数セグメントに共通するものかの性格の違いにより、個別固定費と共通固定費に分けられて貢献利益が算出されますが、案外これも曖昧になりがちです。

当該セグメントを存続するか廃止するかは営業利益で決めるのではないということを、しっかりと認識しておくことがここでは重要です。

 

財務については、基本論点だけでも長くなってしまうので、上下2回に分けてお伝えすることに予定を変更させていただきます

すでに3月です。財務・会計をガッツリやって貯め込む最後のチャンスです。スピ問でも何でもお気に入りの基本問題集解きをどんどん進めてください。
ここでおおよその論点を制覇しておけば無借金の状態になり、完成答練までは日々の練習を続けるだけです。

苦手意識がある方は、とにかく、とにかく、財務・会計だけは、只今、現在、集中して理解度を上げておくことを強くお勧めします。

論点を理解して得意とされている方も、腕が鈍らないよう、定期的に練習することを心がけてくださいね。

by こぐま



こんにちは。こぐまです。

2/15の「このままじゃやばいよセミナー」では、「いま何をすればいいのか?」のパートを担当させていただきました。遅くなりましたが、お忙しい中、大勢の方にお越しいただき誠にありがとうございました。

その中で、主要3科目の橋げた構築を急ぐこととそのレベル感についてお話ししましたが、今回はまず、苦手としている方が多いと思われる「財務・会計」の取り組み方について、会計分野を中心に触れておきたいと思います。

「財務・会計」は診断士にとって、会社の分析、診断、助言を行うための共通言語です。できるだけ自分のものにしておく必要があります。何より、苦手なままでは、二次試験の事例Ⅳの学習に多大な時間を取られ、合格が遠のいてしまいます。

苦手意識を持っている方は今のうちに克服し、得意科目(貯金科目)に変えていきましょう。得意とされている方は、読み飛ばしてください。

◆まずは◆

ある程度、細切れでも構いませんので、できるだけ短期間(1~2週間)に、25時間程度、この科目に充当する時間を捻り出してみてください。他科目との並行学習できつくなるとは思いますが、3月半ばくらいまでがめどです。

暗記科目は後で取り返すことが可能ですが、反復練習が欠かせない「財務・会計」の後回しは致命的です。極端なことを言えば、試験対策的には「企業経営理論」も「財務・会計」に比べれば追い込みが利きます。

その際の学習の条件として、
・ ちょっとまとまった時間を作る。
・机に向かう。
・できれば不使用が望ましいが、時間短縮のため電卓使用も可。
とします。

自分が適当と思う、論点別に整理された基本問題集(あまり厚くないもの、例:「スピード問題集」や受験校の教材)を1冊決めてください。すでに一度、解いているものであればなお良しです。

その類の問題集であれば、重要論点は全てカバーされているはず。解いていく論点の順番としては問題集通りでいいですが、会計分野→財務分野の順で取り組むほうが、理解の仕方として自然ではないかと考えます。

◆左か右か◆

会計分野は、B/S・P/Lの構造、仕訳、勘定記入、棚卸資産等の各種資産評価方法、決算整理の各事項、実際原価計算、標準原価計算、税効果会計などが主要論点です。簿記の勉強で言われるように、理屈でなく、まず各科目の「本籍地」(増える方)が借方、貸方のどちらか、を覚えること。

あやふやになったら、その科目が増えれば現金が増えるのか減るのか、常識的にどちらなのかを想定してみてください。現金が増えるのであればその科目の本籍地は貸方(右側)、減るのであれば借方(左側)です。
「何を今さら当たり前のことを・・・」と思っていただければ一番いいですが、会計全般の問題においてよくわからなくなった時に頼れる方法ですので、念のため。

特に財務の重要論点であるキャッシュフロー計算書作成の際、+と-を勘違いしやすいので、現金増減との対で理解しておくと、あとあと楽ですよ。

◆期間損益の概念◆

会社の損益は、1ヶ月とか四半期、1年といったある一定期間で区切って計算されます。企業活動で得た収益から、それを得るために使った費用を差し引いた結果が損益です。

これを期間損益といい、その間に生じた収益や費用が対応していることが原則で、それぞれ一定の基準で算定する必要があります。
売上高(収益)が計上されているのに、それに対応する売上原価(費用)が未計上では正しい期間損益が計算できないということです。

その基準を「計上基準」または「認識基準」といいます。

収益の計上基準は、原則として「実現主義」に立ち、商品の引き渡しやサービスの提供が実際に行われた時点で売上高等の収益を認識します。同時に(現金取引でなければ)売掛金、受取手形等の債権を得ることになります。

一方、費用の計上基準は、原則として「発生主義」であり、その事実が発生した時点で認識します。時間の経過とともに資産の価値が減ると考える減価償却費が典型例です。

つまり、収益の計上基準の方が費用より厳しいということが言えます。保守的に損益を算定するということですね。何かモノを作ったという事実だけでは収益とはみなさず、顧客に完成品を引き渡して初めて売上という収益を計上しなさいということです。

会計の大原則であり、今後、会計基準等の理論問題を理解するうえで根本となる考え方ですので、その相違点を押さえておいてください。

◆ボックス図◆

期末棚卸資産の評価や売上原価の算定の際に使う、あの縦型長方形です。貸借さえ覚えていれば機械的に計算できる便利ツールです。面倒がらずに必ずボックス図で考える習慣をつけておきましょう。
原価計算では不可欠ですし、「運営管理」の予算計算でも使えます。頭の中ではなく手を動かして、ささっと作って貸借を合わせられるよう、練習を繰り返してください。

◆決算整理事項◆

一言でいえば「期末の各勘定残高に修正や追加記入を行い勘定を締め切るための諸手続き」であり、重要論点は次の通りです。

①期中の仕入勘定を売上原価に修正する手続き
②受取手形・売掛金残高に対する貸倒引当金の設定
③有形固定資産の減価償却
④費用・収益の見越しと繰り延べ

これらの手続きそのものが出題されるほか、決算整理前手続きとしての試算表作成、残高試算表から決算整理を経てB/S・P/Lを作成する精算表が頻出問題です。精算表の問題は、上記①~④の作業の組み合わせで難しくはないのですが、時間に追われるこの科目では後回しにした方がいいケースが多いようです。

その点は直前期にまた触れるとして、今はとにかく、一通りの論点と精算表作成方法は繰り返し練習しておきましょう。

上記①のコツは、
「仕入繰商、繰商仕入(しいれくりしょう、くりしょうしいれ)」
と呪文のように唱えて覚えておくこと。同じ「繰越商品」勘定が、期首から期末へ変化する仕訳です。その意味は問題集の解説で理解してください。

④は、いわゆる経過勘定といわれる4つのB/S科目に対するP/L科目(損益)について、
「未(未収収益・未払費用)足す、前(前払費用・前受収益)引く」
と覚えておくのはいかがでしょう?
未収収益に対する収益科目は+(収益の増加=貸方)側、前払費用に対する費用項目は-(費用の減少=貸方)側に計上されるということです。
上述した科目の「本籍地」をきちんと覚えていれば、落ち着いて考えられるはず。

◆実際原価計算◆

個別原価計算と総合原価計算に大別されます。診断士試験では難しい計算は問われず、簿記2級の最も基本的な計算問題がほとんど。
基本問題集でそれぞれの典型的問題を数問、こなしておけば今はOKです。
押さえておくべきポイントをざっくり簡単にまとめると次の通りとなります。

①個別原価計算
「運営管理」で習う「個別受注生産」で使用される原価計算方法です。
売上原価や当月製品製造原価を計算させることが多く、つまるところ、「製造間接費」の配賦をどのような基準で行うのか、がポイントです。

②総合原価計算
「見込生産」で使用される原価計算方法です。
期末完成品原価や 仕掛品原価を計算させることが多く、「月末仕掛品の評価」の算出がポイントとなります。

加工費について進捗度を勘案することにより原価のかかり具合を調整すること、月初に仕掛品がある場合は、前月と当月の製造原価が異なるため、製造単価を「平均法」「先入先出法」のどちらかで算定することが必要で、少しややこしいですね。

◆税効果会計◆

会計上の利益と税法上の利益は、通常、一致しません。税法では、会計の収益にあたるものを益金、費用にあたるものを損金といいますが、これが一致しないためです。企業会計と税法の目的は異なります
前者は企業活動の結果としての損益や財政状態を正確に算定すること、後者は企業に対して公平に課税することを目的としています。

例えば、減価償却費や貸倒引当金繰入額、棚卸資産の評価損、退職給付引当金などは、企業会計上は資産の実際の使用価値や期間、リスクの保守的な見積もりなどによって、(監査で認められることが条件ですが)企業が自己判断で費用計上することができますが、税法は公平に税を課すために画一的な基準を設定しており、会計上は費用として計上しても、税法上は損金として認められない、等の食い違いが生じることとなります。

この差異を調整し、上述した適正な「期間損益」を計算するのが税効果会計です。減算一時差異(税金の前払い=繰延税金資産)と加算一時差異(税金の繰り延べ=繰延税金負債)がありますが、現実には前者が多く、後者は一部の処理に限定されます。

「一時」と言っているのは、会計上と税法上で収益と益金、費用と損金の認識するタイミングが異なり、一時的にズレるが、将来のいずれかの時点でその差異は解消されるという意味です。

試験ではどちらも出題されており、「法人税等調整額」を正しく計算できるように理解しておくことが重要です。

 

とりあえず、基本論点だけをざっとまとめてみました。
「スピード問題集」では25問程度が会計分野に該当する問題です。
テキストを読むことも重要ですが、基本講義が終わった現段階では、基本問題集を解いてみて練習しながら解法を習得していくほうが早道です。

最近、出題が増えている理論問題については奥が深く、簡単には対応ができません。各受験校もこの点について何らかの対策をしていることと思いますので、まずはそれを優先して取り組んでみてください。

直前期までには何らかの形で記事にしておきたいと考えていますが、宿題とさせてください

次回は財務編の予定です。

by こぐま



はじめまして、を~といいます。
この度、縁あって道場執筆陣の仲間入りさせていただきましたnotes

ぼくの合格体験記を参照していただければおわかりの通り、TA○受講経験者、ストレート合格者が主流という道場執筆陣にあって、独学かつ2次試験敗退経験有りという変わり種です。
診断士の勉強というと受験校に通って講義・演習をこなして、、、という受験生が多いと思いますが、いろいろな事情で独学を選択されている方にも参考になるような記事を書いていければ、と思っているのでよろしくお願いしますsmile

 

■ おもしろき こともなき世を おもしろく ■

ご存知の方も多いでしょう。高杉晋作の辞世の句と言われています(諸説あるようですが)。
先日たまたま友人との会話の中で高杉晋作の話が出てきたのですが、ぼくは幕末史が得意ではないので、ちょっと調べてみました。
この句にはいろんな解釈があるようですね。ぼくは、下の句(住みなすものは 心なりけり)を付けずにそのまんま感じるのが「らしい」と思います。

世の中つまんないけど、どうしたら面白く生きることができるんだろう? 面白く変えてやれ!
最近知った言葉ではありますが、ぼくがとっても気に入った言葉ですcatface

 

■ 試験勉強、面白いですか? ■

さて、この問いかけ。特に知識詰め込みに終始しがちな1次試験の準備をしている人向けの問いかけです。
いろんな人が居ると思います。

  • これまで知らなかったことを学べるから面白いgoodという人。
  • 興味のある科目は面白いけど、、、coldsweats01という人。
  • 勉強はつまらないけど、勉強によって変わっていく自分を感じるのが面白いもんねpunch、という人。
  • 診断士になった後のビジョンを思い描いて、面白くなくても勉強するのだangry!!という人。
  • 勉強は面白くないけど、学校でいろんな人と知り合えるのが面白いsmile、という人。

面白くなくても目標のために我慢して続けるのは立派。けど、何ヶ月もある長丁場。面白くないことよりも、面白いことの方が当然続けやすいですよね。
じゃあ、どうなったら「面白い」と思えるんでしょうか?

