【診断士試験】ストレート狙いの1次試験の挑み方

   道場 春セミナーのお知らせ   

3月15日(日)より「こくちーず(告知’s)」で募集を開始する予定です。

一方、昨今の情勢を受けて
春セミナーを中止すべきか否かも慎重に検討しています。

決定次第、ブログでご案内しますのでご注意のほどお願い申し上げます。

7月に向けた大切な直前期を迎える受験生の皆様の体調を第一に考えます。
万が一「中止」を決断した際には何卒ご理解のほどよろしくお願いします。

一発合格道場 春セミナー2020 in 東京
2020年4月4日(土) 午後 @文京区シビックセンター
別途、こくちーずにて受付開始予定

一発合格道場 春セミナー2020 in 大阪
2020年4月12日(日) 午後 @難波市民学習センター
別途、こくちーずにて受付開始予定

一次試験・二次試験学習の進め方、相談会等、
損はさせないコンテンツを企画しております!

ぜひご予定ください!

         

twitterもよろしくお願いします。

 

こんにちわ。CKです。
前回、思いっきり精神論から入らせていただきましたが、その上で
どうやって勉強進めたか、というお話に入っていきます。

学習を進める上での目標値の設定

診断士試験は、
「1次試験で平均60点以上取って、2次試験で上位約20%以内に入る。」
達成すべきゴールは明確です。

ただ、今年初受験の方は現在は1次試験に集中してて、2次対策まで手が回らず、「どの程度の力があれば、ストレートで合格できるのか」実感できません。
私もそうでした。

1次試験は昨年は合格率高かったですが、例年約20%くらいの合格率。

そうすると、すごく単純に、1次試験20%☓2次試験20%=上位4%くらいの水準に入っていれば、まずストレート合格できそうだ と考え、ここを一つの目標にしました。

厳しい数字かもしれませんが、25人に1人の割合です。
実際、1次でそこまでの水準に行かなくても1次突破して、2次も「うまくいけば」合格するかもしれません。
でも2次の勉強やってみないとわからない。。

そこで、これを難しいと捉えるのではなく、「ここまで行ったらひとまず安心できる水準」と欲しくて、敢えて、上記の目標値にすることにしました。

闇雲に「どれだけ勉強すればよいのか」「このままでいいのか」「2次も並行して学習したほうがいいのか」など不安で勉強するよりも到達水準が明確の方が張り合いがあると考えました。

また、自分自身のリードやビハインドを実感できて、休憩したときにどれだけ追い上げる必要があるか、が判断できるので、思い切って休憩することができます。(F1レースのピットインのようなものです)

上記の数字は、2次試験の概要が全くわからない状態での私の目標値ですので、2次試験の概要見て行けそうだな、と感じている人は、1次では上位20%に少し余裕みて、上位15%あたりを狙ってもいいかもしれません。

いずれにしても、自分なりの到達水準をはっきりさせたことが、勉強を進めやすくなり、また、その楽しめるようになりました。

では、どのようにして相対位置(仕上がり具合)を確認するか

予備校に行かれている方は、答練などで順位が発表されますので、是非この順位を一つの指標にしていただくと良いと思います。
カリキュラムや講義自体の質もありますが、こういった相対位置の確認ができるのも、予備校のメリットですね。

一方で、独学の方など、模試までの間に仕上がり具合を確認しにくい方もいらっしゃると思います。

そこで、この時期(基本学習期)は道場の「橋げた理論」「スピ問活用80点学習」をお勧めします。私自身「どこまで勉強したらいいんだろう」と迷っている時に、この道場ブログを発見してこの理論を参考にさせていただきました。

橋げた理論
スピ問活用80点学習

橋げた理論は、まず7科目の基本学習時期(4月くらいまで)に、7科目のインプット、理解の定着をしっかり図っておこう!というものです。
直前期(5月〜)になると各科目を並行して学習しなければなりません。
この時、理解が曖昧だと、また一から覚え直しになりますが、基本学習期にしっかり基本論点を押さえておく(橋げたを築いておく)と、直前期に学習し直してもすぐに思い出せる(棚板の修復だけで済む)というものです。
そのためには、この時期の各科目の理解度を十分高めるために、しっかり理解するまでは次の科目に行かず集中するという作戦です。

