【事例Ⅰ~Ⅲ】過去記事使って事例別特徴特集

U2です。

すっかり秋めいてきましたね。

本試験まであと1カ月。まだまだここから開眼への出発点です。
張り切って参りましょう

 

悪夢の全国模試からはほぼ独学で勉強をしていたU2にとって、昨年の今頃は模索する毎日でした。
藁をもすがる?気持ちで、去年の道場セミナーに初めて参加し、冒頭、マイスターが(たしか…)こう言いました。
事例別の特徴を自分の言葉で説明できますか?

この言葉を聞いた瞬間。

まさに目からウロコとはこのこと。
漠然各事例年代別に解き、なんとなく特徴を把握していたつもりでしたが、実際に聞かれると即答できない始末。

 

ここに自分の足らない点を見つけたのです。
というわけで、今回は主に「ストレート生向け」に、U2的「過去記事使った事例別特徴特集」をお送りしたいと思います。
※あくまでU2の個人的感想です。

 

 ◆概要◆
事例ごとの概要を知るには、まずイメージが重要。
ということで、まずお勧めなのが、この記事。
【参考になった点】
事例ごとの特徴がとにかくビジブルイメージがしやすく、直感的に理解可能な点。

事例ごとにシチュエーションが異なる → コンサルとしての方針や与件文の着眼点も変わってくる → だから解き方も異なる

イメージ先行なだけでなく、論理的にも大変納得がいく内容で、事例ごとの特徴が把握可能。

 

◆事例Ⅰ◆
続いて、事例Ⅰにいきましょう。
まず最初は、こちら。

【参考になった点】

事例Ⅰ特有の分かりずらさの原因について、相手はペエペエ社員だよという、なんとも斬新な切り口。
しかし、そういった視点で与件文、設問文を読んでいくうちに、今まで気づかなかった点が出てくる出てくる。
いつもと少し違う視点で気付きを得たい方、取り組みたい方にはオススメ。

 

続いてこちら。
事例Ⅰ過去問から学ぶ  by うちあーの

【参考になった点】

設問文や与件文、配点や時系列など、定量的なデータに基づく事例Ⅰ研究は秀逸
事例Ⅰ特有のストーリー展開文章の構成などは、一読の価値あり。
また、既にご存じな方も多いと思いますが、「茶化」は茶化さず、必ずおさえておきましょう。
人事・組織が問われる事例Ⅰにおいて、解答の方向性をブレないように…。

◆事例Ⅱ◆
事例Ⅱはこちら。

【参考になった点】

与件文と設問文の対応付け点数の高低を左右する事例Ⅱにおいて、「誰誰何何どのようニーズ」のフレームは汎用性高し。
このフレームを問題用紙の余白に書いておくだけで、抜け漏れ防止に役立つ他、多面的な回答を心掛けることが可能。
フレームごとのキーワードで拾いあげ、文章を組み立てていく際に特に重宝しました。

 

そしてもう一つ。

 【参考になった点】

助言力が問われることの多い事例Ⅱにおいて、特に設問文の特徴を知っておくことで対策が可能。
分析整理能力問題可決能力の考え方は、おさえておきたいところ。
そして、+αの秘密についても…重要です。
◆事例Ⅲ◆
最後は事例Ⅲ。

まずはこちら。

【参考になった点】

事例Ⅰと同様、読み込む際の立場を変えたことで新たな発見あり。
大事なことは、運営管理のプロではなく、雇われで、しかも素人という前提がミソ。
比較的に点数が取りやすいとされる事例Ⅲにおいて、常に謙虚な姿勢素直な気持ち経営改善を図る視点をもっておきたいもの。

 

そして、こちら。

【参考になった点】

具体的な解答手順を追うことで、事例Ⅲの問われ方を身につけることが可能。
事例Ⅲは他の事例に比べ、問われる方向性がある程度決まっているため、このように自分の解答手順をもつことで安心して本試験に臨める。
必要に応じて、この7つのSTEPに自分流の考えをプラスして、独自の解答手順を確立できる。

 

◆まとめ◆
いかがでしたでしょうか?
まずは、ご自身で各事例の特徴をノートに書き出してみましょう。
思ったよりも書き出せないかもしれません。
しかし、その感覚を知ることがとても重要です。