 

■ どう考える? ■

質問が続いて申し訳ないですが、皆さんが考えるときは次のどちらのタイプですか?

①面白いことってどんなことだろう?

②面白くないことってどんなことだろう?

①の人 → とっても素直な人だと思いますwink。それか、とっても真面目で律儀な人かも。「面白いこと」の定義から始めるのは、考えるプロセスの定石ですよね。

②の人 → 考えることに慣れてる人だと思いますbleah。このように、「逆」の状態を考えてひっくり返すことで、「正」の状態を説明するって、実は2次試験の勉強にも役立ちますよscissors (ちょっと先の話

だから何だ、と言われてしまいそうですが、考えるプロセスはどっちでもいいと思います。答え(らしきモノ)を見つけやすい考え方をいくつか知っておけば、その時々で使い分けることができます。話が逸れますが、これっていわゆる「切り口」ってヤツですよね。代表的な切り口として、ハカセのこの記事とかいろんなところで取り上げられているのがフレームワークです。SWOTだとか3Cといったフレームワークのみならず、上記のような「逆の発想」もリッパなの切り口の一つと言っていいと思います。

話をザザ~っと戻してdashしまうと、先ほどの問いかけについてのぼくなりの解答は、「わかるようになれば面白いということ。わかんない本を一生懸命読んでいてもつまらないです。けど、内容がわかれば読んでて面白いですよね。

簡単に「わかる」ようになれば苦労はしない? それもそうですねsweat01

 

■ 「わかる」ためにすること ■
いま、「わからない」、これがどんな状態なのか、次の3つに分類して考えてみます。

①もうテキストに何が書いてあるのかわかんない、日本語にしてくれ~shockな状態
②次から次に新しいテーマが降ってきて処理しきれていないcrying状態
③テキストを読めば何が書いてあるかはわかるけど、要はなんなのかピンと来ないbearing状態

①の人 → ガンバレ。。。。 っていうか、パっと見て①と思っても、実は③な人が大部分だと思いますよ。
②の人 → 時間で解決しましょう。が、くれぐれも身体と引き換えにしないように気をつけてくださいね。身体を壊すと時間がもったいないです。

というわけで③の人、あなたが今回のテーマのターゲットです。
どうしたら勉強した内容がピンsign03と来るようになるのか?

一番単純で即効性のあるのが、その範囲からどのような出題がされているを見ることです。
逆に、単純でもなく即効性もないのが、ソレが何につながっていて、コレがコウなったらソレがドウなるのか、をじっくり考えて調べる事、と言えるでしょうか。

試験までの日数という限られた時間を考えたときに、対策として有効なのは言うまでもなく前者です。過去問から該当テーマを探すのは手間がかかるので、素直にスピー○問題集で探しましょう。例題が載っているタイプのテキストであれば、ちょっと先のページを開いて、該当テーマの例題がないか探してみましょう。問われ方を知って解説を見たうえでテキスト本文を読み返すと、理解が深まりますよ。「あ、こうゆうことをわかっとけばいいのねflair」って。

 

■ 最後に ■
テストはゲームだ、というのがぼくの持論だったりします。練習してハイスコアを目指す。自分のスコアを並べてみて満足する・発奮する。練習(勉強)で凹んでも、スコアに反映されてきたら嬉しくhappy02なっちゃうでしょ?

というわけで、これまで道場が提唱してきた「アウトプット重視」とは若干着眼点が異なりますが、インプットの最後のひと押しにアウトプットを利用するというちょっと逆説的なアプローチ、試してみるか放っておくかはあなた次第です。
でも、どうせ何ヶ月も勉強を続けるのなら、勉強が面白いと思えるような工夫、考えてみませんか?



みなさん、はじめましてpaper。うちあーの と申しますsign01

私は、平成23年度中小企業診断士試験に合格し、縁あって今年から新たに道場執筆メンバーに加わることになりました。
よろしくお願い致します。

まず冒頭に、昨日の記事でぷち卒業宣言をされたJCさんに心からの感謝を申し上げたいと思います。一読者として、そして道場の後輩としてたくさんのアドバイスを頂きました。これから新レギュラーメンバーとして、読者の皆様に対して一つでも多くのヒントや気付き、有益な情報を提供し、またモチベーションを上げられるような記事を執筆し、結果として一人でも多くの方々の合格にお力添えできれば、それが私にとってのJCさんへの恩返しにもなると考えておりますup。まぁ、JCさんのことだからきっとこれからもチョイチョイ書いてくれると思いますがhappy01

さて、私の自己紹介は、昨年12月に寄稿した「私の合格体験記」をご参照頂ければと思います。

付け加えると、イタリアに3年ほど研修+駐在経験があり、イタリア人的な生き方が染みついている人間です。診断士試験は、準備期間が長丁場に及ぶがゆえに継続的なモチベーションを保つ必要がありますが、「どうせやるなら、楽しくストイックに!」noteをモットーとして合格にこぎつけました。なので、ここ道場でも、「たのスト!」notesな記事で診断士試験攻略のヒントを提供し、一人でも多くの方と合格の喜びを共有したいと考えます。

さて、今回は道場でのデビュー記事なので、私の2年間の受験生経験を踏まえて「道場基本理論」について改めて見つめ直すことに挑戦したいと思います。

この道場基本理論は、道場創設メンバーに共通していた勉強方法を集約したもので、正にストレート合格を目指す受験生のバイブルとも言える秀逸な理論shineです。この、一発合格道場のアイデンティティとも言える理論は、診断士試験における学習の王道crownでもあり、私も受験生時代に読者の立場から大変に参考にさせて頂きました。ただ、創設から2年scissorsが経ち、診断士試験自体の性質にも変化が見られる中、これまでの受験生向けブログとしての成功に安住し「ゆでがえる」になりやすい状況を回避し、チャレンジ精神を・・・、おっとsweat01、話がそれましたsign04。すみませんbleah。要は、2010年(平成22年)1月の道場創設から2年を経過しているので、2年の間に起った変化を踏まえて、かつ近年益々増加している複数年受験生の観点からの考察も交えて、書いてみたいというのが趣旨でございます。

旧執筆メンバーから「いきなり大胆な奴だな」と聞こえてきそうですがsmile

1. 橋げた理論

原論はこちら。要約すると、1次試験7科目を7つの橋げたに例え、
目の前にある1つ1つの科目に集中して、より強固にマスターすれば(1本1本強固な橋げたを作れば)、
たとえ忘れてしまったとしても(橋が崩れてしまったとしても)、
簡単にリカバリでき(橋をかけ直すことができ)、
1次試験を突破できる。

ということですね。素晴らしいflair。この理論自体には否定する余地は無いと思います。

ここで、この2年間における1次試験合格率の変化に着目してみましょう。

(出典:社団法人中小企業診断協会本部HP/申込者数・合格率等の推移

ここ2年間、つまり平成22年度及び23年度が大幅に低下していることが一目瞭然です。平成21年度と平成22年度との比較で言えば、実に8.2ポイントの合格率低下downとなり、平成23年度も16.4%と低止まりwobblyしています。

低合格率の主な理由としては、
平成22年度:経済学がとてつもなく難化したから
平成23年度:全般的に点数を取りにくいレベルで平準化されたから
といったことが挙げられます。

今年、平成24年度1次試験がどうなるかは知る由もありませんが、少なくとも同等レベルの合格率、難易度を想定しておくべきです。この「受かりにくくなった試験」を突破するための対策としては、1つ1つの橋げたをより強固なものに仕上げる、ということであり、さもなくば本試験当日に押し寄せる猛烈な嵐typhoonを前にあえなく崩れてしまう危険性が増している、というのが現実であります。

■この章のまとめ■
近年の難易度上昇により、平成24年度1次試験突破のためには、より強固な橋げたを築く必要がある。

2. 答練重視論

原論はこちら。これも非常に理にかなった理論です。特にストレート生にとって養成答練80点という目標は橋げたの基本構造となる基礎知識をしっかり固める、という意味で妥当だと思います。

ただ、一つ意識しておきたいのは、養成答練はあくまでもテキストレベルであり、野球baseballに例えると、ほぼ全問直球。それに対して本試験において、直球はいわゆる「サービス問題」であり、その球数は少ない。そして本試験では多くが変化球、つまり基礎知識をベースに一ひねり加えた応用問題が特にこの2年間の出題傾向として増えてきているのです。

当然のことながら、直球をしっかりとしたフォームで打てなければ変化球で崩された時に打ち返すことはできない、つまり基礎知識がしっかり身についていなければ応用問題への対応はできない訳であって、養成答練を軽視するということでは全くありません。が、ここで言いたいのは、養成答練はその後何回転も学習を繰り返すことによって橋げたを強化していくほんの入り口に過ぎない、という意識を強く持つべき、ということなのです。

一方、複数年受験生の方は、初年度で一度橋げたを構築しているアドバンテージを活かして、上級答練などで応用力を養い、近年の本試験レベルでも乗り切れるだけのより強固な橋げたを築いていく必要があります。

■この章のまとめ■
より強固な橋げたとは、しっかりとした基礎知識を基本構造としながら、その周囲を応用力で補強したものである。養成答練で初期段階の目標を明確化にする一方、受験準備期間全体を俯瞰した上で、本試験対応の応用力を強く意識する。

3. アウトプット・スピ問重視論

原論はこちら。私もスピード問題集は大いに活用しました。T●Cに通い始めた当初は、テキストとトレーニングを中心に学習しようと考え、スピ問は買わなかったのですが、経済学の養成答練で100点を取った学習仲間に学習方法を聞いた際に、スピ問を使うことで短時間に効果を上げていることを知りました。ちょうど、そのあと暗記3兄弟(情報、法務、中小)が続く時期だったので、スピ問を学習ツールに加えることにしました。それ以降、記憶安定ツールとして継続的に使い、2年目の1次試験直前まで繰り返し使っていました。特に2年目は5回転くらいした科目もあります。繰り返すことで基礎知識のアウトプットの瞬発力が上がってくるので、直前期は文字通り「スピード」run問題集でした。

もう1つ、反復学習の重要な効果があります。それは、自分の弱点、つまり繰り返し間違う問題があるということに気付くことです。私は、スピ問を解くごとに「日付」と間違った問題については「チェックマーク」を記録していきました。一定期間、間隔を空けてから解き直してみると、同じ問題を、同じような思考プロセスで不正解の選択肢を選んでしまう、ということが多々ありました。

なぜでしょうか?それは、「人間は忘れる生き物」だからです。ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスによると、こんな感じ。

ではどうしたらよいか?答えは簡単。繰り返すことです。特に、間違った問題は何度でも繰り返す。「七転び八起き」ならぬ「七忘れ八覚え」で対応すればいいだけのこと。まぁ、たいていの場合、間違ったことに対する執着覚え方の工夫などにより、そこまではいきませんのでご安心ください。要は、同じ問題を間違った時に、「俺(私)って何て頭悪いんだろう。」なんて卑屈になる必要は全くなし、ってことですwink

ここでのメッセージは、原論通りアウトプット・スピ問重視論は、1次試験対策として非常に効率的であり有効な方法論だということ。いや、難化した近年の診断士試験においては、これまで以上に重要だと強く感じます。養成答練以降も繰り返し、繰り返し、活用することで基本問題の正答確率向上応用問題への対応の手がかり、が身に付くのではないかと思います。

■この章のまとめ■
アウトプット学習は普遍的に重要な方法論。スピ問(若しくはそれに準ずる問題集)は養成答練で高得点を取るためのみにあらず、本試験での対応力向上のために、直前期まで繰り返し反復学習するためのツールである。

==========

初回からずいぶん長々と書いてしまいましたが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございますwink

次回は、道場基本理論の締めである「ストイック勉強法」について、書きたいと思います。冒頭の自己紹介で述べました通り、私も相当ストイック診断士試験と向き合い、そしてやり切ったという自負がありますので、その全容もご紹介しちゃおうと思います。

お楽しみにgood

Ciao!
by うちあーの



サクラ咲く。

平成23年度中小企業診断士試験合格者の皆様、この度は大変おめでとうございます。ここから先は「他人から選ばれる」のではなく、「自らの進む道を自分で選ぶ」戦い。

診断士試験合格の一つの特典は、自分の話に耳を傾けてくれる人が急増すること。これまでの我慢や鬱憤に3倍返しでお釣りがくるほど、自己成長の機会がそこかしこに。では合格体験記ご執筆を済ませた上で、どうぞ思い思いにご活躍ください!