では、その仕上がり具合の水準ですが、私のオススメはTACの「スピード問題集」を完璧に仕上げるレベルです。上記の「スピ問活用80点学習」は、ここを目指しましょうというものです。

このスピード問題集は、いわゆるAB問題(本試験で正答率が高い問題)のレベル感で、決して本試験レベルではありません。
かーなが言うように、過去問は一回、目を通して本試験のレベルを確認してください。
(→かーな記事

その上で、この時期まずはこのスピード問題集(スピ問)を各科目とも完璧レベルに仕上げる方法をお勧めします。
最初は間違った問題でも、もう1回、だめなら2回解いて「全問正解」レベルまで持っていきます。
そうすると、基本論点が定着している、一つの指標になると思います

以下は、本試験での出題範囲とスピ問、過去問のカバー範囲についての私のイメージです。
(厳密なデータを取って作ってませんので、あくまでイメージですが、大体これくらいと思います)

本試験では、下記の①〜③の範囲が出題されることになりますが、
①スピ問レベル(この時期に学習し定着)で対応可能 :約50%
②過去問を解いて対応可能 :約35%
③全く初めての論点など: 約15%
のような配分です。
このうち、③はテキストや問題集以外から出てきますので、もうです。
知ってるものが出たらラッキーくらいで捉えましょう。
でも①と②のレベルをしっかり仕上げることで約85%には対応可能です。

スピ問レベルを完璧にすることで、本試験の50%に対応できるイメージになります。また過去問をやる際にも、半分程度は理解が定着した状態で入れますので、難易度が高い論点や応用問題等の対応だけが新たな学習範囲となり、復習する際の時間も短縮できます
このことで、5月以降の7科目同時学習(いわゆる、皿回し)の時期にとても勉強しやすくなりました。

なお、相対位置(順位)的なところでは、この時期(4月まで)にスピ問完璧レベルであれば、予備校の養成答練では80点〜90点の水準に近いと思われます。おそらく上位10〜15%には入っています。
1次突破は安心水準に乗っている。ということです。
(上位4%水準では養成答練90点くらいかと思います。ただこれは答練がないと確認できないので、4%意識されるなら、スピ問完璧+他論点出ても行けそう、というレベル感です。)

その後、本試験レベル=過去問を解いていき、何回かやった後に、最終的に過去問は安定して90点以上は取れる水準に仕上げていくことによって、
上の図で示した本試験での85%の範囲の90%で、76.5点くらいの仕上がりになります。
もう試験本番は怖くありません。

随分と高いハードルを掲げて、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、1次試験ではH30年の経営法務や、H29の運営管理など、難易度が高く科目合格率が著しく低くなる、いわゆる「爆弾科目」(地雷科目)が出現する可能性もあります

そこまで踏まえた上で確実にストレートを目指すには、敢えてこの水準を目標に進めるのも、一つの手だと思います。
(2次試験の際にも改めて書きますが、1次知識をしっかりと定着させておくことで、2次の学習も短期間で対応しやすくなります。)

何より「どの程度やっておけばといいか」という水準を自分の中で持っておくことが、試験勉強を主体的にでき、結果、楽しくできると感じています。

決して、最小限の労力で成果を取るというコスパの良い方法ではないかもしれませんが、今年絶対合格するぞ、という方は少し参考にして頂けたら嬉しいです。

☆☆☆☆☆☆☆

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【診断士試験】ストレート狙いの1次試験の挑み方”へ2件のコメント

  1. りょう より:

    すごく参考になります!独学なので、どこまでやれば安心できるのかもわからずやっていました。目標ができて、勉強も進みやすくなります。ありがとうございます!

    1. CK より:

      りょう様
      コメント有難うございます!
      少しでもご参考になったようでしたら嬉しいです。
      ぜひ前向きに楽しんで勉強してください!

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