 

その書きだした特徴に、道場の過去記事過去問その他参考資料から得たものをどんどん肉付けして、オリジナルのファイナルペーパー(U2は事例別のノート)を作成することをおススメします。
事例別の特徴を知ることで、各与件文/設問文の情報気付きやすくなるからです。

 

ただし、その傾向を鵜呑みにし過ぎないよう注意です。
本試験はどんな形式で出題されるかは、当日までわかりません。
「事例Ⅰなんだから人事組織しか、、、」といったように頭デッカチになると、見えるものも見えなくなります。

 

どこまでいっても、各事例ごとの特徴に過ぎないことを前提に、与件文/設問文から離れないことを心掛けましょう。

 

そして、総花的な2次対策だけでなく、「事例別の対策まで自分はしてきたのだ」という自負が、最後本試験を解く際に最大の応援団になります。

まだあと1カ月あります。 (U2はここから開眼していきました)

本試験終了の合図がなるまで、改善に改善を図り、自らを鼓舞し、合格目指して突き進みましょう!

 

今日の四字熟語:振臂一呼(しんぴいっこ)
意味:努めて自ら奮起すること

 今日も元気で

U2でした。

 

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【事例Ⅰ~Ⅲ】過去記事使って事例別特徴特集”へ9件のコメント

  1. U2 より:

    >二次初心者さん
    そうですね。私も、まずは試験に飲まれないことが重要で、自分のベストを尽くせるような精神状態を保てるかを気にしてましたね。その意味で余り気負い過ぎないというのもよいかと。
    また、勉強方法ですが、設問解釈を外さないよう強化するという意味では、よい方法だと思います 。人にもよるとおもいますが、私は設問文と与件文の間にある答え(方向性)を導き出すために、ひたすら読み込み、仮説をたて、検証を繰り返してました。(時には納得いかない解答もありますが…)
    残された期間で、あれもこれもというよりは、合格のために今、最も足らない部分を強化していく方針であるかどうかを確認しながら進められてはいかがでしょうか。ご健闘をお祈りしています!!

  2. 二次初心者 より:

    すみません、先ほどの投稿に名前をいれておりませんでした。

  3. 匿名 より:

    U2様
    コメントありがとうございます。
    60パーセントをねらいにいく、という気持ちを持ってあと3週間勉強していこうと思います。
    これまで100点をベースに考えていたのでああでもないこうでもないと時間がどんどん経って焦る感覚があったので、焦らず60点でいいんだと思うようにすれば改善されるような気がしました。
    特に事例Ⅰは自分にとって鬼門という感覚があるので、なんとか平均点を拾いにいこうと思います。
    設問解釈である程度解答のフレームを作って、与件のキーワードや知識を当て込むというやり方を、あと3週間しかありませんがやってみようと思うのですいかが思いますか?

  4. U2 より:

    >二次初心者さん
    コメントありがとうございます。二次初心者さんのお気持ち、とてもよくわかります。。。
    その意味で、個人的な見解ですが、お伝えしたいことが二つあります。

    一つ目は、事例Ⅰは思った程他の方も点数が取れていないということです。実際、合格者にお聞きしたところ、事例Ⅰを得点源にしてたという人よりは、苦手意識の強い方が多いと聞いて、とても驚きました。
    その意味で、二次初心者さんが仰る通り、他事例で点数を重ねる戦略は、有効な方法の一つだと思います。(実際、私もそうでした。)

    二つ目は、仰っしゃる通り設問解釈がポイントだと思います。設問解釈を外せば、当然点数に結びつかないためです。その意味で、いわゆる大事故を起こさないことを心掛けていました。

    極端なイメージ例でいえば、100%の答案(一つの回答を具体的に深る)よりも60%の答案作成(主要回答+多面的回答)という感じでしょうか。事例Ⅰの設問解釈の多くが抽象的な特徴があるように思うため、60%狙いで部分点拾いというイメージです。
    これは、副次的効果として、少しくらい外してもいいという意味で精神面でも余裕が生まれ、好循環ができたと個人的には思っています。ご参考になれば幸いです。残された期間で、二次初心者さんがベストを尽くされますように!合格ご祈念しています!!

