2次対策、何から始めるべきか?

おはようございます、フェイマオです

今週から仕事に復帰される方もも多いかと思いますが、皆さんそれぞれ充実した夏休みを過ごせましたでしょうか?

個人的なお話で恐縮ですが、私フェイマオは仕事の都合で今年はなかなか休みが取れず
とはいえ、「診断士2次試験前に、“願を懸け”無事に合格に導いて頂けたご先祖様」へお盆期間にお礼のご挨拶をしないのも罰当たりだと思い立ち、一昨日の日曜に実家のある某北関東まで日帰りで帰省する事にしました

が、事前の交通情報通り見事“渋滞”にはまり、往復7時間と滞在時間の倍を車の中で過ごすという事になってしまいました

何事も計画的に…が大切ですね

渋滞


さて、先日当道場では“夏セミナー”を開催させて頂き、2次試験に向けた取り組みについてお話をさせて頂きましたが、今回見事に1次試験を突破(見込)して2次試験に進まれる方は、ご自身の夏休みなどを利用して、過去問に挑戦された方もいらっしゃるかと思いますが、いかがでしたでしょうか?

「80分で解き終わらない・・・」

「解答用紙が全く埋められない・・・」

といった印象をお持ちの方もいらっしゃる事と思いますが、恐らくこの2次試験に初めて取り組まれた方のほとんどは同じ印象を抱きますので、安心してください

私フェイマオは、とある年度の事例Ⅰを半日かけても解答用紙を埋める事ができず、茫然自失としました(笑)
※自分の中では、「大学受験では現代文は得意科目だった(はず)」「社会人になってからも本は継続的に読んでいる」と言った(よくわからない)自負があったが故に、「それなりに書ける(答案を埋められる)だろう」と、“高を括って”おり、見事に足元をすくわれました・・・

そこから、私の場合は2次対策としてどんなことをしたら良いのか迷走してしまいましたので、今回の記事は“2次試験に立ち向かうにあたり何をすべきか?”を、私なりの経験も踏まえ書かせて頂きます。


 

まず、今回は2次試験向け最初の記事になりますので、【1】事例Ⅰ~Ⅲ対策としてすべき事と、【2】事例Ⅳ対策として、何から手を付けるべきかを書かせて頂きます

【1】事例Ⅰ~Ⅲ対策について

① 各事例の特徴を自分なりに把握する事!

事例の特徴とは、(私なりの解釈でありますが)『事例文にはどのような情報がかかれているのか?』や『設問ではどのような事が聞かれるのか?』と言った、事例毎の大まかな特徴です。

2次試験の正式名称は『中小企業の診断及び助言に関する実務の事例』です。
つまり2次試験では「診断」と「助言」が求められますが、事例毎に特徴がありますので、その違いを自分なりに把握されると良いと思います。

ちなみに、私は各事例の特徴を把握するために『事例のタテ解き』を行いました。
つまり「平成26年度の事例Ⅰをやったら次は平成25年度の事例Ⅰ・・・」という風に、事例の特徴を自分なりにつかめるまで遡っていきました。
※個人的には、これやって良かった方法ですのでおススメです(笑)

 

② 事例を解くにあたり、各工程に必要な時間を把握する事!

皆さんが、事例を解く場合おおよそ以下の流れになるかと思います。

与件・設問を読む読む工程)➡解答を考える考える工程)➡解答を書く書く工程

 

さて、ではここで問題です
この中で、合格するために絶対に必要な工程はどれでしょうか?

 

答えは簡単ですよね?

それは書く工程です。
理由は言わずもがなですが、答案に解答を書いて始めて点数が付きますのでここは絶対に外せない
とは言え、1事例でおおよそ600~700字前後を書くことが求められるので、この字数を書くにあたり自分でどれ位の時間がかかるのかをまずは把握する事。

と、すれば試験時間80分のうち書く工程に必要な時間を除いた残りの時間が自分が自由に使える時間になりますので、この自由に使える時間が自分にとってどれ位あるのか(逆に言えばどれ位しかないのか)を把握してください

因みに、私の場合は書く工程で35分と決めてましたので、45分が自由に使える時間でした
私の合格体験記にも記載してますが、この“45分の時間の使い方”を徹底的に訓練しました。

 

③ 目指すべきゴールがどれ位のレベルなのかを把握する事!

 

80分の試験時間で、“どういった解答を書けば合格足り得るのか”を把握する事は非常に重要です。
つまり、これは残り2ヶ月強で皆さんが合格するうえで求められるゴールをしっかりと見定める事になります。

試験問題を解く前でも一向にかまいません。2次試験の合格者がどんなレベルの答案を書いているのかを、ご自身なりに把握して頂く事は、合格するためには(個人的には)一番大切な事だと思っています。

※ちなみに、以前こちらの記事にも書かせて頂きましたので、お時間のある方はご参考までにご覧ください

この③の方法は、2次試験対策として、私自身が最も効用が高かった方法だと思っていますので、差し当たり2次試験対策として何をして良いのか分からない方は、良ければ参考にして頂ければと思います。

 


【2】事例Ⅳ対策について

既に過去問をご覧頂いた方はお分かりかと思いますが、事例Ⅳは例年以下のような大問4つの構成になっています。

皆さんが、事例を解く場合おおよそ以下の流れになるかと思います。

1⃣ 経営分析
2⃣ CF計算書CVP分析 など
3⃣ 投資の経済性計算プロダクト・ミックスディシジョン・ツリーなど
4⃣ 記述問題

 

ここで、ストレート生の方が取り組むべきは“1⃣経営分析”です。

1次試験では「経営指標が与えられ、その数値を求める」が要求されますが、2次試験では与えられた財務諸表から、どの経営指標を用いるべきか?を考える必要があります。

事例Ⅳを構成する4つの大問のうちり、1⃣の経営分析は合格するためには絶対に外せない問題ですので、まずは事例Ⅳについては、1⃣の経営分析のタテ解きを行っていただきたいと思います。
※詳細な対策等については、また別記事で書かせて頂く予定ですので、お楽しみに

 

と、いう事で本日はここまで

To be continued・・・

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