【合格体験記】短期合格の要点が満載!見事なストレート合格を果たした豚男さん

こんにちは、マイスターです。

 

本日ご紹介するのは、コンサルティング会社にお勤めの中、ご自身の知識レベルに危機感を抱いて診断士にチャレンジをしたという合格者の方。1次を独学・2次は通信講座のみ一発ストレート合格を果たしたという超強者です。

合格体験記を読んでみるとその裏には全ての受験生に気づきを与えてくれる要素が満載でした。是非是非じっくりご覧ください。

 

   寄 稿 こ こ か ら   

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初めまして。豚男と申します。
この度、12月から10ヶ月ほど勉強してストレート合格しました。
学習スタイルは、1次試験は独学、2次試験はMMCの通信直前講座を活用しました。

道場様への感謝の思いもあり、合格体験記を書いてみることにしました。

受験の動機は、コンサルティング系の会社に新卒入社した際に、理系院生だったこともあり自分の経営知識の無さに危機感を覚えたことです。
資格勉強を始める前に、簿記2級、基本情報技術者、TOEIC905の資格を持っていたので、財務会計、情報システム、英略3文字系の暗記はあまり苦労しませんでした。
1次試験の結果は506点。全科目60点以上。勉強時間は合計してみると1次試験523時間、2次試験178時間でした。

 

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一次試験
使用した参考書は以下です。

スピテキ(経済、中小企業経営を除く)、過去問5年分、石川先生の経済学入門塾(マクロ編、ミクロ編)、中小企業白書

 

どう勉強したか?は以下の通りです
(※経済、中小企業政策、中小企業経営は除く)

≪1周目≫
STEP1:スピテキをざっと読む

STEP2:過去問を5年分解く

STEP3:
解説見てスピテキに自分なりの補足を追記
暗記ペンで、答えられなかったかつ覚えるべき箇所のスピテキ該当部分を塗りつぶし

STEP4:次の科目へ

≪2周目≫
STEP1:しっかりとスピテキを読む
具体的には各章のはじめに、その章の体系が載っているので、そこに自分なりに勝手に体系を追加していきました。目的は、
①話の流れ、全体と細部との繋がりを理解すること
②後日見なおした際にひと目で全体を思い出せる下地を作ること

例えば、人事の部分で”評価”、”配置”、”報酬”など項目が並列に並んでいる章がスピテキにはあります。
これを自分で勝手に「まずは評価でしょ、次は評価に基づき報酬が決められるよね、報酬に見合わなかったら異動で報酬に見合う仕事をさせるよね…」みたいな感じで自由に意味づけしました。意味が繋がると頭に残りやすくなります。


STEP2:過去問の解けなかった問題だけ解く

STEP3:以下は1周目のSTEP3以降と同様です

試験1ヶ月前は電車の移動時間に暗記ペンで塗った部分を覚えまくっていました。
経営法務は5月のLEC模試での28点から本番68点まで上昇しました。

 

≪中小企業政策の勉強法≫
道場のハカセさんの記事から、串刺し勉強法というのがあったので、スピテキを参考にし、縦軸に施策名を、横軸に”だれが、誰に対して、何を、どのように、どんな条件で”を並べたマトリックス表を作成し、覚えました。

≪中小企業経営の勉強法≫
TAC模試、LEC模試で出てきた内容の部分を、暗記ペンで塗りつぶして覚えました。細かい数字まで覚える必要があるのか、上がり下がりなど傾向のみ抑えればよいのかなど、試験での問われ方に応じた覚え方をするためです。5月のLEC模試での36点から本番67点まで上昇しました。

 

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二次試験

使用した参考書は以下です。
・合格者の頭にあった全知識
・ふそろいな合格答案2013
・MMC通信講座(事例問題3事例×4科目、模試2回×4事例)
・MMCの過去問解答解説(5年分×4科目)

私が合格したのは”MMC”と”全知識”のおかげと言ってもいいほどこの2つは参考になりました。全知識を空いた時間で何周も読むことで、多面的な回答ができるようになりました。

 

どう勉強したか?は以下の通りです
STEP1:MMCの通信講座の最初の手引を見る(書き方のルール)

STEP2:過去問1年分といてふぞろいや、MMC解説を見て求められる答案レベルを理解する(以外に低いことに驚く)

STEP3:全知識を読む

STEP4:
・3日で2事例くらいのペースで、添削問題や過去問を解く(制限時間は試験3週間前まで意識しない)
・解く際には、A4一枚の左半分に回答を記入し、右半分に解説を呼んで気づいたこと、使いたい切り口、などをメモしてあとで見返す
・解く際には、気に入った切り口や使えそうな切り口などを全知識の該当箇所にどんどん書き込む
・スキマ時間には、全知識を何周も読む

STEP5:添削の結果が帰ってくると、その頂いたコメントをエクセルなどに転記する

STEP6:コメントの内容をカウントし、全体の傾向を把握する
例えば、”具体的には?”、”その施策の効果は何?”などが多く書かれているならば、”もう一歩踏み込んだ回答を書けばいいのだな”、などと解釈して次に活かす

STEP4へ

最終的に40事例を解きました。

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さいごに

 

勉強を始める前に合格プロセスの情報収集をして、勉強方法を考えることが重要です。私の勉強方法はほとんどがどこかの独学ストレート合格者のやり方としてブログなどに掲載されていたものです。
長文となりましたが最後までお読み頂きありがとうございました。

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   寄 稿 こ こ ま で   

 

 

一見、豚男さんの合格体験記は淡々とした口調で書かれているように見えますが、その過程の中で努力してきた情熱だけでなく、
1次・2次で合計700時間程度という勉強時間の中で効率的にInput/Output学習を行った軌跡が描かれています。

学習計画や独自の勉強方法の工夫などが素晴らしいの一言で、
「多面的な情報収集→分析→自分に合ったテキスト・学習方法の取捨選択→理解・定着のための独自工夫」
といった、汎用性の高いプロセス管理や、メソッドがたくさん盛り込まれていると感じました。

 

「勉強を始める前に合格プロセスの情報収集をして、勉強方法を考えることが重要です」という豚男さんの最後のコメントが
全てを物語っているかもしれません。

 

素晴らしい合格体験記を提供くださった豚男さんに感謝です。

 

それでは、みなさま今年も頑張りましょう。今日も1日コツコツと。

マイスターでした。

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