【2次道場】ストレート生の2次対策について

こんにちは。wackyです。

先日、TAC渋谷校と津田沼校で合格体験談karaokeを話してきました。以前横浜校でも話したのですが、そのときもそうでしたが本当に受講生たちの目eyeは真剣で、少しでも何かを得ようとする貪欲さも感じて、いつも圧倒されてしまいますsweat02
1年前の自分もそうだったのかなぁと考えてしまいました。

さてそんな受講生の悩みとして多いのが「2次対策をどうすればよいか?」ということでしょう。確かに1年前の私も相当悩んでいましたtyphoon。特に基本講義が終盤にさしかかる3月から4月ごろに悩みが大きくなるようです。
長かった基本講義が終盤に突入すると、なんとなく1次試験の終わりが見えてきて、どうしても次の2次試験に関心が移ってしまうようです。

というわけで今日は2次道場にお邪魔して、この時期の2次対策について記事penにしてみたいと思います。
なお1次対策中のストレート生の2次対策については、当道場にいくつも記事があるのですが、下記記事を是非参考にしてみてください。
らいじんの記事
ふうじんの記事その1
ふうじんの記事その2

1.今の時期(3月~5月)に2次対策は必要?
これに関しては、色々な人が「不要」と答えています。私も同様で「不要」だと思っています。もっと言うなら「今の時期2次対策に時間を割くくらいならスピード問題集をやっていたほうがよっぽど効果的shine」だと思っています。

ちなみに1年前の私は「2次対策をやるべきだannoy」と思っていました。
その理由は、
①2次試験は論述であり、自分は論理的思考や記述を苦手typhoonだとおもっていたから
ストレート合格の肝は1次試験ではなく2次試験だと思っていたから
です。
つまり私は2次対策の必要性を「2次試験に対する不安」から感じていたのでした。漠然とした不安だけでは、「何をどうすればよいか?」という解が出るわけもなく、闇雲に2次対策をどうするかと悩んでいましたtyphoon

といってもどのように事例を解けばいいのかもわからず、対策のしようもないと思っていたので、とりあえず「まずは事例に慣れる」事を目標として週3時間程度の2次対策を始めたのでした。

なお2次対策を行うための時間は1次対策の時間を使うのではなく、新たに週3時間clock確保した上で臨みました。もちろん1次対策に遅れがあれば2次対策は後回しです。

2.去年のwackyの2次対策(3月~5月編)
①スタートアップ事例演習
まずは事例に慣れることを目標とするべく、TACの教材であるスタートアップ演習を3月から毎週1事例づつ解くことにしました。
この頃は解答プロセスなんかもちろんなくて、じっくりと読んで考えることを重視していました。手段はどうあれまずは事例に取り組んでみたことで、事例がどういうものなのか、また実際に自分の言葉で解答を作ることの難しさを実感flairすることができました。
模範解答のような解答に全然近づかないということもモチロン思い知りましたcoldsweats01
でもこの気づきが後々重要になってくるとは思いもしませんでした。

②2次実力チェック模試
私の場合2次試験に対する不安があったことから、2次実力チェック模試の存在を知った時にすぐに受けることを決めていました。これも目標は「体験してみる」です。
あとは「ゴールを実感すること」でした。約半年後には本試験で1日4事例を解くことになるのですが、それがどういうことなのかを体験flairしておきたかったのです。

③2次実力完成演習&個別スキルアップ講座の受講
これは昨年一発合格道場の記事でおススメだったので受講しました。2次本科生のカリキュラムのばら売りです。これも体験が目的でした。とにかく早い段階で事例を解いて、それを第3者に添削してほしかったという思いからです。ただし横浜校での通学は日程的にムリだったことと、せいぜい週1コマ(約3時間)の時間捻出が限界だったことから、こちらは通学ではなくWeb通信で受講しました。

以上が私が先行的に行った2次対策です。
ちなみに結果は以下のとおりです。

※実力完成演習はWeb通信で本来の日程とは異なる日に演習を行っているので、順位は参考情報として捉えてください。

まぁこの結果だけみると、よく2次試験合格したなぁと思いますよねcoldsweats02
でもこの時期にダメな結果sweat01を出したことで、2次試験に対する本当の意味での危機意識を持つことができました。単に「難しい」「わかりにくい」という漠然としたイメージではなく、どのように難しくどのようにわかりにくいかというイメージを持つことができたので2次対策に何が必要かを考えることができました。

また、自分ができないのと同様に「他人も意外と出来ていない」ということがわかったのも収穫でした。

3.今の時期に出来る2次対策
どうしても何か2次対策をやらないと不安でしょうがないshockという方には、以下の対策をおススメしています。
①事例Ⅳの計算対策
事例Ⅳの計算対策は1次の財務・会計とも直結しているので時間を無駄にすることがありません。財務・会計がそれなりに得意という方は、今後財務・会計の学習時間の半分を事例Ⅳの計算対策に充ててもいいかもしれません。

②事例を解いてみる
事例に慣れる事の重要さは先に書いたとおりです。まずは考えて答えを書いてみることの難しさ、そしてそれが点にならないわかりにくさを是非経験してください。

③ディスカッションの練習をしてみる
これは本質的な対策ではありませんが、2次対策にディスカッションは有効な手段だと考えています。ですが、ディスカッションが得意な方ってなかなかいないと思います。ですから今のうちに練習しておくとよいと思います。具体的には勉強仲間などと事例の解答を持ち寄り、「なぜその解答になったか」を説明しあうのがいいと思います。自分の考えは人には伝わりにくいので、相手を説得させるように説明するためには、なぜ自分がそう考えたか(思考のプロセス)を意識することが必要なので、これが後々生きてきます。

4.まとめ

よく読めばわかりますが、実は私が昨年やったことは「2次対策」ではなく「2次事例を経験すること」でした。全くもって「対策」なんてしていないし非効率的。でも全ては1次終了後に全力で2次試験対策を行うための「準備運動」だったと思っています。その証拠に、1次試験が終了したその日にTAC八重洲校で高久先生の2次セミナーを受講したし、その翌日には一発合格道場の2次対策セミナーを受講し、頭は完全に2次モードに切り替わっていて、早速H21の過去問を解き始め「わかりにくさ」を克服するためにはどうすればよいか?の模索を始めていました。

今思うと、最初の1週間の取組がすごく大きかったのではないかと思っています。

しかしながらストレート合格した方の殆どは、1次試験以降に本格的に2次対策を始めたという人が多いので、このような準備運動は不要なのかもしれません。2ヵ月半の限られた時間で2次対策を行うのは大変ですが、方向性さえ間違えなければ、合格するかどうかはさておき、合格に値する実力を身につけることはできます。だけどそんな話を聞いても中々信じられないというのももっとも。だったらまずは色々と情報収集したうえで、冷静に分析して自分なりの2次対策を行うのがよいのではないでしょうか。

くれぐれも2次対策に気をとられて、1次試験で足をすくわれないようにbleah

by wacky

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