あ、俺はもう執筆済だぜcatface  
と油断するのは少々早いっすよ、旦那。

当一発合格道場の合格体験記、2,000字目安の字数制限はあれど回数制限はない。多様な読み手の期待に応え2回・3回と書き連ねる度にレベルUPするのが文章力。1回書いて満足じゃ自分のためにも勿体ないし、読み手の期待も

ありきたりでなく、オリジナルで鋭い尖りを持った、
学習意欲を奮い立たせる最新学習情報の入手

にある訳だから。

 
おっとついつい前置きが長く。こんにちは、ふうじんです。本日の特集は、3回目の養成答練「運営管理」を間近に控えた【2012年合格目標】スト本科生対象で、「問題集を2周解くときの魔法」。
  

■同じことをやっているように見えて、実は違う■

本日のテーマを普通に書くと「養成答練前での問題集の効率的な使い方」。これには模範解答があり、

答練に備え問題集を解く。また可能な限り2回・3回と解き直す。

ことには誰しも気が付く。ではなぜそこで1次合否を分ける違いが生じるか?実は今日の話、先週指摘した 1次試験の実力差とは講義2.5hの受講姿勢の違い の続編。では説明都合上、

①同じような学習行動をしても、やり方次第で成果が異なる
②効率的なやり方は、短期合格者の学習行動から学べる

であると仮定します。そう、資格試験学習の実力差とは「頭の良し悪し」ではなく、主に「資格試験の勝ち抜け方」を知っているかどうかの差。分かりやすく言い換えると

同じことやってるように見えて、実は何かが違ってる

ということ。
 

■短期合格者は養成答練高得点?■

上の章は単なる前フリで何の説明にもなっていないから、短期合格者の特徴の一つとして、養成答練点数推移(2009年度)を見てみましょう。

経営 財務 運営 経済 情報 法務 中小
(資料提供byハカセ)

グラフを見ると、合格者の答練点数=似たり寄ったり。でも、

養成答練=80点
直前答練・一次公開模試=70点

という高いレベル(=上位5%)で似たり寄ったり。ではここで、

③:養成答練高得点者(上位5%)は、短期合格する公算が強い

とひとつ仮定を追加。えー、80点なんて無理。。というなかれ。答練80点のクリア手段を重要度順に挙げると、

INPUT学習
①講義の事前、あるいは並行して過去問を解く。
②軽い予習を経て、教室講義を主体的に活用。
③講義当日~翌日メドに、講義内容を自分なりに理解。

OUTPUT学習
○ピ○ド問題集 (以下「あの問題集」と表記)を2周解く
⑤養成答練に欠かさず参加
⑥学習時間は20~25時間/週が目安。

という程度。え、それなら俺もやってるよ・・。そう、仰る通り。点差が開くのは、

同じことやってるように見えて、実は何か違いがある

ことが理由。
 
 
■問題集を2周解くときの魔法■

もったいぶらず、では何が違うかというと、「実施時期」「実施意識」の2点。前者は常々先行有利と言ってる通り、

あの問題集を解く最適時期とは、「養成答練」の直前。

逆に言うと、「あの問題集」を5月完成答練や6月末一次公開模試前に初めて解くのは極めて無意味。なぜなら完成答練・公開模試ではそんな基礎レベルの問題はほとんど出題されないから。

さらに言うと、養成答練の得点差とは、

答練前に「あの問題集」を1回解く⇔2回以上解くの違い

に過ぎない。なぜなら、2回以上解くと以下の特典がついてくるから。

①時短効果
a)2周目を解く時間は、1周目よりかなり短縮。これだけでも十分。
b)2周目を解く時間感覚は、本試験に近い。本試験得点能力UP。
c)時短で早解き→ミスが出る。そこを自分の弱点として補強可能。

②選択眼効果
d)知っている問題だから、問題文の「解答に使う箇所だけ」拾い読み
 (↑説明割愛するけどココ重要)
e)知っている問題だから、「最後の二択」に絞った後の正答率UP。
 (↑間違い選択肢の捻りパターンがわかるから)
f)知っている問題だから、解くべき問題・後回し問題の判断力UP。

③知識・記憶効果
g)時短で繰り返し解く=ほっといても(長期)記憶。暗記量削減。
h)間違い選択肢を使って、知識を補強。
i)自分で間違い選択肢を作る訓練をすれば、さらに効果UP。

少々言い換えると、養成答練高得点者に限って見るなら、

講師から薦められた学習方法を素直に実践。
その際、その方法の目的・効果を意識し、自分でさらに改善・工夫。

する人はそのまま短期合格しやすい。問題集を同じように2周・3周と淡々と解いているように見えても、

実施時期実施意識の違いにより、その効果が全く異なる

ことに理詰めで納得できますね。

ではこの章の締めとして、ハカセによる 鶏ガラ学習法 を引用し、上記 h)間違い選択肢の活用法 を検証。

問題集1周目は正解選ぶのに精一杯。
解説読み込んだり、間違い選択肢にまで気をつかう余裕は少ない。
 
問題集2周目は正解知っているから、解き終えても頭に余裕がある。
知識を呼び起こした状態で、解答解説や間違い選択肢を吟味すると、
1周目の4倍の知識を得ることが可能。

この点はさらにこちらで詳しく説明されているから、興味ある方はぜひご一読あれ。
 

■ではこの先どうするか■

良く言われることですが、当一発合格道場ブログで書かれた記事を文面通りに信じると、どちらかといえば有害。執筆者が何を伝えたかったかを忖度する力がないとキケン。当記事に関していえば、

なぜ「運営管理」養成答練直前のこの時期に書かれたか。
ではこの記事を読んでどのような行動を取るか。

を自力で判断しかねる人は総じて信用しない方がベター。

「なぜこの時期か」だけ簡単に補足。養成答練を学力不十分な状態で受ける(=重要論点学習を先送りする)タイプは、この試験の短期合格は難しい。その反対に、養成答練の多くは「あの問題集」から出題されるから、

問題集2周解いてから受けると、養成答練高得点は当たり前。

それじゃ意味なくね?と呆れることなかれ。答練高得点学習法の最大メリットとは、

同じ問題を2回解き、更に答練でもう一度再会。
計3回出会った問題は(長期記憶化され)絶対に忘れない

ことにあるから。
 

■今日のまとめ■

うだうだ長い本文に比べ、今日のまとめはとてもシンプル。

・あの問題集は、やらないよるやる方が有利
・あの問題集は、養成答練前に解き終える方が有利
・あの問題集は、1回より2回・3回解き直す方が有利
・問題集を解き直す時、解き直す目的意識が明確な方が有利

からくりさえ分かれば、診断士に限らず資格試験は総じて簡単。
それでは、「運営管理」養成答練でのご健闘を祈念しております。

byふうじん



こんにちはJCです。
先日この記事にコメントを頂いたジュノ様から、これから診断士の学習を始める方にとっての素晴らしいご質問を頂きました。まだ本格的な講義が始まっていない方もいらっしゃると思いますが、とても参考になるのではないかと思いましたので、ジュノ様にご了解を頂いた上で今日のエントリーにさせてもらうこととしました。

こんにちは、ジュノです。今日は今後の勉強方法についてご相談させて下さい。
   
〇1つ目は、企業経営の勉強の仕方です。
今週末からTACの授業が始まります。
今後の勉強の流れとしては、
WEB受講で予習→授業受講→まとめる→
トレーニング→スピ問→過去問を繰り返すイメージでおります。
企業経営の場合、なかなか点数に結びつきにくい科目で過去問重視だということを伺っております。過去問は「10年分」は分析しておいた方がよいものなのでしょうか。
  
〇2つ目は、スピ-ド問題集についてです。
いろんな方にお伺いしましたが、
「スピ問は必ず全科目やったほうがいい」・「苦手な科目だけでいい」・「過去問だけでいい」と、それぞれに意見が違います。実際はどうなのでしょうか。科目によっても違うのでしょうか。
  
〇最後は、経済学のテキストについてです。
TACの経済学のテキストよりも、石川秀樹先生の「経済学入門塾ミクロ・マクロ」の2冊、上級編2冊(計4冊)を中心に勉強した方がいいという噂を聞きました。
一発道場でご紹介がありましたので、読んでみようと購入予定ではあります。噂はあくまでも噂、だと思うのですがそのようなことを聞くと、TACのテキストだけを信じて頑張ろうと思っていただけに、すこし動揺しました。

そうですよね。僕も勉強するのなんて大学受験以来でした。何をどれだけどのように勉強してゆくのか、最初はわからず、トライ&エラーのようにいろんなことを試しながら徐々に自分のペースを作っていったように思います。それに僕の場合は47歳の頃にTACに通い始めたんですが、当然ながら周囲を見渡すとひとまわりふた回り若い人がほとんどで、1年以上も続けられるかなぁ…と最初は不安でした。当たり前ですが、知り合いは一人もいませんし。診断士を勉強するひとって、そういうふうに一人で決断してひとりで飛び込んで勉強を始めるひとって少なくないですよね、年齢はともかくとして。
ある程度の社会人生活を経験してなんとなく、今のままの自分じゃいけないんじゃないか?と疑問を感じて、よしやってみるかと一歩踏み出す方々ですよね。7科目をざざっと眺めてみて、なんだか役に立ちそう!とわくわくする気持ちと不安な気持ちをないまぜにしながら、踏み出したんだと思うんです。

◆予習がとっても大事です◆
頂いたジュノさんのご質問をみて、まず最初に素晴らしい!と感じたことはきちんと「予習」を学習のサイクルに入れていることです。「TACの講義は予習を前提としていません」というのがTACのうたい文句です。言いかえると予習しなくてもわかる講義をしますと宣言しているわけですが、そういう状況で更にきちんと予習をしてから講義を受けたら、自分に対する効果は倍増、いや無限大増!だと思いませんか。
まず、予習をして内容を自分なりに理解してから講義に臨む。そうすると、講師の先生の説明はするすると理解できる、もしくは自分の理解が違っていたことで「あぁ。そうなんだ」とより鮮明な記憶に残る。予習をしてから講義を受けることは本当に大事だと思いますし、ストレートで合格している人たちで、何も準備をせずに講義に臨んでいたという人はすごく少ないように感じます。

