【事例Ⅰ】が苦手な人のためのトレーニング方法

みなさんこんにちは!
勉強頑張ってますか?燃えてますか?
九州は佐賀からきりがお届けします

あとひと月ほどでゴールデンウィークに入りますね!
世間では旅行だなんだと騒がしくなりますが、皆さんはいかがでしょう?
纏まった勉強時間が確保できる貴重なお休みだと思います。

是非ここで気合を入れなおしてガッツリ勉強しちゃいましょう
さて、本題に入りますが、TACのストレート本科生のスケジュール的にはもうそろそろ中小が終わり、一次の勉強がひと段落する頃ではないでしょうか?

人それぞれ学習のペースがあると思うので、無理はしなくてもいいのですが、

もし!少し一次の学習に余裕があると感じている方がいらっしゃれば、

一度二次の勉強を見てみた方がよいでしょう。(心の準備も兼ねて^^)

今日はそんな中でも私が一番厄介だと考えている【事例Ⅰ】のお話をしたいと思います。

私は受験生時代、とにかくこの【事例Ⅰ】が苦手でした。

なぜかというと…

何が聞かれているかが“モヤッ”としている(と感じていた)から

※他の科目は問われていることが割と明確だと思います。

それゆえ

何と答えたらいいのかも“モヤッ”としていました。

要は「なんとなくこんなことが問われている感じがするから、こんな感じのことを書いておこう」

という今考えれば酷い解答をしていました。。。

平成24年度の試験でも当然惨敗…。(結果はC評価でした。)

再現答案すらも恥ずかしくてとても書けない、という有様でした。

それから「なんとかせねば!」と思い立って事例Ⅰの対策に取り組むことにしたのです。

私が行った【事例Ⅰ】対策は

・ふぞろい7の事例Ⅰ分析チームに入って徹底的に【事例Ⅰ】を分析する

・読み書き特訓に定評のあるAASに入って某有名講師のS先生に日経新聞の春秋要約を毎日添削してもらう

大きく分けるとこの二つです。

「えっ!そんなの誰もかれもできないよ!」という声が聞こえてきそうですが、

大丈夫です。

要は

①事例Ⅰが苦手だと感じている人は“徹底的に”分析して

②何をもって苦手になっているかを洗い出し

③その“苦手の根本原因”を取り除く

ということができればOKなのです。

私の場合、「何が聞かれているかが“モヤッ”としている(と感じていた)」

即ち、

・全然文章を理解できていない⇒読む力が弱い

という根本原因にたどり着いたのです。

そしてさらに

・読む力が弱い⇒上手く書けない

こうなることもわかりました。

…ということは?

・読む力を鍛える⇒書く力を鍛える

これでOK!ということですね

具体的には

~読む力を鍛える~

①自己啓発やビジネス書“以外”の小説などの本を読む(筆者や登場人物の気持ち等を感じられるものがいいです。)

⇒何が問われているか、事例の中で最も重要な部分はどこか、がわかるようになると思います。

②過去問を解く際に必ず「事例テーマ」を考える

※事例テーマとは、その事例にでてくる企業がどういう道筋をたどり、ゴーイングコンサーンに向けて成長していくかを考える、ということです。

ちなみに昨年度の試験の事例Ⅰで私が設定した事例テーマは

着実に成果をだしつつある研究開発をさらに積極的に行うため、
・優秀な人材の確保と
・資金調達を助成金等で行い、
高付加価値化して成長するA社

としています。(簡易的に設定するものなので、文章が微妙ですが

この「事例テーマ」を考えることで、

⇒事例企業の成長ストーリーを頭に描くことができるので、解答の方向性が見えてきます。

つまり…「何を書いたらいいかわからない場合の“道しるべ”になってくれる」ということです

③再現答案を読みまくる

これはふぞろいの分析をしていたからこそ受けられた恩恵でしょう。
これによって合格orA答案と、その他の答案の違いがわかるようになりました。

一言で表現すると、合格orA答案を読んで感じること、それは「こいつ、わかってる!」です。
どの要素が入ってないとダメ
とか
この要素が入っているから何点

ではないと、私は感じました。

解答に妥当性があり、それをロジカルに、具体的に表現している
「提案を受けた社長が納得できる解答」
これこそが合格orA答案だと気付いたのです。

再現答案は検索すればいっぱい出てくるかと思います。何点か「これはいい!」というものをピックアップして、
お手本にするといいかと思います。

※予備校の模範解答はちょっとできすぎだったりするので、参考程度にした方がいいでしょう。

~書く力を鍛える~

・基本的に毎日日経春秋の要約を行う

⇒筆者の意図(何が言いたいか)を把握し、編集する能力が備わります。
読む力、書く力のどちらも鍛えられるので、一石二鳥のトレーニングです。
・同じ事例を連続して何度も解く

これは目からウロコのトレーニングでした。
文字通り、全く同じ事例を何回か連続して解くのです。
①一度事例を解いて、自分が解答した文章を見直します。
②再現答案や予備校の模範解答などと見比べ、どこがおかしいのか、不自然な部分はどこかを洗い出し、
次解くときはこういうところに着目して解こう!とかこういう表現のほうがわかりやすいかな?
などと自らダメ出しします。
③再度同じ事例を解きなおします。
④以下繰り返し

最初これをするとき、「同じ事例を連続して解いても、同じことを書くだけで意味ないよ!」と思ってましたが、
読むたびに見えてくるものが変わるので、解答が変化するのです!

欲を言えば一回一回誰かに客観評価をもらえるといいと思います。
なので、グループ学習等で一度解いたらみんなでダメ出し合いをして、またみんなで解く

という風にすると効果があると思います。

これをやると、合格答案が実際どういう風に書かれるのかがわかってきます。

つまり⇒合格答案を書いた時のスピード感、何を考えて解いていたか、どういうペース配分で解くか

といったことがわかるということです。

素晴らしいと思いませんか?本当におすすめですよ。

この前短距離走で参考記録ながらも好タイムを出した桐生選手は

追い風がなくても9秒台で走れるイメージがついたことかと思います。

イメージとしてはまさにこんな感じでしょう。

合格答案を体感できるトレーニングがまさにこれだと思います。

本番での自信もつきますよ!

次回は今現在開示請求を行っている私の二次試験の点数と、再現答案をもとに、

他の二次試験の科目に関しても深堀していきたいと思います。

以上、事例Ⅰの評価が41点とかだったらどうしようかと思っているきりでした。

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