  5. U2 より:

    >たろうさん
    いえいえ、こちらこそご返信ありがとうございます!
    自分の経験でしか言えず恐縮ですが、本試験が終わるまで伸び続けると信じて、一つ一つ試行錯誤を繰り返すことが遠回りのようで最も近道と思います。
    たろうさんが合格を勝ち取られることを祈っています!!

  6. 二次初心者 より:

    二次に今年はじめて挑戦する者です。
    タックの本科生です。
    とにかく事例Ⅰの演習での得点が伸びず苦しんでいます。
    タック演習では20点〜40点未満の点しか取れず、タック模試でも30点中盤でした。
    タック模試のトータルはAランクでしたが、事例3で運良く上位5パーセントになりタック本科生有利と言われる事例4でもそこそこ点を稼ぎ上位に入っただけなので不安は募るばかりです。
    原因を自分でも考えてあれこれ対応を試みたのですが、点数に変化がありません。
    ①マーケや生産ではなく人事組織に合わせようとすると与件から微妙に解答それてしまう。
    ②事例企業の課題を意識しその解決を図ることに集中しすぎるとその方法が的外れになってしまっている
    ③設問解釈が思うようにできず、解答を見てはじめて要求されていることがわかる。
    ④強みと形成要因の切り分けや、形成要因から強みそのものを導き出すのが苦手(事例共通)
    という状況です。あっちに気がいくとこっちを忘れる、そんな状況です。特に80分という時間で解かなければいけないという重圧と実際に時間がいつも足りなくなることもあって対応がてきなくなってしまうのです。
    もはや愚痴になってしまいましたがなにかアドバイスいただけるとありがたいです…

  7. たろう より:

    U2さん

    返信いただいたのに返信が遅れまして、すいません。
    ただ、設問文から仮説を立てて図式化、自分なりに取り組んでみます。
    開眼の感触はまったくありませんが、時間の限り全力で挑みます。
    ありがとうございました。

  8. U2 より:

    たろうさん
    ご返信が遅くなり申し訳ありません。
    ご質問の件につき、私なりの考えを述べさせていただきますね。
    私も事例Ⅲは製造業に携わっていないこともあり、中々イメージできないでいました。
    しかし、そうもいっていられないので、試行錯誤した結果、結論的には徹底的に図式化することを意識してました。
    そして、ただ与件文を読みそのまま図を描くだけでなく、ある仮説を元にしてから作成してました。それは、事例Ⅲは、人、物、情報に問題があり行き詰まっているパターンが多いという仮説です。例えば人員配置が問題なのか、商品の工程管理が上手くいってないのか、はたまたノウハウの蓄積など社内で情報共有ができてない、などです。不思議なもので、図式化すると文字では見えてこなかったもの(例えば部門別の人員配置や地理的な問題など)が見えてくるわけです。設問文で仮説をたて、与件文に根拠を拾いあげながら、図式化して、また設問文へ、という流れを作ることで、必要な情報だけを抽出できるようになりました。

    事例Ⅲ企業の悩みと同じように、解くこちらも、情報を図式化して一元管理することで、結果的にスピードアップできると思います。
    ご参考になれば幸いです。ラストスパート、頑張ってください☆

  9. たろう より:

    こんにちは。二次試験勉強の合間に毎日拝見させていただいております。
    今回の事例ごとの特徴を参考にし、今後より意識して取り組んでいきます。

    一つ、事例Ⅲについてのご相談です。
    事例Ⅲの過去問を解いているとどうしても時間がぎりぎりになってしまいます。
    原因は、改善のメインとなる「生産工程の流れや受注から納品までの流れの部分」について、イメージするまで時間を要する、うまくイメージできない、図式化できない(している時間がない)ためです。
    (時間を掛けて解けば大外しはしていません。)

    そもそも運営管理の知識不足では?と言われるとそれまでなのかもしれませんが、この事例Ⅲに特有?の与件にずらずらと記入されている部分の効果的、効率的な分析・読み解く方法があればアドバイスいただけないでしょうか?(U2さんなりの解き方やテクニックでも構わないです)
    よろしくお願いします。

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