◆復習は記憶の新しいうちに◆
「授業受講⇒まとめる」この作業もとっても大事です。授業を受けたら、その記憶の鮮明なうちにまとめを行う。これはサブノートでもいいし、チャートでもいいし、自分なりのアイデアで自分として振り返りやすい資料を作ってみることです。テキストや問題集に書き込みを行うでもいいと思います。大事なことは目で見て、頭で考えて、手を動かして、時には口も動かして、何かに残すという作業を行うことで、よりしっかりとした記憶の定着を行うものなのではないかと思っています。それから、何らかの記録に残すという作業を今の段階からやっておくと、直前期にはアウトプットに集中できるので、とても有利になります。本試験の休憩時間は30分。トイレもいかなきゃいけないし、試験監督は15分前くらいから試験の注意事項のアナウンスを始めるし、10分前くらいには筆記用具以外片づけろという指示も出ます。この時にちょっとぺらぺらめくって試験前最後の記憶を呼び起こすための自分なりのツールを作る時間は、おそらく直前期にはもうありません。作っていたら、重要なアウトプットの時間がそがれます。だから今、その準備を進めておくことはとっても有効であろうかと思うのです。

◆橋げたの作り方 JCの場合◆
僕の場合はWEBフォローの申込をしなかったことは今でも失敗だったかも、と思っています。申込時点ではPCも古いし、申し込むと講義をさぼっちゃうかもと思って申し込まなかったんですが、予習にも使えるんだよね。申し込めばよかった…。今頃言っても遅いけど。
で、WEBフォローのない僕の勉強の進め方は↓こんな感じ。

通勤電車でテキストをマークしながら、読みこんで理解を進める。
進めるだけどんどん進んでしまう。
で、講義のある日の朝の通勤電車では講義の範囲のみ読み返して、記憶を新たにして講義に臨む。
企業経営理論が終わったら財務・運営とどんどん先取りしてゆきました。
テキストが広げられない混雑の場合はトレーニングに切り替えて練習する。
講義を受けたら、帰りの電車の中でテキストの重要事項をマークしておいて、帰宅後まとめの資料をその日のうちに作成する。(これは上述の部分です。)

講義が半分くらい終わったところ(この段階でテキストは自分なりに読み終えてるスピード感)で過去問にトライ。
答練の前には過去問はやり終えて、トレーニングも何周か回して、
スピ問もよどみなく答えがでてくるという万全の準備で答練を受けました。
これはとても大事です

本番と同様の準備をして本番と同じ気持ちで答練を受けることを繰り返すとものすごく力がつきます。
僕らが「橋げた」と繰り返し言っていることはそういうことなんです。
 
過去問は10年は不要で、過去問集にある5年程度で十分かと思います。
あまり遡ると傾向も大きく違っていたりするので。
企業経営理論は得点に結びつきにくいというのは誤解です。
きっちり理解をして、正確な記憶にとどめることができたら逆に安定して得点できる科目になってゆくと思います。

◆スピード問題集の使い方◆
必ずしも全部やらなきゃいけないわけではないと思いますね。僕の場合にはBookoffで安く売っていた1-2年前のスピ問を買ってきてやってたのですが、全部持っていたわけではなく、経済と財務と企業経営理論だけでした。その後中小は過去問が半分使えない(白書の部分は毎年変わるから)ことで新品を買い、次いでになんとなく情報も買いました。やってみると使える!ということで最終的に運営と法務も買い増して、直前期には繰り返しやりましたね。なお、自分への反省をこめてですが、テキストや問題集を古本屋で買うのはあんまりお勧めしません。法改正があったりすると正解がちがってたりしますので。

講義についてゆくのがやっと、というレベルだったらスピ問まで回らないかな?と思いますし、スピ問だけを何周もまわしたとしても全然だめだとも思いますが、テキストもやり、トレーニングもやり、過去問もやっちゃったけど、もっと確実に合格点を取りたいという時にはとてもよい参考書です。解説もしっかりしていますしね。
でも優先順位としてはテキスト>過去問>スピ問という順番になるだろうなと思います。僕の周囲でも1次試験をなんなく突破している人たちはやはりスピ問までくまなくやっている人が多いのも事実です。1次を余裕で突破する力がついてくると2次試験の準備にも気が配れますし、何より1次試験が単なる中間目標でしかないという気持ちになるので、1次試験終了後燃え尽きちゃったりせずに、すぐに2次へのロケットスタートが切れるということもとても大きな意味があるんじゃないかなと思います。

◆経済のテキスト◆
2012年版の経済のテキストはまだ出来上がってないのではないかと思いますが、経済のテキストを最初に見るときには確かに誰もが戸惑いがちです。

僕の予習スタイルは↑に書いた通り、マーカー片手に電車の中でテキストを熟読するところから各科目スタートしていたんですが、経済ではつまづきました。これはテキストのレベルが低いのではなく、講義をするための手元資料の形式になっているからなんだろうと思います。他のテキストはテキストだけ読んでいてもスラスラ理解してゆけるのに、経済だけは講義とテキストがセットでなければ有効に働かないシステムとなっているような気がします。
テキストだけ読んでもさっぱりわからなかったので、石川秀樹さんの入門塾ミクロ・マクロは予習としてやりました。日経文庫のミクロ経済学入門というのも読んだりしました。
そういう予習をした上で講義を受けると、あんなにわかりにくいと思っていた経済学が、なんだそういうことなのかと理解できるようになりましたし、予習の段階でも腹に入っていなかったギッフェン財なんて講義を聞いて目からうろこが落ちるかと思うように腹落ちしました。
そういう意味ではTACのテキストそのものというよりも、TACを信じて突き進むことはなんら問題ないのでご心配はいらないと思います。

ところで、石川秀樹さんの本もとても良いのですが、必ずしも診断士試験にターゲットを絞っているわけでもないので、テキストや講義を放置してそちらを中心にというやり方は賛成できません。テキスト・講義がわかりにくいときの副読本的に使われるのがよいだろうと思っています。
また経済学に限らずですが、講義で理解しにくかった場合には重複受講でほかの教室を訪ねてみたり、Webフォローで再確認したりすることもとても有効だろうと思います。僕自身当初申し込んでいたクラスから1か月ほどで別のクラスに鞍替えしました。自分にとって最良の場所・方法・先生を見つければよいと思います。ひとそれぞれで先生との相性等もありますから、噂や他人の感想ではなく、一度実際に見てみることが大事かなと思います。

==========================

ジュノさんに頂いた質問は、これから勉強を始める方にとっては共通の悩みではないでしょうか。

大事なことは苦手な科目を作らないということではないかと考えています。

もちろん1次は40点をきらずに合計420点とればよい試験なので、最終的な戦略として財務のへこみを法務・情報・中小で埋めるということもありだとは思います。でもそれは来年の7月くらいに考えればよいことです。

今はまだまだたっぷりと時間のある2012年目標の皆さんですから、すべての科目を深く理解して、どの科目でも上位を狙うという姿勢をもってほしいと思います。それだけ深く勉強することが1次試験だけじゃなくて、2次試験、ひいては診断士になった後からもちゃんと役に立つからなんです。

また、1次試験は毎年科目間の難易度が変わります。H21は中小と情報が難しかったし、H22は経済が極端な地雷でした。今年は中小と経済が難しかったようですね。それ以前はずっと財務会計が高い難度を示していました。ここ数年は財務がそれほど難易度が高くない傾向があります。でも、どの科目もそうなんですが、出題者からすると難しくするのはとても簡単なこと。だから、A科目は40点でもB科目とC科目で挽回するからという我々の作戦は往々にして裏切られます。だから、どんなに傾向が変わっても対応できる対策として、苦手な科目を作らないということはとっても重要なんです。

これから1年以上にわたる長い長い勉強期間がそろそろ始まろうとしています。
ぜひ、皆さんがモチベーションを落とすことなく、この1年を有意義に走りきってくださいね。
それから、もしも、心が折れそうになったら、いつでも道場に遊びに来てください。

これからもよろしくお願いいたします。

by JC



こんにちは。wackyです。

1次試験の申込締切は明日ですがみなさんちゃんと申し込みしましたよね?本試験まで2か月ちょっと。これからがもっとも精神的にモヤモヤtyphoonした日になると思いますが、負けることなく頑張ってくださいねpunch

先日のくれよん記事は秀逸でしたね。私も同感です。ただし2次ではなく1次なんですがcoldsweats01。私も1次に関しては上位5%に入ることを常に目標にしていました。別に上位に入って自慢したいということではなく、上位に入る実力があれば不確実性による不合格の可能性を排除できると思っていたからです。公開模試では「143位/3425人」という成績だったので、目標は達成でき1次も通過することができました。目標を設定することにより、その目標に到達するというのには大きく同意します。やはり目標は大事ですね。

さて今週は情報WEEKということで、初日は恒例のデータ分析いきます。

1.データ分析
まずは過去の平均点の推移についてです。

ご覧のとおり近年難易度が上がってupいましたが、昨年は一転して難易度が下がりましたdown。経済とはちょうど逆の傾向になりますね。H21の情報は本当に強烈でした。私はSEだったこともあり情報は得意科目heart04だと思っていて、特に対策しなくても余裕で70点は取れるだろうと思っていました。で、基本講義の前に過去問をやってみました。H17年~H20年はやはり70点オーバーで余裕綽々と思っていたら、H21はなんと48点shock。これで目が覚めました。その後は他の科目と同様に基本講義でしっかり橋げたを作り、その後も慢心することなく取り組んだおかげで安定貯金科目とすることができました。(さすがにかけた時間は7科目中圧倒的に少なかったけど)

もし私がH21年に診断士試験を受けていたら…危なかったかもしれませんねsweat01

今年はさすがにもう少し難しくなるとは思いますが、まずは基礎(=橋げた)をしっかり作ってどんな難易度でも40点を切らずに60点以上を狙えるように実力をつけていきましょう。

次にランク別の傾向です。

これを見る限りだと、やはりA,Bランクで少なくとも4割多ければ6割程度は出題されていますので、基本的な論点を確実にとることが大事と言えます。

次に領域別の傾向です。

領域別にみると傾向は極端で、IT関連が最も難易度が低く統計分野は非常に難易度が高いことがわかります。以前の記事にも書きましたが、統計分野は非常に難易度が高くて得点見込も低いことから、スルーすることをオススメします。本当に費用対効果は低い分野ですから。

最後は領域別出題数の割合です。

先ほどの領域別のランクと出題数の推移を合わせてみる限りでは、「最も難易度の低いIT関連が最も出題数が多い」ことがわかります。ただIT関連といっても範囲が広いですから対策を絞りにくいのが現実です。とはいえある程度出題が多い分野(頻出分野)は限られているので、その分野を重点対応することで60点は十分取れるのではないかと思います。反面、得点が望めない経営管理や統計などはある程度割り切って対応することも必要ではないかと思います。特に直前期のように時間というリソース配分がポイントになる時期は。

2.まとめ
過去の傾向を見る限りだと、IT関連の頻出論点を重点対策していくことがポイントになりそうです。特にIT関連になじみがない方は用語を覚えるのも大変だと思います。もしどうしても分野を絞りたいということであれば、

・ハードウェア/ソフトウェア
・データベース
・インターネット/セキュリティ
・システム構成技術
・ソフトウェア開発論
・プログラム言語
くらいでしょうか。まぁこれでほとんどですがcoldsweats01
あとアドバイスするとすれば、各分野に入りすぎないということです。他の科目では「何故そうなるのかを考える=理解する」が大事と口を酸っぱくしてきました。しかしIT関連に関しては「何故そうなるのか」に入り込み過ぎると非常に危険です。なぜなら技術革新が速い分野であり、理屈立てて発展したというより、ある時点から急に技術が変わっていることがあるからです。それに優れた技術のみが発展してきたのではなく、普及が進んだことで主流となった技術だってあるのです。
もちろん理解も大事ではありますが、ことIT関連に関しては割り切りも必要だと思ってください。

3.おまけ
恒例のおまけコーナーですが、今回はいつもうるさく言っている「基礎論点をしっかり」という点に言及したいと思います。
今までの道場の記事でも言及されているのですが、1次試験に関してある種の誤解があるように思います。それは「ストレート合格するような人は優秀なので、難しい問題もスラスラ解ける」と。断言します、全くそんなことはない、と。
では証拠となるデータを掲載します。昨年の完成答練、公開模試、本試験のランク別正答率です。

まずは完成答練

次に公開模試

最後に本試験

※いずれもクリックで図が拡大します。

これを見て言えることは、完成答練、公開模試、本試験いずれにおいても
・Aランクの正答率は90%を超えている
・Bランクの正答率は80%を超えている
・Cランクの正答率は60%を超えている
・A~Cランクのトータルの正答率は75%を超えている
ということです。

ちなみに本試験ではDランクは15/42coldsweats01、Eランクに至っては1/15shockという正答率でした。つまり難しい問題が解けたから合格したのではなく、だれもが正解できる問題を確実に正解したから合格できたのだと私自身思っています。
私の場合は、スピード問題集を何度も繰り返し解きました。スピード問題集は本試験に比べると簡単なのですが、この簡単な問題が本試験でも出題されるわけです。これを確実に正答することが合格への早道となるとわかっていただけるかと思います。

1次試験合格の実力を身につけるには、基礎知識を確実に身につけるための地道な努力が必要ということです。難しい問題が解けなくても合格できます。その点誤解しないで、確実に基礎力を身につけてください。目安はやはり正答率。周りの受験生ができる問題を確実にとれば十分合格レベルheart04に達します。

またよく「本試験1か月前に急激に実力がアップするup」と言われますが、これは直前期に基礎論点(A、Bランク)の確立とそれに伴う応用力(Cランク)により得点力がアップするのだと思います。念のために解説すると、これはそもそも本試験1か月前の時点で橋げたが未完成で、慌てて橋げたを作ろうとした結果だと考えられます。急激に追い込み合格圏内に入ろうとしますが、たいがいは残念ながら一歩及ばずsweat01という結果となります。なぜか?橋げたは作ったそばから壊れていきます。つまり作っては直しての繰り返し。ラスト1か月は壊れた橋げたの補修に専念すべきだからです。

今思い返すと、私が急激に実力がアップしたのはやはり完成答練期間だったと思います。とにかくOUTPUTの繰り返しで、基本的な問題を確実に解けるようになって合格レベルに達したのではないかと思っています。公開模試終了後は橋げたの補修に専念していました。(特に法務とか中小の橋げたが壊れやすいcoldsweats01
だからやっぱり今やるしかないのです。後で実力がアップするなんて幻想に希望を託さないでくださいbomb

詳しくは下記記事を参考にしてみてください。

道場基本理論1:橋げた理論
完成答練期の過ごし方:先行逃げ切りの理由(わけ)

大丈夫。努力した分確実に実力はアップupしているはずですhappy01

by wacky



こんにちは。wackyです。

いよいよ直前期ですね。直前期といっても1次試験まではまだ3か月ちょっとありますので、まだ直前期という実感がわかないかもしれませんがcoldsweats01。しかしこの3か月ちょっとで7科目の応用力を身につけていかなければならないので、思ったよりも時間が足りないsweat01ということになりがちです。

というわけで、今日は直前期のスピード問題集活用方法について記事にしてみたいと思います。
「えっ、スピード問題集って基礎論点が多いから直前期には使わないのでは?」と思った方、いえいえそんなことはありませんbleah。応用力は基礎知識あってこそ身につくものだからです。基礎知識を身につけるために「じっくり考えること」ではなく、常に基礎知識もチェックしながら…というのが今回の趣旨です。

1.スピード問題集活用法(基本編)
これは今まで散々言い尽くされてきたので、簡単にまとめると…
①基本講義時に基礎知識を身につけるために使う
②選択肢の誤りを訂正できるレベルまでやりこむ
③間違えた問題は、解説や該当するテキストに戻りじっくり考える

こんな感じだと思います。今までもきっとこういう使い方している人多いと思います。
一発合格道場では「理解を深める学習」をすすめています。ただ覚えるだけではなく、論点を理解しておくことで知識をストレートに問われた時だけではなく、ちょっと変化球で問われてもブレずに解答できる実力を身につけていこうということなんですけどね。(いわゆる知識の使い方が身につく)

この内容は今回の本題ではありませんが、一応おさらいということで。

2.スピード問題集活用法(直前期編)
さて直前期になると、スピード問題集の使い方が変わるのでしょうか。答えは、変わります
なぜなら、基本講義時と直前期では「時間」というリソース条件が大きく異なるからです。
基本講義を受講しているときは、長ければ2か月、短くても1か月弱は学習期間がとれるので、基礎知識を理解するためにスピード問題集にかける時間も多く割くことができます。しかし、直前期は時間が圧倒的に足りなくなるので、スピード問題集に多くの時間を割くことができません。というわけで短時間で効果的な使い方を考えなくてはなりません。
私が実践していた具体的な方法は以下の通りです。
※ただし前提として、「スピード問題集を骨の髄までしゃぶりつくしている」状態であることを想定しています。もしそうでないのなら、こちらの記事を参考に骨の髄までしゃぶりつくしてくださいね。

①短時間で解く
まずはスピード問題集を短時間で解きます。短時間で解くわけですから1つの問題、選択肢に十分な時間をかけることはできません。答練や本試験のようにサクッshineと解きます。もちろん「全ての選択肢の正誤を訂正」などはやらなくてOKです。

②答え合わせする。
解答結果を答え合わせするのですが、ポイントは間違えた問題以外は振り返らないことです。2択で迷ったsweat01とかちょっとあやふやsadという問題も気になりますが、あえて振り返りません。なぜなら「正解の選択肢を覚えてしまうから」です。間違えた問題については、答えを覚えることは「知識の訂正」になるのでOKです。

③繰り返す
これを何度も繰り返します。

いかがでしょうか?

本試験ではスピード問題集と同じ問題が出題されることは期待できませんが、似たような問題がでる可能性はあります。とくに基礎知識を問うような問題などは、全く同じではないものの論点は一緒というケースは結構あります。スピード問題集を短時間で何度も解くことで問題や選択肢の内容を覚えることができますが、これは意外と使えます。スピード問題集の内容を覚えるということは、知識の引き出しが増えるということにほかなりません。もっと言うとその増えた知識の引き出しは使い勝手がいいはずです。

というわけでスピード問題集はOUTPUTでありながら、実はINPUTでもあるのです。

さてスピード問題集を何度も繰り返し解いていくうちに、慣れてくると1問30秒くらいで解答できるようになります。実はここがポイントで「解答スピードが上がる」⇒より知識の引き出しの使い勝手がよくなるというわけです。

しつこいですが、正解の選択肢(アとかイとか)を覚えても全く意味ないですからねbleah

3.スピード問題集活用法(応用編)
もう一つとっておきの活用方法を教えます。
それは、「試験直前のチェックに使う」ことができるのです。
私の場合、科目にもよりますが大体30分弱で1周できるようになっていました。ですので公開模試や本試験の直前にスピード問題集を1周することで最終チェックとしていました。
ちなみに公開模試の時は…
1日目:朝7時半に会場入りし、自習室で9時までの間に、経済・経営(マーケ)・運営(生産管理)のスピード問題集を解いてから試験会場にはいりました。
2日目:朝8時半に会場入りし、自習室で9時までの間に法務のスピード問題集を解きました。情報終了後に中小のスピード問題集を解きました。

本試験の時は…
1日目:8時に試験会場(立教大学)近くのマクドナルドに行き、経済のスピード問題集を1周といてから試験会場に移動しました。
2日目:情報終了後昼休みの間に中小のスピード問題集を解きました。

まぁさすがにこれはやりすぎcoldsweats01のような気もしますが、最終的に私にとってスピード問題集は「精神安定剤」の役割を果たしていたと思います。スピード問題集を解くことで「大丈夫、忘れてないぞthunder」という一種の暗示効果があったのかもしれません。

スピード問題集、骨の髄をしゃぶりつくして満足するのはまだ早いですよbleah

by wacky



こんにちはhappy01、実務補習の調査や資料作成に追われているsweat02wackyです。
先週木曜から実務補習pencilが始まったのですが、ここでも色々な出会いshineと発見flairがあり、充実した毎日を送っています。診断先の社長さんも本当にバイタリティある人物で、圧倒され通しです。大変なことも多いですが、何とか最後までやりきろうと思っていますgood

さて、今回は財務・会計に関してです。
ストレート合格には「財務会計」が得意だと有利だということはお分かりかと思います。
我が道場執筆陣でも殆どのメンバーが財務会計(事例Ⅳ)を得意だと公言しています。
ストレート生にとって2次対策は、解法を身につけるには時間が足りないこと事例問題の本質が見えにくく得点がブレやすいという、不確定要素があります。
しかしながら事例Ⅳは他の事例と異なり、1次の知識で充分対応できることと、得点を安定させることができるという点で、ストレート生の武器になりやすいと考えられます。

というわけで、今回は財務会計を得意とするための勉強法について、自身の経験を元に記事としてみます。

まずは私の昨年の成績

1次対策、2次演習ともに安定した成績を収めていますhappy01。特に2次演習では他の事例は上と下を行ったりきたりでしたから、その特徴がハッキリとわかります。なお、実力模試と実力完成④は5月ごろに行った事例なので参考までにcoldsweats01

それでは私の勉強方法を紹介したいと思います。


1.基本講義期
私は会計知識は全くのゼロでしたので、財務・会計の講義が始まる前に簿記3級を勉強していました。基本講義が始まってからは、TACから配布された計算問題集のA,Bランクを何度も繰り返し解いてました。わからない問題は、解説を読みながら時には計算式を丸写ししながら覚えるまで繰り返していました。私は投資の経済性計算CF計算書のあたりが苦手sweat01だったのですが、同じ問題を何度も繰り返すうちに解法のコツが理解できたように思います。特にCF計算は、直接法間接法どちらでも計算できるように同じ問題を覚えるまでやりました。


2.基本講義終了後~直前期前

この時期は先ほどの計算問題集スピード問題集を繰り返していました。計算問題集はB,Cランクを中心にスピード問題集は、最初に一通り解答しその後は苦手意識がある分野や間違えた問題を繰り返していました。
毎日少しずつでも問題を解くようにして、解法のコツflairを忘れないようにしていました。
特に経営分析の公式CF計算は油断するとすぐに忘れてしまうsweat01ので、なるべく短い間隔で問題に触れるようにしていました。


3.直前期~1次試験まで

直前期からは過去問集中特訓 財務会計を中心に問題をこなしていました。この時期は計算問題を繰り返すだけではなく、知識・理論を確認する意味で基本テキストbookを何度か通読していました。
この頃にはほぼ苦手な領域はなかったので、同じ問題を何度も繰り返し解いて解答力を落とさないように気をつけていました。ただ他の科目とのバランスを考えて学習時間は最小限に減らしていました。


4.まとめ

財務会計の得点力アップに必要なことは何でしょうか?
解法を身につける
これは公式を覚えることとは似ているようで異なります。解法がわかっているということは、与えられた問題文からどのようなプロセスでどの値を使って解を求めるかが理解できているということです。
これは同じ問題を何度も解いたり解説のプロセスをなぞったりすることで身につきます。

計算力をアップさせる
財務会計は他の科目と違い時間との戦いという側面も持っています。だから正確な解答プロセス知識・理論を身につけるだけではなく、早く解を導き出すという技術も必要です。以前ハカセが紹介した秒殺テクニックも重要になってきます。
また、早く解を導くためには①の解法が身に付いていることが重要です。
例えば私の場合、問題文を読んでいる時に解答プロセスを思い浮かべていました。そして問題文を読み終えると同時に計算を始めていました。こうすることで時間短縮sandclockを図ることができました。現に財務会計の答練や本試験では一度も時間が足りなかったことはありませんでした。

結論としては、財務会計はコツコツというありきたりなものとなってしまいました。受験校や合格者が口をそろえて言うことなので、そのとおりだと思いますし、私の実体験からもそれは有効だと思えます。だからやっぱり何度も繰り返して、解法を身につけ、さらに解答スピードをアップすることで財務会計は得意にできるのではないかと思います。財務会計が得意になればストレート合格flairを視野に入れることができます。是非財務会計を得意科目にしてくださいbleah

by wacky



そろそろT○Cでは、1科目目の企業経営理論が終わって、2科目目の財務会計に入った頃ですよね。こんばんはJCです。財務会計は得意ですか?と聞かれて、得意と言う人は多分受験生の3割くらいかな?
仕事で財務や経理を担当していたり、簿記1-2級の資格を持っていたりする人にとっては取り組みやすい科目なんだけど、仕事が営業runだったり、SEpcだったりすると、とてつもなく遠い存在で大の苦手…という人も少なくないんじゃないかな。

◆なんで財務会計が苦手なのか?◆
ストレートでの2011年目標の方々は今、勉強を始めたばかり。この記事とかあの記事とかで、予習とかサブノートとかそんな話をしてきました。これらに共通して言えることは、能動的に自分から取り組まなきゃ、この試験に合格するのは難しい…ということなんです。企業経営理論なんかの場合には、講義で初めて知ったマイケル・ポーターの5Force Modelも講義で納得して、復習で記憶すれば、対応できたかと思います。でも、財務会計は納得と記憶だけでは対応できないんです。納得して、理解して、一部記憶もした上で、能動的に自分で実際に手を動かす必要があるんです。仕訳を繰り返す、計算問題を解く、この作業なくして財務会計の攻略はあり得ない。経理や財務をお仕事にしている方でも大丈夫だからと悠長に構えていると痛い目にあったりしますよ。(しましたよ。)

◆能動学習の勧め◆
まずは、予習は欠かさないことです。ストレートで合格することは、いかに有効に時間を使いきれるかに掛っていると言っても過言ではなさそうです。僕が思うに一番有効に使わなきゃいけな部分は受験機関に通っている方にとっては、講義の時間ではないかと思います。しっかり予習をして、内容の相当部分を理解した上で講義に臨んでみて下さい。そうすると講師の先生の説明で更に深い理解を得られますし、予習の段階で気づいていない点や勘違いして誤った理解をしていたら、「えっsign02」という思いで、さらに強烈な印象で絶対に忘れなくなりますよ。これは財務会計に限らず、どの科目にも共通することですが…。

◆初めての財務会計の講義◆
僕が最初に財務会計の講義を受けた時の印象は「これって初めて財務会計に触れる人にとってはちんぷんかんぷんじゃねーの?ということでした。ある程度の予習や事前の理解なしに講義を受けても、理解できない部分ばっかりです。復習でなんとかしようと思っても、いたずらに時間ばかりかかって、挫折downしたり、先送りしてしまったりというケースが少なくないんじゃないでしょうか?それはダメ!
前回の記事で橋げた理論を説明しましたが、これから7科目を押さえてゆくためには、「先送り(後で理解しよう)」や「ここは捨てる」という論点はできるだけ残さないことが重要です。 「捨てる」戦略は超直前期に採用するべきものであって、「捨て」ても60点はとれるもん!という自信があって初めて使うべきものと考えています。

◆財務会計の具体的な勉強法①◆
まず、今の基本講義の段階で、全ての論点を余すところなく、理解して下さい。疑問が残れば、どんどん講師の先生に食いついて質問して下さい。質問しても理解できないのであれば、違う先生の講義を受講して質問してみるのも良いかもしれません。講師との相性だって確かに存在しますから。これは個々人によるので、僕にどの先生が良いですか?って質問してもダメですよ。僕が良いと思った先生をZonEが良いと感じたわけでもないし、ハカセが信頼していた先生の講義が僕には合わないなんて、ざらにあります。ぜひ、ご自身でいろんな先生の講義を聞いて判断してみて下さい。

◆財務会計の具体的な勉強法②◆
論点の理解が達成されたら、次に実際に問題に取り組んでみて下さい。受験校でテキストと一緒に配布される計算問題集のようなものでも良いですし、T○Cのスピード問題集でも良いです。まずはその論点の問題に慣れて、確実に問題を読んだら結果を出せるという経験を積むことです。1カ月くらいかけて論点毎に整理してゆくと良いと思います。ふうじんも この記事の最後で言っていますが、「財務はこつこつ」やる前にまず一気呵成に「財務にどっぷり」浸かる期間が必要です。どっぷり浸かって論点をキチンと理解した上で、鬼のような勢いで計算問題集を回してゆくことです。
だまされたと思って、どっぷり浸かり、1カ月で計算問題集を2回転させるくらいの勢いで挑戦してみて下さい。1カ月後には財務会計はもう苦手科目ではなく、貯金科目に変わっているはずですよ。

◆財務会計の具体的な勉強法③◆
また、問題集によっては各問題にA・B・C等の難易度が記載されていたりもすると思います。1次試験対策としては難問のCレベルを押さえるよりもA・Bレベルを確実に押さえるべきだとは思います。でも、これはあくまで1次対策。2次試験は明らかにCレベルの問題が頻出です。ですので、まずはA・Bレベルは確実に押さえる。それが達成できたら、Cレベルだって大丈夫という力をつけて下さいね。診断士試験はあくまで2次試験を越えなきゃ合格に達しない。だから、今から2次でも対応できる力をつけておくことはとっても大事なんです。そういう意味でも財務会計は診断士試験合否のカギと言えるんじゃないかと思っています。



こんばんは!アックルです。

ようやく暗記3兄弟のラストまでたどり着きましたね。

私はあまり記憶力が良い人間ではないので、これら暗記3兄弟には大変苦労しました。
嘘じゃないですよ。本当に記憶力が悪いです。単語は覚えてもすぐ忘れてしまうし、普段でも人の名前は全く覚えられないし・・・。
それでも合格できるんです!

さて、今週のテーマは中小企業経営・政策の中小政策の方。
この科目も情報・法務と互角、いやそれ以上に大変な科目です。

とにかく覚えることが多いし、しかも細かい!
私は受験時代、養成答練で50点しか取れなかったので、この科目もかなりの苦手意識がありました。

私は苦手科目には特に力を入れた甲斐があって、本試験では69点というなかなかの点数が取れました。

では、私がどのように「中小政策」を学習したか説明します。

■やっぱりスピ問と答練を繰り返す■

この科目は毎年4月頃に発行される「中小企業施策利用ガイドブック」から出題されています(今年は「平成22年度版」)。
ですからこの科目に関しては、過去問を解く意味があまりありません。

一方、スピ問や答練も作成した時点ではガイドブックが発行されていないのですが、それでも作成者は当然、廃止された施策や重要性の低い施策などは除いて
作成 しているので、本試験で出題される可能性が高い問題が揃っています。

他の科目も同じですが、スピ問や答練の設問を解く際には、単に正誤を判断するだけでなく、間違っている部分について
「正しい答えは○△だ」というところまでを一つ一つの選択肢について徹底的に考えて下さい。

この科目はこの学習法が特に伸びます。

例えば、以下の設問。

小規模企業共済制度に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア.小規模企業共済法に基づく「経営者の退職金共済制度」である。共済金は一括または分割で支払われる。

イ.掛金は、月額1,000円~70,000円の範囲で1,000円刻みである。

ウ.納付掛金は、税法上、最大2分の1まで所得控除できる。

エ.納付掛金総額の範囲内で、一般貸付、傷病災害時貸付、セーフティネット貸付などの貸付が利用できる。

この問題の正解はアです。
では、イ~ウは何が間違っているか?正しい答えが何かを解答を見ずに答えられますか?

イは1,000円刻みではなく、500円刻み。

ウは納付掛金は全額所得控除できる。

エはセーフティネット貸付は小規模企業共済制度ではなく連鎖倒産防止のための貸付ですね。

これら正しい解答をすぐに思いつくことができるようなレベルになるまで繰り返し説いてください。

ちなみに私はスピ問だけでも6回転しました。

■隙間時間に「中小企業政策ガイドブック」を読む■

先ほど申したとおり、スピ問や答練には最新施策が反映されていません。最新施策は、模試や「中小企業施策利用ガイドブック」から知識を得てください。
私はこの本をカバンに入れて持ち歩き、電車の中などで、高速で読んでました。1時間で最後まで読み終えるくらいのスピードです。

所謂、速読に近い読み方ですが、ガイドブックは 1ページをじっくり時間をかけて読むより、高速で何度も何度も読んで記憶の片隅に置く方法をお勧めします。

人間の記憶には4つの段階があります。

1つ目が「Familiar」:親近感はあるのだが、具体的には何か思い出せない段階

2つ目が「Recognition」:見分けられる。つまり試験の4択問題に答えられる段階。

3つ目が「Recall」:再生できる。選択肢がなくても思い出せる段階。

4つ目が「Automaticity」:努力しなくても思い出せる。とっさに思い出せる段階。

ガイドブックのように辞書代わりの冊子の場合は、全て覚えるのは絶対無理なので、「Recognition」の段階まで到達できれば十分です。
この段階まで進むには、高速反復学習を行うことが近道です。さらに高速反復学習を行うことの効用の一つに直勘力が高まるということがあります。
私は本試験では法務があわや足切りでしたが、正解した問題の中には最後は勘に頼った問題が3~4問はありました。
仮に勘が外れていたら私は地獄に落ちたわけです。この試験は勘が冴えていたかで天国か地獄かに分かれるので、直勘力というのは実は非常に重要なんです

ちなみにスピ問や答練は「Recall」あるいは「Automaticity」の段階まで到達するのが望ましいです。

■中小の「勉強法ブログ」と言えば・・・■

中小企業経営・政策の勉強法で有名なブログといえば「NANAさん」のブログです。

http://blogs.yahoo.co.jp/nana_consulting

私は受験時代に中小政策の勉強法で悩んで、WEBで「中小企業経営・政策 勉強法」で検索していたら、このブログにたどり着きました。

社労士でもあり、中小企業経営・政策のスペシャリストであるNANAさんの紹介する勉強法は一読に値します。
「中小企業経営・政策」のコーナーを設けてますし、今年のガイドブックのことも書かれていますので是非読んでみてください。

最後にNANAさんのブログでも書かれていましたが、模試は本試験で出る可能性の高い最新施策がたくさん出ます。
ですから、模試や完成答練で失敗しても、 この科目に関しては特に全く気にする必要がありません。
「中小企業施策ガイドブック」などで確認しながら、「骨の髄までしゃぶり尽くす」くらい模試や答練を復習すれば、短期間でも実力はメキメキ向上します。

もう一つ。受験時代に学習法を参考にしていたブログがあります。

★中小企業診断士・ストレート合格記★

http://ameblo.jp/masatoshi-rmc/archive2-200906.html#main

上記、昨年の6月19日に紹介された「串刺し」学習法や「語呂合わせ」は衝撃を受けました。
特に「小規模企業共済の経営者はイーナ(1,000円~70,000円)」は、一度聞いたら多分一生忘れません。
この学習法は、道場でも4月23日の中小企業「政策」 の攻略法で紹介されています。

それでは。

BY アックル



こんにちは。こんにちは。ハカセ です。smile

先日ブログにお邪魔した BELLA さんが「スピ問の効果が出てきた」というエントリーを書いていらっしゃいました。happy01

当道場では、アウトプットの重要性を「口酸っぱく」強調しております。アウトプットでは、特にスピード問題集が最適!ということを勧めてまいりました。

それは、自分達の経験から、アウトプットをしないと試験問題に対応できるレベルまで知識が定着しない ことを感じているためです。

逆に言えば、アウトプットをすれば試験問題に対応できるレベルまで知識が定着することを「なんとなく」感じているためです。

皆さんも「うん、きっとそうなんだろうな」と思っていただけていると思いますが、その「きっと」を、データで裏打ちしたいと思います。

下記のグラフをご参照下さい。
恥ずかしながら、ワタクシの昨年の基礎答練の得点とその順位です。(注:基礎答練は今年から養成答練という名前に変わりました)。

答練とスピ問の相関関係

ご覧いただけるとお分かりいただけると思いますが、スピード問題に取り組み始めた以降

点数で80点内外
順位で上位10%

をキープしております。特に経済は96点・96点という具合でした。
(去年は経済の基礎答練が2回ありました)

これはスピード問題集の効果以外の何物でもありませんっ!scissors 

ボクも、実は、最初からスピード問題集をやっていたわけではないのです。運営管理が終わる頃、何気なく寄った BOOKOFF で 500円タイムセールってのをやっており(笑)、手に取ったスピード問題集を買って解いてみたわけです。すると、どういうわけか、頭にスラスラ入ってくる。その後、スピード問題集を取り揃えて答練前に解くようにしたところっ!

それ以降、答練の成績が 急上昇upしたのです!scissors

つまり、「スピード問題集に取り組んだのはその時期からだから、成績向上とスピ問は相関関係がある」ということです。good

中には、「その時期からたまたま得意科目が始まったからではないか?」と疑う方もいらっしゃるかも。そんな方のために、もう一つ、情報をご紹介しましょう。。

  • ボクの出身は文学部です。経済はカラッキシだめです。
  • IT? アプセトネデブすら知りませんでしたけど、何か?
  • 法務? 憲法の授業すら受けたことありません。
  • 中小? 大嫌いな科目でした・・・。

つまり、どんどんアウェイな科目が始まっているのに、成績が伸びているup、ということなんです。

これはスピード問題集の効果以外の何物でもありませんっ!scissors

ちょうど1年前の今日(2009年4月13日)のブログ でも「スピード問題集取り組みの効果」に言及していましたので引用します。

  1. まず、「問題慣れ」した。テキストを理解することと、問題を解けることは同じではないと悟った。この点、特に「国語の問題」系の科目で有効だ。具体的には、経営法務、経営理論など。「言い回し」に慣れることは重要。
  2. テキストを読込む際にも変化が出てきた。 「この箇所を問われるとしたら、どんな問題か?」という具合に、想定問題から逆算して理解するようになったことが、大きい。

我々が「スピード問題集がいい」と言い続けていたことを、もう少し説得力のある方法でお伝えしようとずっと考えていましたが、今日はそれを定量的なデータから証明できて、よかったです (*^_^*)

今からでも遅くありません!flair
騙されたと思って、スピード問題集に取り組んでください!happy02

念のため何度も言いますが、我々はTACの回し者ではありません (^_^;) スピード問題集も(中小以外は)古本でOKですっ! (笑)
また、スピード問題集でなくても、アウトプットできる問題集であれば他社のものでも代替可能だと思います。

とにかくアウトプットを増やすことが合格の近道ですから、是非実践してくださいね!

by ハカセ



こんばんは、ふうじんです。
今週の記事は「そもそもこの道場の基本理論ってなんだっけ」をおさらい中。

第一回橋げた理論 by JC
→ 各科目の基礎をしっかり固め手を広げない

第二回答練重視論 by ZonE
→ 基礎強化の目安として 答練80点を目指す

第三回アウトプット・スピ問重視論 by ふうじん <<-- イマココ
→ スピ問・過去問などアウトプットを重視して基礎力強化を図る

第四回ストイック勉強論 by ハカセ
→ それらを可能にするには「ストイック」な取組み姿勢が必須

という構成の次第。従って今日は「じゃあどうやったら答練で80点が取れるのか。養成答練80点が取るための学習方法」をおさらい。

■では、いきなり結論■

【結論1】
スピード問題集を解き終えて臨めば養成答練80点可能!

【結論2】
そのためには学習を週あと5時間確保する! それが出来る人、その意欲がある人 が有利になる!

【結論3】
養成答練80点学習を続けると、診断士ストレート合格に有利!

■何故スピード問題集なのか?■

なぜこんな話になるかというと、昨年(09年合格目標)クラスの場合、養成答練の点数が

答練60点前後の受講生 → 週15~20時間学習 
答練80点前後の受講生 →  週25時間学習 だった!

と、大きく分かれる傾向があったことに気づいたのがきっかけ。
この週5時間→20点の差は何か。それはスピード問題集を解いたかどうかの差 clock ではないかと思われるわけです。

スピード問題集 とは、本科生・速修生コースの配布物に含まれない、別売り7冊セットの問題集。収録されているのはごく基本的な問題ばかりですが、

  1. 論点別に収録されている ← これ、重要!
  2. 基礎知識の解説が充実している
  3. 1次対策の全範囲を効率よく網羅している

ため、基本講義時のoutput学習には最適なツールなのです。そもそも「養成答練」も「スピード問題集」も問われているのはごく基礎的な知識ばかりという点で共通。たとえテキストが膨大であっても、最重要の基礎知識はごく限られたものなので、「スピード問題集」を解いてから「養成答練」に臨めば、見たことある問題ばかりで、確実に高得点が取れるのは ごく当たり前というわけです。

というわけで、このブログからの必勝アドバイス は、

基本講義時にスピード問題集を解き終え、養成答練80点の実力を養ってから、完成講義&完成答練に進め!!chick」。

■「養成答練80点学習法」の期待効果 ■

 「養成答練80点学習法」を続けると、診断士ストレート合格の可能性を高めることが可能。それは、

  1.  前半3科目(経営・財務・運営)が得意だと2次試験が有利
  2.  後半3科目で無理に高い点を狙わずに、「捨て問」を判断して効率的に学習可能
  3. 1次本試験終了直後から 2次試験対策を即座に開始できる

から。

■週あと5時間の学習ペース作りが有利 ■

とはいえ、このアドバイス聞いただけで、診断士試験をそうやすやすと通過できるか?という疑問があります。
そもそも基本講義時の学習パターンとして、

  • テキスト+補助レジュメ  →予習+講義受講
  • テキスト+サブノート作成等 →復習
  • トレーニング・カード学習  →暗記動作
  • 過去問    →output練習

をすれば週20時間でもう手一杯。どうやってスピード問題集を解く「あと週5時間」を捻出するのか。

 ここでのポイントは、週20時間に5時間上積みして「スピード問題集」にまで手を伸ばすことができるか、その学習時間確保の可否と意欲があるか、なのですhorse

通常、受験生は過去問を解いて養成答練に臨む。しかし養成答練にはそんな難しい問題はでてこないのは、良く考えれば納得できる話(本当にTACだけで大丈夫・・?という不安)。その違いに気づいて養成答練では基礎問題に集中する80点学習を続けた人と、平均的な受験生との間には、この時期大きな差がつき、5~6月の完成講義&答練時期に更にその差は開きます

では、養成答練60~70点台ではダメなのか?
いえいえそんなことはないのでご安心
そもそも1年で合格する方が珍しいし、2年目以降で合格する方が多数派。ただ、5月以降学習日程がタイトになる中、基本講義論点(特に前半3科目)の押さえモレはかなり不利。5月完成講義に入る前に自分の弱点はなるべくカバーしておきたい ですねpenguin

一方、学習開始~3月まで養成答練80点or週25時間学習を継続できた方、おめでとうございます。養成答練で80点を取ったということは、上位5%に入っているということです。1・2次ストレート合格を狙うために非常に有利な立ち位置です。(2次試験は最終的に競争試験になるので)

この段階で、すでに上位5%に入るために必要な学習量の手応えを早めに掴んだことは、この先の2次対策上で必ず役立ちますbud。ぜひストレート合格目指した学習を続けてください!

■では最後のまとめ■

  • 答練で80点取るとストレート合格が見えてくる!
  • 答練で80点取るには、スピード問題集(基礎問題)が効果的!
  • 答練で80点取るには、「週あと5時間」が大事。それが確保できる人が差別化に成功する!

byふうじん

<明日は ストイック勉強論、担当はハカセです>



みなさん、こんにちは。ハカセです。

僕が昨年の今頃、初学者受験生として勉強していた頃の不安と言えば、こんな感じでした。

・ TACのテキスト・カリキュラムだけで本当に大丈夫?
・ 毎回同じ問題ばかりで大丈夫? 答え、覚えちゃうじゃん?
・ 答練やスピード問題集は基礎問題ばかりだけど大丈夫?

これらの疑問、本当に不安になりますよね。特に「TACだけで大丈夫?」という疑問は、常に付きまといますよね。TACのパンフレットや合格者体験談のページでは、「TACだけで合格しました」「TACを信じて良かったです」 とか書いてあるけど、ホンマかいな、TACの回し者かいなangry そう思ってました。

結論から言います。

大丈夫です scissors

TAC講師にだまされないで! もう時間がありません! という記事を書いたはずの僕が言うのですから間違いありません(笑)。とはいえ、それでもまだ心配でしょうから、一つ一つ疑問に答えますね happy01

1. TACだけで大丈夫なのか

大丈夫です。正確には「予備校のテキストだけで大丈夫」です。

診断士試験の出題範囲は「中小企業診断士第1次試験案内」という冊子でかなり細かく規定されています。中小企業診断協会の HP で2009年度の試験要領を閲覧することが出来ます (PDFへのリンク)。2010年度のものは5月以降開示されると思うので、気になる方はご覧ください。

TACには悪いけど、どこの予備校のテキストも(おそらく)、上記の出題範囲をそれなりにカバーしているはずです。大きな差異はないと思います。よって、学習範囲としては予備校のものを全面的に信頼しましょう。そこに疑問を持つことは、「抜け出せない迷路に自ら入り込む」ことであり、あまり有意義とは思えません。特に TAC 受講生の方は「我々がマジョリティー(多数派)である」と開き直りましょう(笑)。

ただし、カリキュラムの違いはあるかもしれません。我々道場の執筆者4人は全員TAC生のため、他の予備校のカリキュラムとは比較できませんが、TACの4回転カリキュラムは、本当によく考えてあると思います。

・ テキスト + 養成答練 (1回転)
・ 完成講義 + 実力完成答練 (2回転)
・ 模擬試験 (3回転)
・ まとめ講義 (4回転)

というカリキュラムは、受験生にとって本当によいペースメーカーになると思います。こちら にTACのカリキュラム日程表があるので、独学の方はGW以降の勉強をこの日程で進めることをお勧めします

2. 毎回同じ問題で大丈夫か?

大丈夫です。自慢ではありませんが、僕はものすごく記憶力がいいと自負していましたので、「このまま過去問・スピ問やり続けたら、全部 『正答の選択肢』 を覚えてしまって、試験直前には勉強にならないんじゃないかbearing」と、真剣に心配しました。でも、実際にやってみたところ・・・ すっかり忘れていましたbleah  ご心配なく。同じ問題で何度も引っ掛かります。ええ、何度も同じ間違えをします。特に財務会計は顕著です。7科目という試験範囲は、思った以上に広い。まず心配無用と考えてよいと思います。

そんな心配より、問題を解く際の考え方を抜本的に転換することをお勧めします。それは「問題を解く目的は、正解の解答肢を選ぶことではない」という逆説的な考え方です。

では、何を目指すのか。それは「誤答の解答肢の間違いを全て指摘すること」です。つまり、「4つから1つを選ぶ」のではなく、「4つの内3つのどこが間違えているのかを考える」ことを目的に問題を解く、ということです。究極的には、「正解の選択肢」は眼中にない。「誤答の選択肢」にこそ、覚えるべき何かが隠されている、という考え方です。

スピード問題集・過去問の設問文も、学習範囲の一部と考えましょう。テキストでは分かり難い説明も、設問文や解答解説文を読めば分かることもあります。正答ばかりを探すと、折角ある設問文のうち、4分の1しか読んでいないことになります。それでは余りに勿体ない。折角買ったスピード問題集。設問文、選択肢、解答解説文に至るまで、骨の髄までしゃぶるように、吸って吸って吸いまくるべきです。

時々、「スピード問題集、全問1日1回転!」というのをやっている方が居ます。勉強方法は人それぞれなのでとやかく言う必要はありませんが、個人的には「それで本当に勉強になっているのかしら?」「正答の選択肢を覚えてしまっているだけでは?」と疑問に思っています。

3. 基礎問題ばかりで大丈夫か?

この点は比較的心配が薄いかもしれません。以前 ZonEさんが「1次試験対策の完成度の目安」というエントリーの中で、「頻出領域を重点的にやりましょう」という提言をしてくれました。診断士試験は所詮6割取ればOKなんです。基礎さえ押さえれば十分です。

「だって、経済ではスルツキー分解とか分からないし・・」とか「財務会計の取替投資がイマイチ・・・」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。確かに科目の最後に難易度の高い「大問」が出る科目がありますよね。でも、忘れないでください。皆さんが難しいと思う問題はほぼ全員難しいはずです。受験生の目標は、まず足切り4割をクリアすること。そして全科目の総得点で6割をとることです。4割、6割をとるのに、そんな難しい問題が解ける必要があるでしょうか? 「自分の合格は大問が解けるかどうかにかかっている・・・」なんて賭けみたいなことは避けて、「大問は出来ればラッキー」程度に考え、基本的には捨てましょう。どの問題で得点しても、同じ「4点」です。であれば、絶対に間違えてはいけない問題に注力しましょう。ちなみに、僕は財務会計や経済の最後の方の「大問」は最初から眼中に入れませんでした。対策ゼロです。でも受かりました。大丈夫ですっ!!

また、苦手科目がある人は、「基礎点が足りないから応用問題に手を広げないと・・・」と思っているかもしれません。その拡大路線が泥沼にはまる可能性があります。苦手であればある程、今、自分の周囲にある知識・情報・材料を、しっかり固めてください。

最後に、覚えておいて頂きたいことは、「皆さんが感じる疑問は、他の受験生もみんな感じている疑問だ」ということです。考えることなんて、同じ立場に置かれた者ならば、そんなに変わりゃーしません。みんな「おんなじ」です。今はそんなことを心配することなく、全力で突っ走ってください!

by  ハカセ



前回は、「スピ問はまとまった時間を取って、じっくりやる!」というお話でした。
最終回は、「では、過去問・スピ問どちらをやるのが良いの?」がテーマです。

Q:今週末は養成答練。では過去問・スピ問どちらから解きますか?
1.やはり過去問重視
2.そこまで言うならスピ問重視
3.ガッツで過去問・スピ問両方とも

・・・

すみません、またまた結論は「人それぞれ」ですcoldsweats01
当然「ガッツで過去問・スピ問両方とも」がベストですが、そこまで学習時間確保できる人はたぶん稀でしょう。私の場合、たまたま前年度の過去問題集は基本講義前に解き終えていたので、原則スピ問重視、時間あまれば過去問2周目を解いてから養成答練に臨んでいました。
なんと贅沢な・・。

基本講義受けて、単語カード作って、(ついでに財務もやってから)過去問・スピ問解いてたら、勉強時間clock何時間あっても足りない気がします。でもスピ問はやはり養成答練前にやっておいた方がいいし、周囲のストレート合格者はみんな「スピ問やってました!」って言うんだよね。
いったいいつ勉強しているんだろう・・pencil

すみません、かえって謎を深めてしまった気がします。
でもどこかで誰かがきっとズバっと回答してくれることでしょうfuji
(過去ログにもヒントあります!)

→スピ問いつやる?(完)



前回は、「スピ問は授業の復習として、養成答練までに終える!」というお話。
第2回目は、「では、週のいつ頃やるの?」がテーマです。 

Q:スピード問題集は、週の中のどのタイミングでやるのが良いでしょう?
1.毎日短時間でもこつこつと
2.平日夜に自習室でがんばる
3.休日に時間をとってしっかり 

・・・

答えは人それぞれで良いと思うのですが、
私は土曜or日曜の朝、時間がしっかり取れる時に自習室に行ってました。
「スピード」問題集のくせに、意外と解答解説に歯ごたえがあって、
1日じっくりやると、5~6時間くらいは平気でかかっちゃうのですね。

テキストに戻って読み比べたり、気になる所は単語カード作ってみたり。
時間が限られた場合と余裕がある場合で、
勉強方法を意識的に切り替えてみるのも効果的でした。 

あ、あと会社帰りにも自習室には行きました。
でも平日だとせいぜい出来ても2時間位で、
調子がでてきた所で「自習室閉館でーす」と追い出されてました。 
一応結論っぽくまとめると、
「スピ問は、ある程度まとまった学習時間を確保して一気にやる!」
ということでいかがでしょう。 

しかし、問題集って過去問・スピ問の2種類ありましたっけ。
さてどちらからやるか・・、というお話はまた次回。

→スピ問いつやる!?その3へ続く



ふうじんです。
スピ問談義盛り上がってますね!

先日とある方から「養成答練で必ず80点取るにはどうすればいい?」と尋ねられ、
「25時間/週勉強して、スピード問題集終えておけば大丈夫!」
とお答えしたのですが、いくつか前提が抜けてました。
この場を借りて3回シリーズで補足しますね。すみませんshock

で、まず第1回目。

Q:スピード問題集って、どの時期にやるのが良いのでしょう?
1.基本講義時に授業の復習として
2.5月連休が明けてから、直前答練や模試対策として
3.7月本試験直前期に総まとめとして

・・・

自分の昨年の体験からすると、断然「1.」!
なぜなら養成答練は基本的な内容だから、スピ問と内容が重なるscissors
5月からの直前答練は本試験を意識したちょっと難しめの内容だから、
スピ問レベルの問題はあまり出題されない。

と言うことは「2.」「3.」のタイミングでスピ問を解くと、
むしろハズレばかりになったりしないかな?
と急に心配になってしまいました。
お話するときは、結論だけでなく、前提条件にもきちんと触れないといけないですね。
すみません、反省いたしますsweat01

→スピ問いつやる!?その2へ続く



はじめましてJCです。

ハカセも言ってますが、スピード問題集(受験生業界では
「スピ問」と言われています)は僕もやってました。でも家の近くの
ブック○○で買ったりもしてたんですが、古いと問題傾向が違って
たりとか、法律が改正されたために正解が異なっていたりしますので
ご注意くださいね。また中小企業経営・政策に関しては、前年の中小
企業白書からの問題が出されますので、昨年度版でも使えません。

スピ問も過去問も一定時間でさくさく解く早解きの勉強法だけじゃ
なくて、間違いの選択肢のどこがどう間違っているのかまで
考える深い勉強もお勧めです。



こんにちは。ハカセです。

我々ストレート合格生は、「スピード問題集」を奨励しています。
それは、「アウトプットの重要性」が背景にあります。
十分なアウトプットがあれば、必ずしもスピード問題集でなくてもいいのですが、
TACに通っている方は、スピード問題集が一番手っ取り早いでしょう。

受験生からよくある質問に、
「講義に手一杯でスピード問題集まで手が回りません」
「皆さんは勉強時間を確保できる環境だったから出来たのでは!?」
というのがあります。

しかし、ボクの例で言えば、勉強時間は週20時間程度でした。
朝、出勤前にマックで1時間。
夜、帰宅前にTAC自習室で1時間。
TACの講義が2.5時間が週二回。
土日のどちらか、TAC自習室で5時間。
上記を合計すると、1hr x 5 + 1hr x 5 + 2.5hr  x 2 + 5hr = 20hr/week
ということになります。
これ以上勉強すると、嫁さんとの関係が悪化するので、これが限界でしたcoldsweats01

では、この時間数でスピード問題集をどうこなすか。

それは、時間制限を設けることです。
僕の場合は、「予習 + スピード問題集」を答練前にこなしました。
テキスト講義の進捗に合わせて、スピード問題集をやるのがベスト。
なかなか難しくても、スピード問題集は答練の直前に必ずやり終える。

そのためにも、「今から1時間で、スピード問題集20問解く」などの
時間制限が重要になります。

また、スピード問題集の活用方法は、正答を見つけるだけではない。
選択肢の内容までよーく吟味し、解答解説を精読する。
そして、今回間違えだったこの選択肢のどこがどう変化すれば正答になるのか、
まで、細かくチェックする事が大事です。

そうすると、確かに時間がなくなりますよね・・・。sweat01
そこを頑張って、なんとかやり遂げる「気合」が、最後は重要になります。

頑張ってください! ODEN はストレート生を応援しています!!


累計

本日

アクセスしていただき
ありがとうございます。

↓診断士情報が満載!↓


合格体験談の読み漁りは
最短合格への第一歩!
↓合格体験談の一覧↓


↓二次試験関連記事はココ!↓

カレンダー

2017年8月
« 7月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

月別アーカイブ

一発合格道場主催イベント

 

夏セミナー@大阪

詳細はこちらから♪

東京セミナーレポートはこちら

—————

道場について

↓ 今、何位? ↓
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ





まずはご覧あれ
↓道場の基本理論↓


↓事例Ⅳ対策本↓


Amazonでランキング一位!
道場のノウハウも満載!
↓合格の秘訣88↓



Naverまとめで
↓主要記事をチェック!↓

FX比較

サルでもわかるFX