事例Ⅳへの挑戦

事例Ⅳの勉強を始める前に

一次試験突破組の方々は現在、一次試験の合格が分かって二次試験対策に取り組み始めているところかと思います

そして一次試験を突破された優秀な方ほど、勉強を始めるにあたってとにかくいろいろ情報を集めたくなるし、いろいろ考えたくなると思います。

でも、情報収集しながらも、まずはやっぱり過去問やりましょう!

とにかくぶち当たるしかないです

突然の違う環境に戸惑いますが、まずは過去問1年分やって、大失敗してからがスタートです

 

事例Ⅳとは~mya編

やはり計算に目が行きがちですが、事例は事例

二次事例の根底に流れるストーリーは、今まで上手くいっていた会社が、何かが変わったため上手くいかなくなった。でも上手くいかなくなった原因や、それを改善するチャンス・材料はそれなりにあるから、診断士の知識スキルでそれを見つけて組み立てて、あわよくば解決策とその効果を教えてね!というものであることが多いです

それは事例Ⅳでも例外ではありません。まずは経営診断・助言に使うツールが、財務・会計であるということが出発点です

 

問題構成について~経営診断の時系列で整理

第1問 経営分析(準備段階)

診断士としての活動は全て事例Ⅳの経営分析から始まると言っても過言ではないです

なぜなら診断実務では実権者との面談時間が限られているため、面談の前にできる限り仮説を組み立てること(どこに問題・課題があるか)が求められるからです。

その基礎となるのが、財務諸表と限られた定性情報(与件文)です。

これに基づいて過去から現在を読み解かなければなりません。まさに事例Ⅳですね

 

アプローチは2パターン

① 一度指標計算をせずに、文章から読み解いてみる。

→どういう構造になっているのか把握して指標計算

② 先にすべて計算をしてしまう。

→問題点にあたりをつけて、文章を読みに行く

 

私はある程度指標を計算してから与件文を読むスタイルでした

理由は、流れを見る能力に自信が無かったことと、正解の確信を持って以降の問題に取り組みたかったから、そして何より考えるより計算する方が早かったからです

私は計算の際は次のフォーマットを問題用紙にまず書いて、その数字を素早く埋めていました。

ただし時間と正確性はトレードオフになりがちなので、全指標算出は諸刃の剣でもあります

 

第2問以降 意思決定会計(面談後)

ここからは、課題を解決するための方策を選ぶフェーズ。

面談後に、社長が幾つか選択肢を考えていたがどちらか決めかねている状況

そこで計算をして、意思決定を行う手助けをする。「(診断士の知識を使うと、)こちらの選択肢が最も成功する確率が高そうですよ。なぜなら~」と社長にまくしたてるわけです

当たり前ですが、第1問の経営分析から第二問以降のそれぞれの設問は因果でつながっているため、意思決定を行う場面でポイントとなる指標(課題となっている指標)を経営分析で挙げることが出来ていなければ、要注意という風に考えることもできます

 

具体的な練習方法

まずはふぞろい購入が大前提。これがないと始まらない(特に独学の方)

私は軍資金が潤沢ではなかったので答案分析シリーズのみ購入しましたが、余裕のある方は書店で眺めながら内容を吟味し、どれを買うか決めるのも良いかもしれません。(売切れ注意です!)

私が主に使ったのは、TAC二次模試、TAC過去問(回答は気にせず、解説のみ読む)+ふぞろい答案分析です。つまりほぼ過去問しかやってません。

 

ただ、過去問を覚えこむため、事例Ⅳ計算問題集を作って練習していました。

B4リングノートの見開き右側にコピーした過去問(文章が必要なら文章も切り抜いて貼る)、次の見開き左側に正解を貼って、右側に注意点を記載しました。

これを何回転もさせ、解法を頭に叩き込みました。

意思決定会計講義ノートも欲しかったのですが、探している間にやる時間が無くなってしまい、断念しました

 

勝てば官軍、合格したらなんでもOK、という一面も確かにあるかもしれませんが、どうせ勉強するなら「助言を楽しみながら」、過去問の解答プロセスを「実務の引き出し」として覚えていくことで、実務補習を意識した特訓ができれば最高ですね!

 

myaでした

 

 

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事例Ⅳへの挑戦”へ4件のコメント

  1. mya より:

    >みのるさま
    コメントありがとうございます

    返信が大変遅くなり申し訳ありません。

    ハカセさんからの回答が全てで、私も二次試験での解法は人それぞれにつきると考えております。

    ただ、私が先に全て計算する派だったというだけですので、是非とも色々な方法を試してみてください。

    先に計算しない派で進まれるにしても、時間が許すのであれば全指標の計算を練習するのは良いかと思います。
    練習を重ねると電卓叩くのも早くなりますし、ぱっと見でなんとなくここかな…と目星がつけられるようになったりする、という効果もありました(それでも私は本番では全て計算しましたが)。

    繰り返しになりますが、どちらにせよメリットデメリットがありますので、ご自身に合った方法を見つけられるまで試すのが一番です。

    解法に疑問を持ちながら勉強されているスタイル、素晴らしいと思います!

    このまま仮説・検証を繰り返して、二次対策がんばってください!!

  2. みのる より:

    ハカセ様
    ご回答ありがとうございます。とりあえず色々な方法を試してみます。ありがとうございます

  3. ハカセ より:

    >みのる様。コメントありがとうございます。
    .
    ご質問の件、「解法は人それぞれ」でいいと思います。ちなみに、僕は「いきなり電卓をたたかない派」です。
    https://rmc-oden.com/blog/archives/4242
    .
    myaも含め、他の道場執筆陣、受験校講師、他の受験生支援機関などで早めに情報収集し、それらの選択肢の中から自分に合ったものを取捨選択して、自分に合った「解法」をなるべく早めに確立する。これが最短合格への重要ファクターだと思います。頑張ってください!

  4. みのる より:

    myaさま
    貴重な情報ありがとうございます。13の指標ですが、すべて計算してから問題に取り組むといった方法がスタンダードなのでしょうか。
    参考書等を見るとだいたい13の指標すべてが書き出されていますが、これは解説だからなのか、セオリーとして当たり前なのか悩んでいます。まだまだ取り組み始めなのもありますが、時間をかなり食ってしまい、時間配分としてとても疑問です。

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