学習習慣は身に付きましたか?
こんにちは。wackyです。
先日の地震は本当に凄まじい自然災害となりました。
地震の揺れを感じたときには「結構大きいな」と思ったものの、その時は今ほどの甚大な被害が出ているとは想像もしませんでした。
被害に遭われた方には本当にお見舞い申し上げます。
診断士試験を志す方が、一刻も早く通常の学習体勢へと戻ることが出来るよう祈るばかりです。
私なりに被災地の方に何かできるかということを考え献血と義捐金寄付をやってみました。もし皆さんも何かしたいと悩んでいるのなら、何でもいいのでやってみることが重要ではないかと思っています。
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さて本題に参りますが、情報の答練も終わり残りは法務と中小の2科目。これで1次科目の基本講義は終わりです。5科目終了しましたので、そろそろ自分の学習方法が確立して日々の学習ペースがつかめてきた頃ですよね。
診断士試験の日程も発表され、いよいよ1次試験にむけて学習にも熱が入っていますよね。今日はそんな皆さんに確認の意味もこめた記事をお送りします。
1.学習ペースはつかめましたか?
TACのストレート本科生であれば、学習開始からおよそ半年が経過しました。自分の生活パターンから、確保できる時間がそろそろ固まってきた頃だと思います。もしまだという方は、是非らいじんの記事を参考にしてください。
1次本試験まで約20週間です。週25時間学習時間を確保できれば、まだ500時間学習することができます。しかしこれからはシビアなタイムマネジメントを要求されます。いつまでに何からどれだけやるのかを常に意識していく必要がありますし、直前1ヶ月は不安材料があると思った以上に学習がはかどりません。以前記事にしたとおり計画をたてて、早めの学習完成を目指してみてください。
2.学習方法はつかめましたか?
学習当初は、どのように学習すればよいのかといった悩みもあったと思いますが、科目が進むにつれ学習に慣れ学習方法が改善され、効果的になっていることかと思います。
実はこれは、「慣れ」も一つの要素なのですが、学習方法を見直して「意識的に改善」していたかどうかがポイントではないかと思います。基本講義の後にある「答練」が学習方法の見直しの目安になります。以前の記事で答練の復習のポイントを書いたのですが、実は最後に「受けた後の振り返りが大事」とさらっと書いたのですが、ここにに「違和感」を感じていたとしたら鋭い!!
結果から復習ポイントを抽出することは大事なんですけど、もっと大事なのは反省することなんですよね。つまり「学習方法がこれでよかったのか?」を振り返ること。これを意識していた人は、おそらく学習方法が当初と大きく異なっていて、現在では非常に効果的な学習方法を身につけているはず。
よく講師の方は「答練は復習が大事」といいますが、これは前提があると思っていてそれは「結果がよかった人は・・・」だと思います。結果がよければつまり学習方法は効果的であったから、あとは自分が間違えたところやあやふやなポイントを復習しましょうということですよね。結果がよくなかった人は前述のようにまずは自分の学習方法を見直して改善をしましょうということではないかと思っています。
3.学習習慣は身に付きましたか?
私は学習開始当時は机に向かって勉強するのが苦痛でした。だから最初の1ヶ月は、ただ1時間机に向かうことを目標にしていました。そのうち慣れてくると机に向かって勉強することが苦痛ではなくなり、更には集中して勉強が出来るようになりました。私の場合は、書斎の机とTACの自習室がお決まりの勉強場所でした。TACの自習室もある程度決まった部屋の決まった位置を使うようにしていました。つまり、「自分の頭を学習モードに切り替えられる場所」という環境を用意することで集中して勉強していたのでした。
皆さんにもこのような「学習場所」ってありますか?そしてその学習場所で勉強する習慣って身につきましたか?
よく学習習慣というと、朝型・夜型どちらがいいかという話があります。一発合格道場でも以前ZonEが記事にしていました。これはどちらがよいというより、その人の生活パターンにあったやり方を考えればOKだと思います。ちなみに私は完全夜型でした。私は本当に朝起きるのが苦手で、早朝に起きるだけでストレスを感じて勉強しなくなると思っていたので、無理に朝型にすることなくいつもの生活パターン(夜型)をベースにしていました。
というわけで重要なのは、自分の生活パターンにあった学習時間と自分が集中して勉強できる環境をそれぞれ確保することです。特に1次直前期や2次対策期は集中することが重要になります。自宅でもファミレスでもカフェでも何でもいいのですが、自分のホームを見つけてください。
4.基本講義終了後起こること(予告編)
基本講義が終了すると直前期に入ります。TACのカリキュラムでは毎週1科目ずつ「完成講義」→「完成答練」を繰り返します。完成講義では新たな論点をINPUTするのではなく、基本講義で出てきた論点のうち、重要でかつ頻出論点をおさらいするだけです。あとは過去問との関連を見ながら知識の問われ方を見ていくことになります。
しかしながら、完成答練は意図的に難易度を過去問よりやや高めに設定していて、初出の知識も平気で問われるようになります。この完成答練を7割取れれば合格レベルに達したと判断できるかと思います。
ただ、完成答練対策は1週間でやることになるのですが、基本講義の復習に加えて応用力の養成もやらないといけないので、非常に忙しくなります。おそらくテキストを読み返す余裕はないでしょう。ここで基本講義の時に「橋げた」ができていなかった方は後悔と焦りにとらわれることになります。
以前らいじんの記事にあったように、復活の時を意識して、橋げたが出来ていない方は少しでも橋げたを作るように学習計画を修正してみてください。あとは、残り2科目(法務・中小)で橋げたを構築できないということにならないように全力を投入してください。橋げたを構築するのが厳しいという方は、きょくしんの記事を参考にしてみてください。
そろそろエンジンがかからないと後でキツくなりますよ。
